2011年07月28日

IE9導入に伴うWindowsメールへの影響 part1

前々回に、WindowsVistaの環境にIE9を導入すると影響が出ることを取り上げましたが、今回は実際に自分のPCで導入してみて、検証いたしました。

<前回の記事>
IE9をインストールするとWindowsメールの添付ファイルのアイコンが表示されなくなる

今回、1回目は、添付ファイルのアイコンが表示されなくなってしまう事象について。

まずは導入前、導入後の比較から。

IE9導入前IE9導入後

左は導入前。メッセージをクリックすると、プレビューウィンドウの左端にクリップのマークがちゃんと表示されています。逆に右側は導入後の画面。あるべき筈のクリップマークがありません。
ただし、だからといって添付ファイルが保存できないわけでもありません。
個別にウィンドウを開いたところ
実は個別にメッセージをダブルクリックすると、ちゃんと添付ファイルが表示されます。そして添付されているファイルのアイコンから保存が可能です。つまり、一手間かかるようになってしまうわけですね。これを面倒とみるか? 安易に添付ファイルを開かないようになり、よりセキュリティが強化されたととらえるか? はあなた次第です。

さてこの対策です。方法としては、今のところ2つ。

1) 当面IE9は使わないことにして、IE8あるいはIE7と一端、以前の環境に戻す。仮に以前がIE7であったら、IE8にUpdateするのに止めておく。
なお削除については、
プログラムのアンインストール>インストールされた更新プログラム
の所から削除ができます。
なおIE8のダウロードは以下の所から可能です。
Internet Explorer 8 のダウンロード
Windowsメールのオプションダイアログ
2) すべてのメールをテキスト形式で読み取る設定に変更する
IE9導入のままでも、首記タイトルにあるような設定をすれば従来通りクリップマークが表示されます。
ツール>オプション>読み取りタブ と開いて、
"メッセージはすべてテキスト形式で読み取る" にチェックを入れてOKでとじます。

但しこの場合画像などが導入されたHTMLメールを受信した場合、表示がおかしくなってしまうのは致し方ないところです。HTMLメールがちゃんと表示されないと不便だというのであれば、こちらの方法はおすすめいたしません。

もっとも面倒がらずに、メールをダブルクリックすれば添付ファイルもちゃんと表示されるわけですから、それでも十分問題ないと思いますが...

次回は、HTMLメールの画像リンクの問題について...
posted by クリック at 10:44| 東京 ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | メール | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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