2011年04月18日

OSの起動プロセス

コンピューターの電源を入れて、Windows7が起動してログオン画面が表示されるまでのプロセスを確認のために整理しておきます。

どんな順でプロセスが進むかを理解することで、Windowsが起動しないなどのトラブルの際にどこが要因かを把握するための手がかりになりますので...(あくまでも備忘録として)

1)BIOSが起動
  電源投入 → Power On Self Test(POST) → 起動デバイスの選択(HDD/HDD/USBなど)
2)マスターブートレコード(MBR)の読み込み
  MBR内のパティションテーブルの読み込み → アクティブパーティションの確認
3)ブートセクタの読み込み
  アクティブパーティションの先頭セクタの読み取り
4)OS起動ファイルの実行
  Bootmgrの実行 → BCD(ブート構成データベース)の読み取り
  * Dual Boot構成の場合
    Windowsブートマネージャーが起動 → 起動OSの選択
  そして、winload.exe が実行される
  次に、ntoskrl.exe がロードされる
5)デバイスドライバーのロード
  各種デバイスドライバーがロードされる
6)サービスの起動
  ログオンに必要なプロセス・各種サービス、スタートアップアプリケーションなどが起動

といった順。PCの電源を入れて、ログオン画面が出てくるまでこれだけのステップを踏んでいるわけですね...


<参照>
Windwosサポート試験番号70-685/MCP教科書マイクロソフト技術試験資格学習書(翔泳社刊)
posted by クリック at 10:20| 東京 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | Windows7 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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