2010年11月12日

図のトリミングツールが利用できない【WD2010】

Office2007以降、XML形式に対応した関係で、旧来のバージョンとの互換性を維持するための、"互換モード" といった保存方法が追加されました。あまり意識してませんでしたが、実際利用する上で注意した方がいい部分の、そんな事例がありましたので参考まで。
参考にさせていただいた、Microsoft Answersのところにもありますが、互換モードか? どうかがポイントになるようですね。なかなかわからないもんです。

Word2007からは、Wordのデータ形式は、XML形式にも対応した〜.docx という形式に変わっています。この形式だと当然従来のWordではデータの読み込みができないので、旧バージョンとの互換性を維持する意味でも、"互換モード"(Word97-2003形式)というものが選択できるようになっています。ですので、新しいWordで採用された機能などは、この互換モードで保存されたデータを扱う場合には対応しないため、制限がかかってくるってことみたいですね。

互換モードの画面 通常モード

ちなみに、互換モードで作成されたデータをWord2010で開いて、画像データを挿入すると、今回のタイトルにもある "図のトリミングツール" のところは上記左のような画面になります。通常は、右側の状態ですから、"図のトリミングツール" が利用できるようになっています。
下記のMSのサイト("以前のバージョンの Word で作成された文書を Word 2010 で開く")には、各モードで使用できる機能が紹介されています。



<参照>
「図ツール」トリミングツールが使えない/Microsoft Answers
以前のバージョンの Word で作成された文書を Word 2010 で開く
posted by クリック at 17:20| 東京 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | Word | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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