詳細は、以下のMSのサイトをご参考ください。
Microsoft Office Document Imaging について
さて、この機能を利用して画像イメージに変換するわけですが、手順としては以下のとおりになります。
1) ファイル>印刷 として、印刷のダイアログを表示
2) プリンター名のところを、普段ご利用のプリンタから、"Microsoft Office Document Image Writer" へ変更
3) 変更後、プロパティをクリックして、詳細設定タブを表示
4) "出力形式"のところを、"TIFF:モノクロFAX" に変更し、OKで閉じて印刷をクリック
5) "名前をつけて保存"ダイアログが表示され、ファイル名とファイルの出力先(保存先)を指定し、OKで閉じます
というのが流れです。ただしここで問題があります。TIFF形式を選択するときに文字通り、"TIFF:モノクロFAX" とあるように
モノクロの画像データとして保存されることになります。モノクロで問題なければかまいませんが、画像やワードアートで作成したタイトル、図形や、フォントに色をつけているなど、カラードキュメントだったりした場合には問題ですね。
標準のこのままの機能では、カラーのTIFFには出力できません。なので、カラーで出力したい場合には、さらに以下の手順を踏むことになります。
<カラーのイメージデータで保存する>
1) ファイル>印刷 として、印刷のダイアログを表示
2) プリンター名のところを、普段ご利用のプリンタから、"Microsoft Office Document Image Writer" へ変更
3) 変更後、プロパティをクリックして、詳細設定タブを表示 っとここまでは先ほどと一緒です
4) 次にここではTIFFを選択せずに、"MDI:圧縮ドキュメント形式" の方を選択してます。"ドキュメント内でイメージを圧縮する"
については、必要に応じてチェックを入れてください。簡単なデータであってもかなりファイルサイズは縮小されると思います。
*ちなみに、今回画像データが一つ入った短い文書データで試したところ、
圧縮なし: 898kb 圧縮あり: 25kb
とかなりサイズに差が出ました。
5) その後OKで閉じて、印刷をクリック。あとは先ほどと同様にファイル名とファイルの出力先(保存先)を指定し、OKで閉じます
これで、まずMDI形式のファイルが作成されます
6) その後、このMDI形式のファイルをダブルクリックして、"Microsoft Office Document Imaging" を起動しデータを読み込み、表示させます
7) 続いて、 ファイル>名前をつけて保存 として、ファイル名、保存先をしているする際に、ファイルの種類を
MDI から TIFF にここで変更します
8) さらに、ファイル名の入力欄の脇にある、"オプション" をクリックして、"圧縮"タブを開きます
9) "TIFFカラー圧縮"のところの、"無損失圧縮 (LZW) を行う (ファイル サイズが大きくなりますが、他の TIFF ビューアとの互換性が高くなります)"にチェックを入れて、OKで閉じて、保存します
こうすることで、カラーのTIFFイメージとしてデータが保存されますので、あとはペイントなどで開いて、JPEGなどにも保存しなおすことも可能になります。
【関連する記事】
- メモ帳の自動保存機能が、通常バージョンに展開!
- ショートカットキーで、画像を選択する
- Office の基本操作 2023-06-1 Word の画面に画像を挿入したら..
- Word のデータが Kindle アプリで読めるようになる!
- Word に新たなショートカットキーが追加。Zoom機能がさらに身近に!
- テキストのみ貼り付けるショートカットが Word で利用可能になります
- Mac 版 Office Insider Beta Channel 更新情報
- "Smart Save Reminder" で保存し忘れを未然に防ぐ機能が追加さ..
- Windows 版 Word に追加される新たな機能「トランスクリプト」
- Microosft Word で作成された年賀状を開くと「Microsoft W..