2010年07月06日

TABキーを押すとセルが一気に数列移動してしまう

通常Excelで、セルを移動する際、既定値では、エンターキーを押せば下に、TABキーを押せば右に1つずつ移動していきます。もちろん上下左右の矢印キーで移動する分には全く問題なく動作するのに、TABキーでは、一気に列が飛んでしまう。たとえばA列がアクティブだったのにTABキーを一度押すとR列がアクティブになり、もう一度押すと、AI列がアクティブになるといった具合に1画面ずつ移動するようになります。
Excel2003の例
これは、Excelのバージョンを問わず、"Lotus 1-2-3 形式のキー操作" にチェックが入っているとこうした症状になります。

こちらにチェックを入れておくと、
Shift + TAB
(または Ctrl + ←) : 1画面左に移動
TAB または Ctrl + → : 1画面右に移動
Ctrl + PageDown    : 同じブックの次のシートに移動
Ctrl + PageUp     : 同じブックの前のシートに移動
Home           : シートの先頭セル(左上隅のセル)に移動

このほかにもキー操作として、
キー操作           配置先
' (一重引用符)      : 左詰め
" (二重引用符)      : 右詰め
^ (キャレット)      : 中央揃え
\ (円記号)        : 繰り返し

といったことが可能になります。もちろんわかって利用している人にとっては必要な機能なのかもしれませんね。
ですが、こうしたLotus 1-2-3ユーザーのための互換オプション機能。最近じゃLotus 1-2-3を使っている人の方が少ないはず。Excelしか利用したこともないのにいきなり、TABキーを押したら一画面分右に列が移動してしまったという場合には、上記の設定を一度見直してみてください。


<参照>
Lotus 1-2-3 のキー操作に対応する Excel のキー操作
  
posted by クリック at 12:08| 東京 🌁| Comment(0) | TrackBack(0) | Excel | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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