Word2007の場合にも現時点では、特に修正プログラムの配布はないようですが、今回のExcelやPowerPointのケースも同様で、現時点では回避策は提示されているものの、修正プログラムなどの配布はないようです。
なお、今回ご紹介しているExcel2007およびPowerPoint2007の事例は、"2007 Microsoft Office System Service Pack2(SP2)"を適用しているもので、この症状が確認されており、"Oart.dll"のバージョンが、"12.0.6425.1000"以降である場合に発生するもののようです。
一応マイクロソフトが回避策として提示しているのは、
1)XPS形式で出力し、その出力結果を印刷する
2) PostScriptプリンタを利用して印刷する
の2通りになります。
MSのサイトには、再現方法などもでておりますので、詳細は以下のリンクより直接アクセスの上ご確認ください。
<参照>
・Office 2007 Service Pack 2 を適用後に Excel 2007 および PowerPoint 2007 で特定の設定をした図形を印刷すると、図形の効果が設定どおりに出力されない場合がある
・Word 2007 のオートシェイプに [グラデーション] と [透過性] の両方を設定しても印刷すると透過しない