【1. Windows Update による障害情報】
2/9に公開された月例セキュリティ・アップデートを適用した一部のWindowsXPのPCが繰り返し再起動を起こすという障害が発生していると報じられたのは、先週のこと。
MS、「MS10-015」の配信を停止--「死のブルースクリーン」障害発生の報告受け/CNET Japan
さてその後はまだ問題の特定にはいたらないようですが、うちでも特に問題は確認されませんが、どう現象やはり一部のPC(WindowsXP)に限ったことで、すべてで発生するようなものではないことも判明、加えて本日の報道によればウィルス感染によるものの可能性が疑われているようです。
月例更新でWindows XP機の一部に障害、マルウエアとMS10-015が原因か/ITpro
そのウィルスというのが、TDSSというもの。従来よりウィルス感染によるWindowsUpdateの障害は多数報告されていますが、今回の例も同様の可能性が大きくなってきたようです。
ただしあくまでも現時点でのお話。まだ原因が特定はできていないようなので、今後の報道に注目したいところです。
ボットネットを支えるマルウェア「Tdss」と「Virut」に注意--ネットフォレスト
【2. 新たな偽セキュリティソフト】
"XP Antivirus Pro"という偽セキュリティソフトがまたまた登場した模様です。ここ最近では比較的少なかったのですが、久々に登場。それも、19ヵ国言語に対応。くれぐれもご注意ください。
「日本語で偽のウイルス警告」――19言語に対応した「偽ソフト」出現 /ITpro
【3. ウィルスバスターの定義ファイル更新でインターネット接続が不可に】
2/11配布の定義ファイルということですから、現在は問題ない方のほうが多いと思われますが、定義ファイルの更新に伴う不具合が報告されておりました。
ウィルスバスター2009/2010が対象のようです。回避方法など以下のリンク先のサポートページにございますので、ご参考ください。
2010年2月11日(木) 14:34以降、ウイルスバスターをインストールしている環境で、突然インターネット接続ができなくなりました/トレンドマイクロサポートページ
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