2009年07月15日

ウィルス対策の必要性

ここ最近、韓国や米国の政府機関や金融機関などに対して発生しているDDoS攻撃のことは新聞でも報道されたおりました。このDDoSとは、ウィルスなどに感染した大量のコンピューターにより一斉に特定のサーバーへパケットを送出し、通信路をあふれさせて機能を停止させるなどしてトラブルを招くもの。

さてこの攻撃をしているコンピューター。日本国内でも複数存在することが報告されておりました。つまりウィルスに感染した日本国内のPCから韓国や米国の特定のサイトに向けて大量のパケットを送っているということ。よくあることですが知らずに加害者になっているというパターン。ウィルスで自分の個人情報が外に漏れる程度であれば、あくまでも被害はその人のみですが、ウィルスに感染して今回のように米国や韓国の政府機関や金融機関に対して攻撃をしているとなると、"そんなの知らないよ"で済まされる問題でもありません。

先日も、DirectShowの脆弱性をついたものと思われるものが、Web閲覧中にうちでも頻繁に検出されてましたが、通常セキュリティソフトさえしっかり機能していればこうしたものもある程度は防げるはず。普段ご覧になっている一般的な企業のHPであったりしても、突然こうしたウィルスに感染して、アクセスしたらウィルスが送り込まれてしまうというようなケースは多々あるようです。

自分が被害者のうちはともかく、もちろんPCを利用する上では、PCのパフォーマンスが低下するなど実際の利用にも障害が生じるのでいいことではありませんが、それ以上に他の人に、あるいは他の外国の企業などに対して加害者になる危険性をはらんでいるということはしっかり意識して、インターネットを安全に利用したいものです。
最近は以下のサイトにもあるようにセキュリティがかかっていると思われるサイトでもフィッシングサイトがあったりする時代ですからね。

<参照>
韓国、米国で発生している DDoS 攻撃に関する注意喚起
米国や韓国で発生の大規模攻撃、日本のウイルス感染PCも“加害者”に
韓国・米国発DDoS攻撃に注意を――JPCERT/CCが警鐘
「鍵マークが出ても過信は禁物」、SSLサイト悪用のフィッシングが急増
posted by クリック at 15:22| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | セキュリティ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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