こうした情報自体はちょくちょく見るもの。そしてリンクをたどってマイクロソフトのサイトに行ってみると、"Fix it" なる修復ツールのアイコンが。
マイクロソフト セキュリティ アドバイザリ: Microsoft ビデオの ActiveX コントロール脆弱性により、リモートでコードが実行される
このアイコン、所々で見かけますが、今回の件もさることながら、"MicrosoftFix it センター"ってなんなの?と調べてみることに。
以下で参照させていただいたITproのページにありますが、確かに怪しそうなアイコン。でもこのFix itセンター。実は、様々な不具合を修復するにあたって、レジストリ操作などを伴うケースが多々ありますが、こうしたものをもっと容易に行えるようにするためのツールとして、マイクロソフトが各不具合に応じて提供しているツール。
今回のMicrosoft ActiveX コントロールの脆弱性によりリモートでコードが実行されるというものも、その詳細を見たところで、一般の、そしてPCを使い始めたばかりの人にとってはわかりづらいもの。ご覧になりたい方は、以下のサイトをご参照ください。

マイクロソフト セキュリティ アドバイザリ (972890)
Microsoft Video ActiveX コントロールの脆弱性により、リモートでコードが実行される


日本語のFix itセンターで紹介されているものは、数もさほどではありませんが、実際にはかなりの数があるようです。
<参照>
・不審なアイコンに見えてしまう「Microsoft Fix it」

<追記> 2009/07/08 23:05
今回取り上げたDirextShowの脆弱性をついてくるものみたいですが、最近、うちで利用しているカスペルスキー2009でもウェブを閲覧していると左のような警告メッセージがちょくちょく表示されます。
まさにこれなのかもしれませんね。セキュリティソフトをご利用で、きちんと定義ファイルをUPDATEしていれば、ちゃんとセキュリティソフトが守ってくれるってことですね。
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