2009年06月25日

ファイルを削除してしまったがごみ箱に残っていない!

時々聞く話です。ファイルを削除してもごみ箱に残っているものという前提でいるからこういう思いをするんでしょうけど、削除したものが必ずしもゴミ箱に入るわけではないことを改めて確認しておくことにしたいと思います。

日常PCを利用していて、経験上何となく分かっているようで、実のところはっきりこうだと言うほどの自信もない?人も多いかもと言うことで取り上げてみました。

1)コマンドプロンプトによって削除した
2)ごみ箱の設定で、"削除と同時にファイルを消す"にチェックがついている
3)"shift"キーを押しながら削除した
4)リムーバルブデバイス上のファイルを削除した
5)ネットワーク上の共有フォルダなどのデータを削除した

以上の場合には、ごみ箱には残らずそのまま削除されてしまいます。
なので、くれぐれもご注意下さい。

<参照>
削除したファイルがごみ箱に移動しない場合のチェック項目


では逆にそうして削除されたファイルを復元する方法は全くないのか?

1)ファイル復元ソフトの利用
有償・無償いろいろなものがあります。
とりあえずVectorで検索してみました。

他にもいろいろ。一つの例として以下のようなフリーウェアがあります。
ごみ箱から消してしまったファイルを復元するフリーソフト「FineRecovery」


2)利用環境
以下の例にもあるように利用環境、利用方法によっては復元できるケースもあります。ただし、Server利用環境となると、パーソナルユースとは離れますね。
他にもいくつか例がありますので、全く望みがないわけでもありません。

例1:Windows Server2003を利用しているケース
シャドウ・コピーで削除したファイルを復活させる(クライアント編)

例2:Googleデスクトップを利用しているケース
上書きしちゃったファイルを“復活”する
Googleデスクトップの持つキャッシュの機能を利用した例。
GoogleデスクトップをHackする(!?)裏技

望みはないわけではありませんが、100%これなら大丈夫というものもない。誤って削除して困るものなら日常からしっかりバックアップをとっておくなど、普段からの心がけも必要ってことですね。
posted by クリック at 11:20| 東京 ☁| Comment(1) | TrackBack(0) | PC一般 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
参考になりました。ありがとうございます!
Posted by データ復旧 at 2017年04月17日 15:30
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