2009年04月17日

Outlookでメールを送信したら添付ファイルが消えてしまった【OL2003/2007】

そんなことがあるんですね。ふんだんHTMLメールも利用しないし、Outlookではあまり添付ファイルをつけることがないので気がつかなかっただけかもしれません。

電子メールの添付ファイルが一部の受信者に表示されない

上記のMSのサイトにもありますが、その根本的な要因は、OutlookがTNEF(Transport Neutral Encapslation Format)というフォーマット形式によりメールを送信するために発生しています。

TNEFがどんな形で利用されているのか? 検索してみたら以下のようなサイトに説明が出ておりました。
要するにOutlookがリッチテキストメールを送る際に使用するフォーマット形式のことでした。Outlookがリッチテキストメールを送るときに、メッセージが、書式のない単純なテキストメッセージの部分と、TNEFブロックに含まれるすべての書式情報を含んだファイルの2つに分かれ、このTNEFブロックとして抽出された部分が暗号化されているようです。
通常Microsoftのメールクライアントであれば、TNEFブロックを処理してメッセージの書式を再設定してちゃんと表示されるようですが、Microsoftのメールクライアントを使用していない場合には、このTNEFブロックは単なる16進法の文字列として受信されるか、"Winmail.dat" という添付ファイルとして受信されるようです。

TNEFについて

でこのTNEFがどういたずらするか? このTNEFによって、添付ファイル自体もTNEFにカプセル化されてしまうようで、こうなるとTNEFを認識できないメールソフトでは、添付ファイルが、Winmail.datなどに置き換わったように見えてしまい、マイクロソフトのものでもOutlookExpressでは、このWinmail.datを解読でいないため添付ファイルがなかったとして扱われてしまうようです。

でそんなときに役立ちそうなものもありました。"Winmail Opener" というフリーウェア。試してみるのもいいかもしれません。

Winmail Opener 公式サイト

この公式サイトを機械翻訳したサイトもあるのですがわかりづらかったので日本語で確認したい場合には以下のサイトをご参考下さい。

Winmail Opener 日本語ローカライズ用ファイル


<参照>
Outlook 2003/2007 でメールを送信すると添付ファイ
ルが消えたり、WINMAIL.DAT というファイルになる問題/Outlook研究所


posted by クリック at 10:52| 東京 🌁| Comment(2) | TrackBack(0) | Microsoft Outlook/New Outlook | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント


Outlook 2007 でメールを送信すると、受信者側に Winmail.dat というファイルが添付される
http://support.microsoft.com/kb/941245
Posted by クリック at 2009年04月23日 20:12
以下のサイトに音声で解説しているところもございました。TNEFとはどういうものなのか?から始まって、回避方法まで。
気になる方はご参考になってみてください。

http://technet.microsoft.com/ja-jp/ff384282.aspx
Posted by クリック at 2010年02月17日 14:04
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