2008年11月05日

Excelの自動保存機能について

以前にWordでの、自動保存とバックアップの違いについて触れましたが、今回はExcelの場合を見ていきたいと思います。

Word同様Excelにも何かの時に、作業データを復元するために自動バックアップという機能があります。通常は標準ではONになっていて、自動バックアップをとる時間も、10分程度に設定されています。当然時間を変更したり、自動バックアップをさせない設定に変更することも可能。
  1. 【Excel2007の場合】

  2. Officeボタン>Excelのオプション>保存
    データの保存場所:C:\Users\(ユーザー名)\AppData\Roaming\Microsoft\Excel\
  3. 【Excel2003以前の場合】

  4. ツール>オプション>自動保存タブ
    データの保存場所:C:\Documents and Settings\(ユーザー名)\Application Data\Microsoft\Excel\

Excelで、Wordにあったような、ファイルを保存すると自動的にもう一つバックアップファイルを作成する場合、データを保存する際に保存オプションを設定することで可能です。またこうして設定されたバックアップファイルの作成の機能は、最初に保存した段階ではバックアップファイルは作成されず、次回同じファイルを操作して上書き保存などした際にバックアップファイルが作成されます。
またオプションから設定できる自動保存はあくまでも、トラブルを回避する手段として、正常に終了しなかったときのための自動バックアップ機能に限られてしまいますので、これだけではバックアップファイルをもう一つ自動的に作成することはできません。

さらにこうしたことを自動でやるために、フリーやシェアウェアなどといった形で配布されているアドインなどを利用することでも可能です。バックアップ専用のシェアウェアなどもあったりするようですから、このあたりは是非必要な方は探してみてはいかがでしょうか?

1)ファイル>名前を付けて保存 と開きます
Excel2007の場合には、Officeボタンから名前を付けて保存 と開きます
2)保存ダイアログのツール>全般オプション と開いて
3)バックアップファイルを作成するにチェックを入れます

Excel2002での画面例

 * ここで作成されるバックアップファイルは、アイコンは通常のExcelのものとは異なり、また"〜.xlk"という拡張子のついたExcelファイルですが、ダブルクリックしてもExcelがきちんと起動してきます。

例:
Excelに世代バックアップ機能を追加「SS自動保存(Excelアドイン)」
Excel自動保存アドイン

<参照>
  1. Excel の自動バックアップ機能の概要

  2. Excel2007の保存に関する設定変更



posted by クリック at 12:27| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | Excel | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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