今回耳にしたのが、"Antivirus XP 2008"。以下のリンクにもあるように、IT Proで報じられているところに寄れば、"マイクロソフトが実際に提供している無料ツール「悪意のあるソフトウェアの削除ツール(Malicious Software Removal Tool)」に見せかけて、実際には役に立たない「偽セキュリティソフト(偽ソフト)」をインストールさせようとする(IT proより)" ものだそうです。
マイクロソフトが提供しているように見せかけているというのがポイントかもしれません。うっかり信じてしまいそうですから、ご注意下さい。
トレンドマイクロのHPによれば、既にウィルスバスターの方では最新の定義ファイルであれば対応しているようです。"TROJ_FAKEALER"(トレンドマイクロの場合)という名称で検出されるようです。またどんな形でやってくるかというとメール。"現在報告されている偽装情報"の所にどんな形のメールで来るか書かれていますが、確かにうちの場合にも迷惑メールとして自動的に駆除されていたりしてますが、"CNN〜"や"MSNBC Breaking News"といったメールは最近特に多く来ているようです。皆様くれぐれもご注意下さい。
シマンテックやトレンドマイクロ、そしてカスペルスキーなどの大手のウィルス対策ソフトでは随時亜種も確認し、データを更新し対応しているようです。
カスペルスキーにて確認されている一例
<対策他>
偽セキュリティソフト「Antivirus XP 2008/2009」への対策/トレンドマイクロ
AntiVirusXP2008/シマンテック
<関連記事>
MSをかたる迷惑メール、ウイルス削除ツールに見せかけて「偽ソフト/IT pro」
マルウェアスパム侵入後:アンジェリーナ・ジョリーを開いたつもりが偽セキュリティソフト/Trend Micro Security Blog
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