<ローカルエリア接続に追加されるFilter Driver>
ウィルスバスター2008 -----> Trend Micro NDIS6.0 Filter Driver
Norton Internet Security2008 -----> Symantec Network Security Intermediate Filter Driver
Kaspersky Internet Security 7.0 -----> Kaspersky Anti-Virus NDIS Filter
Virus Security Zero -----> 特になし
Virus Killer -----> 特になし
カスペルスキーのサポートにも電話で確認したところ、必ずしもすべてで発生するものではないとの前提のもと、同現象が確認された場合には、やはりセキュリティ向上のためにもWindows VistaのService Pack1はあてておくようにとのことでした。やはり同様の現象については同社でも確認されているようです。
またカスペルスキーの場合、現在、Kaspersky Internet Security7.0 MP1を配布しており、こちらでまずはMP1(メンテナンスパック1)にバージョンアップしたあとに、Service Pack1をインストールするようにとのことでした。バージョン7.0以前のものの場合、WindowsVistaのService Pack1に対応していないためとのことです。またMP1以前のバージョンだと、共有ファイル/フォルダ、共有プリンタへのアクセスができなくなることもあったようですが、こちらについてもMP1にて修正されているとのことでした。MP1のインストールにあたっては、以下のサポート情報にもありますが、旧バージョンは必ず削除してから新規にインストールしてくださいとのことでした。
カスペルスキーメンテナンスパック1のインストールについて
今回の件、NECの一部のPC(2007年春モデル〜2008年春モデルのValue Star、LaVie)にもともと、"DTCP-IP Filter driver for NDIS6.0" というものが導入されており、セキュリティソフトの導入により、これにセキュリティソフトによってNDIS Filterが導入されているために起きている現象なので、基本的にはWindows Vista Service Pack1をあてることで改善されることには変わりありません。ただし仮にNECのPCでも、このFilter Driverが導入されていないものについては問題なくご利用は可能です。
また逆に他社メーカーのPCでも、当初より何かしらこうしたFilter Driverが導入されているPC(OS:Windows Vista 搭載)の場合には、今回のような不具合が起きるようですから、引き続き他社メーカーのPCではどうなのか? 折を見て確認して見たいと思います。
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