2025年04月28日

ニュースレターのようなメールをスクロールしていると、スキップしたり、一時停止したりする

Microsoft Outlook/Outlook(classic)で、ニュースレターのようなメールを受信しているケースで、画面をスクロールしたりすると、通常のメールよりもスクロールが飛び跳ねる場合があります。スクロールによってテキストがスキップされたり、メール内の予期しない場所で一時停止したりすることが確認されています。

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日本語サイトでは、「ニュースレターのメールをスクロールすると、従来の Outlook がジャンプする」のように回避策として、「Typography improvements in Word and Outlook for Windows」のところで紹介されているタイポグラフィーの機能強化として追加された機能でもある「 高度な文字体裁を使用する」をオフにすることで回避できることが紹介されています。

【回避策】

ここで紹介されている回避策は、以下の通りです。

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1) Microsoft Outlook/Outlook(classic) を起動します
2)ファイル>オプション>メール>編集オプション>詳細設定 とクリックして開きます
3) "高度な文字体裁を使用する" をオフにします。


【ステータスは、修正済みへ】

USサイトを見ていると、US時間4月24日付で「Word チームは、2025 年 4 月 8 日にサービスから変更を加えることで、この問題を軽減。ベータ チャネル Ver.2405 (Build 18811.15030) と最新チャンネル(プレビュー)と最新チャンネル Ver.2405 (Build18827.20000) において、長期的な修正プログラム」を実装したことで、「修正済み」となっているようです。


<参照>




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スライドスターターで、素早くスライドを作成する

PowerPoint で追加される新たな機能、修正された機能が Microsoft 365 Insider Blog に UP されていましたので、3つほどまとめてご紹介させていただきます。


【コメントも移動できるようになった】

まずは、US時間4月25日に公開された「Keep comments with your content in PowerPoint」から。

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プレゼンテーションのデータを複数の方で共有し作業しているようなケースで、プレゼンテーション内のあるオブジェクトにコメントを設定したとします。
従来であれば、そのオブジェクトを削除したり、別の場所に移動したりしても、コメントはそのスライドに残ったままになりますが、今回の修正で、オブジェクトの移動とともに、そのコメントも移動するようになりました。

-- 修正が適用されるユーザー:
  • Windows: バージョン 2503 (ビルド 18623.20178)
  • Mac: バージョン 16.96 (ビルド 25041326)
  • PowerPoint for the web

【Jump Start でスライドの作成を効率よく】

さて次にご紹介するのは、US時間4月26日に公開された「Jumpstart your presentations with slide starters」。

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これは、0 からスライドを作成していかないといけないようなケースで、もっとインスピレーションが欲しいというフィードバックに基づいて、Copilot の機能を活用しテンプレートのレイアウトに基づいて構造化されたコンテンツの提案を提供する「Slide Starter」という機能が開発されました。

新しいプレゼンテーションを選択して、タイトルスライドが表示されたのち、デザインタブを開いてテーマを選択します。その後、「新しいスライド」をクリックすると Copilot と一体化した Designer が、新たな「デザインアイデアを生成」し、スライドの候補を提案してくれます。

なおこの機能、提供がスタートした初期リリースでは、議題、タイムライン、コンテンツ、テーブル スライドなどの一般的なスライド タイプのスライド スターターを見つけることができます。今後数か月の間に、さらに多くのスタータータイプを追加される予定のようです。


-- 対象ユーザー:
  • Windows: Ver.2502 (Build 18526.20110) またはそれ以降
  • Mac: Ver.16.96 (Build 25041326) またはそれ以降
なお、Windows 版 PowerPoint および Mac 版 PowerPoint のベータ チャネルおよび最新チャネル (プレビュー) のユーザーが利用でき、Enterprise Copilot ライセンス (企業向けライセンスの詳細) を持っている方が対象となるようです。
Web 版 PowerPoint と、コンシューマー向け Copilot ライセンスをお持ちのサブスクライバー向けについては、近日公開予定とのことでもうちょっと先になるようです。


【Web版でもスライドのリンクが使用可能に】

さて最後の一つが、やはりUS時間4月26日付で公開された「Link to slides in PowerPoint for the web」。

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Windows版 や Mac版 の Microsoft PowerPointではおなじみ、そして最も人気のある機能の1つでもある別のスライドにリンクする機能が、「PowerPoint for the web」でも使用できるようになりました。

なので、PowerPoint for Windows あるいは Mac で作成されたスライドに他のスライドへのリンクが設定されていた場合、今後は追加されたスライドへのリンクは、プレゼンテーションを Web ブラウザーで開いたときにも機能するようになり、その逆も可能になりました。ワークフローと編集がプラットフォーム間でよりシームレスに行われるようになりました。

この機能はすべての PowerPoint for the Web ユーザーが使用可能です。


以上、3つまとめてご紹介させていただきました。詳細は各ブログのリンクもご確認ください。


<参照>




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