日本HPは4月18日(金)、都内で 2025年4月に発表、販売がスタートした AI PC OMNI BOOK シリーズ 「HP OmniBook X Flip 14-fm」の新製品発表会をアフェリエイトパートナーに向けて開催しました。
最初に日本HPの吉川氏が4月に投入された「HP OmniBook Ultra Flip 14 AI PC」を紹介。あわせて日本HPが個人向けに提供されるノートPCの新ブランド「OMNI BOOK」についても紹介。
今後、日本HPが個人向けに提供するノートPCについては、
- OmniBook Ultra
- OmniBook X
- OmniBook 7
- OmniBook 5
- OmniBook 3
といった形でカテゴライズされていくようだ。
【AIをもっと身近に!】
Microsoft が提唱する Copilot + PC など、AIというと、そのPCに求められるCPUをはじめとする処理能力は高いものが要求されます。そのため、それなりにお値段もすることになるものの、今回、日本HPが発表した、「HP OmniBook Ultra Flip 14 AI PC」については、手の届きやすい価格帯で、AI体験を届けるといったコンセプトで、比較的リーズナブルな構成になっています。
「HP OmniBook Ultra Flip 14 AI PC」は、新ブランド OmniBook シリーズの中堅となる "OmniBook X" シリーズ。
メテオシルバー/ミッドナイトブルーの2色を用意
CPU:インテル Core Ultra を搭載(あるいは AMD Ryzen™ AI 5/7)
バッテリ:最大 17.5時間駆動可能
Web「HP最新モデル ラインアップ一覧」で確認してみると、2025年4月に投入されたのが、
- HP OmniBook X Flip 14-fm(CPU:Intel)
- HP OmniBook X Flip 14-fk(CPU:AMD)
- HP OmniBook 7 Aero 13-bg
の3機種。そのうち今回のイベントで紹介されたものが、インテルのCPU:Core Ultra7 を搭載した HP OmniBook X Flip 14-fmということになります。スタンダードモードでは、そのCPUに、Interl Core Ultra5 226Vが、パフォーマンスモデルでは、Intel Core Ultra7 256V が使用されています。
すぐにAI体験ができるように、HPの独自の生成AI「HP AI Companion」を搭載。chatGPT のようなチャットなどによる利用や、ファイルの検索。さらにはユーザーの利用パターンを機械学習し、最適なPCパフォーマンスを引き出すための Smart Senseも用意されている。
またAIによるカメラ機能拡張アプリ「Poly Camera Pro」も搭載されているので、PCを購入すればすぐにでも様々なAIの体験が可能になっています。
【AI処理に欠かせないCPU性能】
さて吉川氏の「HP OmniBook Ultra Flip 14 AI PC」の紹介に続いて、登壇されたのが、インテルの太田氏と矢内氏。
インテルのAI対応CPUについて、解説がありました。あわせて Local AI と Cloud AI、その内容と課題などが紹介され、さらに現在インテルが提供している「AI PlayGround」も紹介。これは画像生成、チャットボットなどのGenAI機能を体験するためにインテルが用意しているツール。現在ベータ版として抵抗されており無料で試すことも可能になっていることが紹介されました。
【Adobe のAI】
TVのCMなどでもすでにおなじみの Adobe製品。
今回、Adobeからは、エバンジェリストの仲尾氏を迎え、Adobe Creatvie Cloud とAIについてデモを踏まえて紹介。
Photoshop、Premiere Pro のデモでは、まさに AIマジックならぬ、Adobeマジックを披露した。
【圧巻の性能「Poly Voyager Free 20」】
さて最後に紹介されたのが、日本HPが新たに展開する Bluetooth ワイヤレスイヤパッド「Voyager Free 20」。
登壇された日本HPの小松氏によれば、Poly は1961年のアポロ計画の中、地球と月面の通信にも使用されたヘッドセットを開発している老舗メーカー。そんな老舗メーカーから登場した「Poly Voyager Free」は、
- アダプティブ アクティブ ノイズキャンセリング(ANC)
- AI ノイズリダクション
- ワイヤレス充電 など
の特徴をもった、臨場感のあるオーディオ、明瞭な通話、そして快適な装着感を体験できるイヤパッド。
実際に空港や駅などの周りの雑音が騒がしい場所でやり取りするシーンを交えて紹介してましたが、そのノイズキャンセリング能力は圧巻!
1つに3個搭載されているノイズキャンセリングマイクが連動。周囲の音を抑えて、相手に自分の声だけを届けてくれるというもの。
ビジネスシーン、プライベートシーンを問わず活用できる逸品だ。
最後に同氏は「月に行ったテクノロジーをレビューしてみませんか?」と締めくくったが、こちらの製品については、また機会があればご紹介させていただきます。
会場にはタッチ&トライのための展示コーナーも用意され、本日紹介された、「HP OmniBook X Flip 14-fm」、「Voyager Free 20」といった製品の他にも、日本HPのゲーミングブランド「OMEN」も展示されておりました。
「Voyager Free 20」については、そのノイズキャンセリング能力を体感してもらおうと、会場の端に設置されたPC同士で接続し体験できるようになっておりました。
今回新製品発表会で紹介された AI PC に限らず、日本HPでは、手ごろな価格で最新のテクノロジーを楽しめる製品から、HPが提唱する最先端のAI PCに至るまで幅広い製品をラインアップ。ビジネスから、プライベートユースまで多くの人のニーズに沿った製品展開をしています。是非一度HPのオンラインショップ「HP Direct Plus」も覗いてみてください。
<参照>