2025年03月24日

なりすましメールへ新たな対策 〜RFC に準拠しないメールの取り扱いについて強化

Outlook.com におけるなりすましメールなどに対する新たな対策の強化が Microosft Defender for Office 365 ブログにて公開されました。

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これは、電子メールのなりすましおよび攻撃者が使用するさまざまな回避技術に対抗するため対策として、RFC(Request for Comments) に準拠しないメールを特定し処理することを目的としているようです。


【RFC とは?】

RFC(Request for Comments)ってどんなものなのか?
改めて Copilot に確認してみました。

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「インターネットやネットワーク技術に関する公式な技術仕様や標準を記述した文書」ということですね。
メールに関するものもいろいろあります。


【どういった規制なのか?】

では具体的にブログを確認してみましょう。

1) 何が変わるのか?

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RFCに準拠していないメールをより適切に特定して処理するための検出メカニズムが強化され、該当するようなメールを受信した場合、Outlook上に安全に関するヒントや警告が表示されるようになるようです。

今後は、さらにRFC標準に準拠していないメールのブロックや拒否が行われるケースも出てくるようです。これはコンプライアンスに準拠していない電子メール形式を悪用するフィッシング、なりすまし、なりすまし攻撃のリスクを軽減することで、より安全な電子メール環境を確保することを目標としているとのこと。

2) RFC に準拠しないメールとは?

いくつか具体的な例が示されています。

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具体的な事例については「Strengthening Email Security: Our New Approach to Non-RFC Compliant Emails」にてご確認ください。

3) なぜ必要になるのか?

ではこうした処理が何で必要になるのか? そして、それが今後使用する上でどう影響するものなのか?

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RFC に準拠しないメールは
  • 迷惑メール対策を回避する
  • 受信者に配信元を誤解させる
  • フィッシングや詐欺を助長する
といったことで利用されるため、こうしたことを回避するために今回の対策が使用されるようです。

以前にも、AU や DOCOMOの発行するメールアドレスがRFCに準拠していないことが要因でメールが届かないなんてケースもありましたが、「特殊な形式のアドレス(RFC違反アドレス)のご利用について」にもあるように、DOCOMO もその対策に乗り出して落ち着いたというケースもありました。

仮にまだこうしたRFCに準拠しないメールアカウントをご使用になっているケースでは、メールが届かないなんてことになるわけでメールアドレス自体を見直す必要が出てくるわけですね。


<参照>




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2025年03月22日

Microsoft アカウントでサインインしなくても iOS 上で共有ファイルがみられるように...

OneDrive 上のデータについて、他のユーザーとファイルを共有する場合、受信者は Microsoft アカウントを持っていない場合でも、Word、Excel、および Web 版 PowerPoint でファイルを開くことができました。

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今回、こうした拡張設定が、iOS を搭載した iPhone や iPad デバイス でも、Microsoftアカウントにサインインしなくても開けるようになりました。ブログの中では「Anonymous file sharing」(匿名ファイル共有)なんて言い回しで紹介されています。

ファイル内容については閲覧は可能ですが、編集を行ったりコメントを残したりするには、引き続きMicrosoftアカウントでサインインする必要があるようです。


【対象デバイス】

・モバイル版Office(Word、Excel、または PowerPoint ) Ver.2.94 (ビルド 25020422) 以降を実行している iPhone および iPad デバイス 

日本のユーザーの方は関係ないと思いますが、中国でのご利用においては、「中国のユーザーへの注意:当社のiPhoneおよびiPadアプリの使用は、匿名でファイルを開くことを含め、中華人民共和国の個人情報保護法の対象となります」と紹介されています。

詳細については、Personal Information Protection Law of the People’s Republic of China をご覧くださいとなっておりますので、ご注意ください。


<参照>





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2025年03月20日

Mac 版 Office Insider Beta Channel 更新情報

Beta Channel に次の更新プログラムが到着しております。日本は春分の日でお休みですがUSは関係ありませんしね。

さて今回確認致しました更新プログラムは、以下の通りです。

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・Microsoft AutoUpdate 4.78(25031830)
・Microsoft Excel 16.96.25031913
・Microsoft OneNote 16.96.25031913
・Microsoft Outlook 16.96.25031913
・Microsoft PowerPoint 16.96.25031913
・Microsoft Word 16.96.25031913

以上となります。

Microsoft AutoUpdate を起動すると、Microsoft AutoUpdateの更新がスタート。更新が完了したのち、再起動がかかってj、続いて Office 製品のUpdate となりました。

今回提供された更新プログラムに関して、現時点で公開されている情報は特にございませんでした。今後情報が公開さfれた折には改めてご紹介させていただきます。



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2025年03月19日

Skype から Teams へ Part 1 〜 Teams ってどんなソフト?

US時間2月28日、Microsoft 365 Blog に「The next chapter: Moving from Skype to Microsoft Teams」といった記事が投稿されました。

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先日 Microsoft から、Skype のサービス終了が発表され、「Skypeのサービスが終了! 今後は、Microsoft Teams へ」といった記事を取り上げさせていただきました。

Skype の終了に伴い、その後は 「Microsoft Teams」が後継アプリになるわけですが、"Microsoft Teams" って何?という方もいらっしゃるかもしれませんので、何回かにわたって、「Microsoft Teams」について、その概要をご紹介させていただきます。


【無料で利用できたビデオコミュニケーションツール】

5月でサービスの終了が発表された Skype の Web サイトにアクセスしてみると「さよなら Skype、こんにちは Teams」なんていうメッセージが目に飛び込んできます。

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本当に終わっちゃうんですよね? 

Skype のサービスが始まった時には、まだビデオ通話できるような環境は珍しかったわけですし、アプリさえインストールすれば Skype 同士なら無料で、また通話料はかかっても格安な通話料だけで国内外を問わず電話もできてしまうサービスには、待ってました... と飛びついた方も多いかと思います。

そんな Skype のサービスが終了し、今後は、Microsoft Teams がその後継となることが発表されました。

Microsoft Teams っていうと "ビジネス" 色の強いアプリって感じではありますが、一般の人が気軽に利用できるようなものとはこれまでは一線を画していたわけですが、Skype がなくなることで、そのボーダーラインがなくなることになります。

ビジネスにおいても、そして個人でも新たに Microsoft Teams が活躍することになります。


【Skype でできたこと、そして Teams でできること】

Skype を知る」にもありますが、Skype は、音声通話ビデオ通話チャットファイルの共有などを行うことができるコミュニケーションツールです。

Skype のページには先ほどご紹介した「さよなら Skype、こんにちは Teams」なんていうメッセージとともに、Skype から Teams に移行するために
  • さよなら Skype、こんにちは Teams
  • Skype の有料サービスの変更
  • データをエクスポートする
  • こんにちは Microsoft Teams
といった4項目を中心に、各リンク先でその詳細が紹介されています。

-- 20年で大きく通信環境も変化:

ADSL から 光回線へと変わりつつあるこのころ。ウィキペディアを見ると、Skype は、2004年7月27日にサービスがスタートしているようなので、この20年間でこうしたデジタルコミュニケーションツールも大きく変化し、Skype 以外にも様々なものが登場し普及してきたわけですね。

一方で Microsoft Teams は、「Microsoft Teams」という形で登場したのが、2018年7月。もとは、「Skype for Business」というビジネス版 SKYPE としてスタートしていたものが、Office 365 for Educationとして提供されていた Microsoft Classroom に改良が加えられ、「Microsoft Teams」としてスタートしました。

その後コロナ禍を機に、在宅勤務などの普及などもあり、一気にビジネスニーズが高まり、さらに一般の人たちでも利用できるツールになってきました。

どちらのツールも、パソコンやスマートフォン、タブレット、ゲーム機、ウェアラブル機器など、さまざまなデバイスで間でのビデオ通話やグループミーティングなどが行えるアプリとして、Google Meet、Zoom などの他社の同様のツールと同じく多くの方に利用されていたアプリになります。


【 Microsoft Teams で何ができるのか?】

さて今度は簡単に Microsoft Teams についてご紹介していきます。

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Microsoft Teams のページを改めて覗いてみると、一般法人向けプランと家庭向けプランに分けて紹介されています。

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家庭向けプランには、
  • 無料プラン
  • Microsoft 365 Personal
  • Microsoft 365 Family
といった、Microsoft 365 同様の区分けでその違いについて紹介されています。
そんな中で、Microsoft アカウントさえあれば無料で利用できる無料プランについてみると、
  • グループ通話最長 60 分、参加者最大 100 人
  • 友達や家族との無制限のチャット
  • タスクや投票を使って共同で計画を立てる
  • 5 GB のクラウド ストレージ
  • 会議、チャット、通話、ファイルのデータ暗号化
がその利用可能な内容として紹介されております。

Skype 同様、Teams どうしであれば無料でビデオ通話はできるわけで、内容的にはさほど変わらないと思われます。一応、Teams と Skype の違いを紹介した以下のようなサポート記事がありました。


Teams の場合、"Teams" という名前通り "チーム"、すなわち "グループ" で使用することを前提にしていることもあって、Skype の時よりは、Teams にすることで、グループのでの利用にはメリットはあるわけですね。

Skype から Teams へ...。
Part 2 からは、そのデータ移行などについて確認していきます。


<参照>




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2025年03月18日

Mac 版 Office Insider Beta Channel 更新情報

Beta Channel に次の更新プログラムが到着しております。

本日確認致しました更新プログラムは以下の通りです。

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・Microsoft Excel 16.96.25031714
・Microsoft OneNote 16.96.25031714
・Microsoft Outlook 16.96.25031714
・Microsoft PowerPoint 16.96.25031714
・Microsoft Word 16.96.25031714

以上の通りです。

今回の更新内容に関して、現時点で公開されている情報は特にございませんでした。
今後情報が公開された折には改めてご紹介させていただきます。

さて今回は、ちょっと「Copilot」について、確認を含めてご紹介しておきます。

Office for mac においても、Microsoft 365 Personal/Family といったサブスクリプションをご利用であれば、Microsoft Copilot が Word、Excel、PowerPoint といったアプリ上で利用が可能になっています。

但し前回にもちょっと取り上げましたが、
  • Office Home 2024
  • Office Home & Business 2024
といった買い切り版の統合パッケージ製品などの場合には、Copilot Pro のサブスクリプションを別途契約していたとしても、Office の各アプリ上では利用できません。

Windows、Mac を問わず、Microsoft 365 Personal/Family のサブスクリプションをご利用であれば、せっかく使用できる Copilot を上手に使いこなしていきたいと思っていらっしゃる方も多いかと思います。

さてそんな Copilot ですがでは実際にどういった使い方ができるのか? どういったプロンプトを入力してどう作業効率を上げたらいいのか?そんな具体的な使い方が今一つ見えてこない... そんな方もいらっしゃるかもしれませんね。

そんな時には、Microsoft 365 Copilot チームのブログをご覧になると参考になる例があるかもしれません。
といった形で、具体的な事例が紹介されていますので、ぜひ参考にしてみてください。



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2025年03月17日

2つ目のファイルを開こうとすると開くのに時間がかかる

Excel 利用時にその開く時間がかかるケースなど、Excelの動作においてパフォーマンスが低下するなどいくつかの事象が確認されており、Japan Office Client Support Blogにてその回避策などが紹介されているのでご紹介いたします。

Japan Office Client Support Blogによると現在確認されているもの、そして以前このブログでもご紹介した外観変更に伴るパフォーマンス低下に関しての続報と含め3つのブログが公開されております。

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  1. Excel シート タブの外観変更後、オートメーションのパフォーマンスが低下する
  2. Excel でユニバーサル プリントを使用して印刷した場合の現象について
  3. Excel ファイルを開くパフォーマンスが低下する
簡単にご紹介しておきましょう。

1) Excel シート タブの外観変更後、オートメーションのパフォーマンスが低下する:

こちらは、以前ブログ「Excel のパフォーマンスが低下する」でも紹介したもので、シート名のところのデザインの変更に伴い、シート数の多いExcelのファイルで、大きくそのパフォーマンスが低下するという症状のもの。

こちらはその後の続報として、Microsoft 365 Apps 最新チャネル、永続ライセンス向け向けには、すでに 2025/1/31 付で修正されていることが紹介されておりましたが、これに加えて、2025/3/12 付でMicrosoft 365 Apps 月次エンタープライズ チャネル向けに修正が提供されたことが報告されました。

2) Excel でユニバーサル プリントを使用して印刷した場合の現象について:

ブログによれば、「セルの書式設定で塗りつぶしパターンを指定しているファイルをユニバーサル プリントにて印刷した場合、印刷結果が出力されない」場合があるようです。

3) Excel ファイルを開くパフォーマンスが低下する:

Microsoft 365 Appsバージョン 2402 以降の Excelで、以前のバージョンの Excel と比較して2つ目のファイルを開くのに時間がかかることが確認されているようです。

「ひとつ目に開く Excel ファイルのサイズが大きいと、2つ目の Excel ファイルを開くのがより遅くなる傾向がある」ようで、その対処法としては、「ふたつ目の Excel ファイルを開いた後に、ひとつ目の Excel ファイルを開いている Excel のウィンドウ上でマウスを動かす」といった方法が紹介されています。

こちらについては、「現在開発部門にて詳細な原因・今後の改善可否等を含め調査中」とのことなので、今後このブログの更新などで情報を確認する必要がありそうです。

詳細についても各ブログを直接ご参照ください。


<参照>




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2025年03月16日

【Copilot+PC】で注意したい プレインストール版Office製品

Microsoft が提唱する AI 「Copilot」を利用する上で最適なPCとして「Copilot+ PC」というキーワードが使用されています。

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AI を活用する上で、そのパワフルなCPU(超高速NPU)、大容量のメモリ及びドライブ、そして長時間に対応可能なバッテリなど最先端の機能を搭載し、たっぷりとAIを活用してもらおうという目的で、それに対応したPCに対して使用されているキーワードにもなります。

【[Copilot+PC]が大盛況】

今年は、Windows 10 のサポート終了という年でもあり、その買い替え需要も見逃せないわけで、国内外のメーカーを問わずどの会社も、またPCを販売している量販店などでも、[Copilot+PC]を前面にアピールして積極的に販売を展開しています。


上記は、あくまでも一部ですがちょっと検索するだけでPCメーカー各社や販売店から発信されている情報はたくさん確認できます。


【Office 製品がプレインストールされているときには注意が必要】

さてこうした [Copilot+PC] ですが、日本のマーケットの場合、PCと一緒に Microsoft Office 2024 がプレインストールされているものも多々あります。

[Copilot+PC] で、Office とくれば、Office でも、Copilot が活用できるのか?
いゃ、いゃ、そこはちょっと違う例があるので注意が必要です。


-- Word や Excel などの アプリでCopilotを利用するには?

Microsoft Office の Word、Excel、PowerPoint といった各アプリで、Copilot を利用しようとする場合には、従来であれば、
  • Microsoft 365 のサブスクリプション
  • Copilot Pro のサブスクリプション
の両方の契約が必要でした。

ただし、今年になってから以前にもブロブでもご紹介していますが、
  • Microsoft 365 Personal
  • Microsoft 365 Family
といったサブスクリプションであれば、値上がりもしましたが ある一定の制限はあっても、Copilot が解禁になって利用可能になりました。もちろんそれ以上バリバリ使用したいという場合には、Copilot Pro のサブスクリプションの契約が必要になります。

そこで、昨今 量販店などで販売されている [Copilot+PC] と謳われているPCを確認してみると、
  • Microsoft Office Home & Business 2024
  • Microsoft Office Home 2024
がプレインストールされているタイプは従来通り多々ありますが、これに加えて、「Microsoft 365 Basicサブスクリプション」(1年間無料)がついてくるケースが散見されます。

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上記の画像は、量販店で「Copilot+PC」として販売されているPCの詳細なスペックを表示した一例です。当然ながらPCのスペックとしては「Copilot+PC」の条件をクリアしています。さらに Microsoft Office がついていて、「Microsoft 365 Basicサブスクリプション」なんてあると、てっきり Word や Excel などでも Copilot が利用できるのかな?と勘違いされている例もあるようですが、「Microsoft Office Home & Business 2024」や「Microsoft Office Home 2024」といった統合パッケージ版では、プレインストール版、POSA版・ダウンロード版などの製品版を問わず、Microsoft Office の各アプリ上では、Copilot の機能は利用できません。

Microsoft 365 Basicサブスクリプション」は従来の、「OneDrive Standard 100」という Cloud ストレージ プランの名称が変わっただけで、「クラウド ストレージの価格とプランの比較 」をご覧いただければお分かりいただけるように、このプランでは Office の各デスクトップアプリを利用する権利が含まれておりません。

つまりは、仮に別途 Copilot Pro を契約していたとしても、さらに今回 デスクトップアプリを含まない「Microsoft 365 Basicサブスクリプション」を別途契約したとしても、Office Home & Business 2024 などのアプリとしてついてくる Word や Excel などのアプリ上では、Copilot が利用できるようにはならないわけです。


-- オンライン販売であれば、プレインストール版 Office なしも選択可能:

量販店など一般向けに販売されているものだと、国内のメーカーのものは Office アプリなし はなかなか選択できないケースも多いと思いますが、Office 製品のアリ・ナシを選択できるケースもあります。またPCメーカーのオンラインで販売しているサイトだったりすると、Office なし製品も選択ができるので、Word、Excel、PowerPoint などといったアプリ上で、Copilot を利用できるようにしたいというケースであれば、プレインストール版なしを選択して、別途 Microsoft 365 Personal などのサブスクリプションを契約する方がお得でしょう。

Microsoft 365 Personal などのサブスクリプションも値上がりしましたが、プレインストール版とはいえ、20,000円ぐらいはするでしょうから、その分 費用を抑えられることになります。Microsoft Office Home & Business 2024 にもお金を払って、さらにこれだと Excel で Copilot が利用できないからと言って、改めて Microsoft 365 Personal も契約するとなるとその負担もばかになりません。

-- Microsoft 365 Personal/Family を利用するメリット:
  • Officeの各アプリ上で、Copilot Pro の契約をしなくても Copilot が利用可能になる
  • 1TB の OneDrive のストレージが利用可能になる
  • その人が使用するPC 5台までインストールして同時に使用も可能になる
のようなメリットがあります。

プレインストール版では、そのPCが壊れたりして買い替えたりする場合、プレインストール版は、そのPCでしか使用できないライセンス形態のものであるため、Office製品も買い換えないといけなくなります。

ちなみに、これも見落としがちですが、Microsoft 365 Family の場合には最大6名で、サブスクリプションの共有により Office の各アプリを利用可能になり、ストレージも、1TB 利用できるなど、一見、Microsoft 365 Personal と同じように感じるかもしれませんが、Copilot については、このプランの場合、利用できるのは管理者1名のみで、それ以外の5名のサブスクリプションの共有ユーザーには、Copilot を利用する権利は含まれておりません。


<参照>




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2025年03月15日

Mac 版 Office Insider Beta Channel 更新情報

Beta Channel に次の更新プログラムが到着しております。
今回確認した更新プログラムは、以下の通りです。

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・Microsoft Excel 16.96.25031218
・Microsoft OneNote 16.96.25031218
・Microsoft Outlook 16.96.25031218
・Microsoft PowerPoint 16.96.25031218
・Microsoft Word 16.96.25031218

更新内容に関して、現時点で公開されている情報は特にございませんでした。
今後情報が公開された折には、改めてご紹介させていただきます。

さてさて今更ですが、2月に提供された機能として Excel チームからブログが更新されておりましたので、ご紹介させていただきます。

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Excel for mac ということだと、


で紹介されていますが、Insider 向けに提供されたもので Copilot を利用したデータの検索及びインポートの機能について紹介されております。詳細は上記サイトをご参照ください。





対象のオンラインコースが最大95%OFF


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Snipping Tool と メモ帳がさらに進化!

US時間3月13日に公開された Windows Blogs「Snipping Tool and Notepad app updates begin rolling out to Windows Insiders」によると、Windows 11 に搭載されている 「Snipping Tool」と、「メモ帳」に新たな機能が追加されることが明らかになりました。

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【 Snipping Tool の新機能】

まずは「Snipping Tool」から。

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Snipping Tool でキャプチャーした画像に直接ペンツールを利用して図形を記入できる Draw & Hold という機能が追加されました。
この Draw & Hold は、手書きペンなどで書かれた図形や矢印などを、きれいに整形してくれるもの。これまで以上に整然とした線や図形が手軽に、そして簡単に描画できるようになります。さらに開発者向けにも新たな機能が追加されております。


【メモ帳に追加された機能】

さて次は「メモ帳」。これまでにも、自動保存の機能が追加されたりしておりましたが、今回は、「要約」の機能他が追加されました。

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  • 要約
  • 最近使用したファイル

-- 要約:

ジェネレーティブAIの助けを借りてメモ帳でコンテンツを要約する機能が導入されました。

-- 最近使用したファイルの検索:

さらに「最近使用したファイル」がメニューに追加され、最近閉じたドキュメントをすばやく再度開くことができるようになります。


【対象製品】

現在、Canary Channel、Dev Channel 向けにリリースがスタートしております。

手元の Canary Channel のPCでは、つい先日 ビルド 27813.1000 に Update はしておりますが、残念ながらまだ今回ご紹介する機能は反映されておりませんでした。

今後、この機能が展開されるのを楽しみに待つことにしましょう。


<参照>





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2025年03月14日

DELL アンバサダーが大集合! 「DELL アンバサダー 春の大感謝祭」盛大に開催

DELL アンバサダーを対象に、「DELL アンバサダー 春の大感謝祭」と題して、盛大に タッチ&トライ体験会が開催されました。

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2025年3月13日(木)東京都千代田区にある「フォーシーズンズ ホテル 東京大手町」 3F "グランドボールルーム" にて、開催されたタッチ&トライ体験会。DELLアンバサダーに加え、同伴者(アンバサダー候補?)もOKということで、当日の会場にはDELLの社員も含めると200名以上の人が集結。盛大なイベントとなりました。

DELL Techonolgies CSB Online Executive セールス担当バイスプレジデント アンジェラ・リチーター氏を迎えてのライブライブセッション、そして松原氏(デル・テクノロジーズ株式会社 ジャパンコンシューマー&リテール アソートメントプランナー兼コンサルタント)によるDELLブランドの新たな区分けやAI PCのラインナップ、新製品の紹介、ゲームブランドAlienwareの紹介なども行われました。


【DELLアンバサダー 4万人突破!】

イベントの最初にあいさつに立った横塚氏(デル・テクノロジーズ株式会社 マーケティング統括本部E-ビジネス&リテール事業部本部長)は、DELL アンバサダーがついに4万人を突破、41,000人になったことを報告。

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そして各アンバサダーの投稿件数、その獲得インプレッションなどが、DELLに一層の勢いを提供していることを紹介。これに加え、アンバサダーを対象としたイベントへの参加者も、1500名を超えていることについても紹介しておりました。


【タッチ&トライは大盛況】

ライブセッションなどのあとは、会食をしながらのタッチ&トライタイムへ。

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DELL Pro/DELL ProMax のコーナー、Gaming PCのコーナー、そして法人向けの機種のコーナー、さらには関連商品コーナーなどがボールルームの随所に用意され、デスクトップPCから、ノートPC、新たに投入された最新のモニターや、関連グッズなどが展示され、実際に触ってその良さを体験できるようになっていました。

今年になって、DELLは、多岐にわたる従来のブランドを統一することが発表され、2月の新製品発表会でも紹介されておりましたが、改めて今回のアンバサダー向けイベントでも同様にその趣旨も紹介されておりました。


【デルアンバサダー特典】

デルアンバサダーには、だれでもなることができます。費用もかかりません。デルがコンシューマー向けにDELL製品に触れるチャンスを提供しているのがこのアンバサダー制度。

こうしたイベントに限らず、パソコンの体験モニター、アンバサダー向けの割引制度など魅力いっぱいのものになっています。

新しいPCをどうしようかな?というときには、PCショップで実際にPCを触るのもいいのですが、こうしたメーカー主催のイベントに参加して情報収集すると思いもよらないチャンスに巡り合えるかもしれませんので、チャンスがあればぜひアンバサダーに登録して参加してみてください。


<参照>





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2025年03月13日

リモートデスクトップアプリの提供が 5月27日で終了!

本日公開された Windows IT Pro Blog によれば、Microsoft Store より提供されていた「Microsoftリモートデスクトップ」の提供が終了することが明らかになりました。

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これまで Wndows 11 Pro 以上の製品をご利用の方にとってはおなじみの「リモートデスクトップ」の機能。

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この「Microsoft リモートデスクトップ」が、2025年5月27日をもってその提供が終了し、今後は「Windows アプリ」へと切り替わることが発表されました。


【リモートデスクトップとは?】

リモートデスクトップは、パソコン・タブレット・スマホからWindows(パソコン)をネットワーク経由で操作することができる遠隔操作機能。コロナ禍でも活躍したかもしれませんが、在宅勤務などで会社のPCにリモートで接続して作業しよう.... そんなときに利用できるものです。

リモートデスクトップは、ホスト側のPCから、クライアント側のPCに遠隔でつなぐわけですが、ホスト側の要件としては、Windows 10/11 Pro以上 でないとこの機能が利用できません。一般ユーザーの多くの方が使用しているであろう Windows 10 Home Edition や Windows 11 Home Edition では、クライアント側にはなれても、ホストとして使用する機能はありません。


【Windows アプリへ移行】

ブログによれば、今後は、「Windows アプリ」に移行していくことになるようです。

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-- Windows アプリでのメリット:
  • クラウド PC や仮想デスクトップなど、複数の Windows サービスへの統一されたアクセスを、1 つの合理化されたインターフェイスから行うことが可能
  • カスタマイズ可能なホーム画面、マルチモニターのサポート、および動的なディスプレイ解像度が用意されている
と言ったポイントを紹介しています。

2025年5月27日以降は、Microsoft Store にて提供されているリモート デスクトップ アプリを介し Windows 365、Azure Virtual Desktop、Microsoft Dev Box への接続がブロックされるようです。さらにそのサポートも終了することになるようです。


【現段階では併用が必要】

なお移行期となる現段階では、ユーザーによって若干対応が必要なケースが出てくるようです。ブログでは、
  1. Windows 365、Azure Virtual Desktop、Microsoft Dev Box のユーザー
  2. Remote desktop のユーザー
  3. Remote Desktop Servicesのユーザー
に分けて、その対応について紹介されています。

特に PCへのリモートデスクトップ接続やリモートデスクトップサービス(RDS)への接続においては、まだ現状では、Windows アプリ が対応していないため、それぞれWindows標準機能の「リモートデスクトップ接続」(mstsc.exe)や「RemoteAppとデスクトップ接続」を利用するよう呼びかけています。

Microsoft Store経由で配布されているアプリ「Microsoft リモートデスクトップ」の提供およびサポートが終了し、「Windows App」に切り替わるだけで、MSI形式の Remote Desktop Client は、引き続き使用が可能で「Use the Remote Desktop client to connect to Azure Virtual Desktop」からダウンロードして利用することもできます。

使用に当たってはご注意ください。


【2025/3/13 一部修正】


<参照>





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2025年03月12日

macOS Sequoia 15.3.2 リリース

本日は、Windows Update の日。なので、Windows にはたくさん更新プログラムが来ておりましたが、運悪く今回は、mac にも更新プログラムが到着しておりました。

20250312-1-1.png
macOS Sequoia 15.3.2

セキュリティの更新プログラムになります。早めにUpdateしてしまいましょう!

Apple 製品向けにはこのほかに、以下の製品向けに更新が届いております。
該当製品をご使用の方は、早々に Update してしまいましょう!


<参照>





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Microsoft アカウントの "サブスクリプション" の画面に、「インストール」ボタンが表示されない

先日、Office Home &Business Premium を再インストールしようと、Microsoft アカウントにサインインして、「サブスクリプション」の画面にアクセス。すると「購入済みの製品」のところに、以前あったはずの「インストール」というリンクが表示されていないケースがありました。

"" をクリックしてみると、"プロダクトキー" のみ表示されていて、これがコピーできる状況でした。

購入済みの製品」のところから、「インストール」をクリックすればインストールできるものと思っていましたが、あれ?っていうことで、そうではないケースでの、再インストールについてご紹介いたします。


【プロダクトキーを使用してインストールする】

通常はプロダクトキーを使用しないで、Microsoft アカウントでサインインすればいいはずなわけですが、今回のような場合には、プロダクトキーをコピーして、以下のサイトからインストールを試してみてください。

20250311-2-1.jpg 20250311-2-2.jpg 20250311-2-3.jpg


はじめる」をクリックすると、プロダクトキーの入力画面が表示されますので、そちらからセットアップが可能です。

※ ここで入力するプロダクトキーは、購入時についていたものではなく、あくまでもいったん Microsoft アカウント紐づけされた後に提供されるプロダクトキーになりますのでご注意ください。ちゃんと、Microsoft アカウントへの紐づけができていれば、Microsoft アカウントの画面で確認ができます。


【サポートが終了したから?】

今回のケース、必ずしも "古い製品だから" とか "サポートが終了している" とかが要因でもないようです。

もちろんプレインストール版として提供されていた「Office Home & Business Premium」は、当時の Office 365 と同等に常に最新の機能が利用可能な特殊な製品。プレインストールされていたPCでしか使用できないライセンスのものですが、そのPCで使用している限りでは、常に最新の状態で利用が可能なものです。

例えば手元の環境で、「購入済みの製品」のところを見ると、すでにサポートが終了している Office 2013 ではありますが、ちゃんと「インストール」のリンクもあるし、またそこをクリックすると、「Office 2013 Professional」のダウンロードもできるようです。

20250311-2-4.jpg 20250311-2-5.jpg

なので、なぜ? 「Office Home & Business Premium」でそうなっていたのかは、よくわかりませんが、そんなケースもありうるようなのでご紹介させていただきました。


<参照>




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2025年03月11日

Mac 版 Office Insider Beta Channel 更新情報

Beta Channel に次の更新プログラムが到着しております。

今回確認致しました更新プログラムは、以下の通りです。

20250311-1-1.png
・Microsoft Excel 16.96.25031013
・Microosft OneNote 16.96.25031013
・Microsoft Outlook 16.96.25031013
・Microsoft PowerPoint 16.96.25031013
・Microsoft Word 16.96.25031013

以上の通りです。

今回の更新内容について、現時点で公開されている情報は特にございませんでした。
今後情報が公開された折には、改めてご紹介させていただきます。

さて昨日、Windows 11 の環境下において古いATOKが要因で、Excelが落ちてしまう(起動できなくなる)事例をご紹介しました。

これは macOS も同様で、古い macOS では、利用可能なブラウザのバージョンにも制限があるため、これによりウェブ閲覧やそのサービスができないケースが出てきます。

先日確認した例では、 macOS Catalina Ver.10.15.7(2019/10 リリース)で、Gmailを利用しようとすると、これに搭載された Safari では、利用できる状況ではありませんでした。
またこれにGoogle Chrome を入れてみようとすると、サポート対象外となって、最新のGoogle Chromeもインストールはできません。


たまたまその MacBook Airでは、やはりすでにサポートは終了していますが、 macOS Monterey  Ver.12.7.6 までは Update ができそうだったため、まだこちらであれば利用可能になりそうだったため macOS を更新して利用してもらうことになりました、

Yahoo にしても Google にしても、基本的には最新バージョンが推奨されているわけですが、ある程度古いものでも可能なケースもあります。
PCに限らず、スマホでも同様で、古いスマホでは利用できないサービスも出てきます。

サービスを提供する側も、その時代時代に応じたセキュリティに準じて、安心して利用してもらうためにセキュリティを強化。アクセスするデバイスにもある一定の基準をクリアできないと、利用できないこともあるわけです。

そういえば、Yahooからも「【重要】TLS 1.2未満サポート終了に関するお知らせとアップデートのお願い」なメールが届いてました。TLS1.2 未満のデバイスだとアクセスできなくなるよ?という内容のもの。

20250311-1-3.jpg 20250311-1-2.png


上記サイトにもありますが、上記の最終通知のようなものでしたが、これもそういう意味ですね。





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2025年03月10日

古いATOKで文字入力しようとすると Excel が終了してしまう

Windows 11 で、Excel2024 などの新しい Office 製品をご利用のケースで、そんなトラブルを確認しましたのでご紹介させていただきます。

Windows 10 のサポート終了が迫って、Windows 11 の PC に乗り換えた時に、Windows 10 の時まで利用していた一太郎とATOKを改めてインストールして使用していたところ、Excel を起動して文字入力をしようとすると、Excel が強制終了してしまう.... そんなトラブルを確認しました。

単純に、ATOKを、MS-IME に変更すれば全く問題ありませんので、ATOKの問題であることを確認。そしてさっそく確認してみると....


【古い製品は正しく動作しない】

一太郎をはじめ、ATOKなどの Justsystem の製品は、毎年更新されます。

そしてサポート対象のOSも都度更新されてきますので、Windows 11 でのご利用にあたっては、当然ながら、Windows 11 対応の製品を使わないと、どんなトラブルに巻き込まれるかは不明です。これは、Windows 側の問題ではなく、一太郎やATOKなどのアプリ側の問題になります。

当然サポートが終了したアプリについては、Justsystem も最新OSでも動作するようにサポートしてくれるはずもないので、どうしても必要であれば、Windows 11 でも動作可能な製品に買い替える必要があります。


-- 要因は古い製品:

冒頭にも書きましたが、IMEを、ATOKから、MS-IMEに変更したことで、今回のケースは改善しました。

今回 確認してみるとPC には、
  • 一太郎2007
  • ATOK2007
という製品がインストールされておりました。

20250310-1-1.jpg 20250310-1-2.jpg 20250310-1-3.jpg

一太郎 2007 も動作はしていたようですが、上記(「サポートが終了したATOK」)にもありますが当然サポート対象外の製品になります。Windows 11 上での正常動作は望めません。ATOK2007においては、2010.02.09 にサポートが終了しています。15年も前にサポートが終了していますから、当然今後使っていく中でどんな機能を使用した際に突然終了してしまう... なんてケースが起こりうるわけです。(もちろん発生しない可能性もあります)

サポートが終了したATOKの一覧にもありますが、当然こんな古いATOKも、Windows11 上での正常動作は望めません。もちろん、何とか使おうと試行錯誤すれば解決法があるかもしれませんが、そしたものもメーカーはサポートしてくれません。こうなると自己責任で検証していくしかありません。時間をかけてでも検証して、何とか使えるようになるのであればいいわけですが、結果どうにもできないとなるとその時間も無駄になってしまいます。また、OSなどがさらに更新されると同様のトラブルにも見舞われることになりかねません。

20250310-2-1.jpg


昨年取り上げた上記の例も同様です。このブログでも何度かこうしたトラブルをご紹介しておりました。

  • 入力できるからいい
  • 動作するみたいだからいい
では済まないわけです。

一太郎やATOKなどのアプリに限ったことではありませんが、そのアプリを利用するのであれば当然ながらアプリの利用環境にあった使い方をしましょう。あくまでもそうしたプログラムは、推奨されているOSの元 検証され、利用できるように販売されている製品です。

今回のように、本来であれば正常に動作するはずのアプリが強制終了されてしまったりするケースも多々ありますので、くれぐれもご注意ください。


<参照>




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2025年03月08日

Mac 版 Office Insider Beta Channel 更新情報

なかなかチェックする時間が取れずに今になってしまいましたが、Beta Channel に次の更新プログラムが到着しております。

今回確認しました更新プログラムは、以下の通りです。

20250308-1-1.png 20250308-1-2.png
・Microsoft Excel 16.96.25030441
・Microsoft OneNote 16.96.25030441
・Microsoft Outlook 16.96.25030441
・Microsoft PowerPoint 16.96.25030441
・Microsoft Word 16.96.25030441

今回の更新プログラムについて、現時点で公開されている情報は特にございませんでした。
今後情報が公開された折には改めてご紹介させていただきます。

ところで、mac ユーザー向けの情報ではありませんが、前回ご紹介した「USB接続されたプリンターで意図しない文字列が印刷される」ですが、ぼちぼちこの影響で、USB接続されたプリンターで印刷できないというトラブルが広がりつつあるようです。


上記サイトでも取り上げていますが、該当の更新プログラムを削除する、あるいはプリンターをWi-Fiで設定し直すことで、一時的に回避することは可能なようですので、詳細は上記サイトをご確認ください。







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2025年03月06日

USB接続されたプリンターで意図しない文字列が印刷される

1月に提供された更新プログラムを適用すると、印刷処理に一部想定しない動作が発生する事が確認されているようです。

20250305-2-1.jpg

ただし手元の環境では問題なく利用できているので、すべてのUSBで接続されたプリンターが対象でもないようです。

どういった機種が対象かまでは情報がないのですが、USB接続のプリンターをご利用で、意図しない文字列が印刷される場合には、回避策を確認してみることをお勧めいたします。


【該当の更新プログラム】

なお、

Windows 11 24H2 の場合については....
において、すでに修正が完了しているようなのでまだ未適用であれば上記プログラムを適用してみてください。


【回避策】

現在提示されている回避策は以下のいずれかになります。

1) プリンターと Wi-Fi で接続する
2) 該当の更新プログラムをいったんンインストールする

現時点では、USB で接続されている場合には、回避策はないため、該当の更新プログラムをアンインストールして対応するしかないようです。

現在、修正を行うべく調査中のようです。


<参照>




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2025年03月05日

Mac 版 Office Insider Beta Channel 更新情報

次の更新プログラムが到着しております。

本日到着した更新プログラムは以下の通りです。

20250305-1-1.png 20250305-1-2.png
・Microsoft AutoUpdate 4.78(25022527)
・Microsoft Excel 16.96.25030329
・Microsoft OneNote 16.96.25030329
・Microsoft Outlook 16.96.25030329
・Microsoft PowerPoint 16.96.25030329
・Microsoft Word 16.96.25030329

Microsoft AutoUpdate の更新は、昨年の12月以来久々の更新で、昨日到着しておりました。その時には、Offceの方はまだでしたので、Officeの各製品については、本日到着したものになります。

今回の更新内容について、現時点で公開されている情報は特にございませんでした。今後情報が更新された折には改めてご紹介させていただきます。

さて、Outlookチームからは、引き続き2月に公開された更新情報について以下の通り公開されておりましたのでご紹介させていただきます。

・2025年2月17日・19日リリース Ver.16.95 (25021621) & 16.95 (25021921):

-- 修正:

クラッシュ: サイドバイサイドモードでグループカレンダーをダブルクリックすると Outlook がクラッシュする問題を修正

-- 新機能または改善された機能:なし

-- 既知の問題:なし


更新が来ないのは、問題なく使えていることなんでしょうからいいことなんでしょうけど、昨年の12月から更新が全くなかった Microsoft AutoUpdate についてはどうしたんだろう?と思ってましたが、昨日更新が来てちょっと安心しました。

ところで先ほど UP した Word の件ですが、Beta Channel ではありますが、Word for Mac でも確認してみましたが、Windows 版の方に変更されていることはなく、従来通りといった感じでした。







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Word で「白紙の文書」を開くと、フォントサイズや行間が広い

以前より 時々そうしたPCを拝見することがありましたので、改めて確認してみました。

20250304-1-1.jpg 20250304-1-2.jpg
左:Microsoft 365 Apps for enterprise 右:Microsoft 365 Family

通常であれば、
  • フォントサイズ:10.5
  • フォント:游明朝
というのが標準のはず...

もちろんこれ以外にもポイントはあるわけですが、この「白紙の文書」をクリックして開くと、フォントサイズが、11ポイントになっていたり、エンターを押して、段落を変えると段落後の行間が広がっていたりするケースをちょくちょく見かけました。

多くの場合は、
  • フォントサイズ:11pt
  • 段落後の行間:8pt
  • 行間:倍数 1.08
最初にご紹介した、Wordを起動し、「白紙の文書」を開いて、サンプルテキストを入力した画像を見ていただければ、一目瞭然ですね。

改めてWebで検索、確認して見ると、MOS対策本を出版しているFOM出版のサイトには、「【Word】新しい文書の行間が広く、完成図どおりに作成できない場合の対応について」というお知らせも出ていました。

また他にもWebで公開されている情報を検索してみると、一般向けの製品については、2024年1月ぐらいから変更されているようです。

手元の環境では、Enterprise の Microsoft 365 や Office 2019 Pro Plus の入っている PC では変わりありませんでした。また一般向けの Microsoft 365 Family(以前はPersonal)でもかなり以前より使用しているものでも、標準テンプレートファイルが書き換わっていたものもありましたが、大半は変わっておらず、更新で変わるものなのか? その事実は確認できておりません。

しかし先日、ブログでも紹介しましたが、新規に Microsoft 365 Family をインストールした際に、Outlook(classic)がついてこないといったことで検証したPCでは、すでに変わっておりました。つまり一般向けのものでは、新規に導入したケースではすでに変わっているわけですね。


【変更されたポイント】

では改めて以前の標準テンプレートファイルと、現在の標準テンプレートファイルについてその変わった点を比較してみましょう。

【フォント】

Microsoft 365 Apps for enterprise:

20250304-1-1.jpg 20250304-2-1.jpg 20250304-2-2.jpg

Microsoft 365 Family:

20250304-1-2.jpg 20250304-2-3.jpg 20250304-2-4.jpg

【段落】

Microsoft 365 Apps for enterprise:

20250304-2-5.jpg

Microsoft 365 Family:

20250304-2-6.jpg


 変更されたポイントこれまでの Word現在の Word
 【フォント】  
1フォントサイズ10.5pt11pt
2合字なし標準合字およびコンテキスト合字
 【段落】  
3段落後の間隔0行8pt
4行間1行倍数:1.08
5配置両端揃え左揃え

もちろん、ちょっと前だと標準フォントも、"MS明朝" だったわけですし、それが現在は "游明朝" になっているわけですから、これまでもこうして標準テンプレートファイルが変わったこともあるので、それ自体は特別なことでもないわけです。

しかしFOM出版社の例にもあるように、ものによってはこの変更により、完成した文書が画面通りにならないといったケースや、以前と異なって行間が空きすぎるのは気になる.... というケースでは、修正が必要になってきます。


【"Normal.dotm" ファイルの再構築では必ずしも改善しない】

標準テンプレートファイルがおかしくなったケースで、いの一番に試すであろう「Normal.dotm」ファイルの再構築。「標準テンプレート (Normal.dotm) を変更する」の中でも紹介されていますが、いわゆる「白紙の文書」を開くと呼び出されるのが、「Normal.dotm」という標準テンプレートファイル。

通常は、いったん削除したのち、Word を再度起動すれば自動的に新規の標準テンプレートファイルが生成されるので、これで大方のものが改善するはず... でしたが、今回のケースでは、改善しないケースも多々あるようです。

ちなみに手元の環境では、先日新規に Microsoft 365 Family をインストールしたものについては、Normal.dotm ファイルの再構築で、
  • フォントサイズ
  • 段落後の行間
  • 行間
については、従来のものに置き換わりましたが、
  • 合字
  • 配置
については、新たな設定のままでした。

以前に相談を受けたケースで、Normal.dotm ファイルを再構築したケースでは、今回のようにフォントサイズすら変わらなかったというケースもありましたが、手元の環境では同様に Normal.dotm ファイルを再構築しても改善しないケースもあり、この辺りはすべてのケースでこうなるものでもないようでした。


【従来の設定に戻す】

とりあえず個別に設定変更方法について見ていきましょう!

1) フォントの設定:

  1. Word を起動し、「白紙の文書」をクリックして開きます。"ホームタブ" の "フォントグループ" にあるダイアログ表示ボタンをクリックします

    20250304-3-1.jpg

  2. フォントダイアログが表示されますので、

    フォントタブ:フォント 11 ➡ 10.5
    詳細設定タブ:
    OpenTypeの機能 合字 「標準合字およびコンテキスト合字」➡「なし」

    に変更し、「既定に設定」をクリックします。

    「Normal.dotm テンプレートをを使用したすべての文書」を選択し、「OK」で閉じます

    20250304-3-2.jpg 20250304-3-4.jpg 20250304-3-3.jpg

2) 段落の設定:

  1. まずはWordの画面から、ホームタブ>段落グループ にあるダイアログ表示ボタンをクリックします

    20250304-3-8-1.jpg 20250304-3-5.jpg 20250304-3-6.jpg 20250304-3-7.jpg

  2. 段落のダイアログが表示されますので、

    全般・配置:左揃え ➡ 両端揃え
    間隔・段落後:8pt ➡ 0pt
    間隔・行間:倍数  ➡ 1行

    に変更し、「既定に設定」をクリックします。

    「Normal.dotm テンプレートをを使用したすべての文書」を選択し、「OK」で閉じます

ちなみに、こうして設定を変更し Normal.dotm ファイルを書き換えたとしても、この書き換えた Normal.dotm ファイルをデスクトップなどに移動し、再構築させると.... 「【"Normal.dotm" ファイルの再構築では必ずしも改善しない】」のところでもご紹介したように、"配置" と "合字" の設定は元に戻った形で Normal.dotm が再構築されるようです。

ちなみに今回のこうした仕様の変更って、もしかしたら Web 版 Word「Word for the web」との関係があるのか?と思って、Web 版も確認してみました。

20250304-3-9.jpg
  1. フォントサイズ:11ポイント
  2. 合字:機能なし
  3. 配置:両端揃え
  4. 行間・行間:1.08pt
  5. 行間・段落後:0行
微妙に同じだったり、違っていたり... からするとあまり Web 版との仕様の関係でもなさそうです。


<参照>



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2025年03月04日

ブラザーのプリンター(複合機)で、印刷できるのに「スキャン」ができない

Windows 11 Ver.24H2 に更新してから、印刷はできるのにスキャンができない.... そんなトラブルのご紹介です。

20250303-1-1.jpg

今回の事例は、Brother の家庭向けインクジェット複合機で確認したものです。


【トラブルの事象】

今回のトライブルの発生していた環境:
  • Windows 11 Ver.24H2
  • Brother MFC-J987
新規に購入した Windows 11 の PC に、Brother の Web サイトより、ドライバーなどの含まれた「フルパッケージダウンロード」をダウンロードして設定。
設定完了後、印刷については、正常にインク残量も表示され、問題なく印刷可能なことを確認。しかし、Control Center 4 から、スキャンをしようとすると、プリンターが見つからないというエラーが表示されて、スキャンについてはできない状況でした。


【対策】

今回の事象については、すでに Brother 側でも把握しており、Micrsoft にも報告を行った上で、現在 Brother 側で原因を調査対応中のようです。今後、ドライバの更新などにより改善される可能性はありますが、当面の回避策として、Brother でも、Control Center 4 ではなく、「Brother iPrint&Scan」のユーティリティを導入して利用するようにとのアナウンスが出ています。

20250303-1-2.jpg

実際に「Brother iPrint&Scan」のユーティリティを導入し、スキャンを実施したところ、正常にスキャンが利用できることを確認しております。

20250303-1-4.jpg 20250303-1-3.jpg

BrotherのWebサイトの各プリンターのドライバーダウンロードページに移動し、「よくある質問」からアクセスしても同様のトラブルが紹介されております。


【その他プリンター関連のトラブル】

今回、Brother のプリンターについてご紹介しましたが、Windows 11 Ver.24H2 になってからの印刷関連のトラブルはほかにもいくつかある様でしたので、メーカーが確認している一部の情報をご紹介します。
Windows 11 Ver.24H2 から搭載された「Windowsで保護された印刷モード」(デフォルトでは、OFF)によるものは、トラブルというよりむしろ Windows 11 の新たな機能(仕様)と理解すべきなんでしょうね。でもこれが有効だと、プリンターメーカーが提供しているドライバーは利用できなくなるので、Epson では、トラブルの事例として紹介しています。


おそらくまだまだあると思われますが、もし....
  • Windows 11 Ver.24H2 に更新してから印刷やScanができない
  • 新しく購入した Windows 11 の PC で印刷やScanができない
という場合には、ご使用のプリンターメーカーのWebサイトなどでまずは情報収集することをお勧めいたします。


<参照>



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2025年03月03日

「オフラインインストーラー」を利用した Microsoft 365 のインストール

昨年の暮れ、Amazono のブラックフライデーで、割安になっていたこともあって、これまでの Microsoft 365 Personal から Microsoft 365 Family にプランを変更。

そしてもう一つの Microsoft アカウントの方に共有設定して、いざインストールしてみたら、Microsoft Outlook/Outlook(classic)が同梱されてなかった... といった経緯を以下のようにこれまで、2回にわたってご紹介させていただきました。


そんな中で、現段階で一番簡単で確実に Microsoft Outlook が入った形でインストールする方法として、Part 2 で取り上げたような「オフラインインストーラー」を利用する方法をご紹介いたしました。

今後わざわざ「オフラインインストーラー」を利用しなくてもインストールされるようになればいいわけですが、そこは現時点ではまだ無理そうということで、今回は、改めて Microsoft 365 Personal/Family といったサブスクリプションをインストールする際に利用できる「オフラインインストーラー」を利用した方法について取り上げてみました。


【3つのインストールオプション】

当然ながら、「Microsoft 365、Office 2024、または Office 2021 を PC または Mac にダウンロードしてインストール、または再インストールする」にもあるように、Microsoft アカウントにてサインインして、サービスのところからインストールするという流れが一般的なわけです。

20250302-5-1.jpg 20250302-5-2.jpg

Microsoft 365 のサブスクリプションの画面にサインインしてインストールに入ると、「Microsoft 365 のインストール」というダイアログが表示されます。

20250302-5-3.jpg 20250302-5-4.jpg

そして「バージョンを選択する」のところをクリックすることで、

20250302-5-5.jpg

  1. Microsoft 365−既定のバージョン(既定)
  2. Microosft 365−32ビット
  3. Microsoft 365−64ビット
  4. オフラインインストーラー
といった選択肢から選択が可能になっています。

1) Microsoft 365−既定のバージョン(既定):Microosft 365−64ビット版がインストールされます
2) Microsoft 365ー32ビット:ご利用環境に応じて、32ビット版をインストールしたい場合にはこちらを選択します
3) Microsoft 365−64ビット:「Microsoft 365−既定のバージョン(既定)」と同じものになります
4) オフラインインストーラー:オフライン環境でインストールする場合に利用が可能です

それぞれは上記のような違いがあります。

※ 「オフラインインストーラー」は、あくまでもインストールにあたってオフライン環境でもできるようにするためのものであり、インストール後もオフラインで利用できるものではありません。クイック実行版(Click2Run形式)でインストールされること、そしてそのライセンスが定期的にチェックされること、さらに更新プログラムのインストールや、オンラインサービスの利用などにおいては、インターネット環境が必要になることなど、現在の、Microsoft 365 のご利用においてはインターネット環境は必須です。


【「オフラインインストーラー」の利用】

さて今回の本題「オフラインインストーラー」の利用についてご紹介します。「Microsoft 365 を新規にインストールした場合、Outlook(classic) がない! Part 2」でもご紹介していますが、再度見ていきましょう。

1) 「オフラインインストーラー」のダウンロード

まずは、Microsoft アカウントのサブスクリプションの画面にアクセスしてインストーラーをダウンロードします。「O365HomePremRetail.img」というプログラム(イメージファイル)がダウンロードされます

20250302-5-4.jpg 20250302-5-5.jpg

2) イメージファイルをマウントする

ダウンロードしたイメージファイルは、ダブルクリックすると、マウントされます。またダウンロードしたファイルを右クリックすると「マウント」以外にも、「ディスクイメージの書き込み」といったメニューも表示されます

20250228-2-1.jpg 20250302-5-6.jpg

3) マウントされたイメージからインストールする

イメージがマウントされると、新たなドライブがエクスプローラーに表示されます。このマウントされたドライブ内にある「Setup.exe」をダブルクリックすると、インストールがスタートします

20250228-2-2.jpg

4) マウントを解除する

無事、Microsoft 365 のインストールが完了したら、マウントしたドライブを右クリックして、「取り出し」をクリックしてマウントを解除します

20250301-1-1.jpg 20250301-1-2.jpg 20250301-1-3.jpg


今回は、改めて「オフラインインストーラー」を利用した Microsoft 365 のインストールについて取り上げてみました。


<参照>




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2025年03月02日

Mac 版 Office Insider Beta Channel 更新情報

確認が遅れてしまいましたが、Beta Channel には、次の更新プログラムが到着しております。

今回確認致しました更新プログラムは、以下の通りです。

20250302-1-1.png
・Microsoft Excel 16.96.25022615
・Microsoft OneNote 16.96.25022615
・Microsoft Outlook 16.96.25022615
・Microsoft PowerPoint 16.96.25022615
・Microsoft Word 16.96.25022615

今回の更新内容について現時点で公開されている情報はございませんでした。今後、情報が公開された折には、改めてご紹介させていただきます。
さて、昨日もご紹介しましたが、Skype がとうとうそのサービスが終了することが発表されました。

当然ながら、Windows 版に限ったことではなく、Mac 版や、iPhone や Android にてご利用の皆さんにとっても同様です。

20250302-1-2.png 20250302-1-3.png

今後は、Microsoft Teams にバトンタッチする形になります。

Microsoft 365 Personal/Family についていた、60分無料通話が可能だった Skype のサービスについては、Microsoft 365 の付属のサービスからは外されて、Microsoft Teams に変わっていました。

20250302-2-1.png 20250302-2-2.png 20250302-2-3.png

Microsoft Teams の Web サイトを見ると、無料プランよりはより幅広く利用が可能になっていることも確認できます。







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2025年03月01日

Skypeのサービスが終了! 今後は、Microsoft Teams へ

とうとうきたか? という感じもありましたが、US時間2025年2月28日「Skype」のサービス終了が発表されました。

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【課金ユーザー宛にもメールで】

昨日のブログを受けてか、課金ユーザー宛にも以下のような案内が来ていました。

20250301-1-2.jpg 20250301-1-3.jpg 20250301-1-4.jpg

いよいよ、終わっちゃうんですね。
ここしばらくは中国での利用制限などもありましたが、コロナ禍の時にはよく利用させていただきました。

今後は、Microsoft Teams へとシフトしていくことになります。
こうしたコミュニケーションツールも、世の中の変化に合わせて変わっていくんですね。

Skype 自体は、2025年5月5日まで利用が可能だそうです。


<参照>




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