ちょっと前の記事ではありますが、Japan Office Client Support Blog にちょっと面白そうな記事が紹介されていましたのでご紹介させてただきます。
Word や Excel などのアプリケーションをご利用の際、Ctrl+C や 右クリックから "コピー" したものをいざ "貼り付け" ようとしても何も貼り付かない? そんなご経験はありませんか?
言われてみれば.... という方も多いのではないでしょうか?
私はこの記事を読ませていただいて "あ〜、あるある..." と思わず納得してしまいました。
コピーしたはずがコピーがとれていない... これは「クリップボード アクセスの競合」による問題のようです。
【クリップボードの仕組み】
ブログによれば、「コピーしたデータをクリップボードに格納している途中で他のアプリケーションがこのデータを読み取ると、中途半端な状態のコピーデータが読み取られる危険があります。また、同時に複数のプロセスが異なるコピーデータをクリップボードに書きこむと、データが破損する懸念があります。このような問題を避けるため、クリップボードに複数のアプリケーションから同時にアクセスができないよう、あるアプリケーションからクリップボードにアクセスしている最中は、クリップボードをロックする仕組みとなっています」とのこと。
つまりこのロックされている間に、他のプロセスを介してコピーされたものは、クリップボードへのアクセスが制限されてコピーできておらず、貼り付けたいデータが貼り付けられないそんな状況になるわけです。
これが「クリップボード アクセスの競合」というものです。これによりエラーダイアログが表示されることもあるようです。
コピーの際、現在クリップボードにロックがかかっているかどうか?を確認することはできないため、結果的にはこれは防ぐことはできないので、再度コピーしなおさざるをえないようですが、何となく原因がわかると、まぁ仕方ないのかなぁ?ということにもなりますね。
<参照>