先日公開された Windows Insider Blog「New AI experiences for Paint and Notepad begin rolling out to Windows Insiders」 によると、Windows の標準搭載アプリでもある "ペイント" と "ノートパッド" に AI を駆使した新たな機能のロールアウトがスタートしたことが発表されました。
-- ペイント:
ペイントには、
- Generative fill:
AI のPower を駆使して、コマンドにより現在の画像に新たなイラストを追加し、新たな画像をクリエイトしてくれる機能 - Generative erase:
オリジナルの画像を生かして、そこから特定のオブジェクトなどを選択し削除。そこには何もなかったかのように画像を加工してくれる機能
という機能が、Windows Insider 向けにロールアウトがスタートしました。
ただし、"Generative fill" については、Windows Insider をご利用で、さらに最初はSnapdragonを搭載した Copilot + PC という環境が必要になります。"Generative erase" については、特にそうした制限はないようです。
--ノートパッド:
ノートパッドには、
AIの助けを借りてメモ帳のコンテンツを書き換える機能が導入されます。好みに基づいて文章を言い換えたり、トーンを調整したり、コンテンツの長さを変更したりと、テキストデータをさらに洗練させることが可能になります。
こうした様々な新たな機能ですが、まだまだロールアウトされたばかりで様々な制限がありますので、詳細は各機能に関連したWebサイトをご参照ください。
先日も DELL の新製品発表会に参加させていただいて目の当たりにした新しNPUを搭載したPC、Microsoft から提供されている Snapdragon X シリーズのプロセッサに搭載された NPU 搭載のPCなど、今後も各メーカーから登場するであろう パワフルな CPU を搭載した Copilot + PC に準拠したPC。AI を駆使した様々な新たな機能を活用するにはこうしたPCが必要になるので、注目していきたいですね。
<参照>