つい先日ついにリリースされた Windows 11 24H2。このブログでも以下のとおりご紹介させていただきました。
すでにご利用の方も多いかもしれませんね。ちなみにこの記事を書いているPCも、Windows 11 24H2 になっています。
さて今回はそんな新たに投入された Windows 11 Ver.24H2 に新たに導入された機能について時々ご紹介していこうと思います。そしてその第一回目が「ファイルの圧縮形式」について取り上げてみました。
【ファイル圧縮といえば....】
Windows で、ファイルを圧縮するといえば「ZIP」が標準形式でした。それ以外の形式を利用する場合にはアーカイバという別のアプリが必要になっていたわけですね。
もちろん別途アプリがあれば、アプリにもよりますが、様々な形式に対応していて重宝なのは言うまでもありませんから、特別 Windows の機能にこだわる必要もないわけです。
今回リリースされた Windows 11 Ver.24H2 の新機能を見てみると、このファイル圧縮形式について触れているところがあります。
しかし実はこの機能、もっと前に提供されていたものです。
「2023 年 10 月 31 日 − KB5031455 (OS ビルド 22621.2506 および 22631.2506) プレビュー」の段階で提供されていますので、当然ながらこの更新プログラムが導入されている Windows 11 Ver.23H2 などでも同様に利用が可能になっています。
もっとも、Ver.23H2 のリリース段階では導入されていなかった機能なので、その後に提供された機能もまとまった、Ver.24H2 に新機能として記載されてたとしてもあながち誤りでもないわけです。
ということで、エクスプローラーを開いて右クリックメニューから、「圧縮先」を開くと、
- ZIP
- 7z
- TAR
が選択可能になっています。
以前は圧縮するにしても、
右クリック > その他のオプションを確認 > 送る > 圧縮(ZIP形式)フォルダー
と行っていたのですが、この方法はまだ残されています。またこの方法だと、従来通り ZIP 形式で圧縮されます。
ここに、右クリックメニューに、「圧縮先」が加わったわけです。
さらに「追加オプション」をクリックして進むと、「圧縮方法」や「圧縮レベル」とさらに細かい調整ができるようになっています。
Windows が 標準対応している圧縮形式も、ZIP だけの時代から変わりつつあるわけですね。そしてさらにこの機能は、Windows 11 Ver.23H2 でも利用できるようになっているので、ぜひご活用ください。
さて今回 Windows 11 Ver.24H2 のリリースと同時に、以下のサイトでも紹介したように Windows 11 についても、Ver.22H2 までの製品のサポートが終了いたしました。
なので、Ver.22H2 までをご利用の場合には早急にアップデートされることを推奨いたします。
ちなみに、Windows11 23H2 の ISO ファイルなどをお持ちであれば、Ver.23H2 へのアップデートも可能ですが、通常の Windows 11 のダウンロードサイトは、すでに Ver.24H2 しかダウンロードができなくなっています。
Windows 11 Ver.24H2 ですが、まだリリースがスタートしたばかりで、Windows Update 経由では入手できません。更新するには、Microsoft の Web サイトから Windows 11 インストール アシスタント を ダウロードして更新する必要があります。
もちろん様々な問題も見つかっていますので、ご利用環境によってはもう少し見送ったほうがいいケースもあるかもしれませんので、そのあたりは各自のご判断で.. ということになります。
<参照>