2024年10月31日

新たな関数 Groupby と Pivotby がついに最新チャンネルにリース!

以前、Office Insider 向けに提供がスタートした時に、新たな関数「Groupby」と「Pivotby」が展開されることをご紹介しました。


さてこれをご紹介したのが、2023年11月15日なので、ほぼ1年の歳月を経て2024年10月についに最新チャンネルへのリリースがスタートいたしました。

20241101-1-1.jpg 20241101-1-2.jpg

Excelチームから公開された10月にリリースされた更新内容「What's New in Excel (October 2024)」によると、この新たな関数の最新チャンネルへの展開がスタート。Windows、Mac、Excel for the web にて利用が可能になりつつあります。

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両関数の具体的な使い方は、前回ご紹介した「新たな集計用の関数 "Groupby" と "Pivotby" が登場!」あるいは、「New aggregation functions: GROUPBY and PIVOTBY」をご参照ください。

もちろんリリースがスタートしたからと言ってすべての人がすぐに利用可能になるわけでもありませんので、まだうちのPCでは使えないよ? という方は、もうしばらくお待ちください。


<参照>




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2024年10月29日

macOS Sequoia 15.1 リリース!

macOS を始めとする Apple デバイス向けに更新プログラムが到着しております。

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・macOS Sequoia 15.1

ところで初めて見たような気がしますが、macOS の更新の際に、「夜間にアップデート」なんて粋な機能が付いたんですね。ちなみに今すぐアップデートでやってたら、このブログを書いている最中にいきなり再起動してしまって、あれ 全部やり直しか?とちょっと焦りましたが....。

上記以外の製品にも更新プログラムが到着しております。

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Update ページについては、日本語サイトが更新されるまでには時間がかかりますので、USサイトにアクセスして、必要に応じて翻訳機能などをご利用になってご確認ください。
詳細は、各リンクからご確認ください。

なおご存じとは思いますが、macOS については、macOS Monterey まではサポートが終了しております。仮に不具合が見つかっても修正されることはありません。

例えば今回の macOS Sequoia 15.1 をみても、個人情報漏洩の不具合の修復などが含まれております。こうした不具合が見つかっても、守成されないのがサポート対象外の製品になります。

さらにこうした背景も踏まえ、macOS のサポート終了すると、Microosft Office を始め macOS 上で利用可能な様々なメーカーのアプリケーションも次々にサポートが終了していきますので、ご注意ください。

昨今、macOS の不具合に乗じたトラブルも増えておりますのでくれぐれもご注意ください。


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Mac 版 Office Insider Beta Channel 更新情報

US時間だと、週明け早々ということになりますが、次の更新プログラムが到着しております。
本日確認致しました更新プログラムは以下の通りです。

20241029-2-1.png 20241029-2-2.png
・Microsoft Excel 16.92.24102810
・Microsoft OneNote 16.92.24102810
・Microsoft Outlook 16.92.24102810
・Microsoft PowerPoint 16.92.24102810
・Microosft Word 16.92.24102810

となっております。

現在の時点で今回の更新内容の内容に関して、公開されている情報はございませんでした。今後情報が公開された折には、改めてご紹介させて頂きます。

ところで mac ユーザー向けの情報として、US時間10月23日付で Office Insider Blog に以下のような記事が投稿されておりましたのでご紹介いたします。

20241029-2-3.png


Handoff 機能により、ある Apple デバイスから別の Apple デバイスに切り替えながら、シームレスにコンテンツの作業を続けることができるという内容のもの。 その一例として、iPhone で PowerPoint プレゼンテーションを作業していて、その後 Mac に切り替えたいといったような場合、Handoff を使用することで、数回クリックするだけで可能になるようです。

手元には動作を確認する環境がないので、実際のところどうなのか?は何とも言えませんが、ご興味のある方は、上記リンクからご覧になってみてください。

なお現在この機能を利用するにあたっては、以下の環境が必須となります。

-- 要件:

Word、Excel、PowerPoint を実行しているユーザーが利用で以下の要件を満たす場合に利用可能になるようです。

  • バージョン2.89(ビルド24090210)以降
  • バージョン16.89(ビルド24091630)以降






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2024年10月28日

フォルダ表示をリセットする

Microsoft Outlook 「あるいは outlook(classic)」をご利用のケースで、先日アカウントのメールアドレスの配下に「受信トレイ」という項目がないPCを拝見しました。Microsoft Home &Business 2019 が導入されているPC。なので、Outlook 2019 ということになります。

これまでに受信したメールもきちんと表示されるものの、アカウント名の下にない「受信トレイ」... どこへいってしまったのか?

今回はそんな時の対処法についてご紹介いたします。


【どうしてそんな事態になるのか?】

具体的にどうなったらこうした症状になるのか? そのあたりははっきりとは言えませんが今回のケースでいうと、Outlookを起動中に応答しなくなったため、PCを強制終了し再起動。

その後、Outlookを起動するとセーフモードでの起動を要求されるようになり、セーフモードを選択しだましだましご利用だったようです。そしてある時気が付いたら、すでに「受信トレイ」がなかった...

そんな状況だったようです。

Outlook が応答しなくなった... その段階ですでに問題は発生していたのかもしれませんし、またその時、いきなりPCを強制終了してしまうよりは、まずはタスクマネージャーなどで Outlook だけ終了できればよかったのかもしれません。


【コマンドラインによる修復】

では早速その修復方法をご紹介していきましょう。

今回は、そのフォルダ一覧から、「受信トレイ」が消えてしまった... という例になります。

1) まずは、Outlook が起動中であればいったん終了してください
2) 続いて Windows キー+"R" として、"ファイル名を指定して実行" のダイアログを表示します
3) "名前" のところに、「outlook.exe /resetfolders」と入力し、"OK" をクリックします

以上で、フォルダ一覧がリセットされて、Microsoft Outlook が起動してきます。

今回のケースは、こうしたコマンドラインスイッチを利用して、フォルダ一覧をリセットしたことで無事回復いたしました。


【コマンドラインで修復可能なその他のトラブル】

先ほどは、Microsoft Outlook の事例でご紹介していますが、Microsoft Office 製品には、様々なコマンドラインスイッチが用意されています。そうしたものを利用することで、トラブルの解決に至るケースも多々あるのでぜひ活用したいですね。

Microsoft Office 製品のコマンド ライン スイッチ」では、Word、Excel、PowerPoint、Access といった Office の各スタンドアロンアプリで利用可能なコマンドラインスイッチが紹介されています。

20241028-2-1.jpg

これ以外にも、タスクの二重表示などの問題の解消には、「/resettodobar」といったスイッチが、ビューの設定をリセットしたい場合には「 /cleanviews」、オートコンプリートのキャッシュの削除には「 /cleanautocompletecache」といったように様々なスイッチが用意されています。

Office製品のトラブルの際には、今回ご紹介しているようなこうしたコマンドラインスイッチを利用して、修復をかけてみるのは一つの有効な手段でもあるかと思います。


<参照>




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2024年10月25日

Microsoft Edge を起動するとフィードが読み込めないというエラーが表示された

事後報告にはなりますが、本日の午後15時前後ぐらいからでしょうか?

Microsoft Edge を起動したときに、フィードが読み込めないというエラー表示がでて、Microsoft Start のニュースなどの情報が正しく表示されないというトラブルが発生していました。

20241025-1-1.jpg

上記の画像はフィードの表示のレイアウトが「見出し」になっている状態なので、この状況だとそのエラーは表示されませんでしたが、「ページ全体」あるいは「部分ビュー」になっていた場合、ニュースや天気予報などの情報が読み込めずに、フィードが読み込めないエラーのメッセージが表示されておりました。


【エラーが表示されたケース】

一応、以下の状況でエラーが表示がされておりました。
  1. ホームページに、Microsoft Start が設定されている場合
  2. 新しいタブページを開いた場合
  3. ホームボタンをクリックしたときに新しいタブページが表示される場合
起動時に、情報が読み込めなかっただけでエラーは表示されても、「Microsoft Start」のロゴなどをクリックするとページは正しく読み込まれて表示は可能でした。


【頻繁に更新】

本日午後、Microsoft Edge の更新が何度かかかり、最終的に17時過ぎぐらいに提供された現在のバージョン

20241025-1-2.jpg

Ver.130.0.2849.56

に Update されたことで、トラブルは解消いたしました。

-- 手動による更新方法:

[...]> ヘルプとフィードバック > Microsoft Edge について

と開くと自動的に更新をチェックに行って、更新がある場合には更新ボタンを押せば更新ができます。


なお現在はすでに最新バージョンになっていればトラブルは解決されています。
ということで、本日午後、突然忙しくなったので一応ご紹介させていただきました。

まぁ、そんな一時的な不具合なので更新履歴なんかにも掲載されないのかもしれませんが.... 
もっとも、Microsoft Edge のホームページの設定を、Microsoft Start にしている人って、こんなにいるんだ?
と改めてびっくりした次第です。

そして普段何気なく使っているものでも、トラブルになると慌てる人が多いこと...

恐らくまだこの症状が続いている人はいらっしゃらないとは思いますが、まだエラーが表示される場合には、Microsoft Edge を先ほどご紹介した手順で最新バージョンまで更新してみてください。


<参照>




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2024年10月24日

Mac 版 Office Insider Beta Channel 更新情報

Beta Channel に次の更新プログラムが到着しております。
本日到着した更新プログラムは、以下の通りです。

20241024-2-1.png
・Microsoft Excel 16.91.24102311
・Microsoft OneNote 16.91.24102311
・Microsoft Outlook 16.91.24102311
・Microosft PowerPoint 16.91.24102311
・Microsoft Word 16.91.24102311

以上となっております。
現在の時点で、今回提供された更新プログラムに関して、公開されている情報は特にございませんでした。今後情報が公開された折には改めてご紹介させて頂きます。

ところで以前にご紹介した以下のトラブル。


Fixes or workarounds for recent Office issues」でその状況を時々気にしながら確認していますが、いまだに改善には至っていないようです。Mac ユーザーでメールクライアントとなれば、どちらかといえば Microsoft Outlook よりは、メールアプリをご利用の方の方が多いのかもしれませんが、あまりこれで困ったと言う相談を受けるケースはないのですが、添付ファイルができないと言うのは困ったもんですよね?

なるべく早く改善に至ってもらいたいものです。







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iPad 版 Excel において、シートの保護機能を追加

US時間2024年10月23日に公開された「Sheet Protection now available on iPad」によれば、iPad 向け Excel において、シートの保護機能が追加されリリースされました。

20241024-1-1.jpg 20241024-1-2.jpg

シートの保護機能といえば、デスクトップ版やExcel for the Webではおなじみの機能なわけですが、モバイルデバイス向けに搭載されるのは今回が初めてになります。

この機能が利用可能になるのは、Excel for iPad のみで、同じ iOS 版ではありますが、Excel for iPhone には搭載されませんのでご注意ください。
  • シート保護の一時停止、あるいは再開
  • シート保護の管理
  • シートのロック
  • シートのロックが解除された範囲の編集
が行えるようになります。

"シート保護の管理" オプションからシートの保護設定が調整できます。
ここでは、
  • パスワードの変更
  • 保護オプションの調整
  • 編集範囲の追加、編集、削除
を行うことができます。


【対象デバイス】

  • Excel for iPad Ver.2.90.930.0以降
なお、この機能はリリースがスタートしたばかりで、該当バージョンのものでもすべてのデバイスが一斉に利用可能になるものではありません。まだご利用いただけない場合には、展開されるまでお待ちください。順次その利用範囲が広がっていく形でリリースされていきます。


<参照>




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2024年10月23日

モバイル向け Office 製品のファイルを開くときの既定の動作が変更

US時間10月22日に公開された「Changes to file open behavior for Word, Excel, and PowerPoint files on Outlook iOS and Android」によると、Outlook にて受信した添付ファイルや、OneDrive 上のデータを開くとき、さらには Teams で共有されているようなデータを iOS や Android 向けの Word、Excel、PowerPoint で開く場合の既定の動作に変更があったようです。

20241023-1-1.jpg

ブログによると、Outlook、OneDrive、Teams といったモバイル アプリのエクスペリエンス全体でファイルを開く動作を標準化していくためのようです。


【現在の設定と今後の変更予定】

ブログの中でも紹介されていますが、現在の状況と、今後の変更予定は以下のようになっています。

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1) Microsoft365 アプリ および Word などのアプリが導入済みのケース:

現在:Microsoft 365 アプリが通常、ファイルを開く処理を実行
変更後:スタンドアロンのWord、Excel、PowerPointは、それぞれのファイルを開くアクションを処理を実行

2) Microsoft 365 アプリのみ導入済みで、Word などのアプリは未導入のケース:

現在:Microsoft 365 アプリがファイルを開く処理を実行
変更後:Microsoft 365 アプリがファイルを開く処理を実行

3) Microsoft 365 アプリ/ Word などのアプリのいずれも未導入のケース:

現在:Microsoft 365をダウンロードするためにApp Store / Google Playに誘導されます
変更後:スタンドアロンのWord、Excel、PowerPointアプリをダウンロードするように指示されます


【変更の予定】

すでにこの動作の変更についてはスタートしております。
  • OneDrive: iOS と Android – 変更済み
  • Outlook: iOS と Android – 10 月から 11 月にかけて展開予定
  • Teams: iOS と Android – タイミングは未定
上記にもあるように、OneDrive 上のファイルを開くときの既定の動作はすでに変更済み。そして来月にかけては、outlook.com などに届いた添付ファイルを開くときの動作変更が展開されるようです。

あれ、いつもと違うな?と思われるケースもあるかもしれませんが、今回ご紹介したような変更がスタートしていますので、iOS や Android といったモバイル環境で、Office 製品をご利用の方はご注意ください。


<参照>




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2024年10月22日

Mac 版 Office Insider Beta Channel 更新情報

Beta Channel に更新プログラムが到着しております。

本日到着した更新プログラムは、以下の通りです。

20241022-1-1.png
・Microsoft Excel 16.91.24102016
・Microsoft OneNote 16.91.24102016
・Microosft PowerPoint 16.91.24102016
・Microsoft Word 16.91.24102016

となっております。

現在の段階で、今回の更新プログラムに関して公開されている情報は特にございませんでした。
今後情報が公開された折には、個別に改めてご紹介させて頂きます。








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2024年10月21日

Windows 11 Ver.24H2 の既知の問題

ここにきて、いろいろわかってきた Windows 11 Ver.24H2 の既知の問題について整理してみました。

現在発生あるいは確認されている既知の問題は、必ずしもすべてのPCで発生するものではありません。一部の特定のデバイスで確認されているものになります。なので私の手元の環境でもそうですが、Ver.24H2 に更新済みで全く問題ないよ?という方は気にする必要はありません。

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ざっとこれまでの、Ver.22H2 や Ver.23H2 の時と比べると、多いような気がします。もちろんすべてのデバイスで発生するものでもないため直接影響を受けてうまく動作しない... という方は少ないのかもしれませんが、確認された場合には、「Windows 11、バージョン 24H2 の既知の問題と通知」で紹介され、該当デバイスに対しては、セーフガードホールドがかかり自動での Update はかからなくなります。


【現在確認されている既知の問題】

その詳細については、「Windows 11、バージョン 24H2 の既知の問題と通知」を直接ご参照いただくとして、簡単に現在確認されている問題についてご紹介しておきます。

US時間10月18日付で公開された既知の問題は以下の通りです。
  1. 一部のASUSデバイスは、Windows 11バージョン24H2をインストールできない可能性があります
  2. Voicemeeter アプリが予期せず閉じ、ブルー スクリーン例外エラーが発生する可能性があります
  3. カメラを使用すると、一部のアプリケーションが応答しなくなる可能性があります


1) 一部のASUSデバイスは、Windows 11バージョン24H2をインストールできない可能性があります:

一部の ASUS デバイス (X415KA モデル、X515KA モデル) で、システムが更新プログラムを完了できないという問題が発生することが確認されているようです。Ver.24H2 の更新のプロセスの最中に、ブルースクリーン(BSoD)になりインストールができなくなってしまうようです。

現在の対処法:もちろん自動で更新されることはありませんが、基本的にはインストール アシスタントやメディア作成ツールを使用して、Ver.24H2 に手動でも更新しないことを推奨しています。


2) Voicemeeter アプリが予期せず閉じ、ブルー スクリーン例外エラーが発生する可能性があります:

Voicemeeterというアプリを使用しているとMEMORY MANAGEMENT エラーが表示されるというもの。当然ながら Windows の標準搭載アプリではありませんから、このアプリをご利用の方のみが対象になります。メモリ マネージャーを使用した VoiceMeeter のドライバーの非互換性が原因で発生するもののようです。


3) カメラを使用すると、一部のアプリケーションが応答しなくなる可能性があります:

こちらは影響範囲は多そうですが、当然ながら該当デバイスには、セーフガードホールドがかかって、自動更新されません。

現在の対処法:もちろん自動で更新されることはありませんが、基本的にはインストール アシスタントやメディア作成ツールを使用して、Ver.24H2 に手動でも更新しないことを推奨しています。


今回ご紹介した直近の3つ以外にも、様々な問題が確認されています。

当然ながら該当デバイスには セーフガードホールドが適用されて Windows Update では自動では展開されないようになっています。また現時点ではまだ Ver.24H2 については、Windows Update 経由での自動配信という形では展開されておりません。しかし手動でインストールメディアなどを介して Ver.24H2 へのアップデートを試そうとされている場合には、「Windows 11、バージョン 24H2 の既知の問題と通知」にアクセスして、該当項目がないかご自身で確認いただく必要がありますので、くれぐれもご注意ください。


【2024/10/28更新】

既知の問題が新たに1つ追加されました。US時間10月24日に追加されたもので、ネット上では、ディスククリーンアップの問題は、直後から話は出てましたが、やはりWindows 11側の問題だったようです。

20241028-1-1.jpg


もっとも、US時間10月24日に提供されている「October 24, 2024−KB5044384 (OS Build 26100.2161) Preview」によって、「不適切な見積もりの原因の一部に対処する Windows ディスク クリーンアップ ツールの機能強化」が施されているようです。

一応この KB5044384 によって、「[WindowsDisk Cleanup app] Fixed: This update addresses some of the causes for the wrong free space estimates and improves its accuracy.」とあり、"Fixed" となっております。


<参照>



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2024年10月18日

手書きで描かれた図形を自動で整形

すでに Microsoft Word ではおなじみの機能ですが、描画ツールを利用してマウスなどで描かれた手書きの 円 や 四角 などの図形を自動で整形してくれる機能が、今回、Excel あるいは PowerPoint にも展開されることが発表されました。

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Microsoft 365 Insider Blog (Techcommunity) にもありますが、今回のこの機能。実は、元をたどると当初は、OneNote に搭載されたのが始まりで、その後、Word に展開されてきていたもの。

今回これが、Excel や PowerPoint にも展開されるようになったものです。

すでに、Microsoft Word などでは、マウスで描画ツールを選択。〇 や 🔲 などの図形を描いてしばらくマウスをポイントしたままにしておくと、手書きのちょっと歪んだ図形が、きちんとした 〇 や 🔲 に整形されます。「元に戻す」ボタンを利用すれば、歪んた状態に戻すことも可能です。


【利用可能な対象製品】 

・Windows 版 Office Insider Beta Channel Ver.2410 (ビルド 18108.20000) 以降

※ 今回手元のBeta Channel Ver.2411(ビルド18210.20000) にて確認してみましたが、まだ Excel や PowerPoint ではりようできないようでした。順次展開されていきますので、まだできないよ?という方は、利用できるようになるまでしばらくお待ちください。

ちなみに冒頭にも書きましたがこの機能、元は OneNote からスタートして、Word までは既に最新チャンネルには展開されており、一般ユーザーでも利用可能になっています。「Windows版 Ver.2406(ビルド17726.20016)以降」で利用可能です。Microsoft 365 のサブスクリプションユーザーは Word でもすでに利用可能です。


【更新】

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自動で整形まではされませんが、手書きで描いた図形を選択して、

描画ツールタブ>変換グループ>インクを図形に変換

とすることで、整形してくれるようにはなります。
こちらの機能については、すでに最新チャンネルの Excel でも、PowerPoint でも利用は可能です。


<参照>




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2024年10月17日

Mac 版 Office Insider Beta Channel 更新情報

仕事から戻ってきて、Mac の電源を入れたまではいいものの、ついうっかり Dodgers と Mets の試合の経過をみているうちに、Updateが終わってしまいました。

って言うことで、更新後の画像しかありませんが更新情報です。本日到着した更新プログラムは、以下の通りです。

20241017-1-1.png 20241017-1-2.png
・Microsoft Excel 16.91.24101611
・Microsoft OneNote 16.91.24101611
・Microsoft Outlook 16.91.24101611
・Microsoft PowerPoint 16.91.24101611
・Microsoft Word 16.91.24101611

となっております。今回更新されたプログラムに関して、現時点で公開されている情報は特にございませんでした。今後情報が公開された折には改めてご紹介させて頂きます。

さて久しぶりに、Outlook チームからは、10月に提供された更新プログラムの情報が公開されておりましたので、ご紹介させて頂きます。

2024年10月2日・7日・9日: Ver.16.91 (24100217), 16.91 (24100711) & 16.91 (24100923)

-- 修正:
  • メール:レガシーな Outlook for Mac で、メールヘッダ下の「迷惑メール/スパムでないとしてマーク」ボタンが正しく機能しない問題を修正
  • カレンダー:リマインダーが「なし」に設定された終日イベントが、自動的に18時間リマインダーに変更される問題を修正
  • クラッシュ:イベントに画像を追加した後にカレンダーがクラッシュする問題を修正

-- 新機能または改善された機能:

  • カレンダー:キーボードショートカットを使って、カレンダーの時間スケールを簡単に調整できるようになりました!
    時間スケールを大きくするには:Command +
    小さくするには:Command -
    を押して調整します。

-- 既知の問題:

  • 特になし

本日は以上です。

ところで、以前にご紹介した Outlook for mac において、添付ファイルをつけ表としても全く反応がないトラブルですが、本日確認したところでは、今のところ進捗状況は変わっていないようでした。







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これまで利用していた メールアプリが、outlook (new) に変わってしまった

このところ outlook (new)  関連の投稿が増えていますが、それだけに多様な相談が多いってことなのでご容赦ください。

さて今更ながらですが、すでにご存じの方も多いかと思いますが、Windows 10 や Windows 11 に搭載されていた「メール」アプリは、2024年中に完全に「outlook (new)」に移行されます。

20230727-1-1.jpg

おそらくちょっと前までは、起動すると上記のような黄色いバーがトップに表示されていたかと思います。


そして昨今ではメールアプリを開いても、自動的に メールアプリは終了し、「outlook (new) 」が起動してくるようになった.... そんな方も多いのではないでしょうか?

ちなみに上記の画像は、2023年にご紹介した記事のものです。それからすれば、もう1年以上前から告知されていたわけですね。

20241014-1-0.jpg

その後、outlook (new) もベータ版から正式版としてリリースされるようになりました。

もっとも正式版といっても、まだまだ完全にすべての問題をクリアしているわけではないので、いろいろ問題もあったりします。今後、追加される予定の機能もあれば、今後のフィードバックをもとに改善されていくものもあるのでしょうね。

そして「Windows メール、予定表、連絡先が Outlook になります」にもありますが、2024年もあと2月半となった今、

20241014-1-1.jpg

メール」アプリを起動しても自動的に終了して切り替わって、「outlook (new) 」が起動してきて、上記のような画面が表示されます。

仮にこれまで「メール」アプリに、POP形式 や IMAP 形式などで設定されていたアカウント設定などの情報は引き継がれるわけではなく、ここで画面に従ってアカウントを設定しなおさないといけなくなるわけです。


【あと戻りできない】

とりあえず 「outlook (new) 」の設定を回避して、メールアプリに戻ろうにも、この画面になってしまうとあと戻りすることもできません。

Microsoft アカウントなどでサインインしていたりすると自動的に Microsoft アカウントの情報を引っ張ってきて、メールアドレスに表示されますので、そのまま設定すれば、とりあえずは設定を完了することも可能です。

ただし POP や、IMAP で設定されていた他社のアカウントについては設定しなおす必要が出てきます。

-- Microsoft アカウントをお持ちであれば...

この画面になってしまうと、そのまま終了して再起動しても同じ画面がでてくるので、堂々巡りになってしまいます。なので先ほどもちらっと触れたように、もし Microsoft Office 製品などをお持ちで、Microsoft などが発行するアカウントをお持ちであれば、いったん Microsoft アカウントで設定してしまうのが一番早い回避策になります。

20241014-1-2.jpg 20241014-1-3.jpg

いったん設定が終わって起動してしまえば、設定(歯車のアイコン)をクリックして「設定」画面を表示、

全般 > Outlook について と開いて、「今すぐメールを開く」をクリックすれば、元のメール画面に戻ることが可能です。

しかし上記の右側の画像にもあるように戻せるのは現時点でのみのもの。今後も元に戻せるわけではありません。

また今、手元の環境で確認する限りでは、元に戻してもいったん終了して「メール」アプリを起動すると、また自動的に 「outlook (new)」に変わってしまうようですね。

20241014-1-4.jpg

にもありますが、2024年12月31日をもって Windows メール予定表のサポートが終了するので、来年にはまた自動で Outlook (new) に切り替わってしまい、その後はもう元に戻すこともできなくなります。

なのであと2か月半後に同様な状況になるのであれば、せっかくですから、Outlook (new) への移行。あるいは、Thunderbird などの他のアプリへの移行をしっかり考えて対応したほうがいいのでしょうね?


<参照>



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2024年10月16日

2025年にサポート終了を迎える製品

Windows 10 をはじめ、2025年にサポート終了を迎える製品がたくさんありますので、こちらで一気にご紹介させていただきます。

20241016-3-1.jpg 20241016-3-2.jpg

Prepare now for key end of support moments in 2025」では、2025年にサポート終了を迎えるアプリについて紹介されております。

比較的一般のユーザーの方にとって身近な製品といえば、
  • Windows 10 22H2
  • Microsoft Office 2016/2019
ということになるわけですが、

20241016-3-3.jpg
  • Visio 2016/2019
といった製品などもあるわけです。

また Office 系アプリでいえば、以前にもご紹介していますが、
  • Microsoft Publisher
は、現在の Publisher 2019 が最後のバージョンになるので、Office 2021 以降のパッケージには既に含まれておりません
言い出せばきりがありませんが、Office 2021 を使っているから大丈夫? と思っている方。Office 2021 も、2026年にはサポートが終了してしまいますのでお忘れなく。

っていうことで、来年の秋は Windows にしても、Office にしても一気にサポート終了を迎える製品がやってくるので、くれぐれもご注意ください。そして、最新の製品への乗り換えの準備をお忘れずに。


<参照>




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Mac 版 Office Insider Beta Channel 更新情報

今日は、mac 版に限らず、Windows 版も全てのチャンネルに更新が届いています。とりあえずは、mac 版 Beta Channel の更新情報です。

本日到着した更新プログラムは、以下の通りです。

20241016-1-2.png20241016-1-1.png

・Microsoft AutoUpdate 4.76(24101387)
・Microsoft Excel 16.91.24101412
・Microsoft OneNote 16.91.24101412
・Microsoft Outlook 16.91.24101412
・Microosft PowerPoint 16.91.24101412
・Microsoft Word 16.91.24101412

となっております。

Microsoft AutoUpdate が起動すると、まずは、Microsoft AutoUpdate自身の更新がスタート。更新完了後に再度起動して、Office の更新がスタートすると言う感じです。
今回の更新内容について、現時点で公開されている情報はございませんでした。今後情報が公開された折には改めてご紹介させて頂きます。

さて、ちょっと前にご紹介した Outlook for mac でファイルが添付できない問題。


残念ながら、現時点ではまだ解決には至っていないようです。情報が公開されましたらこちらについても改めてご紹介させていただきます。

さて本日は、冒頭にも書きましたが、Windows 向け Office については、全てのチャンネルで、更新プログラムが到着しているようです。Windows 版をご利用の方も、更新をお忘れなく。







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2024年10月13日

Windows の基本操作 Vol.2024-10-1 ファイル圧縮形式

つい先日ついにリリースされた Windows 11 24H2。このブログでも以下のとおりご紹介させていただきました。


すでにご利用の方も多いかもしれませんね。ちなみにこの記事を書いているPCも、Windows 11 24H2 になっています。

さて今回はそんな新たに投入された Windows 11 Ver.24H2 に新たに導入された機能について時々ご紹介していこうと思います。そしてその第一回目が「ファイルの圧縮形式」について取り上げてみました。


【ファイル圧縮といえば....】

Windows で、ファイルを圧縮するといえば「ZIP」が標準形式でした。それ以外の形式を利用する場合にはアーカイバという別のアプリが必要になっていたわけですね。

もちろん別途アプリがあれば、アプリにもよりますが、様々な形式に対応していて重宝なのは言うまでもありませんから、特別 Windows の機能にこだわる必要もないわけです。

20241013-1-1.jpg 20241013-1-2.jpg

今回リリースされた Windows 11 Ver.24H2 の新機能を見てみると、このファイル圧縮形式について触れているところがあります。

しかし実はこの機能、もっと前に提供されていたものです。

20241013-1-3.jpg 20241013-1-4.jpg  20241013-1-5.jpg

2023 年 10 月 31 日 − KB5031455 (OS ビルド 22621.2506 および 22631.2506) プレビュー」の段階で提供されていますので、当然ながらこの更新プログラムが導入されている Windows 11 Ver.23H2 などでも同様に利用が可能になっています。

もっとも、Ver.23H2 のリリース段階では導入されていなかった機能なので、その後に提供された機能もまとまった、Ver.24H2 に新機能として記載されてたとしてもあながち誤りでもないわけです。

20241013-1-6.jpg 20241013-1-7.jpg

ということで、エクスプローラーを開いて右クリックメニューから、「圧縮先」を開くと、
  • ZIP
  • 7z
  • TAR
が選択可能になっています。

以前は圧縮するにしても、
右クリック > その他のオプションを確認 > 送る > 圧縮(ZIP形式)フォルダー
と行っていたのですが、この方法はまだ残されています。またこの方法だと、従来通り ZIP 形式で圧縮されます。

ここに、右クリックメニューに、「圧縮先」が加わったわけです。

さらに「追加オプション」をクリックして進むと、「圧縮方法」や「圧縮レベル」とさらに細かい調整ができるようになっています。

Windows が 標準対応している圧縮形式も、ZIP だけの時代から変わりつつあるわけですね。そしてさらにこの機能は、Windows 11 Ver.23H2 でも利用できるようになっているので、ぜひご活用ください。


さて今回 Windows 11 Ver.24H2 のリリースと同時に、以下のサイトでも紹介したように Windows 11 についても、Ver.22H2 までの製品のサポートが終了いたしました。


なので、Ver.22H2 までをご利用の場合には早急にアップデートされることを推奨いたします。

ちなみに、Windows11 23H2 の ISO ファイルなどをお持ちであれば、Ver.23H2 へのアップデートも可能ですが、通常の Windows 11 のダウンロードサイトは、すでに Ver.24H2 しかダウンロードができなくなっています。

Windows 11 Ver.24H2 ですが、まだリリースがスタートしたばかりで、Windows Update 経由では入手できません。更新するには、Microsoft の Web サイトから Windows 11 インストール アシスタント を ダウロードして更新する必要があります。


もちろん様々な問題も見つかっていますので、ご利用環境によってはもう少し見送ったほうがいいケースもあるかもしれませんので、そのあたりは各自のご判断で.. ということになります。


<参照>




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2024年10月12日

Mac 版 Office Insider Beta Channel 更新情報

ちょうど10月8日に久々に、Microsoft AutoUpdate の更新が来てましたが、今回は久々の更新です。
本日確認致しました更新プログラムは、以下の通りです。

20241012-1-1.png 20241012-1-2.png
・Microsoft AutoUpdate 4.76(24100615):10月9日
・Microsoft Excel 16.91.24100923
・Microsoft OneNote 16.91.24100923
・Microsoft Outlook 16.91.24100923
・Microsoft PowerPoint 16.91.24100923
・Microsoft Word 16.91.24100923

以上となっております。

現時点で更新内容に関して公開されている情報はございませんでした。
今後情報が公開された折には改めてご紹介させて頂きます。

秋はイベントシーズン。各メーカーとも様々なイベントが予定されています。
そこで公開される新たな情報などがありましたら、改めてご紹介させていただきます。

さて以前にご紹介した


の不具合の件ですが、現段階ではまだUSサイトも含めて進捗に変化はないようでした。手元の環境が、Beta Channel なので、トラブルは発生していないので、確認ができませんが、引き続き情報が更新されたらご紹介させて頂きますので、もうしばらくお待ちください。







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2024年10月11日

Outlook for mac  でファイルが添付できない

Outlook for mac において、現在メールにファイルを添付できないトラブルが発生中のようです。

対象製品と、対象OSは以下の通りとなっています。

対象製品:Outlook for Microsoft 365 for Mac
対象OS: macOS Sequoia

症状:
メールにファイルを添付しようとしても何も起こりません

回避策:
現在調査中とのことで、現時点では再起動を試すぐらいで、それ以外に有効な回避策は提示されておりません。もしそれでもダメな場合には、一時的に、Outlook for the web をご利用いただく必要があるようです。


順次情報が公開されましたらご紹介させていただきますが、現時点でまだこうしたトラブルが発生していることのみご報告させていただきます。
他の macOS ‘あるいは、Outlook 2021 や Outlook 2024 などでも発生するかどうかは不明です。


<参照>




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2024年10月10日

Excel に "Forcus Cell" の機能が追加されます

Excel を利用していて大きな表を見たとき、今一つアクティブセル(選択されているセル)が分かりずらいということ、ご経験のある方も多いかと思います。

さてそんなアクティブセルをより強調するための「Focus Cell」(「セルにフォーカス」)の機能が追加されることが Excel Blog にて公開されました。

20241010-2-1-1.jpg 20241010-2-1-2.jpg

表示タブ>表示グループにこの項目が用意されています。

「セルにフォーカス」をクリックすると、強調されたアクティブセルの他に、列・行にも薄く色がついて強調され、そのデータがどの列のどの行のものなのかがより分かりやすくなります。

もちろんこの色は セルにフォーカス>色 とクリックすることで変更が可能です。


【対象製品】

Excel for Windows Beta Channel Ver.2410 (ビルド18118.20000) 以降

※ Excel for Mac、Excel for the web にも展開される予定のようですが、"Comming Soon" とのことなのでもう少し後になるようです。



<参照>




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2024年10月09日

セキュリティの更新プログラムとその内容

本日、10/9(US時間10/8)は 定例の Windows Update の日です。昨日もご紹介しましたが、Windows 11 Ver.21H2 がサポートが終了になりますので、本日の更新が基本的に最後の更新プログラムになります。

20241009-1-1.jpg 20241009-1-2.jpg

さてこうして毎月提供されている更新プログラム。具体的にどんな内容なのか? Update で不具合などがない限りあまり気にして調べるケースも多くはないと思いますが、更新、特にセキュリティの更新プログラムについては、「Microsoft セキュリティ レスポンス センター (MSRC) 」でその情報の詳細が確認できます。

もちろん毎月提供されている Windows Update の更新履歴などでも情報はご覧になれます。


※ 多少日本語サイトだと情報の更新が遅いので、その場合には、USサイトを確認すると最新の内容が確認できます。

どんなものに、どんな不具合が発生して修正されているのか? 時には覗いてみてもいいかもしれませんね。


<参照>





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2024年10月08日

Mac 版 Office Insider Beta Channel 更新情報

次の更新プログラムが到着しております。本日到着した更新プログラムは、以下の通りです。

20241008-2-1.png
・Microsoft Excel 16.91.24100711
・Microosft OneNote 16.91.24100711
・Microsoft Outlook 16.91.24100711
・Microsoft PowerPoint 16.91.24100711
・Microosft Word 16.91.24100711

今回の更新内容について、現時点で公開されている情報は特にございませんでした。
今後情報が公開された折には、改めてご紹介させて頂きます。

さて、このブログでも何度も取り上げておりますが、Microsoft が提供する outlook.com、outlook.jp、hotmail.com などのメールアドレスは、"OAuth2" に対応したメールクライアント、あるいは Exchange として設定する必要があります。

mac の場合には、mailアプリをご利用の場合、Exchange を選択して設定すればいいわけですが、仮に Thunderbird をご利用になるケースでは、前回ブログでも紹介したように smtp サーバーの設定にはご注意ください









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Windows 1122H2 のサポートがUS時間2024年10月8日(日本時間だと明日)で終了

Windows 11 22H2 のサポートが US時間2024年10月8日(日本時間10月9日)で終了します。Windows 11 Home そして、Windows 11 Pro ともに同様です。

20241008-1-1.jpg 20241008-1-2.jpg

US時間2022年9月20日に提供がスタートした、Windows 11 22H2 ですが、モダンライフサイクルポリシーに基づいて、リリース後 24ヶ月を経た US時間2024年10月8日(日本時間だと大まかに10月9日)にサポート終了を迎えます。

ちなみに、Windows 11 Enterprise 21H2 といった製品も同様にサポートが終了します。(法人向け製品は、モダンライフサイクルポリシーに基づいて、リリース後 36ヶ月サポートが続きます)

20241008-1-3.jpg

なお US時間 2024年9月9日付の「30 日間のリマインダー: Windows 11の一部のエディション、バージョン 21H2 および 22H2 の今後のサービス終了日」(Windows メッセージセンター)によれば、この中で、「IT 部門によって管理されていないWindows 11 Homeおよび Pro デバイスの機能更新プログラムを自動的に開始します」とあるように、一般向けの Windows 11 で、Ver.22H2 のものについては、明日以降順次強制アップデートされるようになるようです。

ちなみに、Windows 10 の場合には、現在の Ver.22H2 が最後のバージョンになりますので、毎月US時間第二火曜日に提供されている更新プログラムなどは引き続きサポート終了になる US時間2025年10月14日まで提供されます。


<参照>




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2024年10月06日

Thunderbird に outlook.com のアカウントを追加する

outlook.com のアカウントが OAuth2 に対応していないメールクライアントで使用できなくなったことは、このブログでも何度も取り上げていますのでご存じかと思いますが、今回は、実際に Thunderbird に IMAP としてアカウントを追加してみました。

20241005-6-1.jpg

あれ? と思った部分も含めてご紹介いたします。


【確認環境】

まずは初めに今回、Thunderbird にて確認した環境は以下の通りです。
  • Windows 10 Ver.22H2(ビルド19045.4957)
  • Thunderbird Ver.128.3.0esr(64ビット)
となります。


【手動設定の場合には注意】

Thunderbird にアカウントを設定する際、設定情報は「Outlook.com の POP、IMAP、および SMTP の設定」にある通りです。

20241005-6-1-2.jpg 20241005-6-1-3.jpg 20241005-6-1-4.jpg

上記サイトでもご紹介されているように、

IMAPサーバー名:outlook.office365.com
ポート:993
IMAP 暗号化:SSL/TLS
認証方法:OAuth2

SMTP サーバー名:smtp-mail.outlook.com
SMTP ポート:587
SMTP 暗号化:STARTTLS
認証方法:OAuth2

の設定をしてく必要があるわけですが、そこで進めていくと....

20241005-6-2-1.jpg 20241005-6-2-2.jpg

と入力していくわけですが、上記のようにサーバー設定をしないといけないとわかっていると、つい「手動設定」を選択してしまいがちです。
しかし、意外とそこに落とし穴がありました。

20241005-6-2-3.jpg

上記にもあるように、SMTP サーバーの設定のところで「認証方法」のところを見ても、「OAuth2」が選択できません。
なので設定も完了できません。

そこで別にあった情報に基づいて設定して確認しみると、

メールサーバー:smtp.office365.com

とすることで、認証方法で OAuth2 が選択できるようになります。

Thunderbird の場合には、サーバー名に入力されたサーバーにより、認証方法が紐づいているようで、例えば、送信サーバー名に受信サーバー名と同じものを入力すると、「OAuth2」が選択できるようになります。しかし、そうはいっても受信メールサーバーと同じものはダメなので、「smtp.office365.com」と設定する必要があるようです。

--自動設定だと:

さて、では「自動設定」だとどうなるのか? こちらも確認してみました。

20241005-6-2-4.jpg

実は自動でやれば、送信サーバーは、「smtp.office365.com」に設定されるわけですね。

ということで、Thunderbird にアカウントを設定するときには、わざわざ手動で設定しなくても、「自動設定」で進めば、ちゃんと送受信できるように設定されますので、自動設定で進んでみてください。

手動設定で設定する場合には、Thunderbird の場合、現段階では送信メールサーバーの設定については、Microsoft のサイト通りだとうまくいかないのでご注意ください。


<参照>




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2024年10月05日

Mac 版 Office Insider Beta Channel 更新情報

ちょっと出遅れましたが、本日 macOS の更新をしている間に、Office Insider Beta Channel にも新たな更新が到着しておりましたのでご紹介させて頂きます。

本日到着した更新プログラムは以下の通りです。

20241005-5-1.png 20241005-5-2.png
・Microsoft Excel 16.91.24100217
・Microsoft OneNote 16.91.24100217
・Microsoft Outlook 16.91.24100217
・Microsoft PowerPoint 16.91.24100217
・Microsoft Word 16.91.24100217
・OneDrive 24186.0915

となっております。

今回の更新内容について、現時点で公開されている情報は特にございませんでした。今後新たに情報が公開された折には改めてご紹介させて頂きます。

さて、Outlookチームからは、9月23日・25日にリリースされた更新プログラムの情報が公開されておりましたので、ご紹介させて頂きます。

2024年9月23日・25日リリース: Ver.16.90 (24092215) & 16.90 (24092511)

-- 修正:

カレンダー:フリー/ビジーステータスのカレンダーの追加を妨げるバグを解決
ログ: 特定の状況で Outlook が異常に大きなログ ファイルを作成する原因となっていた問題を解決

-- 新機能または改善された機能:特になし

-- 既知の問題:特になし

以上となります。







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PowerPoint にて アクセシビリティ機能 が更新

PowerPoint for Windows/Mac において、アクセシビリティの機能が更新されました。

20241004-1-1.jpg

アクセシビリティリボンが登場しておおよそ1年。その後の様々なフィードバックに基づき、今回、PowerPoint for Windows/Mac において、さらなる更新が追加されたことが、Office Insider Blog に投稿され紹介されました。

障碍のある方のためにアクセシビリティの高い PowerPoint プレゼンテーションを作成する」にもありますが、まさに障碍の有無を問わずすべての人に 等しくPowerPoint を活用してもらうために必要な機能でもあります。

20241004-1-2.jpg

アクセシビリティって、例えば PowerPoint に限ったことではなく、何気なく使っている Word や Excel などでも画面の左下のステータスバーに、「アクセシビリティ:問題があります」なんてある、あれですね。

20241004-1-3.jpg

現在の 最新チャンネル「Ver.2409(18025.20104)」を見てみると、画像などを表示し、画像のうえで右クリック>代替えテキストを表示 とクリックすると右側に作業ウィンドウが現れますが、これに伴い「アクセシビリティ」リボンも登場します。

「アクセシビリティ」リボンには、上記の画像にもあるように様々なアクセシビリティに関する機能が集約されています。

今回具体的には、
  • 「代替テキストパネル」と「読み上げ順序パネル」が開いているときは常に表示
  • 色覚異常のユーザーが [色なしで検査] ボタンを使用してコンテンツにアクセスするのを妨げる問題を簡単に特定可能になる
  • プレゼンテーションに含まれる画像にマークを付けるのは、情報ではなく視覚的な興味を追加するためだけに、[装飾としてマーク] ボタンを使用して一度に 1 つずつ、または一括で、代替テキストを含める必要がなくなる
  • 新しい「Insert Header Row」コマンドと「Insert Header Column」コマンドを使用すると、テーブルへのヘッダー行または列の追加が1つの簡単なステップでスピードアップが可能になる
といったことが紹介されています。

その仕組みなどもブログ「Improved Accessibility ribbon in PowerPoint for Windows and Mac」では紹介されていますので、ぜひ一度ご確認ください。

-- 対象製品:

今回の更新は以下の製品が対象となります。
  • Windows: 最新チャネル (プレビュー) バージョン 2304 (ビルド 16327.10000) 以降
  • Mac: 最新チャネル (プレビュー) バージョン 16.72 (ビルド 23040900) 以降
さらに、PowerPoint for the webのデスクトップ ユーザーも利用可能なようです。ただし、こうした機能はリリースがスタートしても一度にすべてのユーザーが利用可能になるわけではないので、まだご利用いただけない場合には、今しばらくお待ちください。


<参照>




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macOS Sequoia 15.0.1 リリース

先日リリースされた macOS Sequoia ですが、最初のアップデートが到着しております。

20241005-1-1.png 20241005-1-2.png
・macOS Sequoia 15.0.1

Mac Studio (2022 年以降)、iMac (2019 年以降)、Mac Pro (2019 年以降)、Mac mini (2018 年以降)、MacBook Air (2020 年以降)、MacBook Pro (2018 年以降)、iMac Pro (2017 年以降)」を対象とするセキュリティ関連の更新になります。

20241005-2-1.png 20241005-2-2.png 20241005-2-3.png

Apple のセキュリティリリース」にもありますが、macOS Sequoia 以外にも以下の製品に更新が到着しております。
上記製品をご利用の場合には、合わせて更新をお忘れないよう、ご注意ください。

macOS Monterey までについては、macOS Sequoia のリリースにより、サポート対象外になったため、更新は来なくなりました。なのでセキュリティ面で問題がないわけではありません。


macOS Monterey については、2024年7月29日にリリースされた Ver.12.7.5 が最後のバージョンになります。


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2024年10月02日

Mac 版 Office Insider Beta Channel 更新情報

今日は、何らかんだ更新ラッシュな日となっております。
Mac 版 Office Insider Beta Channel にも更新が到着しております。

本日到着した更新プログラムは以下の通りです。

20241002-2-1.png 20241002-2-2.png
・Microsoft Excel 16.91.24093010
・Microsoft OneNote 16.91.24093010
・Microsoft Outlook 16.91.24093010
・Microsoft PowerPoint 16.91.24093010
・Microsoft Word 16.91.24093010

以上のとおりです。

あたらめてみると、OneDrive は、すでに昨日更新が到着していたんですね。また Microsoft AutoUpdate は、半月ほど更新が来ていないようなので、ぼちぼち来そうですね。

今回更新された更新内容については、現時点で公開されている情報はございませんでした。今後情報が公開された折には改めてご紹介させて頂きます。

ところで、本日は、Windows 版 Office Insider にも更新プログラムが到着しております。ご利用の方は、ご確認ください。










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Windows 11 24H2 も提供開始!

昨日、Office 2024 の正式なリリースがUSで10/1にスタートすることをご紹介しましたが、日本では本日から、Office 2024 の販売がスタートしました。

さて本日は、この秋に予定されている Windows 11 24H2 が一部のユーザー向けにリリースがスタートしたことをご紹介いたします。

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今回の更新は現時点では、Windows Server Update Services (WSUS) と Windows Update for Business を通じての提供がスタートしたばかりで、一般ユーザー向けにはまだ提供されていません。

なので、Windows Update をかけても、Update では更新は検出されません。


【ダウンロードサイトでは提供がスタート】

どうしてもいち早く Windows 11 Ver.24H2 を試したい... ということであれば、更新アシスタントを利用した Update については、すでに一般の人でも利用は可能になっております。

20241002-1-3.jpg

つまり現在すでに Windows 11 のダウンロードサイトでは、Ver.23H2 から、Ver.24H2 に変わっております。

同サイトにもありますが、「インストールする前に、 PC 正常性チェック アプリ で、デバイスが Windows 11 の最小システム要件を満たしていること、また Windows リリース情報のステータス で、デバイスに影響を与える可能性のある既知の問題について確認してください」とあるように、"Windows 11 インストールアシスタント" をダウンロードしていきなり更新しようとしても、"PC 正常性チェックアプリ" での確認を白と言われて進みませんので、順にダウンロードして更新する必要がありますので、ご注意ください。

20241002-1-4.jpg

そしてチェックが完了すれば、再度「Windows 11 インストールアシスタント」を起動すれば、インストールがスタートいたします。


【新たな機能が追加されてリニューアル】

細かい新たな機能については、機会があれば別途ご紹介させていただきますが、Tech Community の Windows IT Pro ブログを見てみると様々な新たな機能が紹介されています。

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  • 個人データ暗号化 (PDE)
  • 新しい自動アカウント管理機能
  • Wi-Fi 7 のサポート
  • SHA-3 のサポート
などなど。



【更新 12:03】

とりあえず 手元の環境で、1台のみ 更新アシスタントを使用して Update してみました。

20241002-2-3.jpg

既知の問題はあるようですが、今のところ手元の環境では問題なく動作しております。


【更新】

一応現時点では、一般向けにはまだWindows Update 経由での提供はされていません。さらにすでに既知の問題も多数確認されていおります。


ブルースクリーンになるようなエラーも確認されていますので、ご使用にあたってはご注意ください。



<参照>





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Thunderbird と OAuth2.0

これまでにも何度も取り上げていますが、9/16 以降 Microsoft が発行する outlook.com、outlook.jp、hotmail.com、hotmail.co.jp、msn.com、live.com などのアカウントを利用したメールサービスにおいては、OAuth2 に対応した環境からではないと利用できなくなりました。(あるいは 順次利用できなくなっています)

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さてそんな中で、これまでにもご紹介したように Desktop 版 Outlook においては、POP/IMAP ともに OAuth への対応は行われないこともご紹介しました。つまりは、Outlook 2019 以前のメールクライアントでは当然ながら、Outlook 2021 でも、Outlook 365 for Windows であったとしても、POP/IMAP では、outlook.com などのアカウントの設定はサポートされません。必然的に Exchange のみとなるわけです。

そうした Microsoft のサポート情報では、
  • outlook (new)
  • Thunderbird
といった別のメールクライアントが Web サイトでも紹介されていたわけですが、なぜ Microsoft が他社のメールクライアントを推奨しているか?なんて話もあるようですが、今回はそんな 「Thunderbird」について焦点を当ててみました。


【Mozilla が提供するメールクライアント】

既にご使用の方も多いかと思いますが、「Thunderbird」は、"Firefox" というブラウザを提供している "Mozilla" から無償で提供されているメールクライアント(メールソフト)です。Firefox の前身は、"Netscape" というブラウザ(さらに前進になると "Mosaic")になるわけですが、Microsoft の "Internet Explorer" と一緒に、インターネットが一般に普及しだした当時、インターネット業界を引っ張ってきた盟友でもあります。

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そんな歴史のある Mozilla の提供するメールクライアントが「Thunderbird」であり、その歴史も、2004年からスタートしていることからすると、かなり歴史のあるアプリになります。

Windows は当然ながら、macOS、GNU/Linux と複数のプラットフォームにも対応していることから、プラットフォームを選ばず同じ環境が構築できることは、利用者としては非常にメリットが大きいところです。

さらには、Thunderbird迷惑メール対策機能は評価も高く、外部のフィルターサービスなども選択できるなど便利な機能が満載です。


【自動でOAuth2に対応】

さて今回話題になっている先進認証。そんな OAuth2 への対応も自動で行われています。Google が安全性の低いアプリの接続を制限する際にも、当然今回の Outlook.com の際にもいち早く「Thunderbird」は対応してきました。

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Google メールアカウントの OAuth 2.0 認証への自動変換」によれば、OAuth2.0 認証への変更については、アプリ側のバージョンアップで自動変換してくれちゃったわけなのでありがたいですね。

現在の最新バージョンは、Ver.128.2.3Ver.128.2.2 のリリースの際に搭載された「OAuth2 の詳細な権限のサポート」に問題があったため、この機能が元に戻されたバージョンとして、Ver.128.2.3 が リリースされました。認証でタイムアウトしてしまうという不具合を回避するための措置なわけですが、今後はこうしたトラブルにも対応したものが投入されることでしょう。




<参照>





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2024年10月01日

Office 2024 の一般向け販売がスタート!

法人向けには Office LTSC 2024 として一般向けより先んじて提供がスタートしておりました Microsoft Office の次期バージョン「Office 2024」の一般向けの提供が、US時間10月1日にスタートすることが明らかになりました。

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ブログによれば、そのラインナップは、
  • Office Home & Business 2024
  • Office Home 2024
となっているようです。

今後、新たに登場するPCについては、日本独自ではありますがプレインストール版として、Office 2024 が付いてくるものも出てくると思われますが、出始めのものだと、Office 2021 が付いているようなものもあったりするかもしれないので、購入の際には注意が必要です。

ラインアップを見ると、Office Home 2024 には もう Microsoft Outlook/Outlook (classic) はついてこないようですね。これまで利用されていた Outlook のデータを移行しないといけないような場合には、Microsoft Outlook のついている 「Office Home & Business 2024」のパッケージを購入するか? Thunderbird などにデータをエクスポートして、メールクライアントは Thunderbird で使用するか? 検討していく必要があります。

* Thunderbird については別途取り上げる予定です。


【Office 2021/2024 のライフサイクル】

これから Office 2021 を購入しようという方はいないとは思いますが、そのライフサイクルにはご注意ください。

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  • Office 2021 サポート開始:2021年10月5日 提供終了:2026年10月13日
  • Office 2024 サポート開始:2024年10月1日 提供終了:2029年10月9日
となっています。今から Office 2021 を購入しても、2年後にはサポートが終了してしまいますので、くれぐれもご注意ください。少しでも長く使用されるのであれば、Office 2024 ということになります。あるいは、Microsoft 365 のようなサブスクリプションということになります。

さてその新しい機能などについては、今後おいおいご紹介していきたいと思います。

US時間10月1日になるわけですから、ざっくり言って日本時間だと明日の 10月2日(水)からということになります。いよいよ「Office 2024」のお披露目っていうことですね。


<参照>





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posted by クリック at 13:59| 東京 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | MicrosoftOffice共通 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする