2024年09月21日

Microsoft 365 サイトとサポート対象外の macOS

macOS Sequoia の登場で、いろいろ検証している中で、Microsoft 365 サイトについて確認した際に気がついたのでご紹介させていただきます。

Web および Microsoft 365 アドイン用の Microsoft 365 で動作するブラウザー」の中で、Microsoft 365 の Web サイトを利用する上での動作対象ブラウザについて紹介されておりますが、mac 向けということで言えば、Safari だとどこまでアクセスが可能なのか?確認してみました。

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上記サイトソースから更新履歴を確認すると「"firstPublishedDate" content="2014-05-20"」また「"lastPublishedDate" content="2024-07-24" 」となっていることから、最終更新日が、7/24なので、macOS Sequoia がリリースされる前のもの。USサイトについても同様に「"firstPublishedDate" content="2014-05-20"」、「"lastPublishedDate" content="2024-07-23" 」となっておりました。

ということは、macOS Sonoma が最新バージョンの段階では、Safari Ver.16 がサポートされる最低限必要なバージョンだったわけですが、こちらも、今回の macOS Sequoia の登場で変わったようです。このあたりは、今後情報が更新されることになるんでしょうね?


【すでに Safari Ver.16 ではアクセス不可】

macOS Big Sur に搭載されている Safari Ver.16.6.1 にて、Microsoft 365 のWebサイトにサインインしようとすると、サインインの画面までは表示されても、Microsoft アカウントのメールアドレス、PWを入れてサインインを試すと、エラー表示など出るものでもなく結果的に元の Microsoft 365 のサイトのサインインページに戻るだけでサインインはできませんでした。

一方で OneDrive のサイトにはアクセスしてサインイン、そしてそこから OneDrive 上のドキュメントを開いたり、新規作成に進んだりして、Office for the Web を利用する分にはかろうじて利用可能でした。

ただし OneDrive の画面のアプリランチャーのところから、microsoft365.com のサイトには同様にアクセスしても利用できない状況で、Office for the web の利用に当たっても、Safari Ver.16 以前のものを利用している場合には注意が必要です。


【Google Chrome であればかろうじてまだ利用可能】

おそらく今回の macOS Sequoia のりリースに伴い、Safari 17 以降でないと、microsoft365.com にアクセスできなくなったものと思われましたので、macOS Big Sur でも利用可能な Google Chrome を導入して確認してみました。

Google Chrome であれば、現時点で確認する限りでは、OneDrive でも、microsoft365.com のサイトからでも、Office for the web の利用は可能でした。

決して古いmacOS の利用をお勧めするわけではありませんが、仮にどうしても利用せざるを得ない環境の場合には、Google Chrome など他のブラウザを経由すればかろうじてまだ利用は可能なようです。


<参照>




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DELL の NEW XPS13 シリーズ Intel Core Ultra Series2 搭載で登場!

2024年9月20日、DELLは都内で AI PC 新製品発表会を開催。人気シリーズ New XPS 13 に、新たに Intel Core Ultra(Series2)搭載の機種を発表しました。

今回、AI PC 新製品発表会に参加させていただいたので、レポートさせていただきます。

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今回発表された New XPS 13 については、最新の Intel Core Ultraプロセッサー(シリーズ2)を搭載。
  • Intel Core Ultra 5 Processor 226V メモリ16Gb
  • Intel Core Ultra 7 Processor 256V メモリ16Gb
  • Intel Core Ultra 7 Processor 258V メモリ32Gb
  • Intel Core Ultra 9 Processor 288V メモリ32Gb
のバリエーションが用意されているようです。

冒頭、"デル AI PC販売状況" として、DELL Japan が販売しているノートブックのうち NPU 搭載PCの販売比率が48%まで伸びていることに触れ、AI処理に特化したNPUを搭載したノートPCへとそのニーズも推移しつつあることを強調されておりました。

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今回紹介された New XPS 13 においては、その後 登壇された インテル株式会社 技術本部部長 安生健一朗氏の「インテル Core Ultra プロセッサー(シリーズ2)のご紹介」の中で、最大120TOPS の能力を発揮していることが紹介されました。

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Microsoft が提唱する "Copilot + PC" では、40TOPS 以上の処理能力を持ったNPUの搭載が謳われているわけですが、それを遙かにしのぐ性能になっていますね。

CPU に メモリが搭載されていると言う特殊な形態で提供されているため、後からメモリを増設することができないので、メモリは、16G あるいは 32G のものを購入時に選択する必要があります。消費電力が高いGPUに比べて、低消費電力でAI処理を可能にしてくれる NPU により、さらに消費電力の節約にもなり、長時間の運用が可能になっているようです。

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またDELLでは、国際的な環境ベンチマーク "EPEAT" を積極的に導入していること、そして今回のXPS(EPEAT Gold with Climate+)や、Inspiron (EPEAT Silver with Climate+)について、その認定を受けていることも紹介されておりました。

これ以外にも、
  • 左右に用意されたThunderbolt 4.0対応のポート
  • アルミニウム削り出しの筐体
  • シームレスに仕上がったガラス製タッチパッド などなど

さらに Power Up した DELL の XPS ノートシリーズは、AI PC としても魅力満載のPCとなっているようです。


<参照>




デル株式会社


デル株式会社

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