新しい Outlook が正式にリリースされたことで、本来であれば、スタートボタンを押して "すべてのアプリ" と開いたときに表示されるメニュー画面には、以下のように Office ファミリーの Microsoft Outlook が入っているPCであれば、「Outlook(classic)」と並んで、「Outlook(new)」と表示されるようになっているはずです。
しかし一部のパソコンでは、Microsoft Outlook の表示が、「Outlook」のままで変わっていないという症状が発生しているようです。
「[スタート] メニューの Outlook アイコンが Outlook (クラシック) に更新されない」によれば、この表示自体は、2024年7月以降こうした表示に変わったもので、"Outlook バージョン 2407 以降で使用可能" となったもののようです。
ただし一部環境ではこれがうまく適用されず旧来のままの表示の状態になっている例があるようです。
-- 回避策:
本来であれば、Ver.2407 が適用されると "新しい [Outlook (クラシック)] アイコンが ProgramData フォルダー" に表示され、スタートメニューのプログラム名のところも正しく変更されるはず。
C:\ProgramData\Microsoft\Windows\Start Menu\Programs
上記のパスをコピーしてエクスプローラーのアドレスバーに貼り付けると表示されたウィンドウには、古い Outlook のショートカット表示されます。これを削除すると、正しい "Outlook(classic)" が表示されるようです。
手元の環境では特に問題なくきちんと表示されているので確認できませんが、Microsoft Outlookが起動しないというわけでもなく、表示上だけの問題なので模式になるようであれば一度MSのサイトに公開されている情報を参考にアイコンの再構築をお試しください。
** 一応、Webサイト上では削除して、再起動すれば正しいアイコンが再構築されるとはありますが、念のため、削除ではなくいったんデスクトップなどにアイコンを移動する形でお試しいただくことをお勧めいたします。また移動したら、必ずPCの再起動をかけてください。
なお、Outlook for Windows に関しては、現在一部の環境で以下のような問題も発生しているようです。
こちらも、手元の環境では全く問題ないので、すべての環境で発生するものでもないようですが、MS側では問題を把握しているようですので、現在調査中となっていますので、今後の情報の更新をお待ちください。
「最近の Office の問題に関する修正プログラムと解決策」では、現在MS側で把握している様々なトラブルおよびその回避策が紹介されていることがあります。
何か?更新後におかしいことがあれば、一度確認することをお勧めいたします。
<参照>