以前に、「新しいOutlook のデータの保存先は?」な記事をご紹介しました。POP であろうと、IMAP であろうと基本的にはローカルPCにはデータが保存されないこと、ただしその一方で、オフライン作業が可能なように対応しつつあることをご紹介しました。そして今回その続報として、Part 2 としてご紹介させていただきます。
【データのエクスポート】
この中で「【データはどこ?】」のところで、メールボックスのデータはエクスポートできることについてもご紹介いたしました。
そこで試しにエクスポートして、数日後、右のようなメールが届きました。ダウンロードが可能ですよ?というもの。そしてそれには一応有効期限が設定されていて、今回は、10/1となっていました。それまでにダウンロードしろってことなんですね。
ダウンロードしてみると PSTファイル(Outlookデータファイル)がダウンロードされましたので、あとはこれを Microsoft Outlook に取り込んで、確認しろってことのようです。ただし残念ながら現在のところ "PST" ファイル は、新しいOutlook「Outlook(new)」では利用できません。なので、PST ファイルがあっても現段階では、Outlook (classic) がないと内容は確認できません。
Microsoft 365 ロードマップによれば、2025年3月には、インポートなどができるようになる予定のようです。
【オフラインで利用】
新しいOutlook「outlook (new)」のオフラインでの利用について補足させていただきます。
「新しい Outlook for Windows の使用を開始する」の中で、「オフライン作業」と言うところで説明がありますが、新しい Outlook の場合、あくまでも "アプリが既に実行されていてオフラインになっている場合にのみサポートされます" ということで、最初からオフラインでも受信トレイが確認できるということではありませんのでご注意ください。
そしてオフラインで利用可能な項目も上記サイトにあるとおりです。また今後の予定も同ページに表示されていました。
今後 フィードバックなどを通じて、こうしたオフライン作業のあり方も、変わっていくかもしれないので、現時点ではオフラインになったときのデータファイルがどこにあるのか?も確認はできませんでしたが、今後 何か動きがあったら改めて取り上げたいと思います。
っていうことで、今回は、先日ご紹介した続きで、エクスポートでダウンロードできるデータファイルについてご紹介いたしました。
<参照>