US時間8月15日にリリースされた「Announcing Windows 11 Insider Preview Build 27686 (Canary Channel) 」によれば、Windows サンドボックスに新たな機能が追加されてリニューアルされるようです。
日本時間でいうと8月16日になりますが、Windows 11 Insider Preview の Canary Channel に、Build 27686 がリリースされました。
今回のこのビルドには Microsoft Store で更新される新たな Windows サンドボックス(クライアントプレビュー版)が含まれておりました。
このプレビューの一環として、
- ランタイム クリップボード リダイレクト
- オーディオ/ビデオ入力制御
- 実行時にホストとフォルダーを共有する機能
が導入されていることが発表されました。
コマンドラインによるサポートの初期試用版も導入されているようで、この点についても今後の展開が気になるところです。
【Windows サンドボックスとは?】
せっかくなので、「Windows サンドボックス」(Windows Sandbox)って、なに?という方もいらっしゃるでしょうから、ついでにご紹介しておきましょう。
Windows サンドボックスは、仮想環境を利用して「アプリケーションを単独で安全に実行するための軽量のデスクトップ環境を提供」してくれる Windows の機能になります。
-- 対象環境:
- Windows 10 Pro
- Windows 11 Pro
一応、Windows 10 でも、Windows 11 でも、Home Edition は対象外になっています。
※ ただし利用できないわけでもないようなので、ご興味のある方はインターネットなどで検索してみてください。
Windowsサンドボックスを起動すると、仮想環境で新しい Windowsが起動するので、アプリケーションを終了すればすべてが破棄されます。なので、アプリのインストールなどを試してみたりするには絶好なわけです。PC本体に影響は与えずに検証が行えますし、終了すればすべてなかったことになるので。なので終了するときに上記のようにポップアップも表示されます。
詳細は、「Windows サンドボックス」をご参照ください。
そんな、Windows サンドボックスが久々に Canary Channel で更新されたわけですね...
<参照>