2024年08月31日

個人向けアカウントでも Outlook の基本認証が廃止へ

Google をはじめ、Exchange Online などセキュリティの強化により、そのアカウントへのサインインにおける基本認証が廃止され、先端認証へとシフトしてきています。LSALess Secure Apps)と呼ばれる "安全性の低いアプリ" への制限は、一段と強化されます。

20240630-0-1.jpg 20240630-0-2.jpg

今回、こうした流れは個人向け Microsoft アカウント(outlook.com など)にも適用され、その廃止の日程が明示されました。


【基本認証と先端認証】

まず本題に入る前に、基本認証って何? 先端認証って何? から簡単に触れておきましょう。

-- 基本認証とは?:

従来より利用されているユーザーIDとパスワードを入力してユーザーを認証行う方法です。そしてその情報が直接サーバーに送られて認証されるというシンプルな方法になります。シンプルであるがゆえに簡単な手続きで利用できるため、これまで様々なところで利用されてきていました。Microsoft の Exchange チームが以前に、「Improving Security - Together」(US時間2019年9月20日)というブログを投稿していましたが、このあたりが分かりやすいと思います。

20240630-1-2.jpg

上記のものは、このブログを Microsoft Edge の翻訳の機能を利用して和訳したるものです。

** 何が問題なのか?

この基本認証はシンプルなので分かりやすいものの、ユーザー名やパスワードさえわかればだれでもログインできてしまうというデメリットがあります。
ブルートフォース攻撃などのようなパスワードを総当たりで試すような攻撃に弱いというデメリットは以前から言われていたことです。


--先端認証とは?

20240630-1-1.jpg

モダン認証とか、OAuth2.0認証 などともいわれているもので、「ハイブリッド先進認証の概要とオンプレミスの Skype for Business および Exchange サーバーで使用する前提条件」の "先進認証とは何ですか?" にもありますが「最新の認証は、クライアント (ノート PC やスマートフォンなど) とサーバー間の認証と承認方法の組み合わせと、既に使い慣れている可能性のあるアクセス ポリシーに依存するセキュリティ対策の総称」となります。単純なIDとパスワードによる認証ではなく、多要素認証やらいっていうことです。


【基本認証の廃止に伴いユーザーがしないといけないこと】

さてでは実際にユーザーが、どんなことに注意しないといけないのか?について確認してみましょう。

20240630-0-2.jpg

まず今後のスケジュールについて。"移行のタイムライン" のところにもありますが、
  • 6月11日 基本認証のポート終了の告知
  • 6月末 基本認証を使用している場合、別のメールアドレスに連絡が来て許可してからでないとアクセス不可になる
  • 9月16日 基本認証が完全に利用不可になり、基本認証のままだと Outlook のアカウントにアクセス不可になる
というプロセスで、完全廃止へと向かいます。

-- 必要な対策:

さて具体的にユーザーがしないといけないことですが、
Outlook for Windows を使用して、Outlook.com にアクセスしている場合などいくつかのシナリオが提示されています。

1) Outlook for Windows の場合:

この場合には、3つのシナリオが用意されています。

20240630-2-1.jpg

Microsoft 365 あるいは、Outlook 2021 LTSC(ビルド11601.10000 以降)を利用している場合には、アプリ自体は先端認証がサポートされています。Exchange を介して outlook.com に直接接続する場合には、何も変更はありませんが、POP あるいは IMAP 形式でOutlook.com に接続するように設定されている場合には、先端認証がサポートされないため、設定変更が必要になります。

手順 1:
New Outlook を利用するか? 先端認証をサポートしている Microosft Outlook に切り替える

手順 2:

POP/IMAP と SMTP に代わり、新たなプロファイルを作成し、自動アカウント校正の機能を使用して、Outlook.com のアカウントを追加します。こうすることで、自動的に Exchange 経由に設定されモダン認証をサポートすることになります


2) Mozilla Thunderbird を使用する場合

20240630-2-2.jpg

3)  Apple Mail アプリを使用する場合

20240630-2-3.jpg


Microsoft アカウントの乗っ取りなども相変わらず減らない昨今。こうした背景もあって個人向け Microsoft アカウントの認証にもよりセキュリティの向上が求められることになりました。

すでに Microsoft Outlook 2019 に、outlook.jp のアカウントを IMAP にて設定している例で、認証が通らずログインできないという例も散見しております。Microsoft Outlook 2019 までは先端認証に対応しておりませんので、新しい Outlook などに乗り換えるなど再設定が必要になります。


<参照>





デル株式会社 デル株式会社


HP Directplus -HP公式オンラインストア-


ライフスタイルに合わせて学べる:対象コースが最大95%OFF。
posted by クリック at 20:05| 東京 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | Outlook.com関連 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2024年08月28日

Mac 版 Office Insider Beta Channel 更新情報

最近はすっかり更新内容についての情報がお届けできないままに、Beta Channel にはばんばん更新が到着しています。
本日到着した更新プログラムは、以下の通りです。

20240828-1-1.png
・Microsoft Excel 16.89.24082611
・Microsoft OneNote 16.89.24082611 
・Microsoft Outlook 16.89.24082611
・Microsoft PowerPoint 16.89.24082611
・Microsoft Word 16.89.24082611

今回も配信されました更新プログラムに関して、現時点で公開されている情報は特にございませんでした。
今後情報が公開された折には改めてご紹介させて頂きます。

さてこれまでこのブログでも時々ご紹介してきた Office Insider の Blog が、TedhCommunity へお引越しすることになりました。


TechCommunity と Microsoft 365 Insider のページが別々で、ブログも展開されていたわけですが、TechCommunity の Microsoft 365 Insider のところに集約されるようです。

あっち行ったり、こっち行ったりしなくなっただけでもちょっと助かりますね。


【Outlook for Macの更新情報】

さて、Outlook チームからは、しばらく更新されていなかった更新情報が、一気に公開されました。

・7月29日・31日リリース: Ver.16.88 (24072820) & 16.88 (24073055)

- 修正:

メール:Google、Yahoo、iCloudのアカウントタイプで「フォルダの並び替えを許可」が無効になっている場合、同じアカウント内でサブフォルダを別の場所に移動できない問題を修正
カレンダー:会議招待が変更された場合、部屋の応答タイプが未応答状態になる問題を修正
自動返信:アカウントを切り替えても自動返信の設定が変更されない問題を修正
パフォーマンス:暗号化されたメールを読み込むと、Outlookがハングアップする問題を修正し
クラッシュ: 連絡先カードを開くとOutlookがクラッシュする問題を修正

-- 新機能または改善された機能:

差出人セーフ:差出人セーフメールからの画像の自動ダウンロードに対応
外部画像のダウンロード設定は、Outlook設定の読書設定の下にあります


・8月5日・7日リリース:  Ver.16.89 (24080420) & 16.89 (24080715)

-- 修正:

メール: サイドバーの未読件数が更新されない問題を修正

-- 新機能または改善された機能:

管理者設定: 管理者がユーザーをブロックして、アクセス権の委譲、フォルダー共有、カレンダー共有を割り当てられるようになりました

-- 既知の問題:

メール: メールの作成時に、To/CCフィールドの受信者、件名フィールドの内容、添付ファイルが削除される


・8月12日・14日リリース Ver.16.89 (24081210) & 16.89 (24081316)

-- 修正:

メール:キャンセルされた予約送信メッセージの「編集の再開」が期待通りに動作しない問題を修正
メール:メール作成時にTo/CCフィールドの受信者、件名フィールドの内容、添付ファイルが削除される問題を修正
カレンダー:タイムゾーンの定義を改善
SMIME:ユーザーが「常に送信メッセージを暗号化する」設定を有効にしている場合、メッセージの暗号化を解除した後にメールの下書きが破損する問題を修正

-- 新機能または改善された機能:特にありません

-- 既知の問題:特にありません


・8月19日・21日リリース Ver.16.89 (24081210) & 16.89 (24081316)

-- 修正:

メール:IMAPアカウントタイプで、削除、移動、既読にする、アーカイブなどのメールアクションがグレーアウトする問題を修正
クラッシュ: インラインまたは通常の添付ファイルがあるメールメッセージを下書きで保存する際に、Outlookがクラッシュする問題を修正

-- 新機能または改善された機能:特にありません

-- 既知の問題:特にありません







SPRING JAPAN公式サイト
posted by クリック at 15:41| 東京 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | MAC版Office | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2024年08月27日

突然音が出なくなった

今回はメーカー製のPCのケースで、突然音が出なくなったという事例です。

20240827-2-1.png

タスクバーのサウンドのと頃をポイントして開いてみても「デバイスが見つかりません」となってスピーカーのマークには "×" が。デバイスマネージャーを開いても、「オーディオ」で始まる項目すらない...

多くの場合にはデバイスが正しく動作しなくなると、デバイスマネージャーなどで確認するわけですが、ここでも認識すらされていないと思わずお手上げ?となってしまいがちです。

不明なデバイスもなければ、サウンドカードのエラーもでていない。そんなケースで今回、ドライバを再インストールしてみてら正常に稼働し出した... そんなケースがありました。

【ハードディスク内にドライバがないか?確認】

富士通など一部のメーカーでは、PC内に「ソフトウェアディスク検索」または「ドライバ・ソフトウェア検索ユーティリティ」といったようなアプリを利用してサウンドドライバをインストールしてみると、意外ときっちりデバイスが動作し出すなんてこともあるようです。

またその他のメーカーでも一部のメーカーでは、アプリケーションやドライバを再インストールするためのデータがハードディスク内に収録されていることがあります。もちろんWebページからダウンロードできればそれでもOKな訳です。

今回の富士通の例で言うと、該当機種のWebページにアクセスしてドライバの一覧から探しても、サウンドカードのドライバはなかったんですが、「ソフトウェアディスク検索」からたどっていくと、Realtek Audio のドライバがちゃんとありました。

他のメーカーでもそうかもしれませんが、Webページで提供されていないようなものでも、PC自体にそうしたものがあるケースもありますので、確認してみるといいかもしれませんね。


<参照>




デル株式会社


VAIO STORE

posted by クリック at 18:28| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | PC一般 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2024年08月26日

Microsoft アカウント、Google アカウントなどで利用できる容量

Microsoft アカウントについても、Google アカウントについても、さらには Yahoo アカウント や iCloud についても、利用できるドライブはそれぞれ容量の制限があります。

今回はこうした各アカウントで利用できる容量および有償の場合の追加費用について整理してみました。


【Microsoft アカウント】

無料で利用可能は容量は、実は若干ユーザーによって異なることがありますが、基本的なその仕様になります。
  • ストレージ(OneDrive):5Gb(電子メールの添付ファイル、ファイル、写真)
  • メールボックス:15Gb(Outlook.com メール、連絡先、予定表アイテム)
-- 容量の追加:

Microsoft 365 Basicの場合
  • ストレージ(OneDrive):100Gb
  • メールボックス:50Gb
  • 料金: 260円/月(2,440円/年)

【Google アカウント】

無料のアカウントを取得した場合のものです。
  • ストレージ:15Gb(Gmail、Google ドライブ、Google フォトで共有)

-- 容量の追加:
  • ストレージ(Google One):100Gb
  • 料金:250円/月(2,500円/年)

*キャンペーンなどにより大幅に割引になっているケースもあります。


【Yahoo アカウント】

こちらも無料のアカウントをご使用の場合です。YBBやLYPプレミアムなどを利用の場合には異なります。
  • ストレージ(Yahooボックス):5Gb
  • メールボックス:2Gb(上限10Gb)
-- 容量の追加:
  • ストレージ(LYPプレミアム):無制限
  • メール:2Gb(上限:無制限)
  • 料金: 508円(税込)/月

【DropBox】

こちらはメールサービスはないので、ストレージのみになります。
  • ストレージ(個人用 Basic):2Gb
-- 容量の追加:
  • ストレージ(個人用 Plus):2Tb
  • 料金:1,500円/月

【iCloud】
  • ストレージ:5Gb(バックアップ、メール、iCloud 写真、iCloud Drive など)

-- 容量の追加:
  • ストレージ(iCloud+):50Gb
  • 料金:130円/月

【Box】
  • ストレージ:10Gb

-- 容量の追加:
ストレージ(Personal Pro):100Gb
料金:1,390円/月


こうしたサービスはまだまだあるんですが、一応いくつか利用者の多そうなところを取り上げてみました。


<参照>




デル株式会社 デル株式会社



VAIO STORE
posted by クリック at 19:45| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | ネットワーク/インターネット | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2024年08月25日

Print Screen の動作と、Snipping Tool との連携

Print Screen キーを押すと Snipping Tool が起動してくる。それを デフォルト として設定されている方もいらっしゃるかもしれませんね。

もちろん Snipping Tool も便利なのですが、やっぱり Print Screen を押したときには従来のように機能してほしい... そんな相談を受けることも時々あるので、その設定についてご紹介します。


【Windows 10 の場合】

20240825-1-1.jpg

Windows 10の場合には、
  1. スタート>設定>簡単操作 と開きます。
  2. 左ペインの、「キーボード」をクリックし「プリントスクリーンのショートカット」のところで設定します。


【Windows 11 の場合】

20240825-1-2.jpg

Windows 11 の場合にはWindows 10 の時とちょっと違います。
  1. スタート>設定 と開きます。
  2. 左ペインの「アクセシビリティ」をクリックし、右ペインの「キーボード」をクリックします。
  3. スクリーンキーボード、アクセスキー、およびプリントスクリーン」に移動します。
  4. プリントスクリーンボタンを使用して、画面キャプチャーを開く」のところで設定します。

画面をキャプチャーする場合、Windowsの標準機能では、マウスカーソルなどはキャプチャーできないので、何か?別のユーティリティソフトをご利用のケースもあるかもしれません。

自分の場合には、SnapCrab なんてアプリを利用していますが、こうした別のアプリが入っていたりするとこうしたショートカットキーの動作が変わってくることもあるので、その場合には、導入されているキャプチャー用のアプリの設定などをご確認ください。


<参照>




海外現地オプショナルツアーなら【VELTRA(ベルトラ)】


デル株式会社

posted by クリック at 21:21| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | Windows全般 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2024年08月23日

「コントロールパネル」が非推奨に! そして将来はなくなる方向へ

Windows の設定をする際に、欠くことができない「コントロールパネル」というツール。

20240823-1-1.jpg

Windows 10 にしても、Windows 11 にしても、現在は「設定」画面に置き換わっていて、メインでは出てきませんが、私もやっぱり設定画面よりは、使い慣れが「コントロールパネル」の方が、よくて検索やらファイル名を指定して実行などから「コントロールパネル」を呼び出して利用したりしています。

20240823-1-2.jpg 20240823-1-3.jpg

もちろん、「設定」ダイアログからでもいいんですけどね、つい使い慣れたほうを呼び出してしまいます。

さてそんな「コントロールパネル」がついに終わりを迎えようとしていることがWebページ上で公開されました。

Windows のシステム構成ツール」というサイトの中、「コントロールパネル」のところを開くと、「非推奨の処理中です」とあることがお分かりいただけると思います。

20240823-2-1.jpg 20240823-2-2.jpg

Windows 7から?というよりも、もっと前から Windows の設定と言えば「コントロールパネル」だったわけですが、とうとうその長い歴史に終止符を打つ時が迫りつつあるんですね。

まだ現段階では、いつから?ということまでは触れられておりませんので、25H2 になるのか? また、非推奨になっても引き続き呼び出したりできるのか?など詳細は分かりませんが、「非推奨の処理中です」と表示されるようになったのにはちょっと寂しい気持ちもあります。さて「コントロールパネル」がなくなると、「GodMode」も使えなくなってしまうのかな? これも便利な機能だっただけに、どうなるか? 気になるところです。


【2024/08/27更新】

あまりにも反響が大きかったせいか、サポートページからは、いったん情報が削除されたようです。

20240827-1-1.jpg 20240827-1-2.jpg

非推奨の処理中です」と言う文言はなくなって、「設定アプリに移行中です」という表現に訂正されてました。

まぁ、あれだけいろいろなメディアで取り上げられてましたしね....。 いずれはなくなるにせよ、まだ情報を公開するのは早かったってことなんでしょうね。


<参照>




デル株式会社



HP Directplus -HP公式オンラインストア-
posted by クリック at 07:00| 東京 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | Windows全般 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2024年08月22日

Mac 版 Office Insider Beta Channel 更新情報

Office for Mac の Beta Channel には次の更新プログラムが到着しております。いっときは、Beta Channel なのに更新がなかなか来ない.... なんて時期もありましたが、最近はまたバンバン来るようになってます。

さて本日到着した更新プログラムは以下の通りです。

20240822-2-1.png
・Microsoft Excel 16.89.24082024
・Microsoft OneNote 16.89.24082024
・Microsoft Outlook 16.89.24082024
・Microsoft PowerPoint 16.89.24082024
・Microsoft Word 16.89.24082024

となっております。

今回の更新内容について、現時点で公開されている情報は特にございませんでした。今後情報が公開された折には、改めてご紹介させて頂きます。


ところで時々 mac ユーザーで、OneDrive アプリがどうもうまう動作しないなどのトラブルを見かけるようになりました。ということで、具体的な事例はないので、参考になりそうなページをまとめてみました。


ちなみに、OneDrive のアプリが対応する macOS は、Microsoft 365 と同様で、最新のものからさかのぼって3つまで。つまり、
  • macOS Sonoma Ver.14.0
  • macOS Ventura Ver.13.0
  • macOS Monterey Ver.12.0
となっています。






SPRING JAPAN公式サイト
posted by クリック at 13:31| 東京 ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | MAC版Office | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

OneDrive 上の Excelファイルを開くと「このコンテンツは、潜在的なセキュリティの問題を示します〜」というポップアップが表示される! Part 3


これまでに何度か取り上げてましたOneDrive 上のデータを、ローカルPCにインストールされた Word や Excel、PowerPoint などのアプリを開こうとすると謝ったセキュリティの警告のメッセージが表示される件の最後の続報です。

20240802-1-1.jpg



Part 2 の中で、すでに OneDrive for Business 向けには、修正のリリースがスタートしていることまではご紹介いたしました。OneDrive for Business や Sharepoint 向けという情報ではありますが、同様に一般向けの OneDrive でも発生していたもので、但しこの段階では、OneDrive 上のデータについては、まだ改善されておりませんでした。

20240822-1-1.jpg 20240822-1-2.jpg

8月21日付けでもUPされていましたが、確かに昨日ぐらいからは、手元の環境でも、OneDrive 上のデータを開いても警告がでなくなりましたので、ぼちぼち収束に至っているようです。

ちょうど BitLocker の画面が表示されたりするトラブルと重なってたので、どうなるか?と思いましたがなんとか落ち着いたようです。


<参照>




HP Directplus -HP公式オンラインストア-


毎日を豊かにするためのスキルを学ぼう。対象コースが最大95%OFF。


デル株式会社
posted by クリック at 10:17| 東京 ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | その他Microsoft関連 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2024年08月20日

Mac 版 Office Insider Beta Channel 更新情報

今日は、ブログの方も色々取り上げておりますが、一応最後の締めくくりとして、Office Insiider Beta Channel の更新情報です。
本日も更新プログラムが到着しております。本日到着した更新プログラムは以下の通りです。

20240820-4-1.png
・Microsoft Excel 16.89.24081812
・Microsoft OneNote 16.89.24081812
・Microsoft Outlook 16.89.24081812
・Microsoft PowerPoint 16.89.24081812
・Microsoft Word 16.89.24081812

となっております。現時点で今回の更新に関して、公開されている情報は特にございませんでした。今後情報が更新された折には、改めてご紹介させて頂きます。

本日取り上げた、Word のアクセシビリティチェックの機能。気になったので、Word for Mac でも確認してみました。 Microsoft 365 の Beta Channel ではありますが、このアクセシビtリティの機能は、Windows版と異なって全然使いにくいんですね。

20240820-4-2.png

Windows 版で言うところの、Current Channel と比べるても、現在利用しているのは、Beta Channel にもかかわらず、全く機能が追い付いていません。

この辺りは、mac 版 だと、まだまだなんですね.....。





JAL 日本航空



海外現地オプショナルツアーなら【VELTRA(ベルトラ)】
posted by クリック at 18:42| 東京 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | MAC版Office | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

ワンクリックでアクセシビリティの問題を解決!【Word】

Word で文章を作成している際に、ふと左下のステータスバーを見ると表示されている「アクセシビリティ:検討が必要です」の文言。

20240819-1-1.jpg 20240819-1-2.jpg

自分用だったり、社内向け文書だったりしてあまり気にしなくてもいいケースも多々あるかと思いますが、公の場に出す文書であったり、報告書であったりした場合には、やはり注意が必要な部分でもあります。

このブログでも、Wordに限ったことでもなく時々登場してました「アクセシビリティ」。この「アクセシビリティ」に配慮した文書作りには、こうして注意を促してくれる機能はうれしい物ではありますが、それを一つ一つチェックするのは非常に手間がかかります。

今回、Word のアクセシビリティの機能に新たな機能が追加されることが、Office Insider Blog で発表されました。

20240819-1-3.jpg

Resolve multiple accessibility issues with Quick Fix in Word for Windows」の中で紹介されているのが、クイック修復の機能で複数のアクセシビリティの問題を一気に解決しちゃいましょう!というもの。

ブログでは....

20240819-2-1.jpg 20240819-2-2.jpg 20240819-2-3.jpg

上記の画像にもあるように、テキストの文字色に対してアクセシビリティの修正についてチェックが入ったときに、一つ一つ追っかけていくのではなく、すべての項目にチェックを入れたり、あるいは必要な項目のみチェックを入れて、適用するだけで複数箇所の設定が一回で済んでしまうようになると言うものでした。


【現在のアクセティビリティ機能との比較】

では現在の Word for Microsoft 365 のアクセシビリティの機能はどうなっているのか? 以下のようなサンプルで確認してみました。

20240819-3-1.jpg 20240819-3-2.jpg

ステータスバーにも表示があるように、問題ありありのデータですね。さてではアクセシビリティをチェックしてみましょう。

20240819-3-3.jpg 20240819-3-4.jpg 20240819-3-5.jpg
  • 校閲タブ>アクセシビリティグループ>アクセシビリティチェック とクリックします。
  • すると右脇の作業ウィンドウに「ユーザー補助アシスタント」が表示されます。
でも、あれ? 現在試している環境は、Ver.2407(ビルド17830.20166) ですがすでに利用できているようですね。上記の、2番目の画像にもあるように「クイック修復」なんてすでに表示されるようになっていました。

現在のバージョンとしては、
  • Beta Channel:Ver.2409(ビルド18011.20000)
  • Current Channel(Preview):Ver.2408(ビルド17928.20080)
  • Current Channel 
    一般向け:Ver.2408(ビルド17928.20066)
    法人向け:Ver.2407(ビルド17830.20166)
となっています。

ブログによれば、一応、今回の機能は、Ver.16.0.17726.10000 以降を利用している Beta Channel ユーザーとはありますが、バージョン的には、Current Channel でも一般向けよりも一段階遅い法人向けのものでもすでに、Ver.16.0.17830.20166 となっているのと、順次展開されているためなのか? 今回ご紹介したクイック修復の機能については、法人向けの Current Channel でもすでに利用できるようになっているようです。

なおここでは長くなるので詳細は触れませんが、 "アクセシビリティ" って何? と言う方は、「すべてのユーザーに対してアクセシビリティの高いコンテンツを作成する」と言ったところを参考にしてみてください。


【追加】

Microsoft 365 だとすでに有効になっているようなので、有効になっていないであろう Word 2019 にて確認してみました。

20240820-3-5.jpg

上記にもあるように、同一項目でも、複数ある場合には「ユーザー補助アシスタント」の下の、「1/2- 色とコントラスト」のところの "<" や ">" を使用して項目ごとに設定していく... これが従来のもののようでした。

20240820-3-6.jpg 20240820-3-7.jpg

さらに従来のものとの違いでもう一つ。Beta Channel の Word で文書を開くと、画面左側にアクセシビリティの問題がある場合に、人型のアクセシビリティのマークが表示されるようになっていました。

なおこの表示については、右クリックから非表示にすることは可能なようでした。


【2024/08/21更新】

前回、法人向けの Current Channel でも利用できるようになっていたので、あれ?と思って、わざわざ Word 2019 の画像をキャプチャーして、現段階の画面をご紹介したのに、今日、法人向けの Current Channel の Word で開いたら、クイック修復は出てきませんでした。
どうしてなんでしょうね? 最も当初から、Beta Channel 向けとはありましたので、その通りに戻っただけのことなんですが。真夏の夜の夢のような感じでしたね。

ということで、今後 Current Channel に展開されるまで、もうしばらくお待ちください。


<参照>




デル株式会社 デル株式会社


毎日を豊かにするためのスキルを学ぼう。対象コースが最大95%OFF。
posted by クリック at 11:58| 東京 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | Word | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

FAT32の32Gb制限が解除

前回、Windows Insider Blog で、Windows サンドボックスの機能がリニューアルすることをご紹介しましたが、もう一つちょっとある意味では大きなニュースをご紹介します。

20240817-4-1.jpg 20240817-4-2.jpg

US時間8月15日に公開された「Announcing Windows 11 Insider Preview Build 27686 (Canary Channel)」の中で、Windows サンドボックスのことは前回ご紹介しましたが、このブログを読み進めると、それ以外にもちょっと気になったのが、「Changes and Improvements」の中で紹介されていた「FAT32」フォーマットの仕様変更です。

デジカメやドライブレコーダーなどで、SDカードを使う上で、FAT32でのフォーマットを余儀なくされると、通常は、32Gb制限に引っかかって、何らかのユーティリティがないと、FAT32でのフォーマットができなかったわけですが、将来的には2Tbまでフォーマットできるようになるので、より大容量のメディアが気軽に利用できることになります。

以前に「64Gb の SDカードを FAT32 で使用可能?」なんて記事をご紹介したことがありましたが、こうした制限が取っ払われることになるんですね。




<参照>




デル株式会社


びゅうトラベル(えきねっと JR東日本国内ツアー)
posted by クリック at 10:00| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | Windows全般 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2024年08月19日

新たに更新される「Windows サンドボックス」

US時間8月15日にリリースされた「Announcing Windows 11 Insider Preview Build 27686 (Canary Channel) 」によれば、Windows サンドボックスに新たな機能が追加されてリニューアルされるようです。

20240817-3-1.jpg

日本時間でいうと8月16日になりますが、Windows 11 Insider Preview の Canary Channel に、Build 27686 がリリースされました。
今回のこのビルドには Microsoft Store で更新される新たな Windows サンドボックス(クライアントプレビュー版)が含まれておりました。

このプレビューの一環として、
  • ランタイム クリップボード リダイレクト
  • オーディオ/ビデオ入力制御
  • 実行時にホストとフォルダーを共有する機能
が導入されていることが発表されました。

コマンドラインによるサポートの初期試用版も導入されているようで、この点についても今後の展開が気になるところです。


【Windows サンドボックスとは?】

せっかくなので、「Windows サンドボックス」(Windows Sandbox)って、なに?という方もいらっしゃるでしょうから、ついでにご紹介しておきましょう。

20240817-3-2.jpg 20240817-3-4.jpg

Windows サンドボックスは、仮想環境を利用して「アプリケーションを単独で安全に実行するための軽量のデスクトップ環境を提供」してくれる Windows の機能になります。

-- 対象環境:
  • Windows 10 Pro
  • Windows 11 Pro
一応、Windows 10 でも、Windows 11 でも、Home Edition は対象外になっています。

※ ただし利用できないわけでもないようなので、ご興味のある方はインターネットなどで検索してみてください。

20240817-3-3.jpg

Windowsサンドボックスを起動すると、仮想環境で新しい Windowsが起動するので、アプリケーションを終了すればすべてが破棄されます。なので、アプリのインストールなどを試してみたりするには絶好なわけです。PC本体に影響は与えずに検証が行えますし、終了すればすべてなかったことになるので。なので終了するときに上記のようにポップアップも表示されます。

詳細は、「Windows サンドボックス」をご参照ください。

そんな、Windows サンドボックスが久々に Canary Channel で更新されたわけですね...


<参照>




デル株式会社 デル株式会社



SPRING JAPAN公式サイト
posted by クリック at 08:00| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | Windows全般 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2024年08月18日

古い macOS で利用可能な Microsoft Office のバージョン

すでにご存じの方も多いかと思いますが、 mac 向けの Office 製品、 Office for mac については、基本的に最新のシステムは、現在リリースされている最新の macOS を含めて 2つ前までです。

20240818-1-1.jpg 20240818-1-2.jpg

これまでにもこのブログでもご紹介していますが、新たな macOS がリリースされれば、この状況は随時変わることになります。例えば、現在 mac 向けに提供されている Office for mac には....
  • Office 2021 for mac
  • Microsoft 365 for mac
といった2つの製品のみになります。Office 2019 for mac まではサポートが終了しております。そして、これらの製品に対応している macOS は...
  • macOS Monterey 12.0
  • macOS Ventura 13.0
  • macOS Sonoma 14.0
のみになります。

macOS の場合、Windows のように明確にサポート終了を言いませんが、基本的には、Update が提供されなくなったら サポートが終了したことになります。ということで、実質的には macOS Big Sur 11.0 までは、すでに macOS の Update の提供も終了しており、実質サポートが終了しております。

20240818-1-3.jpg 20240818-1-4.jpg

さらにこの秋には、macOS Sonoma の次となる macOS Sequoia のリリースが予定されているので、これが登場すれば 現在 Mirosoft 365 でサポートされている macOS Monterey 12.0 はサポート対象外となって、今後は、新規の最新バージョンのインストールができなくなってしまうことになります。macOS Monterey も macOS 自体のサポートも終了しちゃうわけですね。


【旧 macOS で利用可能なバージョン】

さてそんなサポート対象から外れた macOS の場合、Office 製品は全く使えないのか?というと実はそんなことはありません。

新規にインストールしようとすると、当然ながらその段階での最新バージョンがダウンロードされるので、最新バージョンに対応していない macOS の場合には、インストールの段階ではじかれてしまいます。

ただし Microsoft 365 のサブスクリプションをご契約されているのであれば、古いバージョンでもインストールパッケージが提供されているものについてはインストールもできます。

-- 古いバージョンのインストール:

Office for Mac のリリース履歴」には、これまでに提供されていた Office for mac の更新プログラムの情報が紹介されていますが、画像にもあるように、そのバージョンごとの「インストールパッケージ」と「更新プログラムパッケージ」もダウンロードできるようになっています。

20240818-2-1.jpg 20240818-2-2.jpg

ざぁ〜っとのぞいていただくとお分かりいただけると思いますが、インストールパッケージについては、2019年7月16日に提供されている Ver.16.27(ビルド19071500) までのものであればダウンロードができるようになっています。

つまりはここからご利用環境に応じたインストールパッケージをダウンロードすればいいわけです。ライセンス認証は、Microsoft 365 のライセンスがあれば問題ありません。Microsoft アカウントでサインインすればいいだけです。

さてでは、ちょっと古いサポートが終了した macOS でどのバージョンまで使用できるか? mac向けに提供されているCDNなどのサイトからも情報を拾ってみると、以下のようになります。
  • macOS Big Sur Ver.11.0の場合
    2023年9月12日リリース Ver.16.77(23091003)
  • macOS Catalina Ver.10.15の場合
    2022年10月11日リリース Ver.16.66(22100900)
  • macOS Mojave Ver.10.14の場合
    2021年10月12日リリース Ver.16.54(21101001)
  • macOS High Sierra Ver.10.13の場合
    2020年11月10日リリース Ver.16.43(20110804)
  • macOS Sierra Ver.10.12の場合
    2019年10月15日リリース Ver.16.30(20110804)
それぞれのmacOS で利用可能な最後のバージョンが上記の通りになります。つまりすべて「Office for Mac のリリース履歴」からダウンロードは可能なわけです。


-- Office のライセンスで見た場合:

ちょっと見方を変えて、Office 2016 とか、Office 2019 などのライセンスを持っている場合、どのバージョンまで利用できるのか?についても、CDNの情報から確認してみました。
  • Office 2019の場合
    2023年10月10日リリース Ver.16.78(23100802)
  • Office 2016の場合
    64 bit版 2020年10月13日リリース Ver.16.16.27(20101200)
    32 bit版 2016年8月22日リリース Ver.15.25(160818)【32ビット版最終バージョン】
ちなみに、CDN上ではさすがに32bit版は無理みたいですが、上記の製品もまだダウンロードは可能なんですね。


-- 使用上の注意:

古い macOS で、古いバージョンを使用していると、当然 Update などができるわけではないので、Microsoft AutoUpdate などを起動するとmacOS のアップグレードを求める画面が表示されます。

20240818-2-4.png 20240818-2-3.png
上記の画像は、古い Macbook Air の macOS BigSur Ver.11.0 に Microsoft 365 をインストールしている例です。

Word や Excel などの各アプリは問題なく利用できますが、起動すると Update するようにバーが表示されます。またこれに従ってアップデートをしようとしても、今度は Microsoft AutoUpdate が起動して、上記のように macOS のアップグレードをするように求められてしまいます。これは避けられません。


今回はサポート対象外となってしまった macOS 向けにインストールできる Office 製品についてご紹介しました。

ただし macOS にしても昨今その脆弱性をついた攻撃をされているケースも多く、頻繁に更新がかかっています。また Office 製品についても、当然ながら古い場合には新たな不具合が見つかっても改善されることもないため、古い macOS や 古い Office 製品自体をご利用になることは基本的にはお勧めできません。

さらに macOS にしても、Office の旧バージョンにしても、既にサポートが終了している製品である以上、その使用にあたってはあくまでも自己責任で試していただくことになります。不具合が発生しても、自分で解決できる方以外のご利用についてはお勧めいたしませんのでご注意ください。


<参照>





SPRING JAPAN公式サイト

posted by クリック at 12:20| 東京 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | MAC版Office | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2024年08月17日

PCを起動したら、BitLocker 回復キーの入力を求められて、PCが起動できない Part 3

これまでに二度ほど取り上げた「PCを起動したら、BitLocker 回復キーの入力を求められて、PCが起動できない」のシリーズ。やっと完結編としてのご紹介になります。
突然PCを起動したら BitLocker の回復キーの入力を求められた方にとっては何事か?と思われた方も多いことでしょう。

さて今回のこのトラブルですが....

20240817-2-1.jpg 20240817-2-2.jpg

各既知の問題のサイト「Windows 11 バージョン 22H2 の既知の問題と通知」や「Windows 10 バージョン 22H2 の既知の問題」にもあるように、2024 年 8 月 13 日 (KB5041585)または、2024 年 8 月 13 日 (KB5041580) 以降にリリースされた更新プログラムの適用により改善されているようです。

ということで、8月の更新プログラムはきちんとあてておきましょう!

また今回こうしたトラブルに見舞われたかたは、前回もご紹介していますが、いい機会なので、ご自身でご使用のPCの BitLocker キーはきちんと確認しておくことをお勧めいたします。


<参照>




デル株式会社



海外現地オプショナルツアーなら【VELTRA(ベルトラ)】 海外現地オプショナルツアーなら【VELTRA(ベルトラ)】
posted by クリック at 20:08| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | Windows全般 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

Microsoft Edge を起動してもページが表示されない

すべてでということではなく、あくまでも一部の環境でこうしたトラブルが発生しているようです。Ver.127.0.2651.105 の更新も届いていますが、更新以前から、そしてこの更新を当てた後でも状況は変わらないようでした。

更新履歴からすると、8月には、

20240817-1-1.jpg
  • 8月1日
  • 8月8日
  • 8月15日
と更新がきてますが、これらの更新プログラムが問題なのかは不明です。とりあえず昨日ぐらいからちらほら発生していたようです。タイミング的にはWindows Update などもあった直後になるので


【状況】

さてその状況ですが、まずすべての環境ででそうなるわけではありません。ちなみに手元の環境では、確認はできておりません。普通に表示されます。

現時点で、確認している症状は以下の通りです。

1) Microsoft Edge を起動すると、読み込み中になって何も表示されない

Microsoft Edge の起動時設定で、「新しいタブページ」を開く設定など、この部分を、特定のページに変更しても、同様でした。

2) デスクトップなどに作成された特定サイトへのショートカットアイコンやメールなどに記載されたリンクからのアクセス

これも上記 1) と一緒で、やはり読み込み中になって表示されませんでした。

3) PDFファイルについて

PDFファイルの関連付けが、Microsoft Edge になっていたりした場合、他の例と同様にPDFファイルをダブルクリックすると、Microsoft Edge が起動してきますが、読み込み中のままで表示されませんでした。


【対処法】

一応こうした際のトラブルシューティングで、「Microsoft Edge が動作しない場合の対処方法」ようなものも試みましたが結果的に改善なし。
ただし今回のこの読み込み中になって表示されないトラブルは、F5」キーを押す などして、ページをリロードすればどのケースもきちんと表示されることを確認しております。

取り急ぎ備忘録として、状況をまとめてみましたが、Windows 10上でも、Windows 11上でも発生していることを確認しています。また、やっかいなのは、その発生が一部の環境のみ。すべての人に発生するものではないこと。また複数台数PCをお持ちだったりすると、あるPCではこうした症状になっても、もう一台は問題なかったりするケースもあるようです。

--- F5 キーで解決!:

その発生要因や、発生環境が特定できていない事もあってはっきりしたことはご紹介できませんが、取り急ぎ、読み込み中になっても、「F5」キーでリロードするか? あるいは、アドレスバーの「×」をクリックして、いったん読み込みを停止し、再度「更新」ボタンを押して読み込み直しても、きちんと表示されるようになるようです。


【いざというときのために】

こうしたトラブルって予期せず起きるもの。こうしたことに備えて、別のブラウザを用意しておくというのも一つの方法です。Google Chrome や、Firefox さらには、同じ Microsoft Edge であったとしても、Microsoft Edge Insider 向けの製品。例えば、Beta Channel 版あたりであれば、製品へのリリース直前の試用版になるので、比較的大きなトラブルに巻き込まれることも少ないでしょう。


何か?トラブルが発生しているような場合には、こうして他のブラウザで接続が可能かどうか?確認してみるのも、一案です。


Microsoft Edge が動作しない場合の対処方法」で紹介されているようなことは、一通り確認しておりますが、改善には至らなかったので、しばらくは、F5キーで回避して、今後の更新(Update)で改善することに期待しましょう...


【2024/08/19追加】

今回の症状ですが、しばらく読み込み中が続いた後に、「無題」とタブに表示されて、何も表示されないまま止まってしまうという事例もありました。

ただし、この場合にも、F5キー再読み込みすればきちんと表示されていました。

お盆休みが明けて、PCを起動して、Microsoft Edge を起動してみたらこんな状況で起動できない... そんなトラブルに今更ながらに気が付いて困っている人も多いようです。


【2024/08/20更新】

今回の症状、手元の環境ではどのPCでも発生していないので、どうしてそうなるのか? いつ改善したか?が確認はできないわけですが、Microsoft Community の書き込みなどをチェックしてみると、今日になったら改善していた... と言う声もあるようなので、一段落しそうですね。


<参照>



週末はHPがお買い得!
HP Directplus -HP公式オンラインストア-


VAIO STORE
posted by クリック at 19:45| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | Microsoft Edge | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2024年08月16日

Mac 版 Office Insider Beta Channel 更新情報

次の更新プログラムが到着しております。
本日到着した更新プログラムは、以下の通りです。

20240816-5-1.png 20240816-5-2.png
・Microsoft AutoUpdate 4.74(24081116)
・Microsoft Excel 16.89.24081316
・Microsoft OneNote 16.89.24081316
・Microsoft Outlook 16.89.24081316
・Microsoft PowerPoint 16.89.24081316
・Microsoft Word 16.89.24081316

今回の更新は、Microsoft AutoUpdate に更新が到着。その後再起動してから、Officeの各アプリが到着しておりました。

今回の更新内容に関する情報は、現時点で公開されているものは特にございませんでした。今後情報が公開された折には、随時ご紹介させて頂きます。

さて、久々に Outlook チームから、7月分の更新情報が公開されましたのでご紹介させて頂きます。

・7月8日・10日 リリース: Ver.16.88 (24070718) & 16.88 (24071015)

-- 修正:

メール:サイドバーを折りたたむと、新規メール作成ボタンが消えてしまう問題を修正

-- 新機能または改善された機能:特になし

-- 既知の問題:特になし


・7月15日・17日 リリース: Ver.16.88 (24071526) & 16.88 (24071625)

-- 修正:

メール: 新しいOutlook for MacでExchangeオンプレミスアカウントが追加された場合、自動返信(OOF)オプションがグレーアウトする問題を修正
OMC:従来のOutlook for Macからインポートした会議を削除できない問題を修正

-- 新機能または改善された機能:

アーカイブポリシー:新しい Outlook for Mac でアーカイブポリシーがサポートされました
グループ: M365グループフォルダからのメール削除に対応

-- 既知の問題:特になし


・7月22日・24日 リリース: Ver.16.88 (24072210) & 16.88 (24072323)

-- 修正:

メール:SMIMEで暗号化されたメールの本文が空白に表示される問題を修正
カレンダー:RSVPウィンドウのミニカレンダービューでコンフリクトが表示されない問題を修正
カレンダー:Zoom経由でロケーションを削除する際に、ロケーションピルが空白になる問題を修正

-- 新機能または改善された機能:特になし

-- 既知の問題:特になし





デル株式会社 デル株式会社



海外現地オプショナルツアーなら【VELTRA(ベルトラ)】

posted by クリック at 20:28| 東京 ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | MAC版Office | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2024年08月15日

OneDrive 上の Excelファイルを開くと「このコンテンツは、潜在的なセキュリティの問題を示します〜」というポップアップが表示される! Part 2



20240802-1-1.jpg

OneDrive 上のデータを開こうとすると、以下のようなポップアップメッセージが表示される件。当初、次の情報更新が、US時間8/14といことだったのでその続報がアップされておりました。

この時もご紹介したように、そのサービスの正常性を確認すると、個人向けのサービスの正常性のところでは問題ないようですが、法人向けの OneDrive for Business や Sharepoint 向けについては、以下にご紹介するような "アドバイザリ" が上がっております。

20240815-1-1.jpg 20240815-1-2.jpg

・一部のユーザーは、OneDrive for Business で一部の Office ファイルを開くときに、セキュリティ警告プロンプトを誤って受け取る場合があります

内容的には、OneDrive for Business という法人向けの情報としてあがっているのですが、実は、同じことが一般の OneDrive 上のデータを開くときにも発生しています。

昨日あたりだと、今まで表示されていなかったPCでも表示されるようになったりと、その状況は以前よりも悪くなって、頻繁に最初でご紹介したようなポップアップメッセージが表示されるようになりました。

OneDrive for Business ユーザー向けへの情報では、上記にあるように「検証が進行中」のようでまだ改善には至っていないようです。


今後また情報が開示されましたら、一般の OneDrive での利用状況も含めて取り上げさせていただきます。


<参照>





HP Directplus -HP公式オンラインストア-


VAIO STORE
posted by クリック at 11:36| 東京 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | その他Microsoft関連 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2024年08月14日

XLOOKUP関数とXMATCH関数に正規表現オプションが追加に!

US時間8月14日に公開された Office Insider Blog「New regex modes for XLOOKUP and XMATCH」によると、XLOOKUPとXMATCH の両関数において、正規表現オプション(Regex match)が追加されることが明らかになりました。

20240814-1-1.jpg

ブログにもありますが、XLOOKUP関数で関数を設定する際、

=xlookup(検索値,検索範囲,戻り範囲,[見つからない場合],[一致モード],[検索モード])

と言った引数を指定しますが、最後の検索モードのところで、新たに "(...)3 正規表現との一致" と言う項目が追加されることになります。
現時点ではまだ手元の Excel では確認できませんが、参考までにXLOOKUPの例を挙げると以下のようになります。

20240814-2-1.jpg 20240814-2-2.jpg

ブログの中では以下のように説明されています。

20240814-2-3.jpg

-- 対象製品:

さて今回の機能ですが以下の製品が対象になります。

Office Insider Beta Channel
  • Windows版:Ver.2408 (ビルド17931.20000)
  • Mac版:Ver.16.89 (ビルド 24080715)
リリースがスタートしたばかりなので、バージョン的にはこのバージョン以降の物になっていたとしても、その機能が利用できないケースがあります。順次その対象は広がっていきますので、機能が利用できるようになるまでお待ちください。


<参照>




デル株式会社


HP Directplus -HP公式オンラインストア-

posted by クリック at 11:40| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | Excel | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2024年08月13日

Mac 版 Office Insider Beta Channel 更新情報

次の更新プログラムが到着致しました。

本日到着した更新プログラムは、以下の通りです。

20240813-1-1.png
・Microsoft Excel 16.89.24081210
・Microosft OneNote 16.89.24081210
・Microosft Outlook 16.89.24081210
・Microsoft PowerPoint 16.89.24081210
・Microsoft Word 16.89.24081210

現時点で、今回の更新内容に関して、公開されている情報はございませんでした。
今後情報が公開された折には改めてご紹介させて抱きます。

世の中は連休が終わったとはいえ、夏休みモード。今週いっぱいぐらいまではお休みの方も多いのかもしれませんね。

さてそんな時に時にはのぞいてみて頂きたいのが、「最近の Office の問題に関する修正プログラムと解決策」というサイト。現在発生しているトラブルなどに関する情報が提供されているサイトです。
今のところ確認する限りでは特に、問題になりそうなものもないのですが、macOS 向け製品だと、Outlook for Mac についてですが


といった事例が紹介されています。もっともこれは、サポート対象外のOSを使っていると発生するものなので、通常、macOS にしても、Office for Mac にしても、最新状態でご利用であれば問題ないことなので、関係ない方の方が圧倒的に多いかとは思います。

こうした情報や、さらには、Microsoft 365 Roadmap などで macOS 向けの情報なども確認してみると、さらにいろいろな情報を先取りすることも可能です。


お時間があればぜひご覧になってみてください。




スキルアップのために!
毎日を豊かにするためのスキルをお得に. もっと学ぼう。セールはまもなく終了。対象コースが最95%OFF。


海外現地オプショナルツアーなら【VELTRA(ベルトラ)】

posted by クリック at 19:25| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | MAC版Office | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2024年08月09日

New Outlook for Windows が本格的に始動....

これまで、Windows 10 や Windows 11 のメールアプリに変わるものとして New Outlook が Windows 向けには提供されていましたが、POP アカウントには対応していない、Microsoft Outlook(Classic Outlook) の PST ファイルの取り込みができないなど、様々な問題も抱えていて、なかなかその移行が進んでいませんでした。

20240806-1-5.jpg

但し、その一方で着々とすすむ New Outlook への一本化。スタートメニューを覗くと、先日から「Outlook(new)」と「Outlook(classic)」と言った表示に変わり、さらにWindows 11 では「Outlook(new)」のアイコンからは、"New" が消え 新たな "Outlook" としてスタート致しました。(Windows 10 は相変わらずのようです)

Classic Outlook から、New Outlook への移行も含め、Outlook チームからは本格的にその移行の手続きに進むことが明らかになりました。

20240806-2-1-1.jpg 20240806-2-1-2.jpg


【今後のタイムラインを公開】

US時間8月1日に公開された「Built for today, designed for the future - The new Outlook for Windows is ready when you are」の中では、2022年5月に New Outlook(プレビュー版)が公開され、2023年9月までには一般向けアカウントにも公開されたことからふれ、そして今後の移行に当たってのタイムラインも公開されました。

20240806-2-0-1.jpg

公開されていたタイムラインに、赤字で日本語でもわかるようにしてみました。このブログの中でも、New Outlook については紹介されていますが、「新しい Microsoft Outlook for Windows | Microsoft 365」や「最新の Outlook for Windows をご利用ください」あたりをご覧いただいても同様なので詳細はこちらをご参照ください。

そしてこうした魅力を紹介した上で先日公開されたのが「New Outlook for Windows: A guide for Delegates – part 1」。つまり New Outlo利用のためのガイドの Part 1 です。

20240806-2-1-2.jpg

ここでは、
  1. トグルを切り替えれば New Outlook への移行ができること
  2. リボンのカスタマイズについて
  3. 設定の管理について
  4. 共有カレンダーの表示について
  5. 共有/委任カレンダーの追加について
  6. 共有/委任されたメールボックスとフォルダの追加と表示について
紹介されています。

そしてさらに、US時間8月6日付けで公開されたのが第二弾となる「New Outlook for Windows: a guide for Executive Assistants and Delegates – part 2」。

こちらでは、Microsoft Teams との連携や、イベントのスケジュールなどについて紹介されています。
  • 対面式のイベントをリクエストが可能になること
  • スケジュールアシスタントで出席者のタイムゾーンとスケジュールラベルを表示可能になること
  • 新しいOutlookでは、すべての会議がデフォルトでオンラインになること
  • 会議の招待状を受け取るユーザーに出席者リストが表示されないようにすることができるようになったこと などなど
このほかにもカレンダーとの連携などの様々な機能が紹介されております。

なお New Outlook for Windows については、当然ながら日本語のサイトもいろいろありますので、そちらの情報もご参考ください。



【ロードマップには】

Microsoft 365 のロードマップを見てみると、Outlook(classic) から Outlook(new) に移行する上での、気になるところもどんどん公開されています。

20240806-3-1.jpg 20240806-3-2.jpg 20240806-3-3.jpg

気になる、PST ファイルの扱いとか情報が随時更新されています。

なのでぜひ Outlook の Microsoft 365 Roadmap も時にチェックしていただくことをお勧めいたします。

Outlookチームのブログにはこの記事を書き始めて、バタバタしているうちに、「New Outlook for Windows: a guide for Executive Assistants and Delegates – part 3」まで公開。ちょうど書き始めた時には、Part 1 の記事が紹介されて、取り上げなくっちゃなぁ?と思っていたら、いつの間にか? Part 2 が、そしてあれよあれよという間に、Part 3 が公開。

もう本当に追いつかないですね....


<参照>




デル株式会社 デル株式会社


VAIO STORE
posted by クリック at 19:39| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | Microsoft Outlook/New Outlook | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2024年08月08日

macOS Sonoma Ver.14.6.1 リリース!

今回はもう一丁、 macOS Sonoma にも更新が到着しておりました。

20240808-1-2.png
・macOS Sonoma 14.6.1

Ver.14.6 が出るまでは結構間が空いた感がありますが、今回は早々に更新ということになります。

さて本日リリースされた更新ですが、macOS Sonoma 14.6.1 以外にも以下の製品に更新プログラムが到着しております。
  • iOS 17.6.1 and iPadOS 17.6.1
  • iOS 16.7.10 and iPadOS 16.7.10
  • macOS Ventura 13.6.9
いずれの更新も、「This update has no published CVE entries.」となっていて詳細な情報へのリンクはございませんでした。また現時点では日本語サイトでは情報が提供されておりませんでしたので、USサイトのみのようです。

今後情報が公開された折には以下のリンクより確認いただけると思いますので、もうしばらくお待ちください。






毎日を豊かにするためのスキルを学ぼう。対象コースが最大95%OFF。


SPRING JAPAN公式サイト
posted by クリック at 23:09| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | MAC OS | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

Mac 版 Office Insider Beta Channel 更新情報

忙しさに紛れてうっかり見過ごすと、次の更新プログラムが届いていたりするわけで、早速ですが、本日確認致しました更新プログラムをご紹介します。

本日確認致しました更新プログラムは、以下の通りです。

20240808-1.png
・Microsoft Excel 16.89.24080715
・Microsoft OneNote 16.89.24080715
・Microsoft Outlook 16.89.24080715
・Microosft PowerPoint 16.89.24080715
・MIcreoosft Word 16.89.24080715

以上となっています。

前回は、Excelについてはありませんでしたが、今回は全ての製品に更新が届いております。

今回到着して更新プログラムについて、現時点で公開されている情報は特にございませんでした。今後新たな情報が公開されましたら、改めてご紹介させて頂きます。

今回はもう一つご案内しないといけない更新がありますので、こちらについてはこれまでとさせていただきます。





海外現地オプショナルツアーなら【VELTRA(ベルトラ)】


びゅうトラベル(えきねっと JR東日本国内ツアー)
posted by クリック at 23:01| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | MAC版Office | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2024年08月07日

Office の基本操作 Vol.2024-08-1 ディクテーションとトランスクリプト

今回は、Microsoft Word に搭載されている音声入力機能について取り上げてみました。

20240804-1-1.jpg

Microsoft Word には、音声などから自動で文字入力をするための機能に、「ディクテーション」と「トランスクリプト」といった2つの方法があります。そもそもなぜ2つあるのか? 2つの違いは何なのか? このあたりについて確認してみました。


【手入力より音声入力?】

入力が苦手.... そんな方にとってみれば、PCに向かって話せば、自動的に文章を入力してくれるという「音声入力」という機能は非常に助かるものかもしれません。また入力自体が苦にはならない人でも、数十ページにも及ぶ大量のデータとなると、音声入力の方が負担も少ないケースもあるでしょう。例えば、先日の会議の議事録、文字起こし頼まれたけどどうしよう...? そんな方もいらっしゃるでしょうね。

要するにこうしたツールをいかに上手に利用して、作業効率を上げるか?そこがポイントなわけです。

Microsoft Word には、音声による文字入力をサポートしています。それが今回ご紹介する
  1. ディクテーション
  2. トランスクリプト
と言う機能になります。では具体的にそれぞれの機能について見ていきましょう。


1) ディクテーション

ディクテーション」は、昔英語の授業などでやったことがあるかもしれませんが、文字通り音声から文字に書き起こす作業のことをさします。つまりPCに内蔵のマイクなどから入力された音声データをリアルタイムに文字起こししてくれる機能です。マイク以外にもサウンドミキサーという機能が利用可能なPCであれば、PCで再生可能な音声データを取り込むことも可能です。

20240804-1-2.jpg

2) トランスクリプト

「トランスクリプト」は、いわゆる "文字起こし" というもので、音声データを文字に書き起こしてくれるというところでは一緒ですが、どちらかといえばビジネス用途の機能になります。単に文字として入力するというだけではなく、話者を判別して話者ごとに分けて文字起こししてくれるなど様々な文字起こしに必要な機能が搭載されています。

20240804-1-3.jpg


【利用するには?】

それは便利... なら使ってみようと、Word を開いてみた方もいらっしゃるかもしれませんが、あれ? ホームタブに「ディクテーション」と言うツールがない... そんな方も多いかもしれません。

実はこれらの機能は基本的には、Microsoft 365 のサブスクリプションが必要な機能になります。つまり、Microsoft 365 Personal などのサブスクリプションを利用している方だけが利用可能な機能です。

ただし Word 2019 までは、サブスクリプションがないと利用できない機能でしたが、Word 2021 からは、ディクテーションのみ統合パッケージ版でも利用可能になりました。

 ディクテーショントランスクリプト
Office 2019以前××
Office 2021 以降×
Microsoft 365
Word for the web

一方で、Web 版の Word (Word for the web) であれば、サブスクリプションがなくても、Microsoft アカウントさえあればご利用いただけます。


【音声入力】

ところでちょっと 「音声入力」と言うことだけに限って言えば、Word に限らず、Windows 10 や Windows 11 には、その OSの機能 として「音声入力」と言う機能もあります。なので Word 上で音声入力したいと言うことであればこうした機能を利用することも可能です。

Windows キー + H 

と押すと、音声入力のツールバーが表示されます。

20240804-2-1.jpg 20240804-2-2.jpg

Word を起動してから、Windows キー+H で 音声入力のツールバーを表示させて、マイクボタンをクリックする。そんな方法でも、Word での音声入力は利用できますので、Word 2019 以前のものをご利用であればそうした形でご利用いただくことも可能です。


<参照>




デル株式会社


SPRING JAPAN公式サイト
posted by クリック at 11:01| 東京 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | Word | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2024年08月06日

Mac 版 Office Insider Beta Channel 更新情報

次に更新プログラムが到着しておりました。「... た。」というのも、mac を起動して別のことをしている間に、すっかり更新も完了していたので、更新中の状況は確認できませんでした。

本日確認致しました更新プログラムは、以下の通りです。

20240806-1-1.png 20240806-1-2.png

・Microsoft OneNote 16.89.24080420
・Microsoft Outlook 16.89.24080420
・Microsoft PowerPoint 16.89.24080420
・Microsoft Word 16.89.24080420

今回の更新、Excel には届いておりませんので、Excel についてはバージョン情報を確認してみましたが、前回のままでした。

更新内容に関して、現時点で公開されている情報は特にございませんでした。今後情報が公開された折には改めてご紹介させていただきます。

さて久々に、Office for mac のリリース状況を確認してみました。

20240806-1-3.jpg 20240806-1-4.jpg

2024年7月16日 Ver.16.87.24071426
2024年7月30日 Ver.16.87.2.24072622

となっております。US時間7月16日に7月の更新プログラム Ver.16.87 が提供されて、その後、Outlook に修正がはいっています。






海外現地オプショナルツアーなら【VELTRA(ベルトラ)】
posted by クリック at 10:21| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | MAC版Office | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2024年08月05日

Word で Copilot を活用する

Office Insider Blog で、7月に公開された Word での Copilot 活用に関する記事を取り上げていなかったので改めてご紹介させていただくことにしました。

Copilot における Microsoft 365 の各アプリでの活用法は、Office Insider Blog に限らず各チームからも発信されておりますが、今回は、7月に公開された Office Insider Blog の中で紹介されていた以下の記事を取り上げさせていただきました。

20240805-5-1.jpg 20240805-5-2.jpg


いずれの記事も、Microsoft Word の中で、Copilot をいかに活用していくか?というものになります。では、具体的に見ていきましょう!



この記事では、長い Word の文書を要約するのに AI の機能を利用する事例の紹介になります。

短い文書ならさして苦労するようなものではありませんが、何十ページにも及ぶ長い文書を渡されたときに、Copilot は、その文書の概要を要約してくれます。

20240805-5-3-1.jpg

方法は簡単。Copilot ボタンをクリックして、「このドキュメントを要約する」と入力するだけでOKです。

--対象製品およびユーザー:
  • Word for the web のすべてのユーザー
  • Windows: バージョン 2310 (ビルド 16919.20000) 以降
  • Mac: バージョン 16.78 (ビルド 23082801) 以降
  • Android: ビルド 16.0.16827.10000 以降
  • iOS:バージョン2.78(ビルド23082904)以降


Copilot を利用して Word の文書の下書きを作らせちゃおう!という事例のご紹介です。より魅力的で高品質な資料をWord で作成しないといけない... そんな時、多くの場合、過去に作成した既存のデータを参照したり、似たようなコンテンツの情報を参考にしたりするケースって多いかと思います。そんな機能を、Copilot for Word にやらせてしまおう!というもの。

20240805-5-3-2.jpg

-- どんなことが可能になるのか?
  • 既存のデータを絞り込む
  • 選択したコンテンツをより詳細に説明したり、その内容に膨らみを持たせてくれます
  • 統計やその他の追加情報を利用して、コンテンツにより深みを加えます
-- どうやって利用するのか?
  1. データを開いて、より強調したい部分をドラッグして選択します
  2. ドラッグして範囲選択したテキストのわきに表示されるCopilotアイコンをクリックし、"Make changes" をクリック
  3. [Draft with Copilot] テキストボックスに、変更内容を示すプロンプトを入力し、[Generate] ボタンをクリックします
  4. Copilotで新しいコンテンツが生成されたら、それを保持するか、破棄するか、別のバージョンを再生成するかを選択できます。
    鉛筆アイコンをクリックしてプロンプトを修正することもできます
-- 利用対象:
  • Word for the web
  • Windows: バージョン 2405 (ビルド 17628.20110) 以降
  • Mac: バージョン 16.86 (ビルド 24060916) 以降

【「Copilot」を利用するには?】

Copilot」は、無料のサービスでもなければ、Word に最初から搭載されている機能でもありません。

20240805-5-4-1.jpg 20240805-5-4-2.jpg

Microsoft Copilot」にもあるように、Office の各製品で Copilot の機能を利用するには....
  • MIcrosoft 365 Personal などのサブスクリプション
  • Copilot Pro あるいは Copilot for Microsoft 365 のサブスクリプション
が必要になります。

Office 2019 や、Office 2021 などの統合パッケージ版では利用できません。


スペースの関係上だいぶ省略させていただきましたが、詳細はぜひ各 Office Insider Blogs の方をご参照ください。

こうやってあちこちで AI の機能が提供されるとなると、それらを処理するPC側も、それなりにスペックも要求されてきます。本格的に AI をフル活用してみようという場合には、古いPCをご利用であれば、新しいPCへの買い替えも検討しないと厳しいんでしょうね?


<参照>




デル株式会社


HP Directplus -HP公式オンラインストア-

posted by クリック at 22:06| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | Word | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2024年08月02日

Mac 版 Office Insider Beta Channel 更新情報

次の更新プログラムが到着しております。

本日到着した更新プログラムは以下の通りです。

20240802-5-1.png 20240802-5-2.png
・Microsoft AutoUpdate Ver.4.74(240772924)
・Microsoft Excel 16.89.24073055
・Microsoft OneNote 16.89.24073055
・Microsoft Outlook 16.89.24073055
・Microsoft PowerPoint 16.89.24073055
・Microsoft Word 16.89.24073055

となっております。
本日到着した更新プログラムに関して、現時点で公開されている情報はございませんでした。
今後情報が公開された折には、改めてご紹介させて頂きます。

さて以前にもご紹介しましたが、Excel チームから、毎月月末に、その月に提供された更新プログラムの内容などが、「What's New in Excel (July 2024)」として紹介されています。

Windows、Mac、iOS、Android、そして Excel for the web とすべての製品対して更新されている内容をまとめて紹介されていますが、Excel for mac 関連としては、つい先日もご紹介した "チェックボックス" が紹介されております。

Excel for mac でも利用可能になっているので、ぜひご確認ください。





24時間の 割引セール! 対象のコースが今なら\1,800から


SPRING JAPAN公式サイト
posted by クリック at 21:15| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | MAC版Office | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

OneDrive 上の Excelファイルを開くと「このコンテンツは、潜在的なセキュリティの問題を示します〜」というポップアップが表示される!


サービスの正常性を確認してみると、個人向けのサービスの正常性のところでは問題ないようですが、法人向けの OneDrive for Business や Sharepoint 向けについては、以下にご紹介するような "アドバイザリ" が上がっておりました。法人向けの OneDrive for Business であれば、管理センターからも、アドバイザリが確認いただけるかと思います。

20240801-0-1.jpg 20240801-0-2.jpg 20240802-1-2.jpg

では具体的にどのようなポップアップが表示されるか?というと、
20240802-1-1.jpg

今回このポップアップは、Microsoft 365 アプリから、OneDrive(個人向けアカウント)の Excel データを開こうとして表示されたものです。ただし、これと同じような画面が表示されるようです。


【現在の状況】

まずはその具体的な内容を見てみましょう。

20240802-1-3.jpg

がその概要になりますが、せっかくなので、"日本語で読み取る" をクリックして日本語にしてみました。

20240802-1-4.jpg 20240802-1-5.jpg

すべての履歴を開くと、7/18以前のこれまでの経緯が出てきますが、長くなるので省略いたします。


-- その要因:

別のトラブルに対応するために実装された修正の影響とのことです。また本日付の更新の中で、「この誤ったセキュリティ警告プロンプトの必要性を排除し、影響を修復します。2024年8月13日(火)に開発・デプロイが完了する予定です。信頼済みサイトの警告を抑制するために、テナントはインターネット ゾーン機能に信頼済みサイトとホスト名を追加できます。」とも紹介されていますので、US時間8月13日とのことなので、日本時間だと、おそらく8月14日には修正されるものと思われます。

一応回避策として、「信頼済みサイトの警告を抑制するために、テナントはインターネット ゾーン機能に信頼済みサイトとホスト名を追加できます」とあるように、インターネットオプションの、信頼済みサイトにホスト名を追加すれば表示されなくなるようです。

あくまでも OneDrive for Business 上でのものとはありますが、個人向けの OneDrive でも同様と思われます。


-- 回避策(暫定的):

根本的には、修正がデプロイされるまで待てばいいわけですが、先ほどのところにもありましたが、インターネットオプションを開いて、信頼済みサイトに表示されているアドレスを登録すれば表示されなくなります。

20240802-2-1.jpg 20240802-2-2.jpg

1) コントロールパネル>ネットワークとインターネット>インターネットオプション と開きます。
2) セキュリティタブを開いて、「信頼済みサイト」をクリックし、「サイト」とクリックします。
3) そして、ポップアップの警告で表示されていたドメインを登録します。今回うちの場合には、「https://d.docs.live.net」でした。

あとは、OKでとじれば、PCを再起動しなくも手、Microsoft 365アプリをいったん終了して再起動してから、Excel を開いてみましたが問題なく開けることを確認いたしました。


【追加】

なおアドバイザリには、「Some users may incorrectly receive a security warning prompt when opening Excel or PowerPoint files in SharePoint Online」と言った情報も上がっています。

20240802-2-3.jpg

OneDrive for Business だけではなく、Sharepoint online でも同様のようです。


<参照>




デル株式会社

週末は、HPがお得!
HP Directplus -HP公式オンラインストア-

posted by クリック at 00:33| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | Excel | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2024年08月01日

容易に チェックボックスの利用を可能に! Part 3

これまでに二度ほど Excel に搭載される 「チェックボックス」の機能についてご紹介してきました。

20240628-2-1.jpg


6/29にご紹介した時点では、7月末までにすべてのユーザーに展開されるということをご紹介。その時点ではまだ手元の最新チャンネルでは利用できておりませんでしたが、7月が終わって8月1日の本日確認したところ、手元の環境でも利用できるようになりました。

20240801-1-1.jpg 20240801-1-2.jpg

Excel チームから発信されているTechCommunity Blogの中でも、7月に展開された機能のおまとめの記事「What's New in Excel (July 2024)」が上がってますが、この中でもチェックボックスが追加されたことが紹介されており、6月末にUPされたブログへリンクが貼られて、その機能の紹介がされています。

20240801-1-3.jpg 20240801-1-4.jpg 20240801-1-5.jpg

最初にご紹介した当初は、一度挿入されたチェックボックスは、単にDELキーでは削除ができず、書式のクリアをする必要がありましたが、この不具合は、修正され、DELキーでもチェックボックスは削除できるようになったようです。

なお、「容易に チェックボックスの利用を可能に! Part 2」の中でも触れていますが、今回のチェックボックスの機能ですが、Windows 版のみならず、Mac 版でも利用可能になっています。

今後は、Excel for the Web、Excel Mobile(iOS, iPad, Android)へと順次展開されていく予定です。

なお「What's New in Excel (July 2024)」では、2024年7月に展開されたExcelの機能について紹介されています。新機能が多いので、主に Office Insider 向けの情報ではありますが、一般向けに展開されている機能の情報などもございますので、ぜひご参照下さい。


<参照>




24時間の 割引セール! 対象のコースが今なら\1,800から


デル株式会社
posted by クリック at 10:22| 東京 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | Excel | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする