2024年07月20日

Mac 版 Office Insider Beta Channel 更新情報

次の更新プログラムが到着しております。

本日確認致しました更新プログラムは以下の通りです。

20240720-1-1.png
・Microsoft Excel 16.88.24071625
・Microsoft OneNote 16.88.24071625
・Microsoft Outlook 16.88.24071625
・Microsoft PowerPoint 16.88.24071625
・Microsoft Word 16.88.24071625

今回配信されました更新内容に関して、現時点で公開されている情報は特にございませんでした。
今後情報が公開された折には、改めてご紹介させて頂きます。


さて、久々に Outlook チームから、6月分の更新内容に関して情報が出ておりましたので、ご紹介させて頂きます。

6月17日・19日リリース:Ver.16.87 (24061711) & 16.87 (24061913)

-- 修正

メール:POPアカウントタイプのメッセージリストで、返信と転送のマーカーが欠落していた問題を修正
メール:メッセージリストで報告ボタンがグレーアウトする問題を修正
カレンダー:特定の複数日の終日イベントの一部が作業週または週ビューに表示されない問題を修正
プレゼンス:共有メールボックスのメールに対してプレゼンスが機能しない問題を修正
SMIME:オンプレミスアカウントのマイコンピュータ上のメッセージでSMIME暗号化が機能しない問題を修正
Copilot:既にCopilotカードがある状態で、Copilotでドラフトを開くと、Copilotカードが再起動する問題を修正
印刷:Outlook 16.87.24060323ベータアップデートで空白ページが印刷される問題を修正

-- 新機能または改善された機能

UI:開いているすべてのウィンドウをワンクリックで閉じるオプションを追加

以上となっています。

さて昨日は、午前中は、OneDrive や Microsoft 365 の障害、そして午後は、Crowd Strike 社のセキュリティソフトの不具合による Windows の端末でのトラブルが発生し、メディアは大騒ぎ。

私自身は、あまり法人向けのセキュリティソフトについては知らないので、Crowd Strike 社という名前も今回初めて聞いたわけですが、そんなにシェアがあったんですね。




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これまでの対処法では解決できない新手のサポート詐欺 Part 2

前回、USの Microsoft Community にて紹介されていた解決法を中心にご紹介した新手のサポート詐欺の画面。

20240718-1-2.jpg

さて前回の「これまでの対処法では解決できない新手のサポート詐欺」の中でも、ちらっと国内で発生している例についても触れましたが、ある程度国内での事例の場合、USの Microsoft Community で紹介されているものと、その対処法について違いもあるようなので、Part 2 として国内で発生している事例を中心に、その対処法を整理してみました。

20240719-1-1.jpg 20240719-1-2.jpg 20240719-1-3.jpg

似たような画面が出るものの、今回の新手のサポート詐欺の日本版は、USのものほどでもなかったようです。Yahooの知恵袋などに投稿されている質問を見るとこのメッセージも日本語版になっています。

まったく、なんでこんなのも日本語対応するんでしょうね.... ?


【ネットワークから切り離すことから】

さて早速その対象法に入りましょう。

今回のこのサポート詐欺。有線・無線を問わずネットワークにつながっていると画面がこのエラーの画面になって何も操作ができなくなる... と言うのは、共通。PCを再起動しても、繰り返してこの画面が表示されます。

対処するにあたっては、まずはLANケーブルを抜くなり、無線LANをいったん切断するなりして、ネットワークから切り離す必要があります。

さてそして、これからが本題です。

1) スタートアップから、
  • hicn.bat
  • JPAlert.vbs
を探して、スタートアップから削除します。

20240719-2-1.jpg 20240719-2-2.jpg

Windows キー+ "R" とクリックして、名前のところに、
  • 現在のユーザーの場合:shell:startup
  • すべてのユーザーの場合:shell:common startup
と入力して、スタートアップフォルダを開きます。一応、両方とも確認してみてください。うちの場合には特別何かおかしいものはありませんがこの中に該当のプログラムがないか?探します。

この時、該当ファイルが見つからったら、右クリックしてプロパティを開いて、プログラムの場所を確認しておきましょう。この2つのファイルはおそらく同じフォルダにあるはずです。

ファイルの場所が見つかったら、該当ファイルを見つけて削除しましょう。もちろんスタートアップにファイルがあればこれも削除しておく必要があります。

** ちなみに、USのMS Community の例では、DEAlert.vbs となっていますので、JPAlert.vbs はその日本語版ってことみたいです。英語版だと USAlert.vbs となるようです。

2) 再度 Windows キー+Rとしてファイル名を指定して実行を開いて、"services.msc" と入力して、「ScreenConnectClient(....)」というサービスを見つけて無効にします

20240719-2-3.jpg 20240719-2-4.jpg

ここに該当項目がない場合にはとりあえず、スキップしてもいいかと思います。


とりあえず 1)のところでファイルを見つけたら、必ずプロパティを開いてファイルの場所を特定して、そのファイルの保存されているフォルダごと削除してしまうことが必要です。

すべての作業が終わったら、PCを再起動し、ネットワークにつなぎなおしてみましょう。


US の Microsoft Community の例を見てみると、Ctrl+Alt+Del としてもタスクマネージャーが無効化されて利用できないなどいろいろありましたので、どうなるか?と思いしや、日本語版の場合には、とりあえず Ctrl + Shift + ESC でタスクマネージャーも表示されるようですし、またネットワークさえ切り離しておけば画面も時間がたつと消えて作業もできそうなので、わかってしまえば、この画面を表示させているプログラムの場所を突き止めて削除してしまえばいいだけなので、さほど大変な作業ではないようです。


<参照>




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