2024年07月30日

macOS Sonoma 14.6 提供開始

久しく更新がありませんでしたが、久しぶりに macOS Sonoma 自体に新たなバージョンの提供がスタートいたしました。

20240730-2-1.png 20240730-2-2.png

前回が、5月なので2ヶ月ぶりの更新プログラムになります。

今回、macOS Sonoma 以外にも以下のような更新プログラムが提供されています。

20240730-3-1.png 20240730-3-2.png

iOS 15.8.3 and iPadOS 15.8.3

といった製品向けにも更新が到着しておりますので、ご利用の方は、Update をお忘れなく。

悪意のあるアプリケーションが個人情報にアクセスする可能性などの情報漏洩につながる不具合などかなり多くのセキュリティにかかわる不具合に関する修正が入っています。


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Mac 版 Office Insider Beta Channel 更新情報

次の更新プログラムが到着しております。
本日確認致しました更新プログラムは、以下の通りです。

20240730-1-1.png 20240730-1-2.png
・Microsoft Excel 16.89.24072820
・Microsoft OneNote 16.89.24072820
・Microosft Outlook 16.89.24072820
・Microsoft PowerPoint 16.89.24072820
・Microsoft Word 16.89.24072820

今回到着した更新プログラムに関して、現時点で公開されている情報はとざいませんでした。
今後情報が公開された折には、改めてご紹介させて頂きます。

さて、Outlookチームからは、新たに7月1日・3日に配信された更新内容に関して、情報が公開されておりましたので、ご紹介いたします。

7月1日・3日 リリース: Ver.16.88 (24070110) & 16.88 (24070221)

-- 修正:

メール:Outlook ウィンドウのサイズを変更できない問題を修正
カレンダー:Outlook for Mac の時間がダッカ - バングラデシュのタイムゾーン(UTC+6)に設定されている場合、新しいイベントウィンドウで会議が1時間早く表示される問題を修正

-- 新機能または改善された機能&既知の問題:

特になし






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2024年07月29日

表組操作がより簡単に 〜 Word for the web

Web 版の Word、Word for the web で、表組の編集作業の操作性が向上します。

20240727-5-1.jpg

US時間7月26日に投稿された Office Insider Blog によれば、Word for the Web でのテーブル編集(表組の編集)作業が、より直感的に、そして簡単に操作できるようにしてもらいたいというフィードバックをもとに、改良がくわえられ、その外観も新しくなりました。


【どの様に改善されているのか?】

ブログの中では、
  1. ワンクリックで行・列を挿入
  2. 行や列を簡単に移動
といった 2つのポイントが紹介されています。


1) ワンクリックで行・列を挿入

20240727-5-2-1.jpg 20240727-5-2-2.jpg

"+" のマークをクリックするだけで、行や列が挿入可能になります。


2) 行や列を簡単に移動

20240727-5-2-3.jpg

列または行のにマウスを合わせて、列の場合には上部、行の場合には先頭の部分に、4つのドットが表示されますので、こちらを ドラッグ&ドロップ するという操作で簡単に移動できるようになります。


【対象ユーザー】

今回の機能は、現在一部のユーザーに展開されていますが、2024年9月以降からは、サブスクリプションの有無に関係なく、すべてのユーザーに向けて展開される予定のようです。


ちょっと前にご紹介した Excel for the web の時もそうですが、すべてのユーザーに展開されるというのはいいですよね?
一般ユーザーに展開されるまでにはまだしばらくかかりそうですが、もうしばらくお待ちください。


<参照>




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2024年07月28日

PCを起動したら、BitLocker 回復キーの入力を求められて、PCが起動できない Part 2

さて以前に、「PCを起動したら、BitLocker 回復キーの入力を求められて、PCが起動できない」(2024/07/13)にご紹介しました。

MSコミュニティを見てたらそうした相談が増えつつあったので、ちょっと気になったから取り上げたものでしたが、その後 MS のサポートページが更新されましたが、どうも今回のトラブル、Windows Update による影響だったようです。

20240728-1-1.jpg

今回のこの情報まだ日本の同じサポートサイトには掲載されていないので、今後更新されると思われますが、7/28の時点では、USのサポートサイトのみで既知の問題としてUPされているものとなります。

20240728-1-2.jpg 20240728-1-3.jpg 20240728-1-4.jpg

日本語サイトだと、既知の問題のところに、エンタープライズユーザー向けの情報しか提示されていません。ということで、そのまま Microsoft Edgeにて翻訳してもらいました。

20240728-1-5.jpg

"すべてのユーザー" 向けに「2024 年 7 月 9 日の Windows セキュリティ更新プログラムをインストールした後、デバイスの起動時に BitLocker の回復画面が表示される場合があります」と。

前回の記事でも触れましたが、昨今の メーカー製のPCは、最初から BitLocker が有効化されているケースがあるようです。なので自分で有効化した覚えがない場合でも最初から有効化されていたなんてケースも多々あるわけですね。

加えて、BitLocker といえば、Windows 11 Pro Edition が対象になるわけですが、Windows 11 Home Edition でも、"デバイスの暗号化" という形で搭載されており、これが最初から有効になっているケースがあります。

通常、Microsoft アカウントにてサインインする際に自動的に Microsoftアカウントとの紐づけもされるため、Microsoft アカウントにサインインして確認するようにと出ているわけです。


【Windows 10 でも...】

実は、このUS時間 7/9 に 提供された更新プログラム。Windows 10 も例外ではありません。

20240728-2-1.jpg 20240728-2-2.jpg 20240728-2-3.jpg

ただしおそらく Windows 10 の場合には、Windows 10 Home であれば、まだメーカー出荷時には、デバイスの暗号化は有効ではなかったかと思われますので、Windows 10 Pro 以上をご利用の方が自分でこれを有効にしていない限りは、今回のトラブルに巻き込まれることはないかと思います。

手元の環境では、うちの場合には、BitLocker が有効な Windows 11 Pro のデバイスでも問題はなかったので、あくまでもすべてのデバイスが必ずそうなるというものではないようです。

既知の問題のところでは、Windows 10 にしても、Windows 11 にしても、「We are investigating the issue and will provide an update when more information is available.」(現在調査中...)といった表示になっており、現段階では今回の更新プログラムの何が要因でこうなったのかまではわかっていないようです。

今後の情報更新にご注目ください。


【追加】

BitLocker の件は、今回のようなトラブルになっていざという時のためにも前回にもご紹介していますが、Microsoft アカウントや、BitLocker の画面からでも、さらには、コマンドプロンプトなどを利用しても確認はできます。

PCを管理するのはあくまでも自分。自分の PC である以上この辺りはしっかり自分自身で管理することをお勧めいたします。


【‘2024/8/2更新】

ちなみに、メーカー製のPCの一例をご紹介します。

-- 富士通:

デバイスの暗号化 / BitLocker ドライブ暗号化について教えてください」の "対象機種" の "重要" のところにもありますが、「デバイスの暗号化を搭載している機種は、Microsoft アカウントでサインインしたときなどに、自動的にデバイスの暗号化がオン(有効)になります」とのことです。

-- NEC:

Windows 11のデバイスの暗号化について教えてください」にもありますが、NECの場合も、基本的には対応機種であれば、「 デバイスの暗号化は、パソコンのデータを保護するのに役立ち、初期状態では有効となっています」とのことです。「Windows11では、不正なアクセスからデータを保護するために、Windows標準で「デバイスの暗号化」機能が搭載されています。(一部未搭載機種あり)
Microsoftアカウントを使用してWindows11にサインインすると、「デバイスの暗号化」は自動的に有効になり、パソコンの紛失や盗難時でも、ハードディスク内の情報が容易に抜き取られることを防ぎます」ということのようです。


<参照>



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Yahoo マップが表示されない

2024年6月5日付で更新された「Yahoo!マップ開発者便り」によれば、Yahooマップの地図描画システムのアップデートが実施されているようです。

これに伴い、表示されなくなっているケースもあるようです。

いつものようにYahooのトップページから、"マップ" のリンクをクリックして開こうとすると...

20240727-1-1.jpg 20240727-1-2.jpg 20240727-1-3.jpg

上記のようなエラー表示になって開けない。
本来であれば上記画像の右のように地図が表示されるはずだったわけです。
手元の環境でこのエラーで表示できなかったのは、Firefox のみ。Microsoft Edge では問題ありませんでした。


【推奨環境とは?】

であれば、このエラーメッセージに出ている推奨環境とやらを見てみました。

20240727-2-1.jpg 20240727-2-2.jpg

一応、Firefox は推奨環境に入っているので、最新バージョンであれば問題はなさそうです。最近は、Firefox だとサポート対象外となって利用できないサイトが時々あるのでちょっと気になりましたが...

一応、
  • ブラウザの更新
  • キャッシュの削除 などなど結果ダメ。
  • Firefox については、アクセラレータをオフにしても結局ダメでした。

地図が表示されない/Yahooマップヘルプ」によれば、従来より、利用の環境のグラフィックカードが古い、あるいはグラフィックカードに関するドライバーとブラウザーの相性が悪いなどの影響により、表示できないケースもあったようですが、今回のアップデートによってさらに影響も出ている環境もあるようです。

20240727-2-3.jpg

6月にYahooマップの地図描画システムがアップデートされていることは、2024/6/5に更新された「Yahoo!マップ開発者便り」にもある通りです。なのでこうしたのを機に古いグラフィックスボードなどを搭載しているPCではうまく表示できなくなるなんてことが起こりうるわけですね。


【その対策は?】

ではさっそく対策についてご紹介します。
  1. ブラウザを最新バージョンに更新する
  2. キャッシュを削除する
  3. グラフィックスアクセラレータをオフにする
といったところがポイントになるようです。

特にこれまで、グラフィックスアクセラレータが有効でも表示されていたケースであっても、今回から表示されなくなった場合には、やはりこちらの設定をオフにしてみる必要があるようです。

-- Microsoft Edge の場合:

20240727-3-1.jpg

【...】> 設定 > システムとパフォーマンス 
とひらいて、"システム" にある "使用可能な場合はグラフィックスアクセラレータを使用する" をオフにします


-- Google Chrome の場合:

20240727-3-2.jpg

【...】> 設定 > システム
と開いて、"グラフィックスアクセラレーションが使用可能な場合は使用する" をオフにします


-- Firefox の場合:

20240727-3-3.jpg 20240727-3-4.jpg

【三】> 設定 > 一般
と開いて、"パフォーマンス" にある、"推奨のパフォーマンス設定を使用する" をオフにして、さらに "ハードウェアアクセラレーション機能を使用する" をオフにします


まぁ、今検証している手元の環境は、この夏は常にファンがうなりまくっている環境なので、古いから...と言われてしまうと何とも言えないわけですが、Yahooに限ったことでもなく、こうした Web サービスはどんどん進化していくわけで、そうしたものを利用するには、やはりそれなりにシステムも新しくないとだんだんのけ者になってくるっていうことなんでしょうね?

手元の環境では、Firefox については、オフにしても表示できませんでしたが、まずは表示できない場合には上記設定を確認してみてください。


<参照>





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2024年07月27日

フィールドコードの 表示・非表示の切り替えができない!

Microsoft Word ではおなじみの「フィールドコード」。ヘッダー・フッターに日付や、ページ番号を入れたり、フリガナを設定したり、さらには差し込み印刷をしたりといった機能ではお世話になる機能です。

20240726-1-1.jpg

さてそんなフィールドコードの表示・非表示ができないケース。結構身近にあったので備忘録として取り上げてみました。

上記の画面のように、ヘッターに挿入した日付が、フィールドコードで表示されたりしているのを見たらとっさに 「Alt + F9」 だ...
と反応してしまうんですが、実はこれが効かないケースがあります。

20240726-1-2.jpg

実際の画面が上記のものです。「GeForce Experience」と言うアプリが起動してきて、デスクトップを動画でキャプチャーする機能が呼び出されてしまいます。

奇しくも Word の フィールドコードの表示・非表示 の切り替えを行うための機能と、GeForce Experience の手動での動画の録画のON/OFF するための機能のショートカットがバッティングしてしまっているわけですね。

GeForce Experience は使うから、削除もできないし、かといって Word の機能が使えないのは困る....

そんな場合には、Word のフィールドコードの表示・非表示の切り替えは、Word のオプション ダイアログからでも行えますので、そちらから設定を変更してみてください。

-- 変更方法:

20240726-1-3.jpg

1) ファイル>オプション として、Wordのオプションダイアログを表示します
2) 左ペインの「詳細設定」をクリックし、右ペインでは「構成内容の表示」のところに、「値の代わりにフィールドコードを表示する」にチェックマークがついているはずなので、こちらのチェックを外してオフにします

これでフィールドコードは非表示に戻りますので、通常通り日付やページ番号など、フィールドコードを利用して設定されている部分は正常に表示されるようになります。


<参照>




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2024年07月26日

【広告記事】ユーザー行動分析プラットフォーム「Amplitude」

DX(デジタルトランスフォーメーション)を推進する上で、そのデータの利活用は必須要件。

企業においてマーケティング担当者としては、データ活用の重要性を感じつつも、その具体的な実現方法に苦労されている方も多いはず。
単なるデータの可視化で留まっていては、せっかく入手した顧客からの貴重な行動分析データを、十分に、自社製品やサービスへの落とし込みができず、活かしきれない。

そこで注目されているのが、ユーザー行動分析プラットフォーム「Amplitude」。
今回、この「Amplitude」について注目してみました。


【「行動分析」とは?】

Webサイトを訪れた人たちの情報を分析するツールとして「Google Analystics」をご存じの方も多いかと思います。

"ウェブマーケティング" とも呼ばれるこの分野。自社のWebサイトや通販サイトなどを訪れたお客様がどういった人なのか? またどういったページに関心を持っていて、さらにはどういった情報をどれだけ見ていたのか?と言った様々な情報は、Webサイトを運営する側にとって貴重な情報となります。

こうした情報も顧客ニーズに合った Web サイト改善のためだけでしか活用されていないとなると、とうてい情報の利活用という観点からするともったいない話。
  • こうした顧客がどういった製品やサービスを求めていて、自社のサイトをどう活用しているか
  • さらにそうして得られた情報を、今後どういったかたちで自社の製品作り、サービス提供につなげていったらいいのか
より深い "ユーザーインサイト" (ユーザー本人さえ気づいていない内面的な本音)を追求する上においては、さらなる分析が必要になります。

そうした自社サイトを訪れた人たちのユーザーインサイトをより深く探るために必要なのが その「行動解析」となります。そしてこの分野を得意とするのが、今回ご紹介する「Amplitude」なわけです。

Google Analystics と Amplitude を、その利用目的から区分けしてみると、
  • Amplitude:ユーザー行動の深掘り分析に特化しており、プロダクトチーム向けに設計されているツール
  • Google Analytics:Webサイトのアクセス解析に特化したツール
と言った違いになるようです。よりプロダクトチームよりなのが、まさに Amplitude なわけですね。


--サービスの違い:

では具体的にはどんな違いがあるのか? Amplitude の Web サイトには様々な形でこうしたものについて紹介されています。USサイトには、「Amplitude vs. Google Analytics 4」な情報がありました。

amplitude4-1.jpg amplitude4-2.jpg

さらにブログの中でも、「Common Questions About Migrating From GA to Amplitude」と言った形で、Google Analystics との違いについて紹介されております。

Amplitude」のWebサイトにはこんな情報も出ていました。

amplitude1-1.jpg amplitude1-2.jpg



-- まずはお試し、無料プランから:

GOOGLE ANALYTICSとAMPLITUDEを比較」の中では、無料のプランでもできることとして、

amplitude1-3.jpg amplitude1-4.jpg amplitude1-5.jpg
  • キャンペーン毎のファネル分析
  • コンバージョン時間の計測
  • リテンションの計測
  • ユーザーのステータス確認
  • LTV計測
と言った情報が紹介されておりました。

興味のある方は、まずは無料プランなどご登録いただいて、Google Analystics との比較を試されてもいいのかもしれませんね。



【Amplitudeの特徴】

さて、Amplitude の トップページを覗いて見ると、同社の解析ツールが、そのユーザーインサイトの探求にどう役立つものなのか?などが紹介されています。

amplitude2-1.jpg amplitude2-2.jpg amplitude2-3.jpg

ではそんな Amplitude にはどんな特徴があるのか? まずは大きなその特徴について、せっかくなので Windows Copilot さんにもお手伝いいただいて整理してみました。


1) ユーザー行動解析:

ユーザーがアプリケーション内でどのように行動しているかを詳細に追跡。ユーザーのニーズや行動パターンを理解し、プロダクトの改善に役立てることが可能に。いわゆるユーザーの行動軸での分析が可能なことが特徴。


2) イベントトラッキング:

アプリ内の特定のイベント(例:ログイン、購入、アクションなど)の追跡が可能。これにより、ユーザーの行動を特定のアクションに関連付けて分析できるようになります。


3) ファネル分析:

Applitude が強化している「ファネル分析」。ファネル分析は、特定のプロセスやユーザーの行動を追跡、そのプロセス内でのコンバージョン率やユーザー離脱率を計算する手法です。こうした分析を通じて、目標に到達させるユーザーのコンバージョン率を理解することに役立ちます。アプリ内でどのステップを進んでいるかを可視化。改善の機会の特定に導いてくれます。


4) セグメンテーション:

ユーザーの行動を詳細に追跡・分析する上で、ユーザーセグメンテーションは大切な機能です。こうしたユーザーセグメントの作成により、特定の期間内のユーザー行動を追跡し改善施策の確立に役立てたり、異なるユーザーグループの行動比較も可能にしてくれます。


5) 予測分析:

AIベースの予測モデルを使用して、ユーザーの将来の行動を予測。これにより、よりパーソナライズされた各顧客へのアプローチを実現できます。


もちろんこれだけでは語りきれない「Amplitude」の具体的な魅力については、是非Webサイトを通じて、あるいは実際に無料版などをお試しになってみてご確認ください。


【豊富な資料と情報提供】

「Amplitude」 では、様々な情報提供と、そして学習の場が用意されています。

amplitude3-2.jpg amplitude3-1.jpg amplitude3-3.jpg

各種資料については、フォームからのお申し込みでダウンロードが可能になります。

USサイトには、「Amplitude Academy」というLearning サイトも用意されていました。

amplitude3-4.jpg

そのリソースタブを覗くと、Blog、そのリソースセンターにて公開されている豊富な情報、コミュニティやヘルプセンターへのリンクなどが用意されている US サイトも非常に興味深いところです。Amplitude の US サイトには、日本のサイトにはない情報もいっぱい。是非一度ご確認ください。


厳選されたチャートや AI による予測機能をSQL不要で操作を可能にし、より深い分析を簡単に行えるようにしている「Amplitude」。Web サイトでも紹介されていますが、世界で 45,000社以上の会社で導入されているというその実績。

そこからもその信頼性の高さがいかに大きいか、そして「Amplitude」に寄せられるユーザーからの期待が強く感じ取れます。


<参照>


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2024年07月25日

Mac 版 Office Insider Beta Channel 更新情報

Beta Channel に次の更新プログラムが到着しております。
本日到着した更新プログラムは、以下の通りです。

20240725-1-1.png
・Microsoft Excel 16.88.24072323
・Microsoft OneNote 16.88.24072323
・Microsoft Outlook 16.88.24072323
・Microsoft PowerPoint 16.88.24072323
・Microsoft Word 16.88.24072323

今回の更新内容に関して、現時点で公開されている情報は特にございませんでした。

ところで、Office Insider Blog に、以下のような情報が公開されていました。


Mac 版 Excel で Power Query の From Folder コネクタを使用してデータをリフレッシュできるようになったという内容です。詳細は改めてご紹介させていただきます。

-- 対象製品:

Excel for Mac Beta Channel Ver.16.86 (Build 24051217) または、それ以降

* こうした新しい機能は、Beta Channel 該当バージョン以降になっていたとしてもすぐに全てのユーザーが利用できるようになるものではありません。折角ご確認いただいても、まだ利用できないケースもあるかと思いますが、その場合には、利用可能になるまで、今しばらくお待ちください。 



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2024年07月24日

Epson Scan が正しく動作しない

このブログでも何度も取り上げていますが、「Epson Scan」 と言うアプリが正常に動作しなくなってしまう事例。Windows 11 をご利用のユーザーの方が増えてきたせいか? 最近そんなトラブルを抱えている方が多いようなので再度取り上げさせていただきました。

20240724-1-1.png


【「Epson Scan」 とは?】

Epson Scan」は、Epson が提供する一般ユーザー向けの複合機や、スキャナーなどについて来るスキャナーアプリです。ただし、昨今の複合機ではすでに、「Epson Scan2」と言うアプリに変わっているので、「Epson Scan」と言う段階ですでにかなり古めの製品と言うことになります。

どんなトラブルが発生しているのか?ですが、過去にこのブログでも取り上げたのと同じ事例です。もちろんその背景もちょっと変わっているとは思いますが、発生する症状は、"プレビュー" ボタンやら、"スキャン" ボタンが表示されないというもので、事象は同じです。

20240724-1-2.png

上記の画像にもあるように、この赤枠で囲った部分が消えて何も表示されなくなってしまう症状が、現在も発生しています。

ちなみに以前にこのブログで取り上げたものの一部は以下の通りです。
ほんとよく取り上げたもんだと自分でも感心してしまいます。


【その対策は?】

基本的は、Windows 11 がではじめて間もない頃に取り上げた、「Epson Scan を起動しても、Scanボタンがない」と同じことです。ただしちょっと付け加えておくと、メーカー側の対応もちょっと変わってきている部分があります。

20240724-2-1.jpg

Epson の「インクジェット複合機(カラリオ/ビジネス/エプソンのスマートチャージ) ドライバー WindowsR 11 対応表」によれば、Windows 11 や Windows Server 2022 上で発生することが確認されているもの。

20240724-2-2.jpg 20240724-2-3.jpg 20240724-2-4.jpg

-- 暫定的な対処法:

"EPSON Scan のウインドウを表示している状態で「ALT」 キーを押下してください。「ALT」 キーを押下することで表示されていないボタンが表示されるようになります。または、 本来であればボタンのある箇所をクリックすることでもボタンが表示されるようになります。" とあるように、ボタンのあるあたりにマウスポインタをのせてクリックしたりするとボタンが表示されたりします。

-- 根本的な対策:

基本的には該当機種向けには修正プログラムが提供されています。

ただしよく見ると、実は古いものになると、すでに更新プログラムが提供されていないものもあったりします。上記の画像にもありますが、各プリンター名の備考欄に
  • 「※1」とあるもの: Altキーやクリックするなどして対処
  • 「※2」「※3」とあるもの: 更新プログラムにて対応済み
となっています。つまり、古いプリンターなどの場合には、すでに修正プログラムの提供すら行われておりません。

20240724-2-5.jpg 20240724-2-6.jpg

Windows11/Windows Server2022環境で、EPSONScanの一部のボタンが表示されません。どうしたらよいでしょうか」の中でも触れられておりますが、"2.恒久対策について" のところで、「お使いの製品(一部)については、EPSON Scanのバージョンアップ(修正版の提供)や修正プログラムをインストールする事により、上記の回避手順不要で、解決できます」とあるように、あくまでも更新プログラムの提供は一部の機種向けということになります。

悲しいかな?これがサポート対象外となった古いデバイスであるが故のことになるわけです。

なので「WindowsR 11 対応表」をご確認いただいて、「※2」や「※3」の対象になっているユーザーの方は、スキャナードライバを更新して対処してみてください。

そして残念ながら「※1」とある場合には、すでに先ほどもご紹介したように、Altキーを押す、あるいはボタンのある周辺でクリックする... そうした一時的な対処法しかないようです。


<参照>



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2024年07月22日

新たに TRANSLATE関数 と DETECTLANGUAGE関数 が導入 Part 2

Beta Channel の Excel に新たに導入された "Translate" 関数と "Detectlanguage" 関数。以前にご紹介した「新たに TRANSLATE関数 と DETECTLANGUAGE関数 が導入」の時には、mac 版についてはまだ利用できておりませんでしたが、前回の更新で、mac 版の Beta Channel でも利用できるようになったので、Part 2 として取り上げさせて頂きました。

20240629-1-1.jpg

詳細は、前回の記事、および Office Insider Blog をご参照いただくとして、今回のこの新たな関数は、Microsoft Translaer を介して、指定のセルに入力されたデータを、指定の言語に変換してくれるというもの。

そして、その対象は、
  • Windows 版 Excel Ver.2407(ビルド17820.20000)
  • Mac 版 Excel Ver.16.87(ビルド24062610)
がその対象でした。

前回ご紹介したように、Office for Mac Beta Channel は、前回の更新で、
  • Ver.16.88.24071625
となりました。

今回の手元の mac で確認した限りでは、この Update 以降、新たな Translate 関数と Detectlanguage 関数が利用可能になりました。

20240721-1-1.jpg 20240721-1-2.jpg 20240721-1-3.jpg

  • Translate関数:Microsoft Translater Service を利用して、指定の値を、指定の言語に翻訳します
  • Detectantlanguage関数:指定のセルの値の言語を判定します

これで、Beta Channel Edition においては、Windows でも、Mac でも利用可能になりました。

現段階ではまだ、最新チャンネルへのリリース時期はわかりませんが、今後、数ヶ月後には、最新チャンネルでも利用できるようになるでしょうし、またおそらく次にリリースされる Office 2024 for mac には搭載されることになるんでしょうね。


<参照>




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2024年07月21日

Windows の基本操作 Vol.2024-7-2 SSDの寿命を確認する

昨今では、PCに搭載されているディスクドライブも、従来のHDDタイプのものから、SSDタイプのものに変化し、その書き込みや読み出しの速度も数段スピードアップするようになりました。

しかしHDDドライブでも、SSDドライブであっても、モノには寿命がある。永遠に使えるわけではありません。ならば、現在のPCのSSDってあとどのぐらい持つものなのか? 気になるところです。

先日、Facebook に Windowsチームから以下のようなコメントが投稿されておりました。

20240708-5-1.jpg

そうです。そうした、SSD の現状はこんな方法で確認できますよ?といった内容のもの。
ってことで、さっそく手元の環境で確認してみました。


【内蔵ドライブの状態を確認する】

20240708-5-2.jpg 20240708-5-5.jpg

スタート>設定>システム>ストレージ>ストレージの詳細設定>ディスクとボリューム

そして、ディスクのところの "プロパティ" を開くとこの画面が表示されます。

さてここで、Facebook でも紹介されていところが、
  1. 推定継続時間
  2. 利用可能なスペア
  3. 温度
といった3つのポイント。

1)推定継続時間:
0%に近いほど、信頼性が低い。ただし故障という意味ではありません

2)利用可能なスペア:
使用可能な残りの使用容量

3)温度:
直接寿命ということではないものの、60℃を超えている場合には下げる必要があります

これは、「ストレージデバイスに対する重大な警告について」の中でも確認できます。

20240708-5-3.jpg 20240708-5-4.jpg


【一般的に5年?】

Copilot に質問してみました。

以下、Copilot からの回答です。

SSD(ソリッドステートドライブ)の寿命は、いくつかの要因によって変動します。以下にSSDの寿命に影響を与える要素をまとめてみましょう1

  1. 書き込み回数: SSDは書き込み回数が増えると劣化します。電子のやり取りでデータを記録するため、頻繁な書き込みは使用できないセルを増やし、SSDの寿命を短くします。近年の一般向けSSDでは、1セルあたりの書き込み可能回数は1千回程度と言われています。

  2. 容量 (空き容量): SSDの全体的なデータ容量が大きいほど、耐久性が向上します。空き容量が少ない場合、SSD内でデータの位置を整理する動作が頻繁に行われ、寿命を早めてしまいます。

  3. 使用時間: 長時間使用するとSSDは劣化します。内部の絶縁体が電子の出入りによって劣化し、使用可能なデータ容量が減少します。

また、SSDの寿命はメーカーや使用環境によって異なります。一般的には5年程度が目安とされていますが、最新性能を備えたSSDはそれ以上の耐久性を持っていることもあります1。早めに買い替えを検討する際には、SSDの故障予兆や症状を注意深く観察しましょう23

まぁ、5年とはありますが、あくまでも使い方によっても変わってきますから、一概にすべてがこうだ! というわけではありませんが、一つの目安にはなるかと思います。

パソコンの修理やデータ復旧サービスなどを請け負っている会社のWebなどの情報を見ると、
  • 処理速度が低下する
  • 突然シャットダウンする
  • 使用中に頻繁にフリーズする
  • ブートデバイスが見つからないとなって起動できなくなる
といったような症状があったらその兆候かもしれないので、確認しておく必要があるともありました。

もちろんここに表示される情報も、あくまでも目安ではありますが、なんかおかしいぞ? って思ったら、一度確認してみることをお勧めいたします。


<参照>




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2024年07月20日

Mac 版 Office Insider Beta Channel 更新情報

次の更新プログラムが到着しております。

本日確認致しました更新プログラムは以下の通りです。

20240720-1-1.png
・Microsoft Excel 16.88.24071625
・Microsoft OneNote 16.88.24071625
・Microsoft Outlook 16.88.24071625
・Microsoft PowerPoint 16.88.24071625
・Microsoft Word 16.88.24071625

今回配信されました更新内容に関して、現時点で公開されている情報は特にございませんでした。
今後情報が公開された折には、改めてご紹介させて頂きます。


さて、久々に Outlook チームから、6月分の更新内容に関して情報が出ておりましたので、ご紹介させて頂きます。

6月17日・19日リリース:Ver.16.87 (24061711) & 16.87 (24061913)

-- 修正

メール:POPアカウントタイプのメッセージリストで、返信と転送のマーカーが欠落していた問題を修正
メール:メッセージリストで報告ボタンがグレーアウトする問題を修正
カレンダー:特定の複数日の終日イベントの一部が作業週または週ビューに表示されない問題を修正
プレゼンス:共有メールボックスのメールに対してプレゼンスが機能しない問題を修正
SMIME:オンプレミスアカウントのマイコンピュータ上のメッセージでSMIME暗号化が機能しない問題を修正
Copilot:既にCopilotカードがある状態で、Copilotでドラフトを開くと、Copilotカードが再起動する問題を修正
印刷:Outlook 16.87.24060323ベータアップデートで空白ページが印刷される問題を修正

-- 新機能または改善された機能

UI:開いているすべてのウィンドウをワンクリックで閉じるオプションを追加

以上となっています。

さて昨日は、午前中は、OneDrive や Microsoft 365 の障害、そして午後は、Crowd Strike 社のセキュリティソフトの不具合による Windows の端末でのトラブルが発生し、メディアは大騒ぎ。

私自身は、あまり法人向けのセキュリティソフトについては知らないので、Crowd Strike 社という名前も今回初めて聞いたわけですが、そんなにシェアがあったんですね。




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これまでの対処法では解決できない新手のサポート詐欺 Part 2

前回、USの Microsoft Community にて紹介されていた解決法を中心にご紹介した新手のサポート詐欺の画面。

20240718-1-2.jpg

さて前回の「これまでの対処法では解決できない新手のサポート詐欺」の中でも、ちらっと国内で発生している例についても触れましたが、ある程度国内での事例の場合、USの Microsoft Community で紹介されているものと、その対処法について違いもあるようなので、Part 2 として国内で発生している事例を中心に、その対処法を整理してみました。

20240719-1-1.jpg 20240719-1-2.jpg 20240719-1-3.jpg

似たような画面が出るものの、今回の新手のサポート詐欺の日本版は、USのものほどでもなかったようです。Yahooの知恵袋などに投稿されている質問を見るとこのメッセージも日本語版になっています。

まったく、なんでこんなのも日本語対応するんでしょうね.... ?


【ネットワークから切り離すことから】

さて早速その対象法に入りましょう。

今回のこのサポート詐欺。有線・無線を問わずネットワークにつながっていると画面がこのエラーの画面になって何も操作ができなくなる... と言うのは、共通。PCを再起動しても、繰り返してこの画面が表示されます。

対処するにあたっては、まずはLANケーブルを抜くなり、無線LANをいったん切断するなりして、ネットワークから切り離す必要があります。

さてそして、これからが本題です。

1) スタートアップから、
  • hicn.bat
  • JPAlert.vbs
を探して、スタートアップから削除します。

20240719-2-1.jpg 20240719-2-2.jpg

Windows キー+ "R" とクリックして、名前のところに、
  • 現在のユーザーの場合:shell:startup
  • すべてのユーザーの場合:shell:common startup
と入力して、スタートアップフォルダを開きます。一応、両方とも確認してみてください。うちの場合には特別何かおかしいものはありませんがこの中に該当のプログラムがないか?探します。

この時、該当ファイルが見つからったら、右クリックしてプロパティを開いて、プログラムの場所を確認しておきましょう。この2つのファイルはおそらく同じフォルダにあるはずです。

ファイルの場所が見つかったら、該当ファイルを見つけて削除しましょう。もちろんスタートアップにファイルがあればこれも削除しておく必要があります。

** ちなみに、USのMS Community の例では、DEAlert.vbs となっていますので、JPAlert.vbs はその日本語版ってことみたいです。英語版だと USAlert.vbs となるようです。

2) 再度 Windows キー+Rとしてファイル名を指定して実行を開いて、"services.msc" と入力して、「ScreenConnectClient(....)」というサービスを見つけて無効にします

20240719-2-3.jpg 20240719-2-4.jpg

ここに該当項目がない場合にはとりあえず、スキップしてもいいかと思います。


とりあえず 1)のところでファイルを見つけたら、必ずプロパティを開いてファイルの場所を特定して、そのファイルの保存されているフォルダごと削除してしまうことが必要です。

すべての作業が終わったら、PCを再起動し、ネットワークにつなぎなおしてみましょう。


US の Microsoft Community の例を見てみると、Ctrl+Alt+Del としてもタスクマネージャーが無効化されて利用できないなどいろいろありましたので、どうなるか?と思いしや、日本語版の場合には、とりあえず Ctrl + Shift + ESC でタスクマネージャーも表示されるようですし、またネットワークさえ切り離しておけば画面も時間がたつと消えて作業もできそうなので、わかってしまえば、この画面を表示させているプログラムの場所を突き止めて削除してしまえばいいだけなので、さほど大変な作業ではないようです。


<参照>




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2024年07月19日

Excel for the web の操作性向上 Part 2

前回、「Web 版 Excel の操作性が向上。より使いやすく、わかりやすいデザインに!」という Excel for the web の操作性が向上しますよ?という記事を取り上げました。元ネタは「Modernized Excel Grid」というTechCommunity Blog にて紹介された記事でした。

20240717-2-1.jpg

さて今回この続編となる「Modernized Excel Grid (part 2)」が紹介されておりましたので、再度取り上げさせていただきました。


【新たに展開される機能】

今回展開される機能としては以下のようなものがあります。

1) ハイパーリンクのプレビュー
2) ズーム操作
3) 容易になったシート名の変更
4) ブラウザからローカルファイルを開く
5) 新しいキーボードショートカット
6) ワンクリックでフィードバック

となっています。

では、簡単に1つずつみていきましょう!


1) ハイパーリンクのプレビュー:

Excel のシート上に貼られたハイパーリンクにマウスをポイントすると、プレビューが表示されるようになります。

20240717-2-2.jpg 20240717-2-2-1.jpg

リンクのコピー、編集、あるいは削除するオプションを含むハイパーリンクプレビューが表示されます。またサムネイルが利用可能な場合にはそうしたものも表示されます。


2) ズーム操作:

ズーム操作がより簡単にできるようになりました。

20240717-2-3.jpg

ステータスバーから操作が可能です。直接倍率を入力することもできるようになりました。


3) 容易になったシート名の変更:

デスクトップ版同様、シート名をダブルクリックするだけで変更が可能になりました。

20240717-2-4.jpg


4) ブラウザからローカルファイルを開く:

Web 版のファイルメニューに、「このデバイスからファイルを開く」というオプションが追加されました。

20240717-2-5.jpg

これにより、OneDrive だけではなく、ローカルファイルも開けるようになるので、わざわざいったんOneDrive のアップロードする必要がなくなります。


5) 新しいキーボードショートカット:

新たなショートカットキーが導入され、キーボードによる操作性も向上しました。

20240717-2-6.jpg

6) ワンクリックでフィードバック:

ステータスバーに、フィードバック、ヘルプのショートカットが追加されました。

20240717-2-7.jpg


【利用対象】

前回同様、今回の機能についても、Excel for the web ご利用のすべてのユーザーがその対象となっています。
現在順次展開がスタートしていりますが、ご利用環境で、まだ利用できないよ?という方は、もうしばらくお待ちください。



と2回にわたって紹介されていました、Excel for the web の新しい機能。ユーザーにとっては非常に助かるものです。


<参照>






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2024年07月18日

これまでの対処法では解決できない新手のサポート詐欺

このブログでも何度かご紹介しましたが、これまでのサポート詐欺は、どちらかといえば、Web 閲覧していて突然けたたましい音などを伴って画面に、セキュリティアラートが表示されるというものでした。

20240718-1-1.jpg

IPAのサイトにもそうしたサイトの対策について紹介もされておりますのでこちらについては、上記サイトをご参照ください。

さてそんなサポート詐欺ですが、一向に減ることもなく逆にまた新たなものが登場、国内でもその被害が出始めているようです。


【解決に至るにはかなり大変】

今回の新たに確認されているサポート詐欺のページ。USの Microosft Community に、「SOLVED: Microsoft Windows Firewall Alert (2V7HGTVB) - Fake, black screen with text, disabled Taskmanager, cant't get rid of it (Service: ScreenConnect Client (....))」として解決した事例として情報共有されているものが以下のものです。

20240718-1-2.jpg 20240718-1-3.jpg

上記のように、画面全体が真っ黒になって、英語とドイツ語でメッセージが表示されて警告が表示されるという、これまでにはないものです。
そして国内で被害にあった方の例が、以下の画面になります。

20240718-1-4.jpg

明らかに画面がこれまでのものとは異なるのは一目瞭然です。

これまで確認されている症状をまとめてみると、
  • ブラウザからの通知を無効にしても表示される
  • タスクマネージャーが起動できない
    -- Ctrl+Alt+Del としてもタスクマネージャーがない
    --コマンドからタスクマネージャーを起動できない
    --タスクマネージャーが、レジストリで非アクティブ化されている
  • インターネットから切断すると、メッセージが消えて、PCも通常使用可能になる
    --切断されている状態なら、タスクマネージャーも起動可能
    --ただしインターネット回線に接続されると数十秒後には同じ画面にもどる
  • Windows 自体をセーフモード(ネットワークが有効)で起動しても表示される
  • タスクマネージャをレジストリを変更して復活させれば利用可能
  • Alt+F4:機能しない
  • Windows キー:応答しない
  • ESET などのスキャンでは何も検出されない

-- US サイトの投稿者が解決に至った対処法:

さてこのコミュニティで共有された書き込みにてこの方が解決に至った対処法も紹介されていました。

1) インターネット回線を切断し、ネットに接続できないようにする

2) Windowsキー+R にて、ファイル名を指定して実行を開いて、"gpedit.msc" と入力し、グループポリシーエディターを開きます
ユーザー構成>管理用テンプレート>システム>Ctrl + Alt + Delオプション
「タスクマネージャーを削除する」をひらいて、無効 に設定して、再び表示されるようにします(デフォルトでは、未構成となっていました)
→ これでタスクマネージャーが起動できるようになります

3) Ctl+Alt+Del として、表示されたメニューからタスクマネージャーを起動します

4) スタートアップを起動し、以下のエントリーを確認し非アクティブ化します
1: ctrl+alt+del.bat
2: DeAlert.vbs
3: hicn.bat
4: watermark.vbs

5) 再度 Windows キー+Rとしてファイル名を指定して実行を開いて、"services.msc" と入力して、「ScreenConnectClient(....)」というサービスを見つけて無効にします

6)ウィルス対策ソフトなどでチェック

7) "C:\Users\(ログインユーザー名)\AppData\Local\Apps\2.0\..." に残っていたエントリーを削除
→ サービスの中で削除した、「ScreenConnectClient(....)」のサービスの実行元のプログラムの場所になります


ネットから切り離さないと対処できそうにないのでやっかいですね。一応国内の質問をみていると、タスクマネージャー自体は、Ctrl+Shift+ESC で開けたとあり、そこには今回指摘されているようなエントリーもないようなので、そうなるとあとはサービスの方でしょうか?

今回、USの Microsoft Community にて紹介されていた事例ではありますが、国内でも同様にトラブルになっている事例もあります。特にYahoo知恵袋を見ると関連のものが多数でてきます。


上記も一例です。こちらのケースでは、
  • Hicn.bat
  • JPAlert Microsoft.vbs
と、2つのエントリーを無効化して改善しているといったケースもあります。

国内で発生しているケースだとちょっと違うのかもしれませんが併せて確認する必要はありそうですね。

実際には無効化しているだけでは、結局その根源は残ったまま。そのプログラムの場所や関連サービスを見つけて、すべて削除して初めて解決ということなんでしょうけど、なかなかそうした事例の実機でも直接触れて見ない限り確認は難しいでしょうね。

USの Microsoft Community にて紹介されている対処法やYahoo知恵袋で紹介されている対処方が、すべてのケースで有効なものなのか?どうか? またここで指摘のあったエントリーがすべてあるのか?この辺りもまだまだ詳細が分からず何とも言えないところです。

今後もその動向に注意して、何かわかったことがあれば改めてご紹介させていただきます。

取り急ぎ、現在わかっているところまで整理してみましたが、皆様くれぐれもご注意ください。


<参照>




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Mac 版 Office Insider Beta Channel 更新情報

次の更新プログラムが到着しております。
今回、到着した更新プログラムは、以下の通りです。

20240717-1-1.png 20240717-1-2.png
・Microsoft AutoUpdate 4.73(24071426)
・Microsoft Excel 16.88.24071526
・Microosft OneNote 16.88.24071526
・Microsoft Outlook 16.88.24071526
・Microosft PowerPoint 16.88.24071526
・Microsoft Word 16.88.24071526

Microsoft AutoUpdate を起動すると、まずは、Microsoft AutoUpdate の更新がスタート。更新完了後に、自動的に再度 Microsoft AutoUpdate が起動して、続いて、Microsoft 365 の各アプリの更新が到着しておりました。

今回の更新内容について、現時点で公開されている情報は特にございませんでした。今後情報が公開された場合に、改めてご紹介させて頂きます。

さて以前、「Web 版 Excel の操作性が向上。より使いやすく、わかりやすいデザインに!」をご紹介しました。Web版 Excel なので、mac ユーザーにも関係ありということですが、その第二弾「Modernized Excel Grid (part 2)」が、TechCommunity Blog に投稿されております。Web 版をご利用の方は、前回の記事と合わせてぜひ一度ご確認ください。

このブログでも改めてご紹介させていただく予定です。





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2024年07月17日

秘密度ラベルの新機能として、"動的透かし" が導入される

機密情報の漏洩をいかに防ぐのか? 

Word、Excel、PowerPoint では、大規模法人向けのサブスクリプション(Enterprise E3/E5プラン)には、その「秘密ラベル」の導入により、そのラベルで構成済みの保護設定がコンテンツに適用され、そのコンテンツへのアクセス制限など秘密情報が漏洩することがないように、またユーザーがドキュメントの印刷などの不適切なアクションの実行を防ぐことに役立ちます。(「ファイルとメールに秘密度ラベルを適用する」)

20240712-1-1.jpg

US時間7月12日に公開された Office Insider Blog によると、今回そんな「秘密ラベル」の機能に新たに「動的透かし」の導入が発表されました。


【メールアドレスから漏洩元が特定可能に】

冒頭でも触れましたが、秘密ラベルを設定することで、利用できるユーザーや、そのアクションに制限をかけられるものの、仮にこうした文書データを開いて、スマホで写真撮影してしまったら... いくら秘密といっても現時点では、抜け穴になりがちなポイントになります。

20240712-1-2.jpg 20240712-1-3.jpg

データにこの動的透かしを設定すると、ファイルの内容全体に透かしが重ねて表示されるようになります。この透かしにはファイル表示に使用されているアカウントのメールアドレスが含まれています。なので漏洩元の特定がしやすくなります。

-- 動的透かしによって何が変わるか?:

今回の動的透かしの導入においてどういったシナリオが想定されているのか? Blogでは、そのヒントとテクニックにて、

1) 解除には権限が必要

当然ながら動的透かしが設定されたデータを開くと、表示、編集などの共同作業をしていても、常にこの動的透かしが表示されます。これを解除するには、IRM権限が必要です。これがない場合には解除ができません。

2) サポートされていないバージョンのアプリでは開けない

こうして動的透かしが設定されたファイルを、動的透かしの機能をサポートしてないアプリで開こうとしても、「access denied」と表示され、アクセスが拒否されます。

3) Microsoft 365 for the web でも開ける

仮にこうした動的透かしが設定されたファイルを開く必要があった際、手元のクライアントアプリがまだサポートしていないようなケースには、Microsoft 365 for the web(Web版 Microsoft 365)がサポートしています。Web 版の Microsoft 365 により、表示・編集、共同作業などが可能になります。

などのポイントを紹介しています。詳細はブログを参照してください。


【利用条件】

今回の「動的透かし」については、以下の Office Insider 最新チャンネル(プレビュー)版の 環境で利用が可能です。
  • Windows: バージョン 2407 (ビルド 17830.20000) 以降
  • Mac: バージョン 16.87 (Build 24070110) 以降
  • Microsoft 365 for the web
また該当バージョンであっても、すべてのユーザーに一斉に展開されるものではないため、条件を満たしていても利用できないケースもあります。その場合には、もうしばらくお待ちください。

さらに動的透かしの利用には、大規模法人向けに展開されている Microsoft 365 E5 などのライセンスが必要になります。E3 プランの場合には、パブリックプレビュー版として参加する場合には利用可能です。


一般のユーザーの方が利用できる機能ではありませんが、こうした情報漏洩対策ともなるセキュリティの機能。今後も様々な部分で、今回のような新たな機能を導入するなどより強化されていくものと思われますのでご紹介させていただきました。


<参照>




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2024年07月15日

「プライバシー設定に対する変更を適用するにはOfficeを再起動してください」の画面が繰り返して表示される

BitLocker の件と同様に最近増えているこの症状について取り上げてみました。

Word やら Excel などの Office のアプリケーションを起動した際に表示されることがある「プライバシー設定」の画面。

20240715-1-1.jpg

通常は画面に従って設定し、OKをクリックして、アプリを再起動すれば完了で、再度表示されることはありません。ただしこの設定を終えて、再起動しても何度も同じ画面が表示されるというケースについて、だいぶ前に一度「”自分のデータを自分で管理する” という画面が繰り返し表示される」という記事にてご紹介させていただきました。

さてこれと似たような症状で、このプライバシーの設定を終了させてPCを再起動しても、繰り返して「再起動が必要です プライバシー設定に対する変更を適用するにはOfficeを再起動してください」という画面が表示されるケースが Microsoft コミュニティなどを見ても、ここ最近発生しているようです。


【Microsoft アカウントでサインインしなおす必要がある】

前回の「”自分のデータを自分で管理する” という画面が繰り返し表示される」の記事の時もそうでしたが、こうした設定をしてもきちんとMicrosoftアカウントでサインインしていないと、アカウントに対して設定が正常に完了したことが情報として残らないために、同じ画面が繰り返し表示されていました。つまり、見た目上はきちんとサインインしているようでも、現在サインインしている Microsoft アカウントが正しく認識されていないため繰り返し表示されるというもの。

こうしたケース、例えば、Word や Excel などは正常にサインイン出来ていても、Outlook を開いてみたらアカウントに "!" がついていた...なんてケースでは、いくら Word や Excel だけサインアウトしてサインインしなおしても結局ダメなわけです。この時の例では、Microsoft アカウントのサインインに失敗してアカウントにロックがかかっていたりしてもやはり同様です。Word で正常にサインインされているから大丈夫と、1つだけ確認してもダメっていうことですね。

20240715-1-2.jpg

再起動してプライバシー設定を適用する」の中でも、その注意のところで、「複数の Microsoft 365 アプリを実行している場合は、更新されたプライバシー設定を有効にするために、実行中のすべてのアプリを再起動する必要があります」とあります。つまり、仮に Word を起動したときにこの画面が表示されたからと言って Word だけ再起動してもダメっていうことです。


-- Microsoft アカウントにてサインインしなおす:

以下のすでに解決している事例にもあるように、基本的には、すべてのアプリで一度サインアウトして、サインインしなおす。これが基本のようです。とりあえず、Word、Excel、PowerPoint、Outlook など順にサインアウトして、サインインしなおしてみましょう。


結果としては、前回同様。つまり一度サインアウトしてサインインしなおすということで解決するもののようですね。

起動していて画面に見えているものだけが、現在起動しているアプリではありません。

バックラウンドプロセスなどで、起動しかけて停止しているアプリがあったり、スタートアップに Outlook などが登録されていたりする場合には画面に表示されていなくても動作していることになりますので、こうしたアプリをしっかり停止したうえで、作業を行う必要があります。

さてさて、ちょっと気になるのが、前回取り上げた BitLockerの件。明日の連休明けで、PCを起動したら BitLocker 回復キーの入寮画面になって起動できない... そんな大イベントにならないことを祈るばかりです。


<参照>





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2024年07月13日

PCを起動したら、BitLocker 回復キーの入力を求められて、PCが起動できない

以前に、「PCを起動したらいきなり BitLocker 回復の画面が表示された」(2022/8/23)なんていうケースを取り上げさせていただきました。この時は、この記事にもあるように、2022年8月に配信された "KB5012170" という更新プログラムの影響で、こうしたトラブルが発生していました。

20240714-1.jpg

さて今回タイトルにもあるように、PCの電源を入れてみたら、"BitLocker" 回復キー の入力を求められて起動できない... という事例がまたまた発生しているようです。どうりで、この記事へのアクセスが増えていると思っていたらそんなことだったんですね。

もちろんすべてのデバイスではないようなので、"うちは大丈夫だよ?" という方も多いかと思います。


【メーカー製のPCではデフォルトで有効になっている】

おそらく一般のユーザーの方の場合には、BitLocker 自体が有効になっていないケースも多々あるかと思います。BitLocker といえば、本来であれば Windows 11 Pro Edition 以上のものが対象になるわけで、Home Edition は対象外。

ですが、「Windows 11 Homeの次期バージョン、BitLockerを自動で有効化へ」(ITmedia)といった記事でも紹介されているように、次期バージョンとなる Ver.24H2 からは、完全にデフォルトで有効になるとの話もあるようですが、現時点では本来は有効になっていない方のほうが多いはず。
Windows 10 Home から、Windows 11 Home にアップグレードされているケースなどでは、おそらくデフォルトでこれが有効になっているケースは極めて少ないものと思われます。ただし実際にそうしたPCを拝見しているわけではないので、あくまでも憶測です。

一方「知らないと“いざ”というときに詰む「BitLocker回復キー」」(PC Watch)にもあるように、Windows 11 搭載で販売されているPCの場合、Home Edition であってもメーカーによってはデフォルトで有効にして出荷されているケースもあるようです。

Windows でのデバイスの暗号化」の中でも "Windows 10 以降の BitLocker を実行するサポートされているデバイスでは、個人の Microsoft アカウント (@outlook.com、@hotmail.com など) や仕事用または学校アカウントに初めてサインインすると、自動的にオンになります" と説明されていますが、メーカー出荷時にあらかじめこれが有効な状態で出荷されていると、PCの初期設定をして、Microsoftアカウントにサインインしたら自動的にMicrosoftアカウントに追加されているということになります。

一例として、富士通のWebサイトにこんな情報がありました。

20240714-2-1.jpg 20240714-2-2.jpg 20240714-2-3.jpg


「デバイスの暗号化を搭載している機種は、Microsoft アカウントでサインインしたときなどに、自動的にデバイスの暗号化がオン(有効)になります」と注意書きがあり、その対象デバイスを確認してみると、例えば、"AH43/H3" は、Windows11 Home 搭載のPCです。

NECの場合にも..

20240714-2-4.jpg 20240714-2-5.jpg


と同様でした。さらに、Dynabook でも同様でした。


各メーカーとも、そのWeb上の案内を見ると不要な場合には自分でオフにするようにとの案内がでております。

うちの手元にある Windows 11 Pro の PC で、BitLocker が有効になっている端末は、Windows Insider Canary Channel がインストールされているせいか? 幸い?全く問題ありません。それ以外は、Windows 10 からのアップグレードだったりしているせいか? BitLocker 自体は無効のままでした。

今回も? Windows Update の影響なのか? そのあたりの真相はわかりません。Update が特定のデバイスに影響しているのかもしれませんし、他の何かがトリガーになって、特定のデバイスで、国内・国外を問わず、そんなトラブルが増えているだけなのかもしれません。こうした BitLocker 関連のトラブル、日米の Microsoft コミュニティ にて記事を拾ってみると、6月末あたりからぼちぼちそうしたトラブルが見受けられます。


すべてが同じ事情かどうかまでは何とも言えませんが、7月10日以降は急増している感もあります。


【BitLocker キーの入力を求められたら?】

きちんと BitLocker キーを管理されている方は、以下のリンクをクリックしてサインインすればご確認いただけます。

20240714-1-2.jpg


ですので、起動できないPC以外に他のデバイスがあれば確認は可能かと思います。ここで間違えてはいけないのですが、キーIDと回復キーがありますが、必要なのはあくまでも回復キー(48桁の数値)の方になります。

そして、正しい回復キーを入力してみるのがユーザーとして試せる対処法になります。以前に取り上げた「PCを起動したらいきなり BitLocker 回復の画面が表示された」の記事には、その手順をご紹介していますので、そちらの記事も参考にしてみてください。


-- コマンドプロンプトを使用する:

PCがまだ正常に起動できているうちであれば、BitLocker の有効・無効は、コマンドプロンプトでも管理できます。

20240714-3-1.jpg 20240714-3-2.jpg

"manage-bde -status" と入力すれば、そのステータスが確認できます。

この画面に入れれば、コマンドプロンプトを利用して、"manage-bde -protectors -get c:" と入力。

20240714-3-3.jpg

そうすれば、回復キーの確認も可能になります。


-- セーフモードで起動してみる:

さて問題は、肝心の48桁の回復キーがわからない場合... 今回の事例に限らず、再起動したり、セーフモード起動したことで回復したよ?という事例もあるようなので、そのあたりから試してみてください。

BitLocker キーの要求される画面が表示されたら、ESCキーを押します。すると右下に、"このドライブをスキップする" が表示されるので、そちらをクリックします。
続いて、トラブルシューティング>詳細オプション>コマンドプロンプト とクリックすれば コマンド の画面に入れます。

ここで "shutdown /s /t 0" と入力すれば、PCをシャットダウンできますので、まずはシャットダウンしてみてどうか?

また、詳細オプション>スタートアップ設定 とはいって "再起動" ボタンをクリックして、スタートアップ設定の画面になったら、"セーフモードを有効にする"("4")を選択して、PCをいったんセーフモードで起動。

仮にセーフモードで起動できたら、起動後に普通に再起動をかけて、正常に起動するかどうか?確認してみてください。

こうなるとなかなか大変な作業になるので、自分では無理?という場合には、ご使用のPCメーカー、あるいは PCの修理を請け負っているところなどプロに相談した方がいいかもしれませんね。

冒頭にも触れましたが、次期 Ver.24H2 からは、BitLocker やデバイスの保護がデフォルトで有効になる可能性もありそうなので、こうしたトラブルになっていないケースであっても、一度きちんとBitLockerキーを確認するか? BitLockerを無効にする手順を確認しておくことをお勧めいたします。


<参照>




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Mac 版 Office Insider Beta Channel 更新情報

次の更新プログラムが到着しております。
本日確認致しました更新プログラムは、以下の通りです。

20240713-1-1.png
・Microsoft Excel 16.88.24071015
・Microsoft OneNote 16.88.24071015
・Microosft Outlook 16.88.24071015
・Microosft PowerPoint 16.88.24071015
・Microosft Word 16.88.24071015

現時点で、今回の更新内容について公開されている情報は特にございませんでした。今後情報が公開された折には、改めてご紹介させて頂きます。

さて、以前に「ZIPCLOAK ではPWが通らない 〜パスワード付きZIPファイルの作成【macOS編】」な記事をご紹介いたしました。mac で、ZIP圧縮するために、Finder でやるのと、ターミナルを利用してやるのではちょっと異なるというのがポイントなわけですが、macOS BigSur (Ver.11.0)以降そうした症状が確認できているとも聞いたので、近々、手元の環境でも確認してみようかと思っています。

また、Windows に比べると、さほど数多くない  圧縮・解凍ソフトについて、どんなものがあるか?もちょっと調べてみることにしますので、機会があればまたご紹介させて頂きたいと思います。


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2024年07月10日

Mac 版 Office Insider Beta Channel 更新情報

今日は、Windows Update の日。最近、Windows 版の定例の Office の更新プルグラムは、Windows Update よりも1日早めに来るようになって、重なることはなくなりましたが、mac 版 Office については、本日が定例の更新日になります。

Beta Channel にも更新プログラムが到着しております。本日到着した更新プログラムは以下の通りです。

20240710-1-1.png
・Microsoft Excel 16.88.24070718
・Microosft OneNote 16.88.24070718
・Microsoft Outlook 16.88.24070718
・Microsoft PowerPoint 16.88.24070718
・Microsoft Word 16.88.24070718

現時点で、今回の更新内容に関して、公開されている情報はございませんでした。
今後情報が公開された折には、改めてご紹介させて頂きます。

さて以前にも、「Web 版 Excel の操作性が向上。より使いやすく、わかりやすいデザインに!」のところで、Excel for the Web のグリッド機能の操作性が向上していることをご紹介しましたが、US時間7月10日付で、Office Insider Blog にも情報がアップされました。


内容的には、「Web 版 Excel の操作性が向上。より使いやすく、わかりやすいデザインに!」のところで紹介している通りですが、Web版 Excel ということなので、Windows ・Mac 関係なく利用可能な機能になりますので、Mac ユーザーの方も、Excel for the web をご利用いただく機会がある場合には、一度ご確認ください。


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2024年07月08日

ZIPCLOAK ではPWが通らない 〜パスワード付きZIPファイルの作成【macOS編】

macOS が稼働している環境で、 ZIP 圧縮されたファイルに PW を付けてセキュリティを強化したい...

Windows であれば、Windows 標準機能では、PW を追加する機能もないため、何かしらフリーウェアなどを利用する必要があるわけですが、 Mac の場合には、基本的に、macOS の標準機能で対応が可能です。

ただし、その操作によっては、ZIP ファイルを破損させてしまうケースもあるようなので注意が必要になります。


【macOS でZIPファイルを作成する】

macOS にて、ZIP ファイルを作成する方法は、ターミナルを利用する方法の他にも、Finderなどを利用しても ZIP 圧縮することが可能です。

20240708-1-1.jpg 20240708-1-2.jpg

-- ターミナルの利用:

ターミナルを利用して、ZIPに圧縮する場合には、ZIPコマンドを使用します。

1)  ターミナルを起動
2) "zip -r" を使用して、ZIP圧縮

< 書式 >

zip -e [圧縮後のファイル名] [圧縮するファイル名] 

zip -e:ファイル・フォルダを圧縮(パスワード付き)
zip -r:ファイル・フォルダを圧縮
zip -e -r:ファイル・フォルダを圧縮(パスワード付き)

20240708-1-3.jpg

例:
・1つのファイルをZIP圧縮する場合
 zip -r プレゼン.zip プレゼン資料.pptx

・複数のファイルをZIP圧縮する場合
 zip -r プレゼン.zip プレゼン資料.pptx プレゼン資料2.pptx


【パスワード付きのZIPファイルの作成】

さてよりセキュリティに配慮して、ZIP圧縮する際にパスワードをつけたい... そんなケースはあるかと思います。Windows の場合には OS 標準の機能では対応できないので、気軽に利用できる Lhaplus やら、優秀な 7-zip などのようなフリーウェアやシャアウェアなどに頼る必要があります。

一方、macOS はというと、逆にフリーウェアなどは非常に少ない。でも先ほどの "ターミナル" を利用してパスワード付きZIPファイルを作成する方法が用意されています。
続いてこうしたパスワード付きZIPファイルを作成する方法についてみていきましょう。

その方法としては、
  1. ZIPコマンドを使用する
  2. ZIPCloakコマンドを使用する
の2つの方法が用意されています。

1) ZIP コマンドを使用する:

まずは一番オーソドックスで間違いない方法からご紹介します。それが、ZIPコマンドを利用する方法です。

20240708-2-1.png 20240708-2-2.png 20240708-2-3.jpg

例1:ファイル単体を圧縮する

zip -e プレゼン資料.pptx

例2:複数のファイルを圧縮する

zip -e -r プレゼン.zip プレゼン資料.pptx プレゼン資料2.pptx

コマンドを実行すると、上記の画像にもあるように、最初にPWの入力画面が。つづいて、確認入力の画面になってファイルが完成します。

20240708-2-4.jpg

当然ながら、作成されたZIPファイルを開こうとすると、上記のようにPWの入力画面が表示されて、正しいPWが入力されれば、無事解凍されて、今回の例でいうと、"プレゼン資料.pptx" というファイルが表示されることになります。


2) ZIPCloakコマンドを使用する:

さてもう一つの方法は、予め作成されたZIPファイルを "zipcloak" コマンドで、PW付のZIPファイルにするという方法。一応これも macOS 標準搭載の機能になります。
しかし、こちらは、ちょっと問題があります。

ZIPCloak コマンドは、ZIP ファイルにパスワードをつけるためのコマンドになります。

--ファイルが解凍できない例:

20240708-3-1.jpg 2024078-3-2.png 20240708-3-3.jpg

ZIP で圧縮されたファイルを、zipcloak と入力したうえで、ターミナルの画面にドラッグ&ドロップします。
すると一応、PWが付いたZIPファイルは作成されます。しかし、ターミナルの画面には、"zipcloak warning〜" なんて文言も。CRCがマッチしないといった警告。
こうして作成された、PW付きの ZIP ファイルは、解凍の際に、正しいPWを入れてもはじかれてしまいます。

《要因》

これは、Finder でZIP圧縮されたファイルの場合こうしたエラーになってしまうようです。ただし、macではこうしたエラーで開けなくなるファイルでも、Windows であれば、7-zip を使用すれば開けるといった報告もあるようです。


-- ZIPCloak コマンドで圧縮しても問題ない例:

20240708-4-1.jpg 20240708-4-2.jpg 20240708-4-3.jpg

1) まずは、最初にご紹介している、ZIP コマンドで、ZIPファイルに圧縮しておきます。
 例: zip -r プレゼン.zip プレゼン資料.pptx

2) 続いて、ZIPCloak と打ち込んでから、ターミナルの画面に、"プレゼン.zip" ファイルをドラッグ&ドロップして、PWを設定していきます。今回はエラー表示なく完了していることがお分かりいただけると思います。

3) 最後に、確認のため、ZIPファイルを解凍してみます。

20240708-4-4.jpg

今回は、PWも認識され、正常に解凍されることを確認いたしました。

以上のように、ZIPCloak コマンドを使用する場合、どうやってZIPファイルに圧縮しているか?によっては、PW付ファイルを作成してもPWを入れても開けなくなってしまいます。どうもいろいろ検索してみると、macOS BigSur Ver.11.0 あたりからこの症状は確認されているようですが、現在の macOS Sonoma でも同様でした。


ZIP で圧縮して、さらに ZIPcloak で PW をつけるなんて、2度手間ですから、そういう意味では、最初から、ZIP コマンドでPW付圧縮ファイルとして作成した方が、よさそうですね。


<参照>




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2024年07月07日

Windows の基本操作 Vol.2024-7-1 ファイルフォーマットとファイル制限

PCで取り扱うメディアには、CD や DVD をはじめ、SDカードや、USBメモリなど様々なものがあります。

20240706-1-1-1.png

今回は、USBメモリにデータをコピーしようとすると、ファイルサイズが大きいとのエラーで、ファイルがコピーできない。
しかし実際にUSBメモリの空き容量を確認しても、20GB以上の空き容量もあり、容量的には問題がない。
そんなケースについてご紹介します。


【なぜ、コピーができないのか?】

空き容量はたっぷりあるのに、コピーしようとするとファイルが大きすぎるとなってコピーができないのはなぜか?

20240706-1-2-1.png

これは、そのUSBメモリフォーマットの形式と、その制限によるものが要因になります。

通常多くの場合、特に32GB程度の容量のUSBメモリは、デフォルトで "FAT32" という形式でフォーマットされているケースが多いかと思います。しかしこの FAT32 という形式は、4Gbを超えるファイルを扱うことができないという制限があります。

今回のケースはまさにこの制限に引っかかっていました。


【ファイルフォーマットと制限】

ハードディスクやSDカード、さらには今回のような USB メモリ等をフォーマットを行う際に選択するファイルシステムには、FAT16、FAT32、NTFS、exFAT などがあります。

多くのケースで、32GB 程度のUSBメモリの場合、初期では FAT32 が利用されているケースが多いかと思います。ファイルフォーマットには、「ファイルシステム(FAT32、FAT16、NTFS、exFAT、HFS、HFS+、APFS)の違いについて」(Buffalo)にもありますが、ファイルシステムによって、1つのファイルサイズに制限があったり、その領域の作成にも制限があったりします。

例:
FAT32 -- 1ファイルのサイズ 4GB 1領域のサイズ 最大2TB

つまり、今回はUSBメモリ自体の空き容量の問題ではなく、1ファイル当たりのファイルサイズの制限っていうことになります。

今回は、USBメモリを再度、フォーマット。Mac ユーザーとのやり取りはないとのことでしたので、NTFSにフォーマット。
これで正常にファイルがコピーできましたが、仮に Mac ユーザーとのやり取りがある場合には、NTFS だと、Mac 側からは、読み取りはできても、書き込みができないため、注意が必要です。

その場合には、exFAT でフォーマットしておきましょう。

32GB 程度のUSBメモリや、以前にSDカードのフォーマットについても「64Gb の SDカードを FAT32 で使用可能?」として取り上げたことがありましたが、うっかりすると見落としがちですが、こうしたものについては注意したほうがいいですね。


<参考>



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2024年07月06日

テンキーを有効にしても、テンキーから数字入力ができない

Windows には、アクセシビリティ機能の一つとして、「マウスキー機能」があります。
これが有効になると、テンキーが ON になっていても、テンキー からの 数字 の入力ができなくなってしまいます。

テンキーが ON になっているはずなのに、テンキーから数字が入力できない...
そんな時には、一度この機能の 無効化 をお試しください。

まずは「マウスキー機能」の無効化と有効化について...

左 [Shift] キー + 左 [Alt] キー + [Num Lock] キーを同時に押します

ノートPCの場合には、PCによっては、

左 [Shift] キー + 左 [Alt] キー + [FN]キー + [Num Lock] キーを同時に押します

これらのキーを押します。

仮に、マウスキー機能が現段階で "無効" な場合には....

20240705-2-1.png

といったダイアログボックスが表示されます。
ここで、「はい」をクリックすると、マウスキー機能が "有効" になります。

-- 無効にするには?:

しかし仮に現在 マウスキー機能が有効な状態になっているばあい、て、テンキーがオンになっているにもかかわらず、テンキーからの数値の入力が不可な場合には、先ほどもご紹介した、

・左 [Shift] キー + 左 [Alt] キー + [Num Lock] キー 
左 [Shift] キー + 左 [Alt] キー + [FN]キー + [Num Lock] キー

を押すことで、「マウスキー機能」はオフになります。その場合、画面上には先ほどのようなダイアログボックスも表示されず何も変わりません。しかしこの操作によって、"マウスキー機能" は、OFF になっています。ただし NumLockキーが解除されてしまうこともあるようなので、再度NumLockキーを押してONにする必要もあります。NumLockキーがONになっていることを確認したうえで、テンキーからの数字入力を試してみましょう!


【マウスキー機能とは?】

ちょっと話は前後しますが、今回 問題になった「マウスキー機能」についても触れておきましょう!

20240705-2-2.jpg

上記の「Windows のマウス キー機能」にもあるように、マウスキー機能とは、「マウスの代わりにキーボードのテンキーを使用してマウス ポインターを移動」できるようにするための、アクセシビリティ機能の一つになります。

20240705-2-3.jpg 20240705-2-4.jpg 20240705-2-5.jpg

マウス キー機能を使用してマウス ポインターを移動する」でも紹介されているようなキー操作で、マウスポインタの移動などが可能になります。

アクセシビリティ機能として、本来は便利な機能の一つなんでしょうけど、知らないうちに ON にしてしまったがために、テンキーからの数値入力ができなくなってしまう... 今回はそんなトラブルについてご紹介させていただきました。


<参照>




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2024年07月05日

Mac 版 Office Insider Beta Channel 更新情報

前回の更新で、OneNote がエラーで更新できずじまいでしたが、その後も変わらず。そうこうしているうちに、新たな更新プログラムが全てのアプリ向けに到着しました。

20240705-1-1.png 20240705-1-2.png
本日確認した更新プログラムは以下の通りです。

・Microosft OneNote 16.88.24070221
・Microsoft Excel 16.88.24070221
・Microsoft Outlook 16.88.24070221
・Microsoft PowerPoint 16.88.24070221
・Microsoft Word 16.88.24070221

また上記にもあります、7/3 付けで、Microsoft AutoUpdate も更新されております。
前回以降、何度試しても更新エラーで進めなかった OneNote ですが、今回は OneNote も正常に更新され、無事他のアプリと一緒にななりました。

なお今回の更新内容に関して、現時点で公開されている情報は特にございませんでした。今後情報が公開された折には改めてご紹介させて頂きます。

さてここのところ何度か紹介させていただいている Web 版 Office 「Office for the web」ですが、Excelやその他のアプリの更新などは、当然ながら、Web 版ですから、Mac でご利用の方々も一緒です。

Web 版をご使用になる機会がある方は是非一度ご確認ください。



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2024年07月04日

Web 版 Office のファイルメニューなどが一新!

US時間7月4日に公開された「File menu improvements in Word, Excel, and PowerPoint for the web」によると、Web 版 Office でもある "Office for the web" の各アプリのファイルメニューなどが一新されることが明らかになりました。

20240704-1-1.jpg

Web版の Office の場合、当然デスクトップアプリとは異なるので、当然ながらメニュー表示なども若干異なります。例えばまだ手元の環境では今回の新しいUIは、幸い?まだ届いていないので、比較のために画像をアップすると、以下の通りです。

20240704-1-2.jpg 20240704-1-3.jpg
左:現在の Word for the web の画面 右:新たに公開された画面

メニューが新たになるだけではなく、ブログの中では、
  • ファイル名の変更の効率化:タイトルバーから変更ができる
  • 自動保存機能の更新:視覚的に判断が可能になる
  • コマンドの検索が簡単に操作ができる
といったポイントを紹介していました。


【追加される新たな機能】

この他のものを含め、以下のような新たな機能が追加されることが明らかになりました。
  1. タイトルをクリックしてファイル名を変更
  2. 自動保存の外観が更新
  3. フォルダ構造(ファイルの場所の確認など)を素早く表示
  4. 自動保存
  5. PDFやODFなどへのファイルのエクスポート機能
  6. バージョン履歴の確認が容易に

1) タイトルをクリックしてファイル名を変更:

OneDrive から、Word for the web などでデータを開いた際に、タイトルバーに表示されたファイル名をクリックして直接ファイル名を変更できます。

20240704-1-4.jpg 20240704-1-5.jpg

これについては現段階でも上記左の画像のようにできるようになっていますが、右のようにこうしたウィンドウも開かずに直接変更ができるようになるようです。

2) 自動保存の外観が更新:

自動保存自体は、もともと自動保存だったわけですが、表示が新しくなります。

20240704-1-6-1.jpg 20240704-1-6.jpg

緑色のチェックマークがついた雲のマークに変わることで視覚的にもわかりやすくなり様です。

3) フォルダ構造(ファイルの場所の確認など)を素早く表示:

今までも左の画像のように場所は表示されていました。

20240704-1-7-1.jpg 20240704-1-8.jpg

これが、雲のマークをクリックするとすばやく確認ができるようになります。

4) 自動保存:

当然ながら自動保存も従来からある機能ですが、コピーの作成、ダウンロードがファイルメニューから行えるようになります。

20240704-1-7.jpg

5) PDFやODFなどへのファイルのエクスポート機能:

これまでもPDFへのエクスポートはできてましたが、エクスポートメニューではなく、"名前を付けて保存" から行っていました。

20240704-1-9-1.jpg 20240704-1-9-2.jpg 20240704-1-9.jpg

これが今後は、エクスポートメニューの方に移動することになります。

6) バージョン履歴の確認が容易に:

今までは、ファイル名をクリックし、"バージョン履歴" から確認してました。

20240704-1-10-1.jpg 20240704-1-10.jpg

今後は、ファイルメニューから直接呼び出せるようになります。


今回の様々ン更新は、現在一部のユーザーに向けてロールアウトが始まったばかりです。ブログによれば、2024年8月からはすべてのユーザー向けに展開される予定のようですので、もうしばらくお待ちください。


<参照>




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2024年07月03日

Web 版 Excel の操作性が向上。より使いやすく、わかりやすいデザインに!

US時間7月2日に公開されたExcel Blog 「Modernized Excel Grid」によると、Excel for the web における行あるいは列の操作について、様々な新たなUIを追加。これまで以上にわかりやすく、そして操作性のいいものに更新されることが明らかになりました。

20240703-1-1.jpg

ブログの冒頭で、「スプレッドシートのタスクをよりシンプルに、より速く、より楽しくするために設計された強力な機能が多数提供されます」とふれ、新しくなった Excel for the web について紹介されております。


【行・列の操作がよりわかりやすく!】

では具体的にどこがどう変わるのか?ブログに紹介されているものも含めて確認してみましょう!

1) 行・列のサイズ変更
2) 行・列の挿入
3) 行・列の表示・非表示
4) 操作が容易になったウィンドウ枠の固定
5) 行・列の移動の操作性の向上
6) 選択されたセルがわかりやすくなりました

それでは個別に、デスクトップ版との比較をしながら、その操作性について簡単にご紹介していきましょう。

1) 行・列のサイズ変更:

行の高さ、列の幅を変更する際、行と行の間、あるいは列と列の間にマウスを合わせてドラッグして調整しますが、デスクトップ版のExcelでもマウスカーソルの形状が変わったいるのが今ひとつ見づらいケースもあります。

20240703-1-2.jpg 20240703-1-3.jpg

左:デスクトップ版 右:Web版

デスクトップ版も決してわかりやすいわけでもありませんが、Web版は一層わかりやすくなりました。

2) 行・列の挿入:

行や列の挿入の操作。デスクトップ版だと、該当する "行" あるいは "列" を選択して、右クリックから挿入をクリックするなどといった形で選択した行の上、あるいは列の左に挿入していました。まだこの機能は手元の環境では利用できないようなので、Webで紹介されている画像をご覧ください。

20240703-1-4.jpg 20240703-1-5.jpg

行あるいは列番号の上または下の部分にマウスをポイントすると、円マークに "+" のついたマークが表示されますので、そこをクリックすると挿入が可能になるようです。

3) 行・列の表示・非表示:

この操作もデスクトップ版に比べても非常に操作しやすくなりました。

20240703-1-6-1.jpg 20240703-1-7-2.jpg

デスクトップ版であれば、非表示になった行や列などその前後の行・列を選択して、右クリックから再表示などで再表示させていました。Web版では、非表示になっているセルのそばにマウスカーソルを合わせると小さな矢印のマークが現れるので、そこをクリックするだけで再表示することもできるようになります。

4) 操作が容易になったウィンドウ枠の固定:

さて次は、ウィンドウ枠の固定。

20240703-1-8.jpg 20240703-1-8-2.jpg 20240703-1-8-3.jpg

ご存じのように、デスクトップ版なら、固定したいセルを選択した上で、表示>ウィンドウ枠の固定 と言った形で操作していました。これに対して、Web 版はドラッグするだけ。

5) 行・列の移動の操作性の向上:

任意の行または列を選択し、カーソルに手のアイコンが表示されたら押したままドラッグし、他の行または列にドロップするだけで、データの移行ができます。

20240703-1-9.jpg

6) 選択されたセルがわかりやすくなりました:

20240703-1-10-1.jpg 20240703-1-10-2.jpg  20240703-1-10.jpg

デスクトップ版と比べても非常に選択した部分の判別がつきやすく、わかりやすくなりました。

これらの機能は、無料版・有料版(サブスクリプションの有無)に関係なく、すべてのWeb版ユーザー向けに展開されています。ただし現時点で手元の環境でもまだすべての機能は利用できていないようなので、今後順次展開されていくものと思われます。


<参照>




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2024年07月02日

Mac 版 Office Insider Beta Channel 更新情報

今週も早速更新が到着しております。本日確認致しました更新プログラムは、以下の通りです。

20240702-5-1.png 202407012-5-2.png
・Micrsoft Excel 16.88.24070110
・Microsoft OneNote 16.87
・Microsoft Outlook 16.88.24070110
・Microsoft PowerPoint 16.88.24070110
・Microosft Word 16.88.24070110

手元の環境では、OneNote については、エラーになってしまって、更新が出来ませんでした。
ということで、OneNote については、後日改めて確認してみたいと思います。

なお今回の更新内容について、現時点でブログなどで公開されている情報は特にございませんでした。今後情報が公開されましたら、改めてご紹介させて頂きます。

今回の、OneNote の更新がうまくいかない件についても、明日にでも再度確認してみます。




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Microsoft 365 の各アプリが、OpenDocument Format 1.4 をサポート

US時間7月2日に公開された「Microsoft 365 apps now support OpenDocument Format 1.4」によると Microsoft 365 の各アプリ(Word、Excel、PowerPointなど)が、OpenDocument Format 1.4 をサポートすることが発表されました。

202407802-1-1.jpg 202407802-1-2.jpg

"ODF1.4" にて、これまでの "ODF1.3" から多くの改善か加えられ、Word、Excel、PowerPoint の各アプリにおいてもサポートされるようになった機能がいろいろあるようです。


【Open Document Format(ODF)とは?】

まずは簡単に Open Document Format、"ODF" について説明しておきましょう。

Open Document Format(ODF) は、特定のプログラムに依存することなく ワープロ、表計算、プレゼンテーションといったソフトのデータを扱えるようにするために、OASIS によって標準化されたデータ形式です。
OpenOffice や Libre Office といったようなオープンソースのオフィスアプリで扱えるデータとの互換性があるデータ形式です。

Word, Excel, and PowerPoint Standards Support」からピックアップしてみると、現在の Office 製品の対応状況は、
  • Office 2013-2019 ⇒ ODF1.2
  • Office 2021 ⇒ ODF1.3
  • Office 2024 ⇒ ODF1.4(予定)
  • Microsoft 365 ⇒ ODF1.4(予定)
ということになります。今回提供が開始されたのは、Microsoft 365 Beta Channel 向けになり、その後順次、最新チャンネルにも展開されることでしょう。統合パッケージ版については、おそらく Office 2024 にて対応するだろうとのことのようです。


-- 対象製品:

今回、Beta Channel ユーザー向けに提供がスタートしたものは以下の製品が対象になります。
  • Windows: バージョン 2404 (ビルド 17531.20078) 以降
  • Mac: バージョン 16.84 (ビルド 24041420) 以降

【ODF1.4に準拠できることのメリット】

手元の環境でいえば、Open Office や Libre Office などといった Office 系アプリがありますが、これらがODFフォーマット形式を採用しているわけですが、こうしたアプリを使用しているユーザーとの情報のやり取りにおいて、今まで以上にさらにその互換性が高くなってくることになります。

ODF1.4については、まだ Microsoft 365 の Beta Channel ユーザー向けに展開がスタートしたばかりですので、現時点での各アプリとの状況について確認してみました。Microsoft Office の各アプリと、ODF形式での対応状況については、

202407802-2-1.jpg 202407802-2-2.jpg 202407802-2-3.jpg
上記リンクをご確認ください。

もちろんあくまでも互換形式なわけですので、Word や Excel、PowerPoint のすべての機能をサポートしているわけではありません。

ただし何ができて、何が互換性がないか?がある程度わかることで、Office 製品でデータを作成する際に、こういう機能はODF形式に書き出すと対応していないから、設定しないようにしよう... といった互換性への再認識にはつながるのかと思います。


<参照>




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2024年07月01日

Outlook for Mac で、連絡先の機能が強化!

US時間6月27日に公開された Outlook チームのブログ「Improvements to Contacts in the Outlook for Mac」(TechCommunity Blog)によれば、Outlook for Mac の連絡先の機能が強化されるようです。

20240701-1-1.jpg

  1. 組織図とファイルを含む大きなプロファイルカード(16.86.609.0で利用可能)
  2. 連絡先とグローバルアドレスリスト(GAL)のより良い検索(16.86.609.0で利用可能)
  3. 連絡先リストのサポート(16.82.211.0で利用可能)
といった内容が今回の強化ポイントのようです。


1) 組織図とファイルを含む大きなプロファイルカード

連絡先にアクセスして、登録されている情報を開くと、大きなプロファイルカードが表示されるようになります。

20240701-1-2.jpg

Microsoft 365 のプロファイル カード」で紹介されているプロファイルカードと比べると数段大きく見やすくなりました。
また "組織" タブも用意され組織内のユーザーを検索したりするのも容易になります。さらに、最近共同作業したファイルを見つけやすくするために、"ファイル" も追加されるようです。


2) 連絡先とグローバルアドレスリスト(GAL)のより良い検索

メッセージの送信の際、宛先のわきにある、連絡先アイコンをクリックして連絡先カードを呼び出してユーザーを検索したり、追加したりすることが可能になります。複数のものが検出された場合には、そのユーザープロファイルを確認することも可能です。

20240701-1-3.jpg

3) 連絡先リストのサポート

連絡先リストが利用できるようになります。

20240701-1-4.jpg

複数の受信者にメールなどを送信する場合、連絡先リストに登録しておくことで、その連絡先リストを選択するだけで、登録されているすべてのユーザーに送信できるようになります。

これ以外にも、現在組織図エクスプローラーの追加など機能追加にも取り組んでいるようです。


<参照>




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