Windows のフォトアプリにまた新たな機能が追加されるようです。
US時間4月16日に公開された Windows Insider Blog によると、画像管理ツールとして Windows に標準搭載されている "フォト" アプリを利用して加工した素材を、簡単に "Microsoft Designer" に転送して、さらなる加工が容易になるように、"フォト" アプリのツールバーに、Microsoft Designer へのリンクボタンが付くようになります。
【"フォト" アプリとは?】
"フォト" アプリは、Windows 10 以降に搭載された画像管理ツールです。PC内の画像や OneDrive 上の画像はもとより、昨今では、iCloudフォトとも連携して、Apple ID でサインインしていれば、iCloud 上の写真も同期して管理できるようになりました。
また ClipChamp とはすでに連携できるようにツールバーにもボタンがありますので、静止画をベースに動画を作成するなんてことも手軽にできるようになっています。
Windows 10 の初期の段階で搭載されていた フォトアプリは、その後さらに進化して現在の "フォト" アプリになっていますが、当然ながらその機能的な部分では、Windows 11 のフォトアプリとも異なります。
さらに、Windows 10 の初期の段階で搭載されていたフォトアプリには、ビデオエディターという動画編集機能などもついており、こちらを利用されていた方も多いかと思いますが、このビデオエディターを含むフォトアプリには、現在も "フォトレガシー" として、Microsoft Store 経由で入手することも可能になっています。
【Microsoft Designer との連携】
さて今回テストがスタートしたのは、ツールバーに新たに "Microsoft Designer" のボタンが追加され、フォトアプリで背景を削除するなど加工した画像を Microsoft Designer に転送して、さらに見栄えのいい画像に加工できるようになりました。
-- 対象製品:
Windows 11 Canary & Dev Channel を実行しているユーザーで、
Ver.2024.11040.16001.0 またはそれ以降
-- 対象ユーザー:
米国、英国、オーストラリア、アイルランド、インド、ニュージーランド内のユーザーに向けて配信がスタート
注意)ということで、残念ながら 日本 ではまだ利用できません。
Windows 11 に搭載されている "フォト" アプリがさらに便利になる。まだ Windows Insider の一部の国、ユーザーへの展開がスタートしたばかりですが、早く日本でも利用できるようになってもらいたいもんですね。
<参照>