いつも通り、Gmail を開いたら、"〜年分の Gmail の履歴にアクセスできなくなる可能性があります" なんて表示されたりすると、"ドキッ !" っとしますよね?
Google に限ったことではありませんが、恐らくここまでのことは表示されないものの Microsoft アカウントでも、Yahooメールでも同様のことが言えると思います。フィッシングの被害にあったり、アカウントが乗っ取られたりと、知らないうちにトラブルに巻き込まれることが多いこのご時世。
アカウントを管理する側としては、そのセキュリティの強化は必須なわけです。
今回の、Gmail の表示は、2段階認証や、再設定用のメールアドレスの登録、携帯の電話番号など本人確認のコードを送信するための連絡先情報が欠落している人に表示されるものです。
実際には、
「〜 年分の Gmail の履歴にアクセスできなくなる可能性があります
再設定用の電話番号とメールアドレスを追加すると、ログインの手間を省き、アカウントの安全を保つことができます
再設定用の情報を追加してください」
というもの。そこに、"作成" というボタンがあったり、"再設定用の情報を追加してください" といったリンクがあったりするので、そこをクリックすると、設定画面に進むことになります。
【2年以上放置されているアカウントは順次警告】
迷惑メールや、フィッシングメールなどの温床になりかねないこうした放置されたアカウント。トラブルを回避し、セキュリティを強化する目的もあって、そうしたアカウントについては現在、「無効な Google アカウントに関するポリシー」(Google ヘルプセンター)にもあるように、"2 年の期間内に使用されていない Google アカウントは無効とみなされます。2 年以上 Google を使用されなかった場合、Google は無効な Google アカウントとそのアクティビティやデータを削除する権限を有します" とあるように Google 側でしっかり管理できるようにその規約も変わってきました。
こうした意味も含めて、利用しているのであれば、アカウントが乗っ取られたりしないためにもセキュリティ強化のために、再設定用のメールアドレスも追加しておいてね?というわけです。
<参照>