次々に機能が充実しつつある "Office for the web"。つい先日も取り上げたばかりですが、今回は、"PowerPoint for the web" に、動画データのトリミング機能 が搭載された件についてご紹介いたします。
より視覚的に、参加者の注意をひきつけ、複雑な情報やデータを簡潔に説明できるなどプレゼンテーションに動画を取り入れるメリットはいろいろあります。デスクトップ版の PowerPoint では、すでに多くの方が利用されているこうした機能。ただし事前に動画編集ソフトを利用してトリミングしてからでないとスライドに取り込めないというのでは2度手間なわけですね。しかしこうしたちょっとしたトリミングの機能が、今回 Web 版でも利用できるようになったわけです。
【より効率よく動画の挿入が可能に!】
スライドに挿入された動画データを選択し、"ビデオのトリミング" をクリックすると、プレゼンテーションに挿入したビデオを編集して、最も重要で魅力的な部分だけを表示し、聴衆を関連性の高い部分に集中させることができるようになります。
フレームまたはタイムスタンプレベルの精度でビデオをトリミングし、完璧で正確な結果が得られるまでプレビューして微調整。この機能に簡単にアクセスできるように、リボンに専用の "ビデオ" タブも追加。このタブには、ビデオのスタイルや配置の変更など、ビデオの調整やフォーマットに関するすべてのコマンドが含まれているようです。
-- 対象ユーザー:
今回のこの機能も、サブスクリプションの有無を問わず、すべてのユーザーが対象です。
-- 利用可能な動画:
注意書きにもありますが、トリミング可能な動画は何でもOKということではありません。もちろん PowerPoint for the web で導入可能な動画形式であること、加えて今回の "NOTE" にもありますが、ローカルビデオとストックビデオにのみ限られます。
<参照>