以前に、Excel にて新たに追加される "セル・コントロール" 機能により、これまでであればちょっと面倒だった "チェックボックス" の利用が簡単になることをご紹介いたしました。
さて今回ご紹介するのは、"チェックリスト"。さらに "Word for the web" で利用可能な機能になります。
Excel とは異なって、チェックのON/OFFにより、True/False を返すというほどのものでもなく、あくまでも Word で資料や文章などを作成した時に、進捗状況を追跡・確認しやすくしたり、確認漏れを防いで、生産性を維持するのに役立つシンプルな、"チェックリスト" として利用するための、チェックボックス の挿入ができるようになりました。
これまで Word で、チェックボックスと言えば、"☐" や "☑"、"✓" などのフォントで利用は可能でしたが、この場合、利用者が自分でチェックを入れて利用するといった作業はできませんでした。
-- 対象製品:
Word for the web
注意) この機能は、"Word for the web" のみに追加される機能で、デスクトップ版のWord には搭載されません。
また対象ユーザーは、サブスクリプションの有無に関係なく、すべての Word for the web ユーザーとなります。
-- 追加方法:
現時点ではまだ手元の Word for the web では確認できていませんが、ホームタブの段落グループに、"チェックリスト" という項目(コマンド)が追加されるようです。
Ctrl + "," でも設定が可能のようです。現時点ではチェックボックス(チェックが入れられないもの)が挿入されるだけでした。
--提供時期:
すでにロールアウトがスタートしておりますが、すべてのユーザーで利用できるようになるにはまだ時間がかかるようなので、利用できるようになるまでお待ちください。
今後、またこの機能が実際に利用できるようになったらご紹介させていただきます。
<参照>