Web 版 の Word(Word for the web)にて、文書内に挿入された ハイパーリンク の内容をプレビューできる機能が追加されます。
(「Preview links in Word for the web」Office Insider Blogより)
US時間1月20日に公開された Office Insider Blog によれば、 リンクを開かずにリンクされたページのプレビューや、ドキュメント内の見出しやブックマークを表示 できる機能とのことで、開いているドキュメントを離れることなく、そのリンク先のデータがどういったものなのか?イメージできるようになります。
さらにリンク先を開くと、リンクアドレスの編集などもより簡単にできるようになりました。
【デスクトップ版との違い】
現在の段階で手元の、Word for the web で確認する限りでは、まだプレビューは表示されませんが、リンクアドレスの編集などの機能は利用できるようです。
同じハイパーリンクが挿入されたデータを、Web版とデスクトップ版で開いてみましたが、デスクトップ版(右)の場合には、Ctrlキーを押しながらクリックすると開けますというポップアップが出るだけで、この部分から直接リンクの修正などもできません。
これに対して、Web版の場合(左)には、マウスでクリックするとポップアップのツールバーが表示され、リンクの編集などができるようになっています。さらにアドレスの上にマウスをポイントするとポップアップが表示されるのにとどまっています。
ブログの中では、外部リンクのコンテンツをプレビューするには、リンクテキストをクリックすれば、プレビューが開き、Web サイトのロゴ、リンクタイトル、URL、画像、およびそこに含まれるコンテンツの説明が表示されるとあります。しかし "Requirements"(必要条件)によれば、"File > About > Privacy Settings" とひらいて、"Enable optional connected experiences" (オプションの接続エクスペリエンスを有効にする)にチェックを入れないと利用できないようです。ただし現時点では該当項目がまだないようですから、プレビューが表示されるのはもうちょっと先のようです。
【対象】
この機能は、サブスクリプションの有無は関係なく、すべての Word for the web ユーザーに展開されるようです。
ただし順次こうした機能はユーザーに向けて展開されていきますが、現時点ではすべてのユーザーが利用できるようになるまでには時間がかかるかと思いますので、まだ利用できないよ?という方は、しばらくお待ちください。
<参照>