本日リリースされた Windows 10 Insider release Preview Channel 向けの更新プログラムにて、Copilot が追加されました。
ということは.... Windows 10 にも "Copilot" が追加されるようです。
Windows Blogs「Releasing Windows 10 Build 19045.3754 to Release Preview Channel 」によると、Windows 10 22H2 Build 19045.3754 (KB5032278) が本日リリース。これに Copilot が含まれていることが発表されました。
Windows 10 はご存じの通り、現在の Ver.22H2 が最終バージョン。今後はセキュリティの更新プログラムは来るものの、機能更新のプログラムは提供されてないとアナウンスされていたわけですが、世の中の AI に対する動向を踏まえてなのか? Windows 10 にも導入されることになったようです。
【Build 19045.3754 (KB5032278) の提供がスタート】
今回 Windows 10 Insider Release Preview にリリースされた Windows 10 22H2 Build 19045.3754 (KB5032278) がこれに該当するプログラム。
これにより、Windows 10, バージョン 22H2 Home Edition および Pro Edition2が動作するデバイスに、Copilot in Windows(プレビュー版)1が導入されるようです。
ブログにもありますが、Windows 11 のようにタスクバーの右側にCopilot in Windowsボタンが表示され、こちらをクリックして選択すると、画面の右側にCopilot in Windows が表示されます。
【さっそくUpdate】
Windows 11 の要件を満たしていないので、Windows 10 の Release Preview のまま利用しているPCがこんな時に役立つとは....
ということで早速 Windows Update を実行。
KB5032278 が落ちてきました。
更新が完了すると、Windows Update の画面には、新たにこんなものが追加。
"利用可能になったらすぐに最新の更新プログラムを入手する" ボタンが追加されたので、これを有効にしておけば順次追加されるということなんでしょうね。
現時点では、Copilot は確認できませんが、順次ということで今後また更新されました際にはご紹介させていただきます。
【"Copilot" ブランドに統一】
これまで、"Copilot" といえば、Microsoft 365 Copilot、Microsoft Sales Copilot、Windows Copilot とこれまでに様々な名称のものがありました。Microsoft Edge に搭載された Bing Chat も、名称はともかく同じ Copilot の仲間でした。
今回、11/15・16 に シアトルで開催されていた Microsoft Ignite 2023 においてこうした Copilot ブランドが統一され、
- Bing Chat/Bing Chat Enterprise → Copilot
- Windows Copilot → Copilot in Windows
- Microsoft 365 Copilot → Copilot for Microsoft 365
- Microsoft Sales Copilot → Copilot for Sales
というように変更されることが明らかになりました。
一般ユーザー向けということであれば、従来からある Bing Chat(今後は、"Copilot")と、Windows Copilot(今後は、Copilot in Windows)ということになります。
名称的には、どれも "Copilot" なのでちょっと戸惑いそうですね。「Power your AI transformation with Microsoft Copilot」にもありますがいろいろあるもんです。
【他にも新たな機能が導入】
今回提供された KB5032278 は、もちろん Copilot の追加のみの更新プログラムではありません。これ以外にも追加された機能、改善された機能がある機能更新プログラムです。
詳細は、「Releasing Windows 10 Build 19045.3754 to Release Preview Channel 」をご参照ください。
まずは今回、Windows Insider Release Preview Channel に展開し、今後順次 Stalable バージョンへの展開となるようです。サポート終了まで2年を切った Windows 10 ではありますが、AI の波に乗り遅れてはまずいってことなんでしょうね。
<参照>