10月は、全国障害者雇用啓発月間(NDEAM)ということで、Office Insider Blog では、Microsoft 365 のアクセシビリティ機能を使用してコンテンツを作成する方法として、ショートカットキーによる操作やアクセシビリティについて何度か紹介されておりました。
当然ながらショートカットキーの利用は、障害を持つ人に限らず Microsoft 365 を利用する上でも、また Windows や Mac などプラットフォームを問わず PC を活用する上では、すべての人にとってその作業効率を向上させる一手段として、利用できるに越したことのない機能でもあります。
Ctrl + C や Ctrl + V といった、コピー&ペーストのようなものは日常ご利用の方も多いかと思いますが、当然のことながらものすごい数のショートカットキーが用意されています。詳細は、「Microsoft 365 のキーボード ショートカット」もご参照ください。
さて今回この記事の中で紹介されているショートカットキーの一つが、「Navigate between graphics using only your keyboard in Word for the web」で紹介された Word for the web のドキュメント上に貼り付けられた最初の画像を選択できるようにするショートカットキー。
- Windowsの場合:Ctrl + Alt + "G"
- Macの場合:Cmd + Alt + "G")
です。画像などが選択できれば、次の画像に移動するには、TAB(または Shift + TAB)で移動できるようになります。
またショートカットキーを利用してリボンを移動するということで、以下の画像にあるようなショートカットキーも紹介されています。
Tab、Shift+Tab、左右の矢印キー、上下の矢印キー、さらには Homeキーや、Endキー でタブ移動が可能になります。
この他にも、記事の中ではやはり以前「New Notifications pane in Outlook helps you stay on task」の中で紹介された Outlookの通知ペインについて再度紹介されております。
通知ペインを活用し、受信する通知の設定をカスタマイズすることで、より必要な情報にアクセスしやすくし作業効率を上げるための一つの機能として紹介されています。
これを機に、「Microsoft 365 のキーボード ショートカット」なども参考に、普段頻繁に使う機能があればショートカットキーでの操作方法を確認してみてもいいかもしれませんね。
アクセシビリティという点でいうと、「Empowering inclusivity: Using accessibility features in Microsoft 365」にもあるような、ナレーターのような音声によるサポートは、やはり障害の有無を問わず上手に活用するといいものですね。
<参照>