2023年11月30日

"/"(スラッシュ)はダメ... 〜 Microsoft Office (mac版) でファイル名に使用できない文字

Windows でも、Mac でも、さらには Linux などの OS でも、ファイル名に使用できない文字ってあります。何となくわかっているつもりでも何気なくファイル名を変更して、変更できてしまったりすると、今度はファイル自体が開けなくなる... なんて、事態にになったりもするわけです。

今回は、先日 mac をいじっていて遭遇した mac でファイル名として使用できない文字について取り上げてみました。


【Windowsの場合、他の OS よりも多い】

Windows の場合には比較的、macOS や、Linux に比べると多いわけで、Unix や Linux ならOKでも、Windows ではダメ。Mac なら OK でも、Windows ではダメ。... そんなケースはいろいろあったりします。

20231129-1-1.jpg 20231129-1-2.jpg

Windows と Mac の混在する環境であったり、macで作成したデータを、Windows ユーザーに渡すときなどこうした点に配慮する必要があるわけです。


【"/" はダメ】

Windows の場合、"/" という記号は、ファイル名では使用できない文字になっています。しかし macOS だと、"/" は大丈夫なようですが、アプリによっては使用できないこともあります。

20231129-1-3.jpg

実はそんなことを実際に確認しました。

macOS Sonoma で、Excel を利用中、データ(xls)を開こうとダブルクリックすると、"このブックは削除されたか、または現在アクセスできません" とエラーがでて開けない状況でした。データアイコンをダブルクリックしているわけですから、データが削除されているわけでもなく、ショートカットアイコンでもない。またXLS形式(互換モード)が要因?と思いつつ、同様にXLSXファイルを試しても同様のエラーで開けず。

ただし他のExcelファイルは開けるという状況。つまり開けるものと、開けないものがある...そんな状況でした。


-- 要因はファイル名に使用していた半角の "/" :

今回のケース、ファイル名に半角の "/" が使われていたことが要因でした。"2023/11/29資料" のようにファイル名に "/" が入っていることでこのファイルが開けないことを確認し、"/" を削除することで、"20231129資料" のようにリネームしたことで開けるようになりました。

ということで手元の mac でファイル名に "/" の入った、Excel のデータを作成して試してみました。

20231129-2-1.jpg

上記のように、"20231129資料.xlsx" と、"2023/11/29資料.xlsx" という2つのファイルを作成しました。

今回試したものは、検証用で使用している macOS BigSur Ver.11.7.10 でしたが、macの場合、macOS 的にはファイル名に "/" は問題ないので、名前を付けて保存として、"2023/11/29資料.xlsx" と "/" の入った名称でも問題なく保存されます。

そしてそれぞれのファイルをダブルクリックして開いた結果が以下の通りです。

"20231129資料.xlsx" の場合:
20231129-2-2.png
当然ながら問題なく開けます。

"2023/11/29資料.xlsx" の場合:
20231129-2-3.png
ファイル名をよく見ると、"2023:11:29資料.xlsx" と自動的に変わってます。つまり表示上は、"2023/11/29資料.xlsx" であっても、実際に Excel で開くにあたって、"2023:11:29資料.xlsx" と自動的に表示上変わるようですね。もちろん上書き保存しても、"2023/11/29資料.xlsx" のままです。
20231129-2-4.png 20231129-2-5.png
普通に改めて名前を付けて保存として保存しなおそうとする分には、表示上 ":" に置き換わっていたものは、再び "/" と表示されて、ファイル名の付け直しも可能です。
ただしこのExcelファイルを開いた状態で、画面上部のところをクリックして、ファイル名の変更をしようとすると、上記のように使用できない文字が使われているとなって、怒られます。mac では、":" はファイル名として利用できませんので。

今回遭遇したトラブルでは、ファイル名に使用されていた "/" という文字が、Excel 上でも "/" と認識されて、今回のようにうまく ":" などに切り替わらなかったため開けなくなっていたようでした。

20231129-2-6.png
念のため、macOS Sonoma、Excel 365 for mac でも確認しましたが同様でした。:とか、/ はファイル名に使用できないと表示されていました。macOS BigSur の時とはちょっと使用できる文字の違いはありましたが、"/" は やはりダメなようです。

これ以外にも、macOS 側の不具合でうまく読み込めなくなっているというケースも MS コミュニティに上がってました。それが「このブックは削除されたか、または現在アクセスできません」(MS コミュニティ)。この中で、「ファイルパスに全角文字列が入っていて,ファイルのオープンに失敗する問題」について上がってましたが、そんなこともあったようで、こちらについては、macOS Ventura など現在の最新バージョンでは問題ないようです。

ファイル名に日付を入れたりすると、どうしても "2023/11/29" のように "/" とかで区切ってしまったりすることもあるかもしれませんが、macOS 上では、問題ないはずのものでも、プログラムによっては、"/" など使えないものがあるということには注意したほうがいいですね。


【クラウドストーレッジなどでの利用にも注意】

PC内に保存されたデータもそうですが、こうした使用できないファイル名を使ってしまうことでトラブルになるのは、クラウドストーレッジでも一緒のようです。


にあるように、クラウトストーレッジ上で、 "/" の入ったファイル名は使用できません。クラウドに保存してファイルを共有する... といったケースにも、ファイル名の使い方には注意が必要です。

まして、mac 環境だけではなく、Windows や Unix など複数の環境のもと共有されるような場合には、ファイル名のつけ方には注意が必要ですね。


<参照>




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2023年11月29日

サポート詐欺の画面は、画面が消えれば終わり... ではないので注意が必要です

ぼちぼち年末年始にかけて、サポート詐欺の画面に誘導されたりして画面が閉じられない.... そんな被害を受ける方が多くなる時期でもあります。ウィルス対策ソフトが入っていたりしても、また Microsoft Edge などがそうした対策を実装しつつあったとしても、中々なくならないのが現状。

20231128-4-1.jpg 20231128-4-2.jpg

上記の画面は、たまたま発見したURLにアクセスすると、これが表示されることが判明。あえてこうしたサポート詐欺の画面を表示させたものです。上記のケースは、URLの入力間違いによって表示されるパターンのもの。こうして表示されるもの以外にも、特定のURLにアクセスしていたら突然表示されるというケースもあります。特定のURLというのは、怪しいWebサイトのケースもありますが、普通のWebサイトだったりするケースもあります。

20231128-4-3.jpg

上記の画像にもありますこうした誤りで怪しいサイトが表示されそうになると、Microsoft Edge の場合には、Smart Screen という機能によって、"これは適切なサイトではないようです" とポップアップ表示して教えてくれますが、そのままにしておけば結局表示されてしまい、画面をクリックすると、2枚目の画像にもあるように、全画面表示になってしまいます。

そしてもう一つよくあるパターン。McAfeeのセキュリティのケース。これも同様にたまたま入手したこうしたサイトが表示されるアドレスを入力して直接表示させたものです。

20231128-5-1.jpg 20231128-5-2.jpg

上記のように、Windows の通知機能を利用して、上記の例だと、"Microsoft Edge 経由" ということで、ポップアップ通知が表示されたりします。また画面の右下に単独でポップアップ表示されることもあります。

20231128-5-4.jpg 20231128-5-3.jpg

上記にもあるように、ブラウザを開いていなくてもこうしたポップアップが表示されるようになります。

もうこうなると、あれ? あれ? あれ?... どうしよう... ってことになっちゃうんでしょうね。こうした画面に加えて、警告音が鳴ったり、音声で電源を切ると大変なことになるといったようなメッセージが流れていたりすると、強制終了するのもためらってしまうかもしれません。ポップアップ画面をよく見ると、電話番号が表示されてたりしますが、"日本フリーダイヤル" ってありますが、050〜 ってフリーダイヤルかよ?って突っ込みどころ満載の画面だったりします。


【ポップアップの根源はキャッシュ】

こうしたサポート詐欺のページに接続された場合、多くのサイトで紹介されているのが、
  • Ctrl+Alt+Del から、画面が変わったら、タスクマネージャーを起動して、ブラウザを終了させる
  • Ctrl+Shift+ESC からタスクマネージャーを起動してブラウザを終了させる
といった方法です。

もちろんブラウザのみ終了させられれば、それに越したことないわけですから、とりあえず画面を終了させるだけであれば、これでもOKなわけです。ただしこうしたキー操作ができないとなると、強制終了せざるを得なくなってしまいますが、たいていの場合には、キー操作からタスクマネージャーを起動させることはできるかと思います。

でもこれで一安心... というわけではありません。

ブラウザをタスクマネージャーなどで強制終了した場合、次回ブラウザを起動すると右上に "ページの復元" というポップアップが表示されます。

この表示自体は、Microsoft Edge の標準的な機能で、通常の使用において、何かしらトラブルでブラウザが終了した場合、再度起動したときには同じページが復元できるようにするためにあるものですが、今回のようなサポート詐欺の画面を終了させるためにブラウザを強制終了させたのに、ここをクリックしてしまうと、また同じ画面が表示されてしまいます。

なので絶対クリックしちゃだめです。そしてそれに加えてさらにもう一つ行っておく必要な操作があります。

例えば先ほどご紹介した、McAfee のセキュリティ警告の例。

20231128-5-2.jpg 20231128-5-4.jpg

この場合、Windows の通知や、画面下のポップアップ通知などで終了した後も出てきてしまいます。

-- ポップアップされる根源はキャッシュ:

上記の McAfeeを騙った画面。この源は、Microsoft Edge のキャッシュにあります。ここにデータが残っていたりすると、Windows の通知を通じて、こうして表示されます。

でも対処法は簡単で、キャッシュという、Webサイトを表示したときにPCに自動的に保存されるデータをきれいに削除することです。

20231128-5-5.jpg 20231128-5-6.jpg 20231128-5-7.jpg

1) 【...】 > 設定 > プライバシー、検索、サービス と開きます
2)  "閲覧データをクリア" のところの "クリアするデータの選択" 
3) 時間の範囲を選択し、さらに削除する内容にチェックを入れて "今すぐクリア" をクリックします

これで通知のところに表示されていたものも、またポップアップ出てていたものも表示されなくなります。

つまりは一度こうした画面が表示されたら、画面を閉じるだけではなく、ここまでやっておかないと、インターネットを開いていなくても表示されることがあるわけです。

これは何か?ウィルスに感染したということではなく、あくまでもキャッシュが残っているから表示されるだけですので、ウィルス対策ソフトなどでチェックしても駆除できるものではありません。もっともこうしたものも、どんどん変わってくるでしょうから、今後もこう言った対処法だけで大丈夫か?というと、そこも "?" なところです。

その時々に応じて、確認されている対処法によってきっちり削除していただく必要があります。


<参照>



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年賀状シーズン到来!
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2023年11月28日

Mac 版 Office Insider Beta Channel 更新情報

Mac 向け Beta Channel に次の更新プログラムが配信されております。

本日到着した更新プログラムは、以下の通りです。

20231128-3-1.png 20231128-3-2.png 20231128-3-3.png
・Microsoft AutoUpdate 4.85.23112617
・Microsoft Excel 16.81.23112712
・Microsoft OneNote 16.81.23112712
・Microsoft Outlook 16.81.23112712
・Microsoft PowerPoint 16.81.23112712
・Microsoft Word 16.81.23112712

Microsoft AutoUpdate を起動すると、まずは、Microsoft AutoUpdate の自動更新がかかり、AutoUpdate 自身が更新され、その後自動的に再起動がかかって、Microsoft Office の各アプリの後進の確認及び更新がスタートいたします。(ちなみに更新の段階ではビルド番号までなかったので、3枚目の画像は、更新後の画面です。ここにはビルド番号もちゃんと表示されいます)

今回の更新内容については、現時点で公開されている情報はございませんでしたが、Outlookチームからは、引き続き11月に配信された更新プログラムの情報が公開されておりましたので、ご紹介いたします。

-- 11月1日・6日・8日にリリース: Ver.16.80 (23103118), 16.80 (23110612) & 16.80 (23110818)

-- 修正内容
メール: 16.79.23102217のアップデート後、従来のOutlook for Macでドラッグ&ドロップを使用してイベントを移動またはコピーできない問題を修正
チームスミーティング: DefaultOnlineMeetingProvider が "TeamsForBusiness" に設定されていない場合、ユーザーが Teams ミーティングを作成できない問題を修正
チームスミーティング:グループカレンダーから作成されたイベントにTeamsミーティングの詳細が表示されない問題を修正
SMIME: S/MIMEメールの改行が二重に表示されたり、プレーンテキストで消えてしまったりして、メッセージ本文で書式の問題が発生する問題を修正

-- 新機能または改善された機能:なし
-- 既知の問題:なし

ところで、以前 新しい関数 GROUPBY と PIVOTBY が、Office Insider Beta Channel 向けにリリースされたことをご紹介しましたが、ブログの中では、Windows & Mac ともにとあったものの、Mac 版 の Beta Channel にはまだやってきていないようです。

順次リリースされるんでしょうけど、Mac 版はもうちょっとかかるんですかね?





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Windows 10 にも、Copilot がやってくる Part 4

前回の「Windows 10 にも、Copilot がやってくる Part 3」で、やっとうちの Windows 10 Insider Release Preview に Copilot がやってきたことをご紹介しました。

20231128-1-1.jpg

でもあの Copilot、通知領域の一番右側に位置するわけですが、あれって消せるのかな?ということも含めて改めて確認してみました。


【アイコンの表示・非表示】

Windows 10 に搭載される予定の Copilot については、Windows Insider Release Preview 版に展開されているものを見ている限りでは、画面右下の Windows の「通知」のさらに右側に配置されています。

20231128-1-2.jpg 20231128-1-3.jpg

Copilot は使わないから、余計なアイコンは消しておきたい... そんな方もいらっしゃるかもしれませんが、このアイコンについては、タスクバーを右クリックすることで、表示・非表示の切り替えが可能です。

この辺りは、ニュースと関心事項、タスクビュー、ワークスペースなどのその他のアイコンと扱いは一緒のようです。


【そのメニュー内容】

具体的に起動後に、【...】 から、メニューを見ると、主に使用条件やプライバシーステートメントといったお決まりの内容の他に、"設定" メニューが用意されています。

20231128-2-1.jpg 20231128-2-2.jpg

設定メニューには、「Bing Chat と Microsoft Edge コンテンツを共有する」という選択肢があり、デフォルトではオフになっています。
オンにすると、「アクティブな Edge タブのコンテンツを Bing Chat と共有して、より関連性の高い回答を提供できるようにします」と説明があります。

20231128-2-3.jpg

"詳細情報" をクリックすると、「Windows の Copilot へようこそ」にリンクされていますが、この辺りは、Windows 11 に搭載された Copilot (プレビュー)といっしょってことですね。

さてさて、この Windows 10 向けの Copilot、いつ通常版に展開されるのか?


<参照>




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出張ビジネスパック びゅう

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2023年11月24日

64Gb の SDカードを FAT32 で使用可能?

スマホや、デジカメ、ビデオカメラなど様々なところで利用されているSDカード。そうそう、最近ではカーナビなどでSDカードにデータを保存しているケースって多いと思います。

20211124-1-1.jpg

そんなSDカード。あれって、2Gb、4Gb、8Gb、16Gb、32Gb、64Gb、128Gb、256Gb などなど容量も様々。容量が多ければ当然ながらそれだけ多くのデータが保存できるわけで便利なわけですが、SDカードにもその容量や、そのデータ転送速度によって規格が決まっています。

当然ながらSDカードを利用する機器には、それに対応した規格のSDカードを利用する必要がありますので、単に容量が大きいからと言った安易な選択をしてしまうと無駄な買い物をすることになってしまいますので注意が必要です。


【SDカードの規格】

ひとことで SDカードといっても、その形状により、SD、MiniSD、MicroSD と言ったものがあります。最近では、MiniSD はあまり使われなくなってきているのか?見かけなくなっていますので、最近使用されているものでいうと、大きく分ければ SDカードか、MicroSDカードか? と言ったところになるかと思います。

ただしSDカードはその容量と転送速度の規格によっても規格が決められています。

-- 容量的な違い:

SD:2Gb(フォーマット形式:Fat16対応)
SDHC:2Gb〜32Gb(フォーマット形式:Fat32対応)
SDXC:32Gb〜2Tb(フォーマット形式:exFat対応)
SDUC:2TB〜128TB(フォーマット形式:exFat対応)

-- 転送速度の違い:

Default Speed:カードタイプ--SD、SDHC、SDXC、SDUC
High Speed:カードタイプ--SD、SDHC、SDXC、SDUC
UHS-I:カードタイプ--SDHC、SDXC、SDUC
UHS-II:カードタイプ--SDHC、SDXC、SDUC
UHS-III:カードタイプ--SDHC、SDXC、SDUC
SD Express:カードタイプ--SDHC、SDXC、SDUC

** 具体的な転送速度については、「バスインターフェーススピード/SDアソシエーション」をご参照ください。

といろいろあるわけです。

単純にPCのデータを保存するように使用されると言う用途であれば、少しでも容量の大きなものをと言うことにもなりますが、実際にはご利用になる機器でどの種類のカードが利用可能か?どうかを確認した上で、その機器の規格に対応したSDカードを購入して利用する必要があります。


【32Gb しか使えないのに64Gb のSDカードを買ってしまった】

さて今回わざわざ SDカードについてとりあげたのには、"32Gb しか使えないのに64Gb のSDカードを買ってしまった" というような相談があったからです。

20211124-1-2.jpg

冒頭にもちょっと触れましたが、最近ではデジカメや、スマホだけではなく、カーナビなどでもデータ保存用にSDカードが使用されています。そして当然ながらデータの容量も大きなものに対応しつつあるわけです。でも逆にカーナビなどによっては、32Gb(フォーマット形式:FAT32)でないと利用できないよ?というものも結構あったりします。

20211124-1-3.jpg 20211124-1-4.jpg

--フォーマット形式:

PCで、SDカードをフォーマットしようとした場合、通常上記の画像にもありますが、32Gbの SD カードだと、FAT32 が既定のフォーマット形式になっています。64Gbのものだと、exFat 形式になります。当然 PC で使用するのであれば、NTFS(New Technology File System)とかでもいいわけです。

基本的にはSDカードについていえば、その推奨されるフォーマット形式は、その種類によってSDアソシエーションのWebサイトにもあるとおりです。


SDアソシエーションでは、「SDメモリカードフォーマッター」と言ったツールも提供しており、これを使用するとそれにあった形でフォーマットされます。


--周辺機器によってはFAT32フォーマットが必要:

あくまでもカーナビや、デジカメなどの周辺機器によっては、その機器により利用できるSDカードの規格が異なります。特にちょっと前の古い形式の機器や、格安の機器などを利用する場合には、新しい規格には対応していないケースもあったりしますので、その機器で利用できる容量のものを利用するのが前提条件です。たくさんのデータが保存できるからと言って容量の大きなものを闇雲に購入しても利用できないケースもあります。


--Windows のPCで、64Gb のSDカードをFAT32でフォーマットできる?:

答えは、"できません"。

FAT32 と言う規格は、1つのファイルサイズが、最大 4Gb未満、またパーティションサイズが、最大 2Tb と言う規格になります。Windows の標準機能では、64Gb のSDカードをフォーマットしようとすると、exFat が既定値となります。でも最大 2Tb までの パーティションサイズが可能ということであれば、何かしらツールを利用すればフォーマットも可能なわけです。

ただし Windows の標準の機能では、できませんがそれを可能にする方法はあります。
いくつかツールがあるのでご紹介しておきます。

ちなみに、SDアソシエーションでも、フォーマッター「SDメモリカードフォーマッター」こちらは各規格の推奨の形式になるので、32Gb 以上のSDカードの場合には、Windows のPCでフォーマットするのと同様 exFat 形式となってしまいます。ただし、SDアソシエーションでは、SDカードのフォーマットはPCではなく、こちらのツールを利用するようにと推奨しているようです。



ということで、では具体的に 32Gb 以上のSDカードのフォーマットをする方法ですが、私も使ったことがあるツールというところでいうと、
  1.  Rufus
  2.  MiniTool Partition Wizard無料版
と言ったものが利用できるようでした。Rufus は、Windows 11 などのインストール用のUSBメモリを作成するときなどにも利用されるツールです。また MiniTool Partition Wizard無料版 は、ドライブのパーティションを管理するツールですが、これでもフォーマットが可能なようです。

これ以外にも周辺機器を扱うメーカー、例えば、I-O Data は "I-O DATA ハードディスクフォーマッタ"、また Buffalo からは "DiskFormatter2" と言ったツールが配布されているようです。ただしこれはあくまでも それぞれのメーカーのHDDドライブを利用しているユーザー向けに無料で提供されているもののようなので、ここでは名称のみの紹介とさせていただきます。

いずれにしてもこうした何かしらツールを利用しないとダメってことですね。


【基本的には利用する機器の規格に従う】

そんなことで、仮に 64Gb 以上の SDカードが、FAT 32 でフォーマットができたとしましょう。ただしこれが、ご使用の機器で正しく認識して利用できるかどうか?はまた別の話になります。(実際にはたいてい利用できているようではありますが....)

あくまでもその機器の推奨値ではないものを利用している以上、いつ使えなくなってもおかしくないわけです。せっかく保存したデータであっても読み取れなくなってしまう可能性も皆無ではありません。またメーカーもサポートはしてくれないでしょう。

なので大切なデータを保存してご利用になるのであれば、あくまでもその機器の説明書をよく確認して、その機器に対応した SD カードをご利用になることをお薦めいたします。


【2023/11/24 19:00 タイトルを一部変更】


<参照>




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2023年11月23日

Windows 10 にも、Copilot がやってくる Part 3

Windows 10 のリリースプレビュー版に向けてロールアウトされるよ?とアナウンスのあった Windows 10 向けの "Copilot in Windows" ですが、ついにやってきました。

20231123-2-1.jpg

最初にご紹介した際、KB5032278 という更新プログラムが落ちてきたことをご紹介しましたが、この導入により、Windows 10 の Windows Update の画面に新たに "利用可能になったらすぐに最新の更新プログラムを入手する" ボタンが追加されたことをご紹介いたしました。

20231123-2-2.jpg

そして本日今度は、Windows Update の画面に、"Windows Configuration Update" なるものが適用されていて、再起動を求める画面がすでに出てました。

20231123-2-3.jpg

上記の画面は適用後のものですが、冒頭の画像にもありますがこちらの適用後の再起動により画面右下に、Windows 10 向けの "Copilot in Windows" (Preview)が追加されました。

ちなみにこの更新プログラムのリンクをクリックすると、「Windows 10構成の更新」というサイトに飛んでいきます。

20231123-2-4.jpg

"CFR を使用して、新しい機能を段階的にロールアウト" していくという説明でしたが、Windows 10 自体はすでにこうした機能で新機能が展開されるように変わってますので、この "Windows Configuration Update" を通じて有効化されたということなんでしょうね

CFR:Controlled Feature Rollout については、以前にも「"制限されたロールアウト" とは?」でご紹介していますので過去の記事をご参照ください。

ということで、とりあえずは古いPCではありましたが、少なくとも Copilot が動作する程度のものだったようです。さてさて、あとはこればいつ通常版の Windows 10 にリリースされるか.... ですね。


<参照>




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Mac 版 Office Insider Beta Channel 更新情報

次の更新プログラムが到着しております。本日到着した更新プログラムは、以下の通りです。

20231123-1-1.png
・Microsoft Excel 16.80.23112210
・Microosft OneNote 16.80.23112210
・Microsoft Outlook 16.80.23112210
・Microsoft PowerPoint 16.80.23112210
・Microsoft Word 16.80.23112210

となっております。

現在の時点で今回の更新に関して公開されている情報は特にございませんでした。今後情報が公開された折には随時その機能などについてご紹介させて頂きます。

ところで以前、「新たな集計用の関数 "Groupby" と "Pivotby" が登場!」といった記事を取り上げました。Excel に登場する新たな2つの関数です。

この関数、「New aggregation functions: GROUPBY and PIVOTBY」にもあるように Windows版、Mac版 の Excel の Beta Channel 向けにロールアウトするよ?とあるわけですが、Excel for Windows については当然の事ながら利用可能になっていますが、Mac 版の Beta Channel にはまだやってきておりません。

今回の更新適用後もまだ利用できないようでしたので、もうちょっと Mac 版 は時間がかかるのかもしれませんね。

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2023年11月21日

Windows 10 にも、Copilot がやってくる Part 2

先日、TechCommunity にて、Windows 10 向けの Copilot の続報がアップされていましたのでご紹介させていただきます。
前回、「Windows 10 にも、Copilot がやってくる」にて、Windows 10 にも Windows Copilot が提供される予定になっていることをご紹介させていただきました。そして、Windows Insider Release Preview 向けにロールアウトが開始されたことが報じられておりました。

たまたま Winodws 11 の仕様を満たさずに Winodws 10 Insider Release Preview で使用しているPCがあったので、さっそく更新を試したところ、Windows Update の画面に、「利用可能になったらすぐに最新の更新プログラムを入手する」ボタンが追加されたところまでご紹介いたしました。

20231121-2-1.jpg

ただし、その後も更新は来ても相変わらず Copilot は来ていないわけですが、US時間11月20日付の Winodws IT Pro Blog の中で、今回新たに「Copilot coming to Windows 10」として追加情報が公開されました。

このブログによって、Windows 10 向けの Copilot の概要がだいぶ明らかになりました。


【Windows 10 Insider Relase Preview向けに展開がスタート】

ブログの中、冒頭では、11/20 Windows 10 Ver.22H2 の Windows Insider Release Prevew 向けに、Copilot の展開がスタートしたことを紹介。またWindowsのCopilotでは、管理されたWindows 10および11のPCでのジェネレーティブAI体験を強化しているとあり、 IT Pro として、組織が AI の最前線に立つことを支援するいっぽう、従業員が AI モデルと共有する可能性のある企業データの保護についても制限を設けておきたいともしており、Copilotを使用することで Windows 10およびWindows 11デバイスに管理されたバージョンのCopilotを提供できるため、従業員が機密情報や専有情報を誤って共有することもなくなりますと紹介しています。

Windows Copilot で可能になることとして...
  1. 自然言語または音声でプロンプトで入力することで、情報やサービスを 1 か所で確認でき、時間と労力を節約できる
  2. テキストと画像の両方を含む創造的で革新的なコンテンツを生成、新しい可能性とアイデアを探求することができる
としています。

20231121-2-2.jpg

実際に稼働すると、ブログの中でも上記のように紹介されていますが、通知領域の右側に Copilot のアイコンが表示されてクリックすると右側に作業ウィンドウが表示されるようです。


【動作要件・仕様】

さて実は、うちの Release Preview の PC にもまだ来ていないので、憶測な面もありますが、どうもその動作環境とみると、Windows 10 であれば何でもかんでもOKということではなさそうですので、その利用要件を確認してみましょう。

Availability of Copilot in Windows 10」のところでは、Controlled Feature Rollout(CFR)技術を使用して今後数か月かけて段階的に Windows 10 Ver.22H2 にロールアウトしていくとあります。

ただし最初は、
  • Windows 10 Ver.22H2 の Enterprise または Education エディションを実行しているデバイス
  • 管理された Pro デバイス
は、この最初のロールアウトには含まれないとあります。
またいち早く体験するには、設定>更新とセキュリティ>Windows Update と開いて、"最新の更新プログラムが利用可能になり次第、入手する" をオンにし、"更新プログラムの確認" を選択することで、Copilot in Windowsが選択できるようになりますとあります。「利用可能になったらすぐに最新の更新プログラムを入手する」 は、先日ご紹介した KB5032278 にて追加されてるものです。

さらに、一部のグローバル市場にプレビューリリースされこと、また Copilot in Windowsプレビュー版の最初の市場には、北米、アジアと南米の一部が含まれていることが紹介されています。今後、Windows 11のCopilotのリリース方針に合わせて、時間をかけて市場を追加していく予定のようです。

組織内の特定のグループにて Windows 10のCopilotアクセスを管理する必要がある場合、MDMまたはグループポリシーの設定を使用して管理できること。また事前に、商用データ保護のCopilotが有効になっていることを確認することについても言及されております。

20231121-2-3.jpg

さてそのブログの脚注のところで、これまでにも触れたことに加えてちょっと気になる部分もありました。[2] のところになります。これによれば、
  • デバイスには、4GB以上のRAMと720pの解像度をサポートするディスプレイアダプタが必要
  • デバイスにアプリケーションの互換性がないなどの問題があることが判明した場合、その問題が解決されるまで、Windows版(プレビュー版)のCopilotを提供しないセーフガードホールドを設定されることがあること
がありました。ハード的な制約で、セーフガードホールドがかかって適用されない... そんなこともありうるわけですね。

当然ながら Windows 10 で、Ver.22H2 なら何でもOKということではないわけですね。

さてさてうちの Release Preview 版にはいつになったら Copilot がやってくるやら... あるいは Windows 11 の動作仕様も満たさない古いPCなので、何かセーフホールドがかかってこないのか? この辺りはわかりませんが、今後また落ちてくるようなことがあれば改めてご紹介したいと思います。


<参照>




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Mac 版 Office Insider Beta Channel 更新情報

次の更新プログラムが到着しておりました。気がつくのが遅かったのですが。

20231121-1-1.png
・Microsoft Excel 16.80.23111917
・Microosft OneNote 16.80.23111917
・Microsoft Outlook 16.80.23111917
・Microosft PowerPoint 16.80.23111917
・Microsoft Word 16.80.23111917

今回の更新に関して、現在公開されている情報は特にございませんでした。今後、情報が公開された折には、改めてご紹介させて頂きます。

さて、今回 Outlook チームより、10月に公開されたこうしんプログラムの情報が公開されておりました。


・10月23日・30日配信: Ver.16.79 (23102217) & 16.80 (23102918)

メール:フォルダー名を入力中に誤ってクリックを離してしまい、新しいフォルダーを作成できない問題を修正
メール:共有メールボックスからメールの送受信ができず、「メールボックスがいっぱいです。メールの送受信ができません。」と表示されていたエラ〜を修正
カレンダー:コンテキストメニューに「別の場所で作業」が表示されない問題を修正
検索:POPアカウントで30日以上前のメールを検索すると、検索結果が「限定的」または「検索結果なし」と表示される問題を修正
パフォーマンス :レガシー Outlook for Mac のいくつかのパフォーマンス問題を改善

新機能または改善された機能: 特になし
既知の問題: 特になし


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2023年11月18日

Windows 10 にも、Copilot がやってくる

本日リリースされた Windows 10 Insider release Preview Channel 向けの更新プログラムにて、Copilot が追加されました。

ということは.... Windows 10 にも "Copilot" が追加されるようです。

20231118-1-1.jpg

Windows Blogs「Releasing Windows 10 Build 19045.3754 to Release Preview Channel 」によると、Windows 10 22H2 Build 19045.3754 (KB5032278) が本日リリース。これに Copilot が含まれていることが発表されました。

Windows 10 はご存じの通り、現在の Ver.22H2 が最終バージョン。今後はセキュリティの更新プログラムは来るものの、機能更新のプログラムは提供されてないとアナウンスされていたわけですが、世の中の AI に対する動向を踏まえてなのか? Windows 10 にも導入されることになったようです。

【Build 19045.3754 (KB5032278) の提供がスタート】

今回 Windows 10 Insider Release Preview にリリースされた Windows 10 22H2 Build 19045.3754 (KB5032278) がこれに該当するプログラム。
これにより、Windows 10, バージョン 22H2 Home Edition および Pro Edition2が動作するデバイスに、Copilot in Windows(プレビュー版)1が導入されるようです。

20231118-1-2.jpg

ブログにもありますが、Windows 11 のようにタスクバーの右側にCopilot in Windowsボタンが表示され、こちらをクリックして選択すると、画面の右側にCopilot in Windows が表示されます。


【さっそくUpdate】

Windows 11 の要件を満たしていないので、Windows 10 の Release Preview のまま利用しているPCがこんな時に役立つとは....
ということで早速 Windows Update を実行。

20231118-1-3.jpg

KB5032278 が落ちてきました。

更新が完了すると、Windows Update の画面には、新たにこんなものが追加。

20231118-1-4.jpg

"利用可能になったらすぐに最新の更新プログラムを入手する" ボタンが追加されたので、これを有効にしておけば順次追加されるということなんでしょうね。

現時点では、Copilot は確認できませんが、順次ということで今後また更新されました際にはご紹介させていただきます。


【"Copilot" ブランドに統一】

これまで、"Copilot" といえば、Microsoft 365 Copilot、Microsoft Sales Copilot、Windows Copilot とこれまでに様々な名称のものがありました。Microsoft Edge に搭載された Bing Chat も、名称はともかく同じ Copilot の仲間でした。

今回、11/15・16 に シアトルで開催されていた Microsoft Ignite 2023 においてこうした Copilot ブランドが統一され、
  • Bing Chat/Bing Chat Enterprise → Copilot
  • Windows Copilot → Copilot in Windows
  • Microsoft 365 Copilot → Copilot for Microsoft 365
  • Microsoft Sales Copilot → Copilot for Sales
というように変更されることが明らかになりました。

一般ユーザー向けということであれば、従来からある Bing Chat(今後は、"Copilot")と、Windows Copilot(今後は、Copilot in Windows)ということになります。

名称的には、どれも "Copilot" なのでちょっと戸惑いそうですね。「Power your AI transformation with Microsoft Copilot」にもありますがいろいろあるもんです。


【他にも新たな機能が導入】

今回提供された KB5032278 は、もちろん Copilot の追加のみの更新プログラムではありません。これ以外にも追加された機能、改善された機能がある機能更新プログラムです。

詳細は、「Releasing Windows 10 Build 19045.3754 to Release Preview Channel 」をご参照ください。


まずは今回、Windows Insider Release Preview Channel に展開し、今後順次 Stalable バージョンへの展開となるようです。サポート終了まで2年を切った Windows 10 ではありますが、AI の波に乗り遅れてはまずいってことなんでしょうね。


<参照>








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2023年11月17日

フォトアプリでコピーができない

おそらくすべての環境ではないと思いますが、うちの手元のPCでも、一台だけそんな症状に遭遇したので、今回改善に至った方法も含めてご紹介いたします。


【フォトアプリでコピーができない】

フォトアプリから、画像を開いた際、画像の上で右クリックすると、"コピー" と言うメニューが表示されます。この "コピー" をクリックしても、画像がコピーされないことがありました。

今回発生していたPCでの操作手順は以下の通りです。

1) フォトアプリを起動し、画像を開きます

20231117-1-1-1.jpg

2) フォトアプリの画面には、クリップボードにコピーした旨のメッセージも表示されます

20231117-1-2-1.jpg

3) ただしこの段階で、Windows キー+V として、クリップボードの履歴を確認してみても画像がありません

20231117-1-3.jpg

4) 当然クリップボードには画像はないはずですが、ペイントに貼り付けようとすると、"貼り付け" は押せるので、押してみてもエラーになります

20231117-1-4.jpg


-- 検証環境:

Windows 11 Ver.23H2(ビルド 22631.2715)
フォトアプリ 2023.11110.6001.0

他の、Windows 10 Ver.22H2、Winodws 11 Ver.23H2、Windows 11 Insider Canary Channel などでも確認してみましたが、うちの環境ではたまたまこの一台だけ、こうした症状が発生していました。

ただし数日前に知り合いのPCで同様の症状を確認。この時は、結果どうにも改善できませんでした。


【対処法】

とりあえずこれが解決策になるとも思えませんが、この症状に遭遇して試したこと&改善に至った経緯をご紹介します。

-- 試したこと:

1)  クリップボードの履歴の ON/OFF

ペイントを開くと "貼り付け" が押せるということでしたので、なんらか?クリップボードが正しく機能していない可能性もあるかと思い、いったんクリップボードの履歴をオフにして、改めてオン → ただしこれでは改善せず

2) PCの再起動

PCを再起動してみる、また完全シャットダウンしてから、改めて起動してみる → やはり改善なし

3) クリップボードの履歴の動作を確認

他のアプリを開いて、そこでデータ(文字列や画像)をコピーしてみる → クリップボードの履歴にはきちんとデータが反映することを確認


-- 結果的に改善に至った対処法:

今回、うちの手元の環境では たまたま?一台で発生していたトラブルでしたが、以下の方法で改善に至りました。ただしすべての方の同様の症状がこれで改善に至るかどうかは確証はありません。あくまでも一つの方法として考えてください。

1) フォトレガシ も利用していたので、フォトレガシを起動し、同様に画像を開きます

2) 右クリックからコピーし、Windows キー + V としてクリップボードの履歴を確認。正しく反映していることを確認

3) 試しにペイントを開いて、"貼り付け" をクリックすると、ペイントにもきちんとデータは貼り付きました

4) その後改めて、フォトアプリを起動指導用に操作を実施すると、今度はきちんとクリップボードの履歴に反映されるようになったことを確認

5) その後は、PCを再起動しても、今回のような症状は発生しなくなりました。


【フォトアプリとフォトアプリレガシでの違い】

またこんな症状も確認しています。

1) フォトアプリを起動して、表示された画像の上で右クリックしてコピーします

20231117-2-1.jpg

2) その後、ピクチャーフォルダを開いて、右クリックするものの、"貼り付け" が押せません

20231117-2-2.jpg

3) ではコピーができていないのか?と思いしや、ペイントを開いて貼り付けをするときちんと貼り付けができました

20231117-2-3.jpg 20231117-2-4.jpg


同様のことを今度はフォトレガシにて確認してみました。

1) フォトアプリを起動し、先ほどと同様に画像の上で右クリックしてコピーします

20231117-2-5.jpg

2) ピクチャーフォルダを開いて右クリックから貼り付けをクリックすると、正しくファイルとして張り付きます

20231117-2-6.jpg 20231117-2-7.jpg


つまり、フォトアプリだとコピーされたものがエクスプローラー上では正しく反映されていないということですね。ペイントには貼り付けられるので、コピーは正しくできているわけです。

と言うことでこの症状自体は、フォトレガシで操作しても改善しませんので、フォトレガシで対応するか? フォトアプリではなく、エクスプローラーからファイルをコピーして貼り付けるという作業で代替するしかないようです。

また今回ご紹介したものは、Windows 11 上でのものですが、Windows 10 でも同様でした.... とりあえずはフィードバックして今後の改善を待つしかなさそうですね。


<参照>




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2023年11月16日

Mac 版 Office Insider Beta Channel 更新情報

USでは、現在 Microsoft Ignite 2023 の真っ最中。AI関連のさまざま情報が、現地にて参加している人や、オンラインで参加している人から、SNSを通じて入ってきます。

さてそんな中での、Office の Updage 情報です。Mac 版 Office Insider にも本日以下の更新プログラムが到着しております。

20231116-1-1.png
・Microsoft AutoUpdate 4.65(23111019)
・Microsoft Excel 16.80.23111419
・Microsoft OneNote 16.80.23111419
・Microsoft Outlook 16.80.23111419
・Microsoft PowerPoint 16.80.23111419
・Microsoft Word 16.80.23111419

現時点で今回の更新内容に関して公開されている情報は特にございませんでした。

先ほどもご紹介しましたが、Excel for mac の Beta Channel で、Groupby、Pivotby の関数を確認してみましたが、Windows 版の Beta Channel には搭載されていましたが、Mac 版の Beta Channel ではまだ利用できないようでした。

ただし順次展開されていくものと思われます。

今後また何か情報が公開された折には、改めてご紹介させて頂きます。

現在開催中の Microsoft Ignite 2023、さて続々と新しい情報が発信されているようですが、どんな新たな情報が舞い込んでくることやら。楽しみです。


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年賀状シーズン到来!
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2023年11月15日

新たな集計用の関数 "Groupby" と "Pivotby" が登場!

US時間11月14日に公開された Excel チームのブログによると、新たに集計用の関数として "Groupby" と "Pivotby" という2つの関数が追加されたことが発表されました。

20231115-6-1.jpg

ブログによれば、これらの関数を使えば、1つの数式を使ってデータの集計を行うことができるようです。またこれらの関数は非常に強力で、使い始めるのも簡単。たった3つの引数でデータ集計を行うことができるようになるとのことです。

ただし、現段階では、プレビュー版としての提供がスタートしたばかりのため、今後最終リリースされるまでの間にユーザーからのフィードバックなどに基づき、大幅に変更が加えられることもありうる様です。


【"GROUPBY" と "PIVOTBY"】

ブログの中では実際にテーブルを例に集計をアニメーションで紹介しています。

20231115-6-2.jpg

-- GROUPBY:

上記の例では、

=GROUPBY(th1[Category],th1[Sales],SUM)

という関数でカテゴリごとの売り上げの集計をだしています。

引数としては、
  1. 何によってグループ化するか
  2. 集計する値
  3. 集計に使用する関数
といった3つの引数で構成されます。


-- PIVOTBY:

=PIVOTBY(th1[Category],th1[Year],th1[Sales],MAX)

という形で、カテゴリごと、年度ごとの合計と、総合計を集計しています。
GROUPBY とは、列単位でもグループ化できるようになっている点が異なります。


【引数として利用可能な関数】

GROUPBY や PIVOTBY で利用できる関数ですが、値を集計する方法を定義するラムダ関数などが利用されることになりますが、基本的には、リストから選ぶだけで利用が可能です。

20231115-6-3.jpg

また GROUPBY や PIVOTBY の場合には、出力を制御するための追加引数を指定できるようになっています。
  • 並べ替えの方法
  • データにヘッダがあるかどうか
  • 値をフィルタリングするかどうか など
このあたりの詳細は、「PIVOTBY 関数」もご参照ください。

20231115-6-4.jpg 20231115-6-5.jpg

"Why use GROUPBY and PIVOTBY?" のところでは、これらの関数が軽量で、さらに完全に記述可能で、自動的に更新されるなどの特徴を紹介しており、これに加えて、テキスト値の集計もできることが紹介されています。

またボーナス機能として、集計結果をパーセンテージで返す "PERCENTOF" なんていう関数も追加されたことが紹介されています。


【利用可能な環境】

さて今回紹介されていた新たな関数ですが、冒頭にもありますが、この関数自体はまだプレビュー版としての提供がスタートしたばかりのもので、Microsoft 365 Insider Beta Channel ユーザーに提供が開始されたばかりのものになります。

ブログによれば、一応、Beta Channel であれば Windows 版/Mac 版 ともに提供がスタートしているようです。

Microsoft 365 Insider Beta Channel ご利用の方は、ぜひご確認ください。


<参照>




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わずか数クリックで予算を簡単に作成  -Excel

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2023年11月14日

いまだに続く Office 2013 向けの更新プログラムの提供 〜あのエラーを修正してくれたようです

すでにご存じのように、2023年4月11日付でサポートが終了した Office 2013。このブログでも何度か紹介していますが、現在も更新プログラムが提供されています。

20231114-5-1-1.jpg 20231114-5-1-2.jpg

10月には来なかったのでさすがに終わったのかな?と思っていたら、US時間11月7日付で次の更新プログラムが到着しておりました。

今回の更新で、Office 2013 は、Ver.15.0.5603.1000 となります。


【その更新内容は?】

20231114-5-2-1.jpg 20231114-5-2-2.jpg

さて今回の修正ですが「Office 2013 の更新履歴」によると、サポートが終了した直後ぐらいから一部の環境で発生していた「オペレーティング システムは現在、このアプリケーションを実行するように構成されていません。」と表示されて、一部のプログラムが起動できないトラブル。こちらへ対応してくれたようです。また MSI 版に提供された "KB5002514" の内容も含まれているようです。

当初このトラブルの際には、
  • ショートカットアイコンの作り直し
  • ロールバックによるバージョンダウン
といった対処法で暫定的に対応。とりあえずこれで何とか動作するし、サポートも終わっているから仕方ないだろうな?という感じだったわけですが、実はこれを修正してくれたんですね。

2023 年 11 月 7 日、Outlook 2013 の更新プログラム (KB5002514)」では、MSI 版のみで、クイック実行版には提要されませんとされている更新プログラムも今回の更新には含まれているようです。

さてさてこうして更新を提供してくれているのは、何らかの事情があってどうしても使わないといけないといったユーザーにとってはいいことなんですが、ほんと一体いつまでサポートしてくれるんでしょうね.... 

ありがたいことなので、ほんといいの?って思ってしまうこともあります。


<参照>




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Surface の新機能をご覧ください

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Mac 版 Office Insider Beta Channel 更新情報

Beta Channel に次の更新プログラムが到着しております。

本日到着した更新プログラムは以下の通りです。

20231114-1-1.png
・Microsoft Excel 16.80.2311311
・Microsoft OneNote 16.80.2311311
・Microsoft Outlook 16.80.2311311
・Microosft PowerPoint 16.80.2311311
・Microsoft Word 16.80.2311311

となっております。

現時点で今回の更新内容に関する情報は特にございませんでした。今後、情報が公開された折には随時ご紹介させて頂きたいと思います。

ところで、ここ最近、新しいOutlook for Windows について取り上げる機会が多いのですが、Mac むけにも当然ながら Outlook for Mac があります。さらに言えば、Mac 向けの Outlook については、無料で提供されています。

意外とご存じない方もいらっしゃったようなので、この後情報とちょっと整理してから、この Outlook for Mac についてご紹介させていただきます。


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年賀状シーズン到来!
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2023年11月12日

新しいOutlook for Windows の今後

先日、「Things to look forward to in the new Outlook for Windows」と題して、Outlook チームより、先日一般向けにリリースされた"新しいOutlook for Windows" の今後追加される機能について紹介されておりました。

20231112-1-1.jpg

ブログの中、いきなり冒頭で "The new Outlook for Windows is the future for both the Mail and Calendar apps in Windows and the classic Outlook for Windows." (新しいOutlook for Windowsは、Windowsのメールとカレンダーアプリ、そしてクラシックなOutlook for Windowsの両方の未来)と触れており、Outlook チームの、"New Outlook for Windows" に対する熱い思いが伝わってきます。

**ちなみに、"classic Outlook for Windows" とは、Microsoft Outlook のことで、Outlook 2013/2016/2019/2021/365といった製品を指しています。


【現在取り組んでいる機能】

ブログの中で、"Some of the many things we have in the works" つまり、現在取り組んでいることとして紹介されているのが以下のものになります。

20231112-1-2.jpg

これを見てみると、クラシックOutlook for Windows からの移行において大きなポイントになる
  • POP3アカウントサポート
  • PSTファイルサポート
といったものも確認できます。
この他にも、
注目のコパイロットへの対応の他にも、EMLファイルのサポート、MSGファイルのサポート 、メールや添付ファイルをデスクトップにドラッグ&ドロップによる操作など、こんなことまで取り組んでいるんだ?と思えるものからこんなこともまだできなかったのかぁ... というものまでいろいろあります。


【新しいOutlookの最近の改善点】

"新しいOutlook" for Windows も、Preview版として登場して、その後機能が追加されて、先日 "新しいOutlook" として、"PRE" が取れて "NEW" に変わって一般向けにリリースされました。

20231112-1-3.jpg

そんな最近の改善点という部分を見てみると、
  • Gmail、Yahoo、iCloud、IMAPアカウントのサポート
  • フォルダの検索 などなど
が紹介されています。


【今後の予定は、Microosft 365 ロードマップにて確認】

Microosft 365 ロードマップではこうした新しい機能などの予定が確認できるので、こちらを通じて確認するように紹介されています。

20231112-2-1.jpg 20231112-2-2.jpg

ここで紹介されている内容的には、USサイト、JPサイトともに特に違いは見受けられないようです。

Microsoft 365 ロードマップに掲載されている機能は、比較的はっきりしているもののようですが、現在検討中の機能についても、ある程度ロールアウトの期日がはっきりしてくるとロードマップに公開されるようなので、定期的にこうしたところをチェックしておくことも大切ですね。


<参照>



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2023年11月11日

年賀状シーズン到来! 年賀状作成のための各ソフトの対応状況

11月になって年賀状の発売がスタート。今年も残すことあと2か月を切りました。

これからは年賀状作成アプリ、そしてプリンターが大活躍するシーズン。ということで、手始めに、筆まめ、筆ぐるめ、筆王、宛名職人といった、年賀状作成ソフトのOSの対応状況を確認してみました。

20231110-2-1.jpg 20231110-2-2.jpg

そうそう忘れてはいけない 郵便局のはがきデザインキットも、"はがきデザインキット2024" としてサービスがスタートしていますよ。

基本的には、現時点で、Windows 10 Ver.21H2 までは、すでにサポートも終了しているので、この秋に販売された新しいバージョンの各ソフトは、Windows 10 Ver.22H2、Windows 11 Ver.22H2 以降がサポート対象となります。基本的には、どのメーカーもサポートが終了したOSでの動作は、サポート対象外になります。


【OS のサポート期限】

モダンライフサイクルポリシーに基づいて配信されている Windows OS ですが、そのサポートポリシーから、現在サポートされているバージョンは、
  • Windows 10 Ver.22H2 サポート終了日:2025年10月14日
  • Windows 11 Ver.22H2 サポート終了日:2024年10月8日
となっています。

Windows 10 についていえば、Ver.21H2 は、2023年6月13日にサポートが終了。
さらに、
Windows 11 については、Ver.21H2 が、2023年10月10日をもってサポートが終了しています。


【各年賀状作成ソフトの状況】

巷にある年賀状作成ソフトは、無料のものから、市販されているもの、雑誌のおまけで配布されているものなどものすごい数になるんでしょうね。この季節になると、書店では来年の干支のイラストやら、有名なキャラクター素材をたくさん盛り込んだDVD付きのMook本が山積みされている時期です。

さてでは早速いくつかのソフトについてみていきましょう。

・筆まめ:

定番年賀状ソフトの一つ、"筆まめ"。現在は、ソースネクストが販売しています。サポート情報も、ソースネクストから提供されています。
Ver.30以前の古い製品については、「Windows対応表 筆まめ」(筆まめネット)をご参照ください。

最新バージョン:筆まめ Ver.34

注意したいのが、筆まめに限ったことではありませんが、Windows 8.1 などの古いPC から、Windows 10 にアップグレードしてご利用の方。筆まめの場合には比較的緩くて、旧対応表を見ると、Ver.25 以降のものであれば、Windows 10 でも動作はするようですが、それ以前のものは不可になっています。筆まめ31の販売当初の情報を確認すると、Windows 10 対応として販売されていたのは、このバージョンが最後のようです。ソースネクストのサイトによれば、筆まめベーシック29、筆まめ32以降が Windows 11 対応となっています。


・筆ぐるめ:

もう一つの定番ソフトといえばこれでしょうね。富士通のPCなどにはプレインストールでついてきたりもします。筆ぐるめの場合にはかなりバージョンによってシビアですので注意が必要です。Windows のバージョンが一つ上がると、サポート対象も変わってきます。

最新バージョン:筆ぐるめ Ver.31 2024年版

Windows 10/Winodws 11 Ver.22H2 だと、Ver.27以降で動作。ただし、Ver.27では一部動作制限もあるようですし、Ver.28〜Ver.30の場合も、アップデートプログラムの適用が必要なようです。
最新バージョンは、Windows 10 / 11 Ver.22H2 以降がサポート対象でそれ以前のOSはすべて動作保証対象外になります。


・筆王:

これも定番ソフトでしょう。Mook本などについているフリー版を利用されている方も多いかもしれませんね。

最新バージョン:筆王 Ver.28

Windows 10 の場合〜筆王Ver.19.05以上で対応
Windows 11 の場合〜筆王Ver.26.00以上で対応


・宛名職人:

比較的製品数も少ない mac 向けにもある年賀状作成ソフト。Windows 版、Mac 版 がある比較的珍しいものです。30周年を迎えるんですね。

最新バージョン:宛名職人 Ver.30

Windows 10の場合:宛名職人2015(旧アジェンダ)以降 ソースネクストでは、宛名職人 2017 Premium 以降
Winodws 11の場合:宛名職人2022 Premium 以降の製品のみ

macOS については、サポートが継続している macOS Monterey 以降についてご紹介します。
macOS Monterey Ver.12.0:宛名職人 Ver.28 以降
macOS Ventura Ver.13.0:宛名職人 Ver.29 以降
macOS Sonoma Ver.14.0:宛名職人 Ver.30


【今年もオープン "はがきデザインキット2024"】

郵便局が無料で提供しているサービスとして重宝なのが "はがきデザインキット"。何年か前から、PCにインストールして使用するデスクトップ版の提供は終了しましたが、Web版とスマホ版は現在も提供されています。

20231110-2-3.jpg 20231110-2-4.jpg

Web版は、402種類ある豊富なテンプレートからテンプレートを選択して文字を入れなおすなどして利用します。まだちょっと年賀状には早い時期ですが、喪中はがきなどはぼちぼち急がないといけない時期です。喪中はがきのテンプレートなども用意されています。

20231110-3-1.jpg 20231110-3-2.jpg 20231110-3-3.jpg

ひな形をそのまま利用して文章のみ変更する程度のものであれば、ひな形を選択し、文章を編集。スタンプ機能を利用してイラストなどを追加することもできます。あとはPDFとしてダウンロードして自宅で印刷するか? コンビニのマルチコピー機でプリントするか....

20231110-3-4.jpg 20231110-3-5.jpg

スマホアプリ版もあるので、スマホの場合には、スマホにアプリをインストールして利用することも可能です。さらにスマホ向けには、干支似顔絵作成ツールなどもあったりしますので、ユニークなイラストも作成可能です。上手に活用して個性豊かな作品に仕上げてみてください。


<参照>



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2023年11月10日

macOS Sonoma Ver.14.1.1 配信スタート

気がついたのが遅くなりましたので、ちょっと遅くなりますが、macOS Sonoma 14.0 など macOS などに向けてセキュリティの更新プログラムの配信がスタートしております。

20231110-1-2-1.png 20231110-1-3-1.png
・macOS Sonoma Ver.14.1.1

今回の更新については、「Apple のセキュリティリリース」にもありますが、
  • iOS 17.1.1 および iPadOS 17.1.1
  • macOS Ventura 13.6.2
  • watchOS 10.1.1
にも配信されております。
macOS 向けという意味では、今回は、macOS Monterey Ver.12.0 向けには更新プログラムはないようです。

該当製品ご利用の方、更新はお忘れないよう!


<参照>



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Mac 版 Office Insider Beta Channel 更新情報

連投になりますが、次の更新プログラムが到着しております。

本日到着したこうしんプログラムは以下の通りになります。

20231110-1-1.png
・Microsoft Excel 16.80.23110818
・Microsoft OneNote 16.80.23110818
・Microsoft Outlook 16.80.23110818
・Microsoft PowerPoint 16.80.23110818
・Microsoft Word 16.80.23110818

現時点で今回の更新内容に関して公開されている情報は、特にございませんでした。

最新の情報でもありませんが、10月に公開された更新プログラムについて、Outlook チームから情報が公開されていますので、ご紹介しておきます。

10月16日・18日 リリース: Ver.16.79 (23101601) & 16.79 (23101801)

-- 更新内容:

メール:メールヘッダからの添付ファイルのドラッグ&ドロップが機能しなくなる問題を修正
メール:メール作成ウィンドウで、宛先とCCの間で受信者をドラッグ&ドロップしても動作しない問題を修正
メール:別ウィンドウでメールを作成する際、連絡先の候補にアバターが表示されない不具合を修正

Outlookチームからは、遅れながらも随時情報が公開されてきていますので、今後も確認でき次第ご紹介させて頂きます。


さて日本時間だと、来週11月16日からシアトルで開催される Microosoft Ignite 2023、そして4年ぶりに日本でも12月には大阪で Ignite が開催されます。どんな新たな情報が発表されるのか?注目されるところではありますが、Office 2024 のお話も、内外で聞こえるようになってきたので、気になるところですね。

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2023年11月07日

Mac 版 Office Insider Beta Channel. 更新情報

次の更新プログラムが到着しております。本日到着した更新プログラムは、以下の通りです。

20231107-1-1.png
・Microsoft Excel 16.80.23110612
・Microsoft OneNote 16.80.23110612
・Microsoft Outlook 16.80.23110612
・Microsoft PowerPoint 16.80.23110612
・Microsoft Word 16.80.23110612

となっております。

現在の時点で、今回の更新内容に関して公開されている情報は特にございませんでした。
今後情報が公開された折には随時ご紹介させて頂きます。

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2023年11月06日

PINコードの削除ができない

PCの電源を入れていつものようにサインインしようとしたら、PINコードの作成を促す画面が出てサインインができない.... 以前にも、「PCを起動すると、"PINを作成します" という画面が出てきた」な形で、PINコードの作成を促す画面が出た場合についてご紹介しました。

PINコードでサインインすることは、普通にPWを使うよりもセキュリティ面ではいいことですが、しかしこうしたPINコードの作成を促す画面がでてきて、仕方なくわけのわからないうちに適当に設定しまい、次に起動したときに、肝心のPINコードが分からなくなってしまって、余計に面倒なことになったご経験ありませんか?

さらにその設定したPINコードを削除しようとしたら、削除もできない....

20231104-1-1.jpg

そんな二進も三進もいかない場面になったことにはたまったもんじゃありませんね。


【セキュリティという面ではパスワードよりPINコードのほうがいい】

やはり以前にも「PCを起動すると "PINを作成します" という画面が表示されて先に進めない」の中で、その良し悪しについて触れましたが、キーロガーなどのようなキーボードから入力される文字列を盗むようなプログラムが仕込まれてたりすると容易にパスワードが搾取されてしまいます。もちろんこうしたものへの対策としては有効なわけです。

-- なぜこうした表示が起動時に表示されるのか?:

これは、Windows 10 で言えば、"通知とアクション" のところの設定によります。

20231104-3-1.jpg

設定>通知とアクション の "通知" のところにある項目になります。

20231104-3-2.jpg

Windows 11 の場合には、
設定>システム>通知 と開いて、"追加の設定" のところにその項目があります。

上記の画像にもあるように、"Windows を最大限に活用するためのデバイス設定の完了方法を提案する" などのところがONになっていたりすると表示されるわけです。また多くの場合こうした表示が出たとしても、画面左下に、"3日後に通知する" などの表示があれば、そこをクリックすれば画面を回避することもできるわけですが、誤って "次へ" とかをクリックすると設定の画面に入ってしまい元に戻ることができなくなります。

そうなってしまうと、「PCを起動すると、"PINを作成します" という画面が出てきた」で紹介したようにいったんサインアウトして、サインインしなおす必要が出てきます。


【PINコードが削除できない場合】

さて今回取り上げたのはそこではなく、そうしてPINコードを設定したもののPINコードはやっぱりいいから削除しようとなった時に、"削除"ボタンがグレーに反転していて押せない... そんなことがあります。

今回ご紹介したようにPINコードが削除できない場合には、以下の手順で設定を変更し、設定画面を開きなおします。

20231104-1-2.jpg 20231104-1-3.jpg

スタート>設定>アカウント>サインインオプション
と開きます。画面をスクロールして下に移動すると、「セキュリティ向上のため、このデバイスでは Microsoft アカウント用に Windows Hello サインインのみを許可する(推奨)」を、オフにします。

こうすることで、いったん設定画面を閉じて開きなおせば、PINコードのところの "削除" が押せるようになります。

ということで今回は備忘録も兼ねて、PINコードが削除できないケースについて取り上げてみました。


<参照>




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2023年11月05日

Windows 11 Ver.23H2 が来ない?

2023/11/1に、「Windows 11 23H2 リリース!」ということで、US時間だと、10/31に、Windows 11 Ver.23H2 がリリースされ、その配信がスタートしたことをご紹介いたしました。

もちろんすでに Update が完了しているよ?という方も多いかと思いますが、一方では、いくら更新をかけても、Ver.23H2 が Windows Update に表示されないよ?という方もいらっしゃるかと思います。うちの PC でも一台はすでに Windows Update で到着して、Ver.23H2 になっているものと、いくら更新をかけても Update ができないで、Ver.22H2 のままのものとあったりします。

これって、PCに何か問題があるんじゃないか?って思われる方もいらっしゃるようですが、これはこれで特に問題があるわけでもないかと思います。もちろん問題があって Update できていないというケースも、全くないわけでもないとは思いますが...


【更新プログラムは一斉配信ではない】

月例の Windows Update で配信される更新プログラムは、ほとんどの場合一斉配信です。しかし今回のような大型の更新プログラムなどはすべての該当ユーザーに一斉に配信されるものではありません。

20231104-2-1.jpg 20231104-2-2.jpg

How to get the Windows 11 2023 Update」 の中で、"How to get it" の中でも、" If we detect that your device may have an issue, such as an application incompatibility, we may put a safeguard hold in place and not offer the update until that issue is resolved. We will begin the auto-updating rollout process in the coming months and share more information on the Windows release health hub."(同サイトより引用)とあり、簡単にまとめると
  • アプリケーションの非互換性など、デバイスに問題がある可能性を検出した場合、セーフガードホールドを適用すること
  • そしてその問題が解決されるまでアップデートを提供しないこと
  • さらにこの Update は、今後数ヶ月のうちに自動アップデートの展開プロセスを開始すること
が説明されています。

急ぎでなければ、段階的に配信されてはいるので、もうしばらくお待ちいただくのがスムースな Update になるのかな?とも思います。


【すでに Windows 11 23H2 はダウンロード可能】

もちろん、そんなの待っていられないよ?という方もいらっしゃるかもしれませんが、そんな方は、Windows 11 Ver.23H2 を直接ダウンロードしてインストールすることも可能です。

20231104-2-3.jpg

すでに「Windows 11 をダウンロードする」のサイトでは、Ver.23H2 の配信に変わっていますので、こちらから直接ダウンロードしてインストールすることも可能です。

ただし Windows Update で提供されているものがイネーブルメントパッケージ(enablement package)として配信されるものに対して、直接ダウンロードする場合には、プログラムそのものをダウンロードして、インストールするので、かなり時間もかかりますのでご注意ください。

-- "イネーブルメントパッケージ(enablement package)" とは?

以前に、「Windows Update と イネーブルメント パッケージ」にてもご紹介しました。「KB5015684: 有効化パッケージを使用したWindows 10バージョン 22H2 の注目の更新プログラム」にもあるように、これを Ver.23H2 に置き換えて言えば、Ver.23H2 にて追加される機能は、これまでにも順次配信されていて、あとはこれを有効化するだけでいいような形で配信されてきています。そして Ver.23H2 というイネーブルメントパッケージを配信してこれにより有効化するという手法になっています。

なので、ダウンロードしていれるよりも、Update のほうが簡単に済んでしまうわけですね。

特別急ぐ必要がなければ、そのまま待っていても、23H2 はくるでしょうから、お待ちになってみてください。


【Windows 10 には、23H2 はあるの?】

さて、Windows 11 Ver.23H2 についてはいろんなところに情報がありますが、現在サポートが続いている Windows OS には、Windows 10 もあります。つい昨年の秋までは、Windows 10 も、Windows 11 同様に、Ver.22H2 がリリースされておりました。

であれば、Windows 10 にも、Ver.23H2 という大型の更新プログラムは来るものなのか?

答えは、
NO
です。

20231104-2-4.jpg 20231104-2-5.jpg

Windows 10 は、Ver.22H2 が最後のバージョンになります。あくまでも現時点ではということで、この先どうなるか?は不明ですが、そのブログ「Windows client roadmap update: April 2023」の中では、"As documented on theWindows 10 Enterprise and EducationandWindows 10 Home and Prolifecycle pages, Windows 10 will reach end of support on October 14, 2025. The current version, 22H2, will be the final version of Windows 10, and all editions will remain in support with monthly security update releases through that date. " とあり、
  • 2025年10月14日でサポート終了になること
  • 現在の Ver.22H2 が、最終バージョンになること
  • 毎月のセキュリティアップデートはサポート終了日まで提供されること
とあります。もちろん、Windows 10 のライフサイクルのページにも、最終バージョンとあるのでこれが変わることはないでしょう。

つまり、Windows 10 には今後セキュリティの更新プログラムは配信されますが、毎年秋(以前は、春と秋)に配信されていた大型の更新プログラムはありません。


【2022/11/08更新】

本来なら今日はWindows Updateの日....なわけですが、Windows10 や、Office には今朝の段階ではまだ更新プログラムは到着してませんでしたが、Windows 11 には、Ver.23H2 が来ていなかったもう一台にも、Ver.23H2 がとうとうやってきました。

20231108-1-1.jpg

まだ届いていないよ?という方のところにも、ぼちぼち届きだすんでしょうかね?


【2024/1/6更新】

ここ最近こちらの記事へのアクセスが多いので、ご紹介ですが、昨今の Copilot の展開状況について、以下のところで取り上げてみました。


詳細は、上記をご参照ください。上記でも触れてますが、Windows 11 Ver.23H2 で、まだ Copilot がない...という場合には、現在のアカウントがローカルアカウントではなく、Microsoft アカウントでサインインしているかどうか?確認してみてくさい。Copilot の利用には、Microsoft アカウントでのサインインが必須になります。


<参照>




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2023年11月04日

Office の基本操作 Vol.2023-11-1 アクセシビリティの向上とショートカットキーの利用

10月は、全国障害者雇用啓発月間(NDEAM)ということで、Office Insider Blog では、Microsoft 365 のアクセシビリティ機能を使用してコンテンツを作成する方法として、ショートカットキーによる操作やアクセシビリティについて何度か紹介されておりました。

20231017-5-1-1.jpg 20231017-5-1-2.jpg 20231017-5-1-3.jpg

当然ながらショートカットキーの利用は、障害を持つ人に限らず Microsoft 365 を利用する上でも、また Windows や Mac などプラットフォームを問わず PC を活用する上では、すべての人にとってその作業効率を向上させる一手段として、利用できるに越したことのない機能でもあります。

20231017-5-1-4.jpg

Ctrl + C や Ctrl + V といった、コピー&ペーストのようなものは日常ご利用の方も多いかと思いますが、当然のことながらものすごい数のショートカットキーが用意されています。詳細は、「Microsoft 365 のキーボード ショートカット」もご参照ください。

さて今回この記事の中で紹介されているショートカットキーの一つが、「Navigate between graphics using only your keyboard in Word for the web」で紹介された Word for the web のドキュメント上に貼り付けられた最初の画像を選択できるようにするショートカットキー。
  • Windowsの場合:Ctrl + Alt + "G"
  • Macの場合:Cmd + Alt + "G")
です。画像などが選択できれば、次の画像に移動するには、TAB(または Shift + TAB)で移動できるようになります。

またショートカットキーを利用してリボンを移動するということで、以下の画像にあるようなショートカットキーも紹介されています。

20231017-5-1-3.jpg

Tab、Shift+Tab、左右の矢印キー、上下の矢印キー、さらには Homeキーや、Endキー でタブ移動が可能になります。

この他にも、記事の中ではやはり以前「New Notifications pane in Outlook helps you stay on task」の中で紹介された Outlookの通知ペインについて再度紹介されております。

通知ペインを活用し、受信する通知の設定をカスタマイズすることで、より必要な情報にアクセスしやすくし作業効率を上げるための一つの機能として紹介されています。

これを機に、「Microsoft 365 のキーボード ショートカット」なども参考に、普段頻繁に使う機能があればショートカットキーでの操作方法を確認してみてもいいかもしれませんね。

アクセシビリティという点でいうと、「Empowering inclusivity: Using accessibility features in Microsoft 365」にもあるような、ナレーターのような音声によるサポートは、やはり障害の有無を問わず上手に活用するといいものですね。


<参照>




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2023年11月03日

Mac 版 Office Insider Beta Channel 更新情報

日本は連休ですが、USは平日でもありますので、次の更新プログラムが到着しております。

本日到着したこうしんプログラムは以下の通りです。

20231103-1-1.png 20231103-1-2.png
・Microsoft AutoUpdate
・Microsoft Excel 16.80.23103118
・Microsoft OneNote 16.80.23103118
・Microsoft PowerPoint 16.80.23103118
・Microsoft Word 16.80.23103118

となっております。Microsoft AutoUpdate を起動すると、最初に自身の更新が始まり、Microsoft AutoUpdte の更新後、再起動し、Office の描く更新プログラムのチェック&更新がスタートしておりました。

今回の更新内容に関する情報については、現時点で公開されているものはございませんでした。今後情報が公開された折にはあらためてご紹介させて頂きたいと思います。

ところで、Office Insider Blog に、


インクのヘルプが見つけやすくなったことが紹介されております。

この記事自体は、Windows 版 Word、Excel、PowerPoint、OneNoteといった製品が対象になるわけですが、"インク" という機能は、当然ながら、Mac 版の同様の Office の各アプリにもあるわけですが、同じ "インク" の機能であっても微妙に Mac 版には、"インクの再生" なんていう機能がなかったりします。"インク" の機能自体はかなり前からあるものでもあります。"インク" に限ったことでもありませんが、同じ Miocrosoft 365 を利用していても発生するこうした Windows 版 と Mac 版 の間の 機能的なギャップってなかなか埋まらないのは残念ですね。


【更新】

記事をアップし、程なく Microsoft Outlook の更新プログラムも遅れて到着いたしました。記事を書いている最中は、何度 Microsoft AutoUpdate でチェックかけても、なかったんですが.... きっとタイミングなんでしょうね。

20231103-1-3.png

Microsoft Outlook 16.80.23103118

ということで、これで全ての更新が到着したことになります。


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2023年11月01日

Word や Excel などのデータをもらったけど 手元のPCに、Microsoft Office がない! さてどうする? Part 2

さて、Part 1 「Word や Excel などのデータをもらったけど 手元のPCに、Microsoft Office がない! さてどうする? Part 1」では、Microsoft の正規製品での対応についてご紹介しましたが、Part 2 では後半のそれ以外のものについてご紹介していきます。

前回ご紹介した中では、
  • 有償・無償の Web 版互換製品を活用する
  • 有償・無償の互換製品を活用する
を取り上げました。今回はこうした製品についてみていきましょう。


【Web 版では定番 Google の製品】

Web 版ということでいうと真っ先に頭に浮かんでくるのは、Google の製品でしょう。

20231024-2-3-1.jpg 20231024-2-3-2.jpg 20231024-2-3-3.jpg
  • Google Docs(Microsoft Word に該当する互換製品)
  • Google Sheets(Microsoft Excel に該当する互換製品)
  • Google Slides(Microsoft PowerPoint に該当する互換製品)
利用にあたっては、Google アカウントが必要になります。

こうしたアプリだけではなく他の Google の様々なアプリなどが利用できるプランとして、Google Workspace という有償のプランも用意されているわけですが、その中に含まれている製品でもあります。

無料の Google アカウントで使用した場合と、これらの製品の機能的な違いはないようです。またモバイル版のアプリもあるので、Android や iOS を搭載したモバイルデバイス向けであれば、インストールして利用することも可能です。PCでは、Web版のみになります。

20231024-2-3-4.jpg

"box" なんていうクラウドストーレッジも利用していますが、こちらでは、"Box for Office for web" やら "Box for Google Workspace" といった形で、利用できるようになっていますが、独自のものはないようです。


【インストールして利用できる無償の互換製品】

おそらく互換アプリというと巷ではものすごい数の製品があるんでしょうね。なので、無料で使えて、私も使ったことのある製品に限定してご紹介します。

20231024-2-4-1.jpg 20231024-2-4-2.jpg
  • Apache OpenOffice
  • LibreOffice
現在、"Apache Open Office" と呼ばれているものは、かつては、2011年に開発が終了した "OpenOffice.org" と呼ばれるプロジェクトの後継プロジェクトによる製品になります。そして "OpenOffice.org" から派生したプロジェクトの製品が "LibreOffice" でもあります。

これらのプロジェクトの歴史については「File:StarOffice major derivatives.svg」(WikiMediaCommons)をご参照ください。Star Office で始まったプロジェクトから、OpenOffice.orgが派生し、その後さらに様々なプロジェクトに変わっていく様子が確認できます。

-- 製品構成:

Apache OpenOffice の場合
  • ワープロ: Writer
  • 表計算: Calc
  • プレゼンテーション: Impress
  • ベクタードローツール: Draw
  • データベース: Base
  • 数式エディタ: Math
LibreOffice の場合
  • ワープロ: Writer
  • 表計算: Calc
  • プレゼンテーション: Impress
  • ベクタードローグラフィック: Draw
  • データベース: Base
  • 数式作成: Math
で構成されています。もともとがどちらも、 OpenOffice.org の後継ツールになるので、製品構成は変わりありません。
製品自体は無料でダウンロードして利用可能です。一応プロジェクトへの参加や、寄付などの募集はしております。

こうした OpenOffice 系のものには、他にも、mac向けのNeoOffice、StarOffice(NEC)といった形で派生しています。


【有償で販売されている互換製品】

正規の Microsoft Office 製品よりも安く提供されている互換製品もいくつかあります。ソースネクストから販売されている Thinkfree Ofifce Neo、WPS Office、Word Perfect など様々なものがあります。

"一太郎" で有名な JustSystem からも、Just Office という製品がかつては 一般向けにも販売されていました。現在は法人向けに提供されているのみとなっています。一般ユーザー向けに単体販売はされていませんが、 "一太郎2023 プラチナ" 版には、"Just Office 5 Personal" として同梱されています。

-- Just Office 5 Personal の製品構成:
  • ワープロ:JUST Note 5
  • 表計算:JUST Calc 5
  • プレゼンテーション:JUST Focus 5
もとは、"一太郎2023" なわけですから、ワープロとしては、"一太郎 2023" が中心なわけですが、これに加えて、JUST PDF との連携を強化したこうした製品が同梱されています。


今回、2回にわたってご紹介した互換製品ですが、あくまでも互換製品は互換製品。なので、ファイルが開けてもレイアウトが崩れてしまう、ページ構成が変わってしまうなど、どうしても避けられないこともありますので、そのあたりは理解したうえで利用していく必要があります。



<参照>





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Windows 11 23H2 リリース!

US時間だと、この時間だとまだ 10月31日 な訳ですが、Windows 11 Ver.23H2 が正式にリリースされました。

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機能的な内容については先月下旬から順次展開されてきているのですが、本日正式に、Windows 11 23H2 がリリースされたことになります。

20231101-2-2.jpg 20231101-2-3.jpg

当然ながら Windows 11 のダウンロードサイトも、Ver.23H2 に変わりました。

ブログの中では、まずは Microsoft Teams に触れ、コミュニケーションツールとしての Teams のリニューアルについて紹介、更新後はデフォルトでタスクバーに固定されるともあります。すでに Ver.22H2(22621.2506)の段階では、Teams ではりませんが、タスクバーには Teams のチャットツールもいますし、隠れているインジケーターを開いても、Microsoft Teams もいるので、このあたりはさほど大きな変化でもないのかもしれません。

20231101-2-4.jpg

もっとも、Micrososft Teams の TechCommunity Blogs では、「New Updates to Microsoft Teams (free) on Windows 11 and Communities」と題して、今回、Windows11 23H2 と同時に更新される Microsoft Teams について紹介されているので、詳細はこちらをご参照ください。

20231101-2-5.jpg

また、Windows 11のシステムコンポーネントは、"システム" ラベルが表示されますともありますが、おそらくこれは、すでに Windows 10 の最新バージョンだと、上記のように "システム" と言うラベルがついているのでこのことなんでしょうね。Windows 11 では、23H2 を適用する前の段階では特に表示はありません。

また今回の更新プログラムは順次提供されるとはありますが、"アプリケーションの非互換性など、お客様のデバイスに問題がある可能性が検出された場合は、セーフガードホールドを適用し、その問題が解決されるまでアップデートを提供しない場合があります" ともあり、Ver.23H2 が Update をかけても自動で提供されないこともあります。その場合には、今後「Windows のリリースの正常性」にて情報が提供されることになるようです。

とりあえず手元にある PC のうち、1台には到着。もう一台はいくら更新をかけても来ないようですが、まずは到着している方から Update をかけてみますか...


【更新】

そうそう、11月1日といえば、そうです Microsoft 365 Copilot が正式提供をスタートする日でもあります。

20231101-2-6.jpg



<参照>




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Mac 版 Office Insider Beta Channel 更新情報

11月一発目の、更新情報です。本日到着した更新プログラムは以下の通りです。

20231101-1-1.png 20231101-1-2.png
・Microsoft Excel 16.80.2310.2918
・Microsoft OneNote 16.80.2310.2918
・Microsoft Outlook 16.80.2310.2918
・Microsoft PowerPoint 16.80.2310.2918
・Microsoft Word 16.80.2310.2918

今回の更新に関して、現時点で公開されている情報は特にございませんでした。今後情報が公開された折には、機会があれば随時ご紹介させて頂きます。

さて本日は、この後ご紹介しますが、Windows 11 23H2 のリリース日。OSのUpdateに奔走しそうです....


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