2023年10月03日

Mac 版 Office Insider Beta Channel 更新情報

Office for mac の Beta Channel 向けには、次の更新プログラムが到着しております。

本日到着した更新プログラムは以下の通りです。

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・Microsoft AutoUpdate 4.46.23100104
・Microsoft Teams 626463
・Microsoft Excel 16.79.23100109
・Microsoft OneNote 16.79.23100109
・Microsoft Outlook 16.79.23100109
・Microsoft PowerPoint 16.79.23100109
・Microsoft Word 16.79.23100109

Microsoft AutoUpdate が起動すると、まずは Microsoft AutoUpdate の更新がかかって一旦終了し、その後 Microsoft Office の各製品の更新プログラムが到着しておりました。

今回の更新内容に関して、現時点で公開されている情報は特にございませんでした。Microsoft AutoUpdate についても、通常版だとまだ Ver.4.63 なので、Beta Channel だとやはりちょっとバージョンは先に進んでいるんですね。


【Outlook for mac の更新状況】

Outlook チームからは、9月の更新情報が引き続き上がっていましたのでまとめてご紹介させていただきます。

2023/9/18 & 20 提供 Ver.16.78 (23091801) & 16.78 (23092001):

-- 修正 --

メール:メールの内容がプレビューペインに表示されないことがある問題を修正
カレンダー :イベント本文のテキスト色がダークモードに適応せず、macOS Sonomaでテキストの一部が読めなくなる問題を修正
クラッシュ: バックグラウンドで実行中に Outlook がクラッシュする問題を修正

-- 新機能または改善された機能 --

新しいオフィステーマ: デフォルトのフォントとして Aptos を順次展開


こちらについての詳細は上記サイトをご参照ください。


2023/9/11 & 13 提供 Ver.16.78 (23091101) & 16.78 (23091301):

-- 修正 --

メール:mailtoリンクを使用した際、プロフィール写真が正しくない問題を修正
メール:メッセージ作成中の添付ファイル更新ロジックを更新、改善
メール:マイコンピューターに保存されている場合、メール作成時にオートコンプリートの候補に連絡先が表示されない問題を修正。
メール:UTF-8でエンコードされたプレーンテキストのメールにおいて、ソースに特定の文字が含まれる場合、メールの内容が表示されない問題を修正
カテゴリー:OutlookとOWA間で一貫したカテゴリー値を持つように改善
カレンダー: IMAPユーザーが新しいイベントを作成するのをブロックしていた問題を修正
OMC: マイコンピュータ]のルートへのフォルダの移動をブロックしていた問題を修正

-- 新機能または改善された機能 --

管理者: 情報バーの保持を抑制する管理者設定を追加

詳細は、「保持メッセージを無効にする」をご参照ください。


ということで、Outlook for mac (Beta Channel向)の9月中に配信された更新内容についてご紹介させていただきました。




“心に訴えるプレゼンを行う”


出張ビジネスパック びゅう



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Copilot が Python のコード作成をお手伝い!

Excel で Python が利用できるようになること、そして、すでに Office Insider Beta Channel 向けには提供がスタートしていることはこれまでにもご紹介いたしました。

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さてその後、Beta Channel をご利用の一部ユーザーでしか利用できなかった Python も、その後、上記のブログの中でも9月の更新情報として、すべての Windows 版 Beta Channel を利用しているすべてのエンタープライズ、ビジネス、教育、ファミリーおよびパーソナルユーザーが利用できるようにその範囲も広がりました。

そんな Excel での Python の利用についてですが、その後さらに以下のような情報が公開されました。

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  1. Announcing Python in Excel: Combining the power of Python and the flexibility of Excel
  2. Introducing Copilot support for Python in Excel: Advanced Data Analysis Using Natural Language

その概要についてご紹介いたします。


【Python Editor の提供】

Announcing Python in Excel: Combining the power of Python and the flexibility of Excel」では、Excel のアドオンとして、"Python Editor" が Excel Labs より提供されるようになったことが紹介されております。

専用のコードエディタを使ってExcel上でPythonの数式を書いたり編集したりすることができるようになります。
  • コード実行の流れを結果とともに表示することができます
  • 長いコードセクションに対応しています
  • Visual Studio Code の標準機能をサポートしています
  • 断続的なコーディングワークフローのための柔軟性を持ち合わせています
といった特徴があるようです。詳細は、「Announcing Python in Excel: Combining the power of Python and the flexibility of Excel」にてご確認ください。


【Copilot がお手伝い!】

さてそして次に公開された情報が、「Introducing Copilot support for Python in Excel: Advanced Data Analysis Using Natural Language」。US時間9月21日付で公開された情報です。

Excel の Copilot が Python もサポートするようになります。

つまり、Excel の Copilot では、数式の作成、データの書式設定、データ分析の支援などの基本的な Excel の機能のサポートに加え、Pythonコードの記述という新しい方法でデータを分析・探索するところまでサポートしてくれるようになるようです。

日常的な言語を使用し、現在のデータで何をしたいかを記述するだけで、Copilot が Excel グリッドにPythonコードを生成して挿入してくれるようになる。熱いですね... 

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ブログの中では、ExcelでCopilotとPythonを使用するメリットとして、

  • データ分析に自然言語を使用:
    一例として「今後4四半期の売上を予測する」と入力すると、Copilotがコードと予測を含むPythonセルを生成してくれるようになるようです。

  • 人気のライブラリやビジュアライゼーションにアクセス:
    Copilotを使用して、予測、クラスタリング、最適化、因果モデル、統計検定、分類、サンプリングなどの高度な分析を実行できます。さらにExcelだけでは利用できないさまざまなグラフも作成可能になります。

  • 複雑な問題を反復的に分析:
    Copilot では、以前のクエリや結果のコンテキストを記憶しているので、追加の分析、フォローアップの質問、アイデアを使用して会話を続け、反復的にデータ分析を実行することができます

といったことを紹介しております。

Python in Excel が利用できるようになること、さらに Microsoft 365 Copilot が利用できるようになることなど、まだすぐにはこうしたことが現実のものになるわけではありませんが、Excel チームから発信されているこうした情報に今後もワクワクしながら期待したいところです。


【Microsoft 365 Copilotについて】

さて最後にもう一つだけ、"Microsoft 365 Copilot" についても触れておきましょう。

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Excel では、Python のコードまで作成のお手伝いをしてくれるそんな Copilot ですが、ちょっと前になりますが、正式な提供開始日と、その料金体系の発表がありました。

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  • 提供開始:2023年11月1日
  • 対象ユーザー: Microsoft 365 E3/E5, Business Standard, Business Premium
  • 料金(一人当たりの月額):$30(30ドル)
11月1日から法人ユーザー向けに提供されることになりましたが、利用にあたっては、一人につき30ドル/月が別途必要になることが発表されました。一般ユーザーは、当面対象外となっています。

詳細はまた別途取り上げてみたいと思っています。


<参照>




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Windows 10 への無償アップグレードが完全に終了

何をいまさら? な感もありますが、改めて確認してみました。

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Windows 10 へのアップグレード:よくあるご質問」の "Windows 10 への無償アップグレードは今も可能ですか?" にもありますが、公式には、2016年7月29に終了していました。

もちろん一度でも無償アップグレード期間中にアップグレードすれば、その後一度、リカバリなどして Windows 8.1 などに戻しても、再度 Windows 10 にすることも可能ではありました。しかし実際、Microsoft コミュニティなどでも、Windows 8.1 の方が普通にアップグレードされているケースも見かけてましたので、本当? 何故? ってことになっていました。

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上記の Web 「Windows Ends Installation Path for Free Windows 7/8 Upgrade」によると、無償アップグレード終了後も実のところアップグレードはできていたからだったんですね....


【改めて正式に無償アップグレード終了のアナウンス】

Windows Ends Installation Path for Free Windows 7/8 Upgrade」によれば、結局のところ、2016年7月29日を過ぎても、Windows 8.1 などからの、Windows 10 への無償アップグレードはできていたようなのですが、今回改めて完全に終了したよ?というアナウンスが、今回のものになります。

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もっとも、アップグレード機関が1年間と当初から言われていたわけで、アップグレードできたとしても自己責任でやらないといけなかったわけですし、いつ終わっても何も言えるわけでもなかったわけです。

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もちろん、Windows 10 から Windows 11 へのアップグレードは現在も引き続き無料でできるようになっています。

2021年10月4日にリリースされた Windows 11 ではありますが、「Windows 11 無償アップグレード方法や条件を解説」の "4. アップグレード Q&A" にもありますが、"2022年10月5日より前になることはありません" とあるだけで、"対象となるシステムに対する無料アップグレードに特定の終了日は設けていません"  ということなので、当然ながら1年以上経過した現在も無償での Update は可能です。

Windows 10 自体は、そのライフサイクルでは 2025年10月14日 がサポート終了日。まだちょっとある感じではありますが、Windows 11 に更新できる方は、なるべく早めに Upgrade しておいた方がいいのかもしれませんね。

-- Ver.21H2 のサポート終了:

ライフサイクルついでにもう一つご紹介しておくと、Windows 11 Ver.21H2 のサポート終了日が1週間後となりました。

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Ver.21H2 の更新は今月も届いてはいますが、来週がサポート終了。まだアップグレードされていない場合には、Windows Update などが集中する時期を避けて、なるべく早めに Ver.22H2 へのアップグレードしておくことをお勧めいたします。


<参照>



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