2023年10月28日

パブリックネットワークとプライベートネットワーク

Windows では、ネットワークのプロファイルとして、"ドメイン"、"パブリックネット" と "プライベートネット" の3つのプロファイルが用意されていて、ネットワーク接続の際に設定を行います。

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"ドメイン" の場合には、会社などで、Active Directory で管理されているネットワークに接続する場合に使用するものなので、一般のユーザーの方が、ご自宅や会社などで一般的なネットワークに使用されるケースでは関係ありませんので、多くの方は、"パブリック ネットワーク" か "プライベートネットワーク" か? になるわけです。

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上記の「Windows 10 で Wi-Fi ネットワークを公衆またはプライベートにする」にもありますが、Windows10 と Windows 11 ではちょっとこの辺りも違うようです。
  • Windows 10:「初めて Wi-Fi ネットワークに接続するとき、ネットワークや使用目的に基づいて、ネットワークを公衆またはプライベートに設定する」
  • Winodws 11:「Wi-Fi ネットワークに初めて接続すると、既定でパブリックとして設定されます。 これは 推奨される設定です 」

【ネットワークプロファイルの違い】

とりあえずその違いについて簡単に見ていきましょう。
  • パブリックネットワーク:自宅、職場、あるいは公共の場所で接続するネットワーク。こちらを選択することで、同じネットワークに接続された他のデバイスからは、こちらのPCが非表示になりす。ファイル共有やプリンターの共有などはできません。

  • プライベートネットワーク:自宅、職場などの信頼できるネットワークに接続する際に利用します。同じネットワーク上につながれたPC同士、ネットワーク上に検出され、ネットワーク上の他のPC や ネットワーク上の共有プリンターにアクセスができるようになります。
Wi-Fiで、初めてのSSIDに接続する際、「このネットワーク上の他のPCやデバイスが、このPCを検出できるようにしますか?」とメッセージが表示されますが、

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  • はい:プライベートネットワーク
  • いいえ:パブリックネットワーク
となります。


【ネットワークプロファイルを変更する】

さて今回わざわざこんなことを取り上げたのは、実はここからが本題のお話になります。手元にあるリカバリ後の Windows 10 の PC で、イーサーネットが、"パブリックネットワーク" として設定されていました。

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現在は上記のように "プライベートネットワーク" に変更できていますが、通常、Wi-Fiであろうと、イーサーネットであろうと、設定 > ネットワークとインターネット とクリックして、その "状態" のところから、"プロパティ" を開けば、"ネットワーク プロファイル" から変更ができるはず...でしたが、どうもこの画面が表示されませんでした。またイーサーネットを開いてネットワーク名のところをクリックしても反応なし。(現在は表示されるようになりました...)


-- レジストリによる調整:

結局、レジストリで調整しました。

コンピューター\HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Microsoft\Windows NT\CurrentVersion\NetworkList\Profiles\(ランダムな英数)
と開きます。この中で、"Category" のところが、
  • パブリック(Public): 0
  • プライベート(Private): 1
  • ドメイン(Domain): 2
となりますので、"0" → "1" に変更し、PCを再起動します。

でも今回は再起動しても、レジストリをプライベートに変更したはずが、再起動してみると "パブリックネットワーク" の状態でした。ただし、再起動後は、ネットワークのプロパティから、変更ができるようになりました。

ということで、今回うちの場合には、結果的には変更できるように戻ったし、その後は変更もできるようになったので、一件落着なわけです。

考えてみれば、以前にも、「ネットワークのプロファイル名を変更したい!」な記事をご紹介しましたが、ネットワーク名の変更なんてことも、レジストリから行ってましたね。


【その他の方法】

今回は、レジストリですが、この他にも設定変更方法はあります。
  1. PowerShellによる方法
  2. グループポリシーによる方法

1) PowerShell による方法:

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  1. スタートボタンを右クリックして、"Windows PowerShell(管理者)" をクリックして起動します
  2. "Get-NetConnectionProfile" と入力して、現在の状況を確認します
  3. "Set-NetConnectionProfile -InterfaceIndex 10 -NetworkCategory Private" と入力し、エンターします
  4. その後再度、"Get-NetConnectionProfile" と入力して、現在の状況を確認します

2) グループポリシーによる方法:

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  1. Windows キー+ "R" に、"gpedit.msc" と入力するか? 検索などでグループポリシーと入れて、"ローカルグループポリシーエディター" を起動します
  2. コンピューターの構成>Windowsの設定>セキュリティの設定>ネットワークリストマネージャーポリシー と開きます
  3. 現在接続されているネットワーク名をダブルクリックするか?右クリックしてプロパティを開きます
  4. プロパティの画面が表示されたら、ネットワークの場所を開いて変更します

先ほども触れましたが、「Windows 10 で Wi-Fi ネットワークを公衆またはプライベートにする」にあるように、Windows 11 の場合には、既定で "パブリックネットワーク" になるというのは、あまり今まで意識せずに変更していたせいか?気が付きませんでした...


<参照>




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2023年10月26日

Microsoft Word が、生誕40周年!

以前にも、「Microsoft Office 生誕 40周年」なんて記事を取り上げました。その時にもご紹介しましたが、Microsoft Office の始まりは、Microsoft Word でもあるわけで、つまりは、Microsoft Word の 40周年でもあるわけです。

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今回は、Office Insider Blog でも紹介されています。"40 Year of Microsoft Word" のところを見ると、Word のアイコンの変遷が紹介されていますが、こう改めてみると、"あった! あった!" と懐かしいものばかりですね。

ウィキペディアによると、1983年に誕生した Microsoft Word の始まりは、Multi-ToolWord。その後、Microsoft Word に改名。1983年11月にPC World に 無料体験版がフロッピーディスクで搭載されたのが始まり。

Microsoft Word が誕生したのは、以前にご紹介した「Microsoft Office 生誕 40周年」の中でも書きましたが、記念すべきVer.1.0が誕生したのが、1983年9月29日ということで、40周年を迎えたということになるわけですね。

その後、Office パッケージとして登場したのが、1989年6月19日になるので、すべての始まりは、この Word だったわけです。

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Google ブックスには、その当時の「InfoWord」の中で、Word が紹介された記事も読めたりしますので気になる方はご覧になってみてください。


<参照>




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macOS Sonoma Ver.14.1 リリース

macOS Sonoma が正式にリリースされてほぼひと月たとうとしてますが、macOS Sonoma に初の更新プログラムがリリースされました。

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Apple security releases」のサイトにもあるように、Safari 17.1 にはじまって、macOS Monterey、macOS Ventura など更新プログラムはかなり広範囲な製品に渡ってて提供されています。当然ながら、macOS も、サポート対象外になった Big Sur には更新プログラムは来ません。

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CVE-2023-30774、CVE-2023-40444、CVE-2023-41072、CVE-2023-41989 など、今回はかなり多くのセキュリティの脆弱性の修正のための更新プログラムになっているようです。

早急に更新の適用をお勧めいたします。


<参照>




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PC Manager で、PCのクリーンアップ

以前にも取り上げましたが、久しぶりに "PC Manager" について取り上げてみました。

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"PC Manager" の Web サイトも 日本語、中国語、ハングル語、スペイン語に対応。だいぶ以前とは変わってきたようです。

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プログラム自体は、以前ご紹介した時には "Public Preview" 版 でしたが、"Beta" 版 となりました。
さらに以前だと、中国語と英語でしか利用できなかったものが、日本語で表示されるようになりました。

現在の最新バージョンは、Ver.3.1.3.0 となっていますので、今回ちょっと確認したところでは、2023年5月22日の「Microsoft純正のシステム最適化アプリがメジャー更新、便利なツールバーを追加」(窓の杜)の記事を見ると、Ver.3.0.0.2 となっているので、その後大幅に更新されたようです。

まだ Beta 版ではありますが、Public Preview 版のころから使用していますが、古いPCとかで、すぐにメモリやCPUの使用領域が上がってしまってなかなか落ちないなんてケースには、これを利用することで、結構助かってました。
  • PCを高速化:システムをクリーンアップして、スペースを解放
  • ストレージの管理:大きなファイルの管理や、ストレージセンスとの連携
  • 正常性チェック:Microsoft Defender との連携によるウィルチェックや潜在的な問題の確認
などなど

メモリを解放してPCの動きを改善してくれるという面では非常に役立っているアプリでもあります。


<参照>




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2023年10月24日

Mac 版 Office Insider Beta Channel 更新情報

次の更新プログラムが到着しております。

本日到着した更新プログラムは、以下の通りです。

20231024-1-1.png
・Microsoft Excel 16.79.23102217
・Microsoft OneNote 16.79.23102217
・Microsoft Outlook 16.79.23102217
・Microsoft PowerPoint 16.79.23102217
・Microsoft Word 16.79.23102217

今回の更新内容に関して、現時点で公開されている情報は特にございませんでした。今後何か情報が公開された折には、あらためてご紹介させていただきます。

さて、前回ご紹介していますが、Excel で、"012" などと入力して、リターンを押すと、"12" と数値として扱われてしまうことって、Windowsに限らず、Excel for Mac でも同様でした。

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のところで、追加情報として、Excel for Mac(Microsoft 365)の画像を追加情報としてアップしていますが、Excel for Mac の場合には、
  • Mac: Ver.16.77 (ビルド23091003)またはそれ以降
であれば、最新チャンネルでも、すでにこの機能が適用済みになっているはずですので、ぜひご確認ください。

もちろん、"0" が削除されることがなくなるだけではなく、
  • ロング数値の最初の 15桁を保持し.科学的記数法で表示する
  • 文字 "E" を囲む数字を科学的数記法に基づく数値に変換する
といった項目もこの更新で追加されています。

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2023年10月23日

Word や Excel などのデータをもらったけど 手元のPCに、Microsoft Office がない! さてどうする? Part 1

日本の場合、メーカー製のPCだったりすると、ちょっとお高めだけど、プレインストール版の Microsoft Office が入っているケースが多かったりします。なので、あえて自分では別途購入することもなかった...そんな方も多いでしょう。もちろん Microsoft 365 のサブスクリプションを使っているよ?という方も多いと思います。

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Microsoft Office のご利用にあたっては、
  • PCと一緒にプレインストール版として入手する
  • ダウンロード版、POSA版などで、Office 2021 を購入する
  • ダウンロード版、POSA版などで、サブスクリプションを契約する
といった方法があります。

しかし 中古のPCを購入したり、知り合いやご両親などなど他の人から譲り受けたPCだったりすると、リカバリ後の PC だったりするわけで、Windows 10 や Windows 11 は動作していても、以前と異なって、プレインストール版の Office 製品は譲渡できなくなりましたので、Microsoft Office の 各アプリはインストールされていない... そんなケースもあるわけです。

さてそんな状況で、Word や、Excel、PowerPoint などの Office の各アプリで作成されたデータをもらってきたりした場合、印刷しないといけなくなった場合にはどうしたらいいのか?

今回はそんなケースについて考えてみました。


【どんな方法があるのか?】

一番簡単で、かつ確実なのは、やはり Amazon などの通販でダウンロード版を購入してしまってインストールすることではありますが、今回はこれはあえて除外しておきましょう。

ではどんな方法があるか?
  1. Office for the Web を利用する
  2. Office Mobile を活用する
  3. 有償・無償の Web 版互換製品を活用する
  4. 有償・無償の互換製品を活用する
まだあるのかもしれませんが、ざっと思いつくところを取り上げてみました。

一時だけデータを表示させて、印刷などにこぎつければ、あとはまたほとんど使う機会はない... そんなケースだと正規の Microsoft Office を購入するというのは、その費用を考えるとためらいがちです。もちろん、その後も継続的に使用されるという予定であれば、こうした機会に購入してしまうのも一つの選択肢ではあります。


【Microsoft アカウントさえあれば利用可能】

まずは、Microsoft の正規サービスとして展開されている
  1. Office for the Web を利用する
  2. Office Mobile を活用する
から。

1) Office for the web を利用する

"Office for the web" は、Web 版の Microsoft Office アプリになります。ここでは細かくは触れませんが、ご利用の Microsoft アカウントによっては、商用利用の可否が変わってきますのでご注意ください。

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  • Word for the web
  • Excel for the web
  • PowerPoint for the web
といった Web版の各アプリが、Microsoft Edge、Google Chrome、Safari などのブラウザを介して利用できるようになります。
インストールも必要ありませんし、また Microsoft アカウントでサインインするだけで利用できるものになります。

デスクトップ版に比べると利用できる機能に違いはありますが、Web版もどんどん進化してきていますので、利用できる機能もサービススタート当初に比べるとかなり増えてきました。

データは、すべて OneDrive に保存されます。ここで作成されたデータを印刷する場合、いったんPDFに書き出されたものを印刷する形になります。

Web版なので、当然ながらインターネット環境は必須です。


2) Office Mobile を活用する

もともとは、iPhone や、iPad、Android などを搭載したモバイルデバイス向けの製品でしたが、Windows 10 などでも利用が可能になっています。

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ただしこれも Microsoft アカウントの種類によって商用利用の可否や利用できる範囲が変わってきます。またデスクトップ版に比べるとその機能は異なります。「利用できる機能/Office Mobile」に、それぞれ製品ごとに機能比較表へのリンクが貼られていますので、詳細はそちらをご確認ください。


無料の Micorosoft アカウントのみだったとしても、Windows 10 などに入れて、従来あったようなビューワーとして利用することは可能なので、データを表示して印刷する程度のことであればこれでも十分です。またこちらの場合インストールして利用するもので、インターネットにつながっていないオフライン状態でも利用は可能です。


【Windows 標準搭載アプリ "ワードパッド"】

Word で作成されたデータであれば、Windows の標準搭載アプリでもある "ワードパッド" も互換アプリとして忘れてはいけません。テキストデータを扱う "メモ帳" と、リッチテキストエディターとしての、"ワードパッド" は、Windows 10 でも、Windows 11 でも利用可能なアプリです。

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Word 形式の DOCX 形式のデータを読み込むこともできれば、保存することも可能です。ただし、あくまでも Word 程の機能はないので、画像や表組などちょっと入り組んだレイアウトのファイルだったりすると、レイアウトが乱れたり、ページ構成が変わってしまったりすることは避けられません。比較的単純な文字データ中心の Word データであればそこそこ互換性を維持したまま開くことも可能です。

-- "非推奨の Windows 機能" に...:

実は、ちょっと前に、この "ワードパッド" が「Windows クライアントの非推奨の機能」の中で、"非推奨の Windows 機能" として追加されました。

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"非推奨の Windows 機能" とは、"機能の開発が終了" した機能ということで、上記のサイトでも、「ワードパッドは更新されなくなり、今後の Windows リリースで削除される予定です。 .txt などのプレーン テキスト ドキュメントには、.doc や .rtf、Windows メモ帳などのリッチ テキスト ドキュメントに Microsoft Wordをお勧めします」と説明されています。

ただし、こう発表されたからと言って、今日 明日 の更新で削除されるという意味ではないので、すぐになくなってしまうというわけでもありませんが、ちょっと寂しい気もしますね。


今回は長くなりましたのでここまで。
この続きは、Part 2 としてご紹介させていただきます。


<参照>





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2023年10月22日

Windows の基本操作 Vol.2023-10-2 スタートアッププログラムを管理する Part 1

Windows が起動する時に、自動的に起動してくるプログラムのことを一般的に "スタートアップ" プログラム と呼んでいます。

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その一例が、上記の画像にもあるような、タスクバーの "隠れているインジケーターを表示します" のところをクリックすると表示されるアイコンになります。もちろんタスクバーの通知領域に表示されているものも、スタートアッププログラムに該当しますし、またこうした場所に表示されずに密かにバックグラウンドタスクとして常駐してしまうものもあったりするので、これらがすべてではありません。


【PC自体の動作も左右する】

さてこうしたスタートアップのプログラムは、当然 PC 起動時に読み込まれるものなので、数が多ければ、起動して操作ができるようになるまでに時間がかかりますし、時にこうしたプログラムが正しく動作しなくなって、PC 起動時に訳の分からない エラー表示を出したりすることもあったりします。

こうしたプログラムは少ないに越したことはないわけですが、必要なものもあるので一概に何でもかんでも止めるわけにもいかないところでもあったります。


【スタートアップのプログラムを制御する】

さて今回、Windows の基本操作 Vol.2023-10-2 では、Part 1 としてこうしたスタートアップで起動してくるプログラムの管理について取り上げます。

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上記サイトにもあるように、スタートボタン > 設定 > アプリ > スタートアップ と辿っていくと、その ON/OFF の切り替えが可能です。

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-- タスクマネージャーで制御する:

サポートサイトにて紹介されている方法のほかにも、タスクマネージャーから "スタートアップ" タブ を開いて行うことも可能です。

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スタートアップタブに表示されたプログラムを選択して、タスクマネージャーの右下にある、"無効にする" あるいは "有効にする" をクリックし手その動作を制御します。


【その他の方法】

こうした基本的な方法のほかにも以下のような方法もあります。

1) アドレスバーや、ファイル名を指定して実行 から行う:

アドレスバーや、Windows+R として、"ファイル名を指定して実行" のダイアログを開いて、"shell:starup" と入力して、エンターをクリックすると、エクスプローラーにスタートアップが表示されます。ただしこちらにはすべてが表示されるわけではありません。

2) レジストリから操作する:

ユーザーごと:
・HKEY_CURRENT_USER\Software\Microsoft\Windows\CurrentVersion\Run

共通:
・HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Microsoft\Windows\CurrentVersion\Run
・HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\WOW6432Node\Microsoft\Windows\CurrentVersion\Run

ちなみに、"WOW6432Node" は、64ビット版のWindows上で、32ビットのプログラムがスタートアップに登録されたときに表示される場所です。


レジストリまでいじらなくてもたいていの場合には基本的なメニューから制御が可能なはずです。


<参照>




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2023年10月21日

一太郎、楽々はがきMax などのプログラムで脆弱性を確認、緊急アップデートモジュールが提供スタート

ジャストシステムが提供する 一太郎 2023/2022/2021 や これからシーズン本番を迎える 年賀状作成ソフト "楽々はがき Max" において、プログラムの脆弱性が確認され、その修正プログラムの提供がスタートしております。

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その影響範囲は、幅広く、一太郎といった個人向け製品だけではなく、Just Office のような法人向け製品でも影響があるようです。また体験版や、一太郎ビューワーも同様です。

なので、体験版や、一太郎ビューワーなどが導入されている場合にも、一度削除して最新版を入れなおす必要があります。


-- 脆弱性の内容:

今回公開された情報によれば、"悪用を目的に改ざんされた文書ファイルを直接開いた場合、アプリケーションが強制終了することがあります" といった内容です。
ただし、「JVN#28846531 ジャストシステム製品における複数の脆弱性」によれば、あくまでも "実証されたのは異常終了までであり、任意のコード実行は実証されていない" との事のようです。


いずれにせよ。該当製品をご利用の方は修正プログラムの適用をお勧めいたします。


<参照>




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2023年10月20日

先頭の "0" が削除されなくなる! 〜 やっと登場? Automatic Data Conversion Part 2

以前にご紹介した「先頭の "0" が削除されなくなる! 〜 やっと登場? Automatic Data Conversion」が、ついに最新チャンネルにリリースされました。

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本日付で、Office Insider Blog にて情報が公開されましたが、今回のこの記事の具体的な内容は、US時間2022年7月6日に公開された「Control data conversions in Excel」の記事のもの。

そしてその機能がついに最新チャンネルに反映するようになったわけです。

詳細は、「先頭の "0" が削除されなくなる! 〜 やっと登場? Automatic Data Conversion」をご参照いただくとして、実はこの当時と設定場所がちょっと変わったようなのでその違いについて、ここではご紹介します。


【Beta Channel の時とは設定場所が違う】

今回のこの機能、Beta Channel に公開された段階では、Excel のオプションを開いて、左ペインの「詳細設定」を開いて、右ペインの "Automatic Data Conversion(β版)" のところから行っていました。

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上記の画像は、その当時にキャプチャーした、Beta Channel の Excel のものです。

さて今回 Excel を起動して場所を確認してみると...

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左ペインの、"データ" をクリックすると、"自動データ変換" という項目があります。Beta Channel の時のような、"詳細設定" のところではないのでご注意ください。


【設定が可能な項目】

Excel のオプションダイアログを開いて、左ペインの "データ" をクリックし、"自動データ変換" という項目が追加されていますが、「Excel にテキストを入力、貼り付け、またはと見込むときに、以下のすべての規定のデータ変換を有効にする」という項目が追加されています。

20231020-4-2-3.jpg

--設定可能な項目:
  1. 先頭のゼロを削除して数値に変換する
  2. ロング数値の最初の 15桁を保持し.科学的記数法で表示する
  3. 文字 "E" を囲む数字を科学的数記法に基づく数値に変換する
  4. 連続する文字と数値を日付に変換する
  5. .csv ファイルまたは同様のファイルを読み込む際に自動データ変換があれば通知する
といったオプションを含めて、5項目になります。

これらに関しては、すでに「自動データ変換を設定する」にて公開されております。

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詳細はこちらの記事をご参照ください。

さてさてやっとタイトルにもした "先頭の "0" が削除されなくなる!" が実現したわけです。これについては、今回の設定の中の、"先頭のゼロを削除して数値に変換する" をオフにしておけば、数値に変換されずに文字列として認識されるようになります。


【既知の問題】

今回追加されたこの機能ですが、昨年のブログでもあった マクロ実行中にこの機能を無効にするということは相変わらずまだできないようです。


【利用可能な製品】

すでに最新チャンネルに公開されていますので、この機能は以下の要件を満たす すべてのユーザーが対象です。
  • Windows: Ver.2309 (ビルド16808.10000) またはそれ以降
  • Mac: Ver.16.77 (ビルド23091003)またはそれ以降

Excel for Microsoft 365 の最新チャンネルをご利用の方は是非一度ご確認ください。


【2023/10/22 更新】

うっかり忘れてましたが、こちらの機能、mac 版 の場合には以下のようになります。

20231022-0-1.jpg 20231022-0-2.jpg 20231022-0-3.jpg

Excel を起動し、メニューバーの Microsoft Excel をクリックして、環境設定を開きます
"編集" を開くと、"自動データ変換" あるいは "Automatic Data Conversion" という項目があります。

* ちなみに上記の画像は Beta Channel のものですが、すでにサポート対象外になっている Big Sur にインストールされている Excel でも同様にありました。

* 3 枚目の画像は、Big Sur 上で起動している Excel for Mac(Microsoft 365) のものです。


<参照>




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Mac 版 Office Insider Beta Channel 更新情報

次の更新プログラムが到着しております。

本日到着した更新プログラムは以下の通りです。

20231020-3.png
・Microsoft Excel 16.79.23101801
・Microsoft OneNote 16.79.23101801
・Microosft Outlook 16.79.23101801
・Microsoft PowerPoint 16.79.23101801
・Microsoft Word 16.79.23101801

今回の更新プログラムに関して、現時点で公開されている情報は特にございませんでした。
今後、情報が公開された折には、改めてご紹介させていただきます。

さて、Outlookチームからは、前回に続いて、10月の更新内容に関しての情報が公開されております。

10月9日&11日配信: Ver.16.79 (23100803) & 16.79 (23101101)

-- 修正:

メール:To/CC/BCCフィールド間でアドレスのドラッグ&ドロップやコピーペーストができない問題を修正。macOS Sonoma上で移動するとアドレスが消えておりました
メール: IMAPアカウントでRSVPが消えてしまう問題を修正
カレンダー: 新しいイベントに多くの受信者を追加すると、送信ボタンが非表示になる問題を修正
クラッシュ: 印刷時に特定のシナリオでOutlookがクラッシュする問題を修正

新機能または改善された機能、あるいは既知の問題については、ございませんでした。

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Microsoft Edge の BingChat が、Copilot のアイコンに一新!

US時間10月18日付けなので、本日提供された Microsoft Edge の更新プログラム(Ver.118.0.2088.57)より、これまでの BingChat のアイコンが、Bing のマークだったものが、Copilot に一新されました。

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Microsoft Edge のリリースノート「Release notes for Microsoft Edge Stable Channel」でもありますが、前回の 10/13 の更新 Ver. 118.0.2088.46 の中でもアイコンが更新されることが事前にアナウンスされていましたが、今回これが更新されたことになります。

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今回は、アイコンが更新されるだけでそれ以外に大きな変更はありません。10月13日までの更新については、すでに「Microsoft Edge Stable チャネルのリリース ノート」にて、日本語でも情報が提供されていますので、詳細はこちらをご確認ください。


<参照>




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2023年10月19日

新しいOutlook のその後

新しい Outlook for Windows が正式にリリースされておおよそひと月たちました。

"PRE" のついたアイコンから "NEW" に代わって、リリース当初からすると順次機能も更新されてきました。さらに、Windows 10 や Windows 11 で、メールアプリを起動すると時々「メールと予定表が Outlook になります!」なんてポップアップも表示されて、新しいOutlook への案内が表示されたりすることも多くなりました。

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"詳細を表示" をクリックすると「Windows メール、予定表、People が Outlook になりつつある」というサイトが表示されたりします。

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さてそんな "新しい Outlook" の現在の対応状況が、Outlook チームのブログで公開されていましたのでご紹介させていただきます。当然というか? Outlookチームの Technet のブログは、ここ最近は "新しいOutlook" の話題が中心になってます。


【アカウントタイプの対応状況】

US時間10月4日に公開された「nstalling the new Outlook for Windows」によれば...

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PREVIEW版が出た当初から比べるとだいぶ対応できるようになってきて、"POP" アカウントへの対応がまだだけのようです。

20231018-2-4.jpg 20231018-2-5.jpg

この点については、今回 Windows 10 のメールアプリを起動した際に表示されたポップアップから、"詳細の表示" をクリックして表示された「Windows メール、予定表、People が Outlook になりつつある」でも同様に説明されておりました。この中でもありますが、"POP" への対応も "今後数か月以内に、POP 接続のサポートをリリースします" のようなので間もなくっていうところなんでしょう。

またこのサイトの冒頭にも「2024 年以降、Windows 11デバイスには、すべてのユーザーが使用できる既定のメールボックス アプリケーションとして、新しい Outlook for Windows が無料で出荷されます」とあるように、2024年以降は、Windows 11 の場合には、現在のメールアプリはなくなって、"新しいOutlook" に移行することになります。


【Outlookの機能の違い】

ちょっと前までは、"Outlook" と言えば "Microsoft Outlook" のみでしたが、その後、"hotmail.com" が、"Outlook.com" に変わり、こちらも "Outlook" になり、OWA(Outlook Web App)とも、Outlook on the web とも言われるようになり、あちこちで "Outlook" が使用されるようになったことから、一言で "Outlook" といっても、どれを指すのか?わかりずらくなってきました。

20231018-3-1.jpg

さてそんな様々な "Outlook" で、どう機能が違うのか? これについては、「新しい Outlook for Windows の概要」の中で紹介されています。

20231018-3-2.jpg 20231018-3-3.jpg
20231018-3-4.jpg 20231018-3-5.jpg

当然ながら、"Outlook" とはいえメールアプリの延長線上にあるのが、今回の "新しいOutlook" でもあることから、現段階では Microsoft Outlook とも異なるので、Microsoft Outlook でサポートされていた "PST" ファイルについてはサポートされていません。

ただし上記にもありますが、まだ詳細は明記ありませんが、今後データのインポートなどができるようになる可能性はあるようです。


<参照>




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2023年10月17日

アプリを起動すると Dock に表示されたままになる

新しいものを使っていると、いろいろ気になる部分もあるのですが、これまで macOS Big Sur を使っていた時と違って、macOS Sonoma を使い出したら、起動するアプリが終了しているのに、Dockからアイコンが消えていない... そんなことが気になりました。

ということで、どうも基本的な機能のようですが、備忘録として取り上げてみました。


【アプリを終了してもDockにアイコンが残ったまま】

Excelや、PowerPoint などのアプリを使用して、一旦終了。その後Wordを起動してみると...

20231017-2-1.jpg 20231017-2-2.jpg

上記の画像はそんな状態です。

Word については、ちょうどまさに起動しているので、起動中のアプリでもあるから、Wordのアイコンが表示され、そこに「・」が付いていて、まさに現在動作中ということで良いわけですが、先ほど終了したはずの Excel や PowerPoint のアイコンが Dock に追加されて残ったままになっていました。

もちろん、Dock に追加されたものであれば、Controlキーを押しながらアイコンをクリックして、オプションから、"Dock から削除" とすれば良いだけなわけですが、毎回こうやって消すのも面倒ですよね?


【"デスクトップと Dock" の設定】

今回のこの設定、システム設定のところから行います。

20231017-2-3.jpg 20231017-2-4.jpg

1) Appleマーク>システム設定 と開きます

20231017-3-1.jpg

2) 左ペインの "デスクトップとDock" をクリックし、右ペインの「アプリの提案と最近使用したアプリをDockに表示」のところを "オフ" に変更します

20231017-3-2.jpg

これで、Dock に余計な表示が残ったりすることがなくなります。

要するに、"最近使用したアプリ" が "Dock" に追加されていくような機能のようです。まぁ本当によく使用するものであれば、わざわざ自分でDockに追加するような操作をしなくても良いので、そうした点からすれば便利な機能なんでしょう。

ただし、ここがオンになっているとどんどん追加されてしまうので、使い方によってはちょっと... な機能でもありますね。

macOS Sonoma を使い始めて、何となくまだまだ使い勝手が良くないな?と感じるところもあるわけですが、その一つに "スクロールバー" が表示されない部分。どうも "常に表示" する設定にしておいても、Webページの構成的なものなのか? Safari のブラウザ内だと表示されないケースもあるようで、この点は今後も使いながら確認してみようと思っています。


<参照>




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Mac 版 Office Insider Beta Channel 更新情報

ここに来て続いてますが、Mac 版 Office Insider Beta Channel の更新情報です。

本日到着した更新プログラムは以下の通りです。

20231017-1-1.png
・Microsoft Excel 16.79.23101601
・Microsoft OneNote 16.79.23101601
・Microsoft Outlook 16.79.23101601
・Microsoft PowerPoint 16.79.23101601
・Microsoft Word 16.79.23101601

今回の更新プログラムに関して、現時点で公開されている情報は特にございませんでした。

Outlook チームからは、10月に提供された更新プログラムの情報が公開されておりましたので、ご紹介させていただきます。

公開日:(US時間)10月2日・4日
バージョン: Ver.16.79 (23100109) & 16.79 (23100401)
更新内容:

--修正:

カレンダー: macOS Sonoma 上で動作する Outlook で、タイムゾーンが GMT として表示される問題を修正
連絡先: 従来の Outlook for Mac でメールを作成する際にオートコンプリートで連絡先リストが表示されない問題を修正
検索: 保存された検索フォルダで「関連するメッセージを検索」オプションが使用されている場合、Outlookがユーザーに変更を保存するよう求める問題を修正

新機能または改善された機能や既知の問題は、現時点ではないようです。




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2023年10月15日

Mac 版 Office Insiders Beta Channel 更新情報

Beta Channel には次の更新プログラムが到着しておりました。

今回到着した更新プログラムは、以下の通りです。

20231015-2-1.png
・Microsoft Excel 16.79.32101101
・Microsoft OneNote 16.79.32101101
・Microsoft Outlook 16.79.32101101
・Microsoft PowerPoint 16.79.32101101
・Microsoft Word 16.79.32101101

となっております。

現時点で今回更新された製品に関して公開されている情報は、特にございませんでした。

今後、何らか新たな機能などの紹介がされることがあれば、改めて紹介させていただく予定です。





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容易に チェックボックスの利用を可能に!

"チェックボックス" といえば、これまでであれば "開発" タブを表示させて、フォームコントロール や ActiveXコントロール からチェックボックスを選択して.... というのが導入方法でした。もちろん挿入すればそれで終わりではありません。その後の設定もさらに必要になってきます。

さて今回新たに、セル・コントロールという機能が搭載されることで、この導入がもっと容易にできるようになります。

20231012-2-1.jpg 20231012-2-2.jpg

"チェックボックス" は、データ入力を簡素化し、ユーザーのエラーを減らすという意味でも、ユーザーからの機能要望の上位を占めていたもののようですが、ついにこれが実現することになります。


対象:

Office Insider Beta Channel Ver.2310 (ビルド 196924.2000)以降


既知の問題:

現在以下の問題が確認されています。

挿入されたチェックボックスですが、DELキーなどで削除ができるものではありません。
削除に当たっては、

ホームタブ>編集グループ>クリア>書式のクリア

とすれば削除ができるようになります。


【実際の画面とその動き】

すでに Beta Channel であれば利用可能でしたので、確認してみました。

20231015-1-1.jpg 20231015-1-0.jpg

Excel を起動し、挿入タブを開くと、新たに "セル コントロール" というグループが追加されています。ブログの中でもありましたが、ここに新たに加わった "セル コントロール" の第一弾として、"チェックボックス" が加わったことになります。

上記の画像にもあるようにマウスをポイントすると「チェック ボックスの挿入」として「TRUE と FALSE の値を表示および編集するための チェック ボックスをセルに追加します。 Space キーを押すと、個々のチェック ボックスを選択したり、選択した複数の チェック ボックス を一度に切り替えたりできます。」と説明が表示されます。

20231015-1-2.jpg 20231015-1-3.jpg
  • オン:TRUE
  • オフ:FALSE
上記にもありますが、チェックボックスを挿入し、これをクリックして "オン" にすると、数式バーには、"TRUE" を返します。"オフ" にすると、"FALSE" を返します。

なので、

20231015-1-4.jpg

簡単な一例ですが、上記のような感じで、ONか?OFFか?によってフィルタで絞り込んだり、COUNTIFなどで計算したりと、従来の関数だけでも簡単に利用することができるようになるわけです。

さて第一弾として導入されたチェックボックスですが、今回から追加された "セルコントロール"。第二弾、第三弾は何になるのか?ちょっと楽しみなところでもあります。

なお現在この機能が利用できるのは、Beta Channel のみになります。通常版の最新チャンネルに展開されるまでには、まだしばらく時間がかかると思います。


<参照>




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2023年10月12日

Mac 版 Office Insider Beta Channel 更新情報

Windows Update の日でもあり、Office Update の日でもあった昨日は、なかなかこちらの更新まで確認できませんでしたが、Office Insider Beta Channel にも新たな更新プログラムが到着しております。

本日到着した更新プログラムは以下の通りです。

20231012-1-1.png
・Microsoft Teams 627656
・Microsoft Excel 16.79.23100803
・Microsoft OneNote 16.79.23100803
・Microsoft Outlook 16.79.23100803
・Microsoft PowerPoint 16.79.23100803
・Microsoft Word 16.79.23100803

以上となっております。

現時点で、今回提供された更新プログラムに関して公開されている情報は特にございませんでした。今後、ブログなどで紹介された折には機会があれば改めてご紹介させていただきます。


【Outlook for mac のりリース情報】

遅ればせながら、Outlook チームからは、9月最後の更新に関する情報が提供されておりましたので、ご紹介いたします。

9月25日・27日提供: Ver.16.78 (23092403) & 16.79 (23092701)

-- 更新内容:
  • カレンダー:会議室検索で会議室を追加した後、スケジューラーの UI に誤った会議時間範囲が表示される問題を修正
  • クラッシュ: Copilotによって生成された挿入応答をクリックすると、Outlookがクラッシュする問題を修正
となっております。


さて昨日もご紹介しましたが、 macOS Big Sur はとうとう通常版でもサポート対象外となってしまいましたね。「Microsoft 365 の各アプリが起動しない!」でもご紹介しましたが、こんなエラーが表示されて起動できなくなってしまう... そんな日も近々くるんでしょうね。

うちの Macbook Air の一号機は、ぼちぼち引退ですねぇ.... とりあえずパソコン工房あたりで中古を探してみましょうか...






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2023年10月11日

Microsoft 365 のサポート対象 macOS

ちょっと前にも、macOS に新たなバージョン macOS SONOMA Ver.14.0 がリリースされたことをご紹介しました。
さてこれに伴い Office for mac をサポートする対象 macOS も新たに変わることになります。

Microsoft AutoUpdate を起動してみると,,,,

20231011-1-0.png 20231011-1-1.png

「注意が必要なアプリ」と表示され、開いてみると各アプリのところには、「macOS のアップグレードが必要です」と表示されるようになりました。

以前、macOS Big Sur 上で、Microsoft 365 の Beta Channel を利用していたときには、いきなり Excel などのアプリが起動しなくなってエラーが表示されて利用できなくなったことをご紹介しましたが、とりあえず現段階では、Word、Excel、PowerPoint などのアプリはとりあえず動作するようですが、nacOS がサポート対象外のため、更新プログラムは受け取れなくなりました。

-- サポート対象 macOS の変更:

20231011-2-1.png

macOS をアップグレードして、Microsoft 365 および Office for Mac の更新プログラムを引き続き受信する」にもありますが、Office for mac をサポートする macOS は、最新のものを含め3つまで。

ということは、今回の macOS SONOMA の登場により....

macOS Big Sur、macOS Monterey、macOS Ventura 
⇨ macOS Monterey、macOS Ventura、macOS SONOMA  へと変更されます。

ということで今回ような症状になったわけですが、とりあえずインストール済みのアプリについてはまだ起動できます。ただしこちらもいつまで利用できるのかはなんとも言えませんので、macOS が更新可能な mac であれば、macOS を Monterey 以上に更新してご利用ください。

macOS Monterey がインストールできない古い mac の場合には買い替えを検討する時期が来たものと思ってください。昨今 macOS の脆弱性をつくゼロデイ攻撃もちょくちょく確認され、実際にその被害も確認されていたりしますので、サポート対象外の macOS を使用することは推奨されません。


【 Office 2019 もサポート終了】

さてもう一件。つい先日になりますが、Office 2019 for mac のサポートも、2023年10月10日 をもって終了しました。

20231011-2-2.png 20231011-2-3.png 20231011-2-4.png

Office 2019 もサポート対象外となります。
mac向け製品では、Office 2021 および Microsoft 365 のみがサポート対象となりますのでご注意ください。

macOS をアップグレードして、Microsoft 365 および Office for Mac の更新プログラムを引き続き受信する」や「ffice 2019 for Mac のサポート終了」にもありますが、インストール済みの Office 2019 for mac については、起動できなくなったり、データが削除されるようなことはありません。

ただし、
  • 今後不具合が見つかっても更新プログラムは提供されない
  • 新規に再意インストールしようとすると macOS のチェックの段階で、Monterey 以降でないとインストールができない
といったことになります。 

macOS Big Sur も、Ver.11.7.10 でサポートが終了しました。今後、macOS についても最近多いゼロデイ攻撃の不具合が見つかっても修復されませんので、ご注意ください。


<参照>




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2023年10月10日

Apple Store からインストールされているものか?確認する

Office for Mac の各アプリで環境設定ファイルを再構築する」の中でもご紹介しましたが、Windows でも、Mac でも 現在インストールされている Microsoft Office がどこからインストールされたものか?は最低限理解しておくべき情報です。ご自分のPCですしね....。

でも、意外と使い始めて何年も何も問題なく使えていたりすると、そんな記憶どこかに行ってしまいがちです。

20231009-5-1.jpg

Windows 向け Microsoft Office の場合、そのインストール元が Microsoft Store からのものか?(ストアアプリ版)あるいは、Microsoft アカウントのサービスとサブスクリプションなどの画面からインストールされたものか?(C2R版/クイック実行版)によって、その更新方法が異なるように、Mac 向け Microsoft Office 製品も、Apple App Store からダウンロード・インストールされたものか? Microsoft アカウントなどを介してダウンロード・インストールされたものか? によって、その更新方法が異なります。

Windows 版向けのものについては、一時期 Office 2016 や Office 2019 で、Microsoft Store 版がありましたが、
  • すでに Microsoft Store からの新規提供はストップしている
  • Microsoft Store 版であるがゆえのトラブルなどにより、C2R版に入れ直されている
といったところで現在も Microsoft Store 版をご利用の方は少なくなっている感じでもあるで、どちらの製品を使っているのか?あまり気を遣わなくていいケースが増えてきていますが、どちらの製品を使っているのか?の確認は、バージョン情報から簡単にできました。

*Office 2019 のストアアプリ版の新規導入のための提供がストップしていることに関しては、「Office 2019 のストアアプリ版の新規提供が終了」をご参照ください。

さて「Office for Mac の各アプリで環境設定ファイルを再構築する」の中でもちょっと触れましたが、更新実行したりする場合には、Mac 版もどちらを介してインストールされた製品かを理解している必要があります。もちろん、ちゃんと覚えていれば何も問題ないわけですが、すっかり記憶から情報が消し去られてしまってたりすると、Mac 版の場合には、その確認が実はなかなか大変だったりしますので取り上げさせていただきました。


【どこからインストールしたものかを確認する】

Office 用 Mac を自動的に更新する」の中で、紹介されていますが、「アプリのインストール方法がわからない場合は、ターミナル アプリから次のコマンドを使用」することで、確認ができます。

20231009-4-1.jpg 20231009-4-2.jpg

では、Excel を例に見ていきましょう!

1) まず Finder メニューから、移動 > ユーティリティ と開きます

20231009-5-2.jpg

2) ユーティリティが開いたら、その中にある "ターミナル" をダブルクリックして実行します

20231009-5-3.png 20231009-5-4.png

3) 続いて、

mdls -name kMDItemAppStoreReceiptType /Applications/Microsoft\ Excel.app

と入力し、リターンします。

20231009-5-5.png

4) その結果、

20231009-5-6.png

MDItemAppStoreReceiptType = (null)

と結果が表示されます。

Microsoft AutoUpdate による更新の場合には、この値が "null" と表示されます。一方、Apple App Store 経由でインストールされている製品の場合には、こちらが "Production" と表示されます。


ターミナルでコマンドをたたいて、結果が、"null" となるか? "Production" となるかで判断できるわけですね。


<参照>




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2023年10月09日

Office for Mac の各アプリで環境設定ファイルを再構築する

Mac 版 Office の各アプリ(Word、Excel、PowerPointなど)の動作が怪しい時の対処法について整理してみました。

macOS や、Office をアップデートしてからどうも動作がおかしい? そんな場合、最終的には削除して再インストールしないと解決しないケースもあると思いますが、そこに至るまでに確認したいことがいろいろあります。
  1. mac 自体を再起動する
  2. Microsoft AutoUpdate などで更新プログラムを適用する
  3. 環境設定ファイルを再構築する

1) mac 自体を再起動する

最も基本的な、そして誰でもできる対処法です。

それこそ昨日は問題なく動作していたとか、直近まで問題なく使えていたのであれば、まずは再起動してみましょう。


2) Microsoft AutoUpdate などで更新プログラムを適用する

更新してからおかしいような場合には、インターネット回線の接続状況などの影響により、更新が正しく適用されていないケースなどもあり得ます。そうした場合を考慮して、更新プログラムを再度適用してみます。

更新プログラムの適用はご利用環境によって異なります。「Office 用 Mac を自動的に更新する」にもありますが、App Store 経由で導入された場合には、App Store を介して、また Microsoft Store や Amazon などの正規代理店などから購入してダウンロードし、Microsoft アカウントを利用して導入された場合には、Microsoft AutoUpdate を利用して更新プログラムを適用します。

** Apple App Store を介して購入した製品であっても、導入時には Microsoft アカウントとの紐づけが行われます。App Store を介して購入した製品であっても、Microsoft アカウントにサインインしてサービスとサブスクリプションの画面などからインストールされている場合には、Microsoft AutoUpdate を利用して更新プログラムを適用します。


-- Apple の App Storeを介して更新するケース:

20231008-1-1-1.png
App Store を開いて、左ペインの "アップデート" をクリックして更新を適用します。


-- Microsoft AutoUpdate を介して更新するケース:

  • Word、Excelなどのアプリを開いて、ヘルプ > 更新プログラムのチェック とクリックして、Microsoft AutoUpdate を起動します。
  • 続いて "更新プログラムの確認" をクリックします。

-- Microsoft から直接ダウンロードする:

Microsoft のサイトからダウンロードしてインストールしている場合には、Microsoft AutoUpdate の他にも、直接ダウンロードすることも可能です。「Office for Mac の更新履歴」の "Office for Mac のリリース履歴" にもありますが、こちらのサイトから直接 "更新プログラムパッケージ" のダウンロードが可能です。

20231008-1-3.jpg 20231008-1-4.jpg

ちなみに、「Office for Mac の更新履歴」には更新パッケージプログラムの他に、"インストールパッケージ" も用意されています。インストールパッケージプログラムは、Officのすべてのプログラムを再インストールするために利用するものです。

更新プログラムの提供直後は、Office スイート(Office全体)のインストールパッケージの他にも、単体製品のインストールパッケージも提供されています。ただし単体製品のインストールパッケージは、一定期間過ぎるとその提供は終わってしまいます。なので製品単体で入れ直しができるのは、更新プログラムが提供された直後ぐらいと考えておいたほうがよろしいかと思います。


3) 環境設定ファイルを再構築する

さて更新を適用しても改善されない場合には、次に "環境設定ファイル" の再構築を行います。この環境設定ファイルは、「Office for Mac のアンインストール」にもありますが、macOS のバージョンによって場所が異なります。

20231008-2-1.jpg

・macOS 10 以前(Catalina 10.15、Mojave 10.14、10.13 など):
  1. Finder メニューから、Option キーを押しながら、"移動" をクリックすると、"ライブラリ" が表示されますのでクリックして開きます。
  2. Containersフォルダを開くと、
    com.microsoft.Excel などのように、"com.microsoft.****" (****は製品名) といったフォルダがありますので、不具合の発生しているアプリの該当データをいったんこれをデスクトップなどに移動します。
  3. いったん画面を閉じて、不具合の発生していたアプリを起動します。これで、そのアプリが正常に起動するようであれば、デスクトップに移動した、"com.microsoft.****" というデータは削除しても問題ありません。

・macOS 11 以降(Big Sur 11.0、Monterey 12.0、Ventura 13.0、Sonoma 14.0):
  1. Finder メニューから、Option キーを押しながら、"移動" をクリックすると、"ライブラリ" が表示されますのでクリックして開きます。
  2. Containersフォルダを開くと、
    Microsoft.Excel などのように、"Microsoft.****" (****は製品名) といったフォルダがありますので、不具合の発生しているアプリの該当データをいったんこれをデスクトップなどに移動します。
  3. いったん画面を閉じて、不具合の発生していたアプリを起動します。これで、そのアプリが正常に起動するようであれば、デスクトップに移動した、"Microsoft.****" というデータは削除しても問題ありません。
** 「Office for Mac の設定ファイルを再構築する方法」(Sway)の記事でも触れられていますが、Microsoft Outlook の場合には、こうした環境設定ファイルの中に、Outlook のデータなどが含まれているケースもありますので、ご注意ください。


今回は削除&再インストールではなく、環境設定ファイルの再構築までのご紹介なので深く触れていませんが、これでも改善されない場合には、再インストールが必要になってきます。

この場合、「Office for Mac を再インストールの前に完全にアンインストールして、問題のトラブルシューティングを行う」にある方法で、関連ファイルを含めすべてを削除して行う必要があります。

この際、ライブラリの Group Containers フォルダにある
  • UBF8T346G9.ms
  • UBF8T346G9.Office
  • UBF8T346G9.OfficeOsfWebHost
といったファイルも削除することになりますが、次回機会があればこれらのファイルがどういうものなのか?について取り上げてみたいと思います。再インストールするからと言って、実はこれらのファイルも安易に削除していいものではなかったりします...。


<参照>



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2023年10月08日

Excel for the web で、 PowerAutomate の利用が可能に!

Web版 Excel (Excel for the web)にて、PowerAutomate の利用が可能になりました。新たに "自動化" タブが用意されているようです。

US時間10月5日に公開された TechCommunity の Excel チームのブログによれば、この機能、ユーザーはまだ限定ですがすでに利用可能になっているようです。

20231007-1-1.jpg 20231007-1-2.jpg


--利用対象:

・Microsoft 365(EDUライセンス、E3/E5)
* その利用対象が限定されています。一般ユーザーは利用できません

PowerAutomate というどちらかといえば業務効率化を念頭に置いた機能でもあるので、現時点ではその利用対象が学校などの教育機関や、大企業向けの E3/E5 というユーザーに限定されているようです。

ただしこちらの環境でご利用のユーザーの方はすでに利用可能になっています。


--自動化タブを開く:

Excel for the web を起動すると、"自動化" タブがあります。こちらを開くと、"フロー テンプレート" グループに、"作業の自動化" と言う項目がありますのでこちらをクリックします。

20231007-2-1.jpg 20231007-2-2.jpg

"作業の自動化" にマウスをポイントすると、「PowerAutomateを使用してフローを作成し、反復タスクを自動化します」と表示されます。
"作業の自動化" をクリックすると右側に作業ウィンドウが表示され、PowerAutomateのポピュラーなテンプレートが表示されます。
今回こうして、事前に作成されたテンプレートへのアクセスが提供されるようになりました。

20231007-2-3.jpg 20231007-2-4.jpg

最後にある "See all templates" をクリックすると....

20231007-2-5.jpg

テンプレートの一覧の画面になります。

ブログの中では、その一例として、"Excelワークシートのエイリアスに受信メールを監視する" というテンプレートを使えば、Eメールから顧客からのフィードバックを自動的に取得。Web用Excelワークシートに保存。このテンプレートを使えば、企業は顧客からのフィードバックを一元的に追跡することができ、顧客ニーズへの対応や顧客満足度の向上が容易になるだろうとあります。


PowerAutomateに関しては上記サイトを参照するように紹介されております。

先日の Python といい、今回の PowerAutomate といい、業務効率の改善に向けて Excel はどんどん進化していくようです。


<参照>





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2023年10月07日

Windows の基本操作 Vol.2023-10-1 Windows Experience Index でPCを確認する

ウィンドウズ・エクスペリエンス・インデックス(Windows Experience Index)って聞いて懐かしい〜!って思われる方もいらしゃるかもしれませんね。

20231006-2-1.jpg 20231006-2-2.jpg 20231006-2-3.jpg


かつて、Windows 7 のころだと、コントロールパネル > システムとセキュリティ > システム と開いて、"Windows エクスペリエンスインデックス" とクリックすると表示されていたあのスコアです。

20231006-2-4.jpg

Windows 10 になってからはすっかりご無沙汰だったわけですが、先日、Windows Team の Facebook の投稿を見ていたら以下のような「【エクスペリエンス インデックスを確認する】」というタイトルの投稿がを見かけました。Windows 11 でも利用もできるんだよ? というこの機能。

改めて、Windows 10 & Windows 11 にて確認してみました。


-- ウィンドウズ・エクスペリエンス・インデックスとは?:

まずは、"ウィンドウズ・エクスペリエンス・インデックス" をご存じない方のために簡単に説明しておきます。

"ウィンドウズ・エクスペリエンス・インデックス" とは、いわゆるベンチマークといって、そのPCの能力を表示してくれる機能です。詳細な情報まで表示されるわけでもないので、巷の専門のベンチマークアプリに比べれば簡易機能ということになりますが、現在のPCのハードウェアの状況を評価してくれる一つの目安となる機能であることには違いありません。


-- どんな内容が確認できるのか?:

今回ご紹介する PowerShell による方法ですが、Windows Teamの投稿にもありますが、

20231006-2-4.jpg
  1. CPUScore:プロセッサ(CPU)の速度スコア(1秒あたりの計算)
  2. D3DScore:ゲーム用グラフィックスの3D処理のスコア(Windows 8.1/10/11では計測されない)
  3. DiskScore:プライマリハードディスクのスコア(データ転送速度)
  4. GraphicsScore:グラフィックスの2D処理のスコア
  5. Memory:メモリのスコア(1秒あたりのメモリ操作速度)
といったものの評価が確認できます。

「ディスクとメモリーのサブスコアが低い場合は、パフォーマンス低下の原因になっている可能性があります」とか、「ハードウェア交換・増設後の計測や、複数の PC を比較」として利用することで、現在使用中のPCを評価するための一つの目安ともなるものです。


【PowerShell を利用して、Windows 10/11 で実行してみる】

では、Windows 10 /Windows 11 でのその実行方法を見ていきましょう! 以下の画像は、Windows 10 のケースですが、Windows 11 でも基本的な作業は一緒です。
  • スタートボタンを右クリックして、「Windows PowerShell (管理者)」を起動します
    もし右クリックしても表示されない場合には、スタート>Windows PowerShell と辿って、Windows PowerShell を右クリックして、"管理者として実行" をクリックして起動します

    20231006-3-1.jpg 20231006-3-2.jpg
  • 続いて、「get-ciminstance win32_winsat」のコマンドをコピーして貼り付けて、Enter を押します

    20231006-3-3.jpg 20231006-3-4.jpg

  • ウィンドウズ・エクスペリエンス・スコアが表示されます

    20231006-3-5.jpg

さらに詳しく調べたい場合には、「winsat formal」と入力して、Enter をすれば、さらに詳細な情報が確認できます。ここまでくると、一般のユーザーではなかなかどう評価していいものなのか? 理解しきれないところもあると思いますので、スコア表記された数値の方がわかりやすいかもしれませんね。
20231006-3-6.jpg 20231006-3-7.jpg

お恥ずかしながら、うちのしょぼいPCなわけですが、ディスクのスコアや、グラフィックスなど15年もののPCなのでかなり低いことが確認できますね。まぁ、とりあえず事務作業する上ではブンブンうなりながらでも今のところは、Windows 10 で動いているのでよしとします。

20231006-3-8.jpg

ちなみに、Windows 11 の場合には、スタートボタンを右クリックして、"ターミナル(管理者)"  をクリックするか? あるいは、スタートボタンから、すべてのアプリを開いて、"Windowsツール" とクリックして開くと、"Windows PowerShell" がありますので、右クリックして、"管理者として実行" から起動してみてください。

こちらのPCを見てちょっと安心しました。


<参照>




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2023年10月06日

Mac 版 Office Insider Beta Channel 更新情報

Beta Channel には早くも次の更新プログラムが到着しております。

本日到着した更新プログラムは、以下の通りです。

20231006-1-1.png
・Microsoft Excel 16.79.23100401
・Microsoft OneNote 16.79.23100401
・Microsoft Outlook 16.79.23100401
・Microsoft PowerPoint 16.79.23100401
・Microsoft Word 16.79.23100401

以上となっております。

現時点で今回の更新に関する情報は、確認する限りではございませんでした。

今後情報が公開されましたら改めてご紹介させていただきます。

ところで、先日日本時間で言うと深夜になりますが、Microsoft OneDrive について、今後展開される新たな機能や取り組みが発表されました。Windows ・ Mac を問わず、OneDrive を介しての情報共有や、ネットワークストーレッジとしての OneDrive の機能など様々な取り組みが今後順次展開されていきます。


詳細はぜひ上記 OneDrive チームのブログをご参照ください。




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2023年10月05日

Microsoft Outlook で編集記号の表示・非表示を切り替える

普通にみれば簡単な設定なんですが、どうも入り方によってその設定が表示されないなんてことがあって、どっぷりはまってしまったので、備忘録として取り上げてみました。

20231005-1-2.jpg 20231005-1-3.jpg

上記のようにMicrosoft のサポートページにも「編集記号の表示と非表示を切り替える」とあるように特別難しそうな設定なわけではありませんよね。でも意外とはまっている方もいらっしゃいませんでしょうか?


【編集記号とは?】

改行や、空白(全角・半角)、隠し文字や、アンカー記号などの書式設定のマークになります。普段表示されていないと、特に気にならなかったものの、何かの設定が変わったのを機に、逆に表示されるようになってたりすると気になって仕方ない.... そんな方もいらっしゃるのではないでしょうか?

20231005-1-1.jpg

ちょうど上記は、Microsoft Outlook for Microsoft 365 の、メール作成画面を開いた時の画面になりますが、右端の改行のマークなどが編集記号になります。


【表示・非表示の設定】

サポートページにもありますが、この表示・非表示の設定については、"Outlookのオプション" ダイアログから行います。
ということで、

20231005-2-1.jpg 20231005-2-2.jpg
  1. Microsoft Outlook の画面から、ファイル > オプション と開きます
  2. 左ペインの "メール" をクリックして、"メッセージの作成" のところにある、"編集オプション" をクリックします
  3. そして "編集オプション" は表示されますが、左ペインの表示された画面を見ても、本来あるはずの "表示" がありません

本来であれば「編集記号の表示と非表示を切り替える」にもあるように....

20231005-2-3.jpg

というような画面が出ないといけないわけですが、左ペインのところのメニューを比較しても、明らかですが、"表示" という項目はなく当然ながら、編集記号の表示・非表示を切り替える項目もありません。


【"Outlook のオプション" の開き方が異なる】

さてではどうやったら、こうした編集記号の表示・非表示を切り替えるダイアログを表示させられるのでしょうか? 実は、「編集記号の表示と非表示を切り替える」にある通りなのです。

20231005-3-1.jpg

上記の赤枠のところをよく確認しましょう。「新しいメール メッセージから、 [ファイル> オプション] > [ エディター オプション] >[表示] を選択します」とありますよね?(サポートの文章に誤りがあるので修正して引用しています

つまり "Outlook のオプション" を開く場合、Microsoft Outlook の本体の画面からではなく、メッセージの作成画面から行う必要があります。

1) まず Microsoft Outlook を起動し、"新しいメール" をクリックして、メッセージ作成画面を表示します

20231005-3-2.jpg

2) このメッセージ作成画面のファイルメニューをクリックして、オプションをクリックし、"Outlookのオプション" ダイアログを表示させます。ここがポイントです

20231005-3-3.jpg

3) あとは通常通りで、左ペインのメールをクリックし、右ペインの "メッセージの作成" のところにある "編集オプション" をクリックします

20231005-3-4.jpg

4) そして表示されたダイアログが以下の通り。左ペインの "表示" をクリックすれば、"常に画面に表示する編集記号" のところから表示・非表示の切り替えが可能になります

20231005-3-5.jpg

5) そして、例えば "段落記号" の 表示をオフにすれば.... 以下の通り改行マークは表示されなくなります

20231005-3-6.jpg


この段落記号や、全角のスペース(白い四角マーク)や半角のスペース("・")、そしてタブ(→)などの編集記号自体は、特別印刷するときに何か影響があるわけでもないので、気にする必要もないかもしれませんが、普段出てなかったのにいつの間にか表示されるようになって気になる....

20231005-3-7.jpg

そんな場合には、こちらの設定を確認してみてください。


"Outlook のオプション" ダイアログからやるんでしょ? なんて言って、よく確認もせずに、Outlook のオプション画面を開いてもない... ちょっと慌ててしまいましたが、よくよくサポートページの説明通りにやれば問題ないわけで、思い込みは厳禁....っていう自分に対する戒めの意味も含めて取り上げました。

... 反省...


<参照>




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2023年10月04日

Windows 11 21H2 は、2023/10/10 でサポートが終了します

Winodws 11  Ver.21H2 のサポート終了日が近づいてきました。

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Windows のライフサイクルとサービシングの更新情報」中でも触れられているように、以前までであれば、Windows 10 の場合には、年2回春と秋に、大きな更新プログラムが提供されていました。

Windows 11 がリリースされたのを機に、Windows 10 & Windows 11 共にこれが、年1回に変更になりました。

こうしてスタート、2021年10月4日にリリースされた Windows 11 21H2 ですが、「Windows 11 Home and Pro」にもあるように、2023年10月10日で、サポート終了を迎えます。

Windows 11 ならまだ大丈夫?と思って、Ver.22H2 にあげずにご利用の方も多いようなので、間際になると何かとバタバタしがちですから、今週中なるべく早めに Ver.22H2 にアップデートしておくことをおすすめいたします。

サポート終了まで1週間を切りました。くれぐれもご注意ください。ちなみに、まもなく Windows 11 向けには、Ver.23H2 の配信がスタートするわけですが、現在の最新バージョンになる Ver.22H2 のサポート期限は、2024年10月8日 となっています。

参考までに、Windows 10 の場合には、2023年6月13日 に Ver.21H2 のサポートは終了しております。

また「Windows 10 Home and Pro」(ライフサイクル)にもありますが、「Windows 10 は 2025 年 10 月 14 日にサポート終了となります。 現在のバージョンである 22H2 は Windows 10 の最終バージョンであり、すべてのエディションはその日まで毎月のセキュリティ更新プログラムのリリースで引き続きサポートされます」とあるように、Windows 10 の場合には、サポート終了まで、Windows 11 でいうところの Ver.23H2 のような大きな更新プログラムが提供されることはありません。


<参照>



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2023年10月03日

Mac 版 Office Insider Beta Channel 更新情報

Office for mac の Beta Channel 向けには、次の更新プログラムが到着しております。

本日到着した更新プログラムは以下の通りです。

20231003-6-1.png
・Microsoft AutoUpdate 4.46.23100104
・Microsoft Teams 626463
・Microsoft Excel 16.79.23100109
・Microsoft OneNote 16.79.23100109
・Microsoft Outlook 16.79.23100109
・Microsoft PowerPoint 16.79.23100109
・Microsoft Word 16.79.23100109

Microsoft AutoUpdate が起動すると、まずは Microsoft AutoUpdate の更新がかかって一旦終了し、その後 Microsoft Office の各製品の更新プログラムが到着しておりました。

今回の更新内容に関して、現時点で公開されている情報は特にございませんでした。Microsoft AutoUpdate についても、通常版だとまだ Ver.4.63 なので、Beta Channel だとやはりちょっとバージョンは先に進んでいるんですね。


【Outlook for mac の更新状況】

Outlook チームからは、9月の更新情報が引き続き上がっていましたのでまとめてご紹介させていただきます。

2023/9/18 & 20 提供 Ver.16.78 (23091801) & 16.78 (23092001):

-- 修正 --

メール:メールの内容がプレビューペインに表示されないことがある問題を修正
カレンダー :イベント本文のテキスト色がダークモードに適応せず、macOS Sonomaでテキストの一部が読めなくなる問題を修正
クラッシュ: バックグラウンドで実行中に Outlook がクラッシュする問題を修正

-- 新機能または改善された機能 --

新しいオフィステーマ: デフォルトのフォントとして Aptos を順次展開


こちらについての詳細は上記サイトをご参照ください。


2023/9/11 & 13 提供 Ver.16.78 (23091101) & 16.78 (23091301):

-- 修正 --

メール:mailtoリンクを使用した際、プロフィール写真が正しくない問題を修正
メール:メッセージ作成中の添付ファイル更新ロジックを更新、改善
メール:マイコンピューターに保存されている場合、メール作成時にオートコンプリートの候補に連絡先が表示されない問題を修正。
メール:UTF-8でエンコードされたプレーンテキストのメールにおいて、ソースに特定の文字が含まれる場合、メールの内容が表示されない問題を修正
カテゴリー:OutlookとOWA間で一貫したカテゴリー値を持つように改善
カレンダー: IMAPユーザーが新しいイベントを作成するのをブロックしていた問題を修正
OMC: マイコンピュータ]のルートへのフォルダの移動をブロックしていた問題を修正

-- 新機能または改善された機能 --

管理者: 情報バーの保持を抑制する管理者設定を追加

詳細は、「保持メッセージを無効にする」をご参照ください。


ということで、Outlook for mac (Beta Channel向)の9月中に配信された更新内容についてご紹介させていただきました。




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Copilot が Python のコード作成をお手伝い!

Excel で Python が利用できるようになること、そして、すでに Office Insider Beta Channel 向けには提供がスタートしていることはこれまでにもご紹介いたしました。

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さてその後、Beta Channel をご利用の一部ユーザーでしか利用できなかった Python も、その後、上記のブログの中でも9月の更新情報として、すべての Windows 版 Beta Channel を利用しているすべてのエンタープライズ、ビジネス、教育、ファミリーおよびパーソナルユーザーが利用できるようにその範囲も広がりました。

そんな Excel での Python の利用についてですが、その後さらに以下のような情報が公開されました。

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  1. Announcing Python in Excel: Combining the power of Python and the flexibility of Excel
  2. Introducing Copilot support for Python in Excel: Advanced Data Analysis Using Natural Language

その概要についてご紹介いたします。


【Python Editor の提供】

Announcing Python in Excel: Combining the power of Python and the flexibility of Excel」では、Excel のアドオンとして、"Python Editor" が Excel Labs より提供されるようになったことが紹介されております。

専用のコードエディタを使ってExcel上でPythonの数式を書いたり編集したりすることができるようになります。
  • コード実行の流れを結果とともに表示することができます
  • 長いコードセクションに対応しています
  • Visual Studio Code の標準機能をサポートしています
  • 断続的なコーディングワークフローのための柔軟性を持ち合わせています
といった特徴があるようです。詳細は、「Announcing Python in Excel: Combining the power of Python and the flexibility of Excel」にてご確認ください。


【Copilot がお手伝い!】

さてそして次に公開された情報が、「Introducing Copilot support for Python in Excel: Advanced Data Analysis Using Natural Language」。US時間9月21日付で公開された情報です。

Excel の Copilot が Python もサポートするようになります。

つまり、Excel の Copilot では、数式の作成、データの書式設定、データ分析の支援などの基本的な Excel の機能のサポートに加え、Pythonコードの記述という新しい方法でデータを分析・探索するところまでサポートしてくれるようになるようです。

日常的な言語を使用し、現在のデータで何をしたいかを記述するだけで、Copilot が Excel グリッドにPythonコードを生成して挿入してくれるようになる。熱いですね... 

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ブログの中では、ExcelでCopilotとPythonを使用するメリットとして、

  • データ分析に自然言語を使用:
    一例として「今後4四半期の売上を予測する」と入力すると、Copilotがコードと予測を含むPythonセルを生成してくれるようになるようです。

  • 人気のライブラリやビジュアライゼーションにアクセス:
    Copilotを使用して、予測、クラスタリング、最適化、因果モデル、統計検定、分類、サンプリングなどの高度な分析を実行できます。さらにExcelだけでは利用できないさまざまなグラフも作成可能になります。

  • 複雑な問題を反復的に分析:
    Copilot では、以前のクエリや結果のコンテキストを記憶しているので、追加の分析、フォローアップの質問、アイデアを使用して会話を続け、反復的にデータ分析を実行することができます

といったことを紹介しております。

Python in Excel が利用できるようになること、さらに Microsoft 365 Copilot が利用できるようになることなど、まだすぐにはこうしたことが現実のものになるわけではありませんが、Excel チームから発信されているこうした情報に今後もワクワクしながら期待したいところです。


【Microsoft 365 Copilotについて】

さて最後にもう一つだけ、"Microsoft 365 Copilot" についても触れておきましょう。

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Excel では、Python のコードまで作成のお手伝いをしてくれるそんな Copilot ですが、ちょっと前になりますが、正式な提供開始日と、その料金体系の発表がありました。

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  • 提供開始:2023年11月1日
  • 対象ユーザー: Microsoft 365 E3/E5, Business Standard, Business Premium
  • 料金(一人当たりの月額):$30(30ドル)
11月1日から法人ユーザー向けに提供されることになりましたが、利用にあたっては、一人につき30ドル/月が別途必要になることが発表されました。一般ユーザーは、当面対象外となっています。

詳細はまた別途取り上げてみたいと思っています。


<参照>




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Windows 10 への無償アップグレードが完全に終了

何をいまさら? な感もありますが、改めて確認してみました。

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Windows 10 へのアップグレード:よくあるご質問」の "Windows 10 への無償アップグレードは今も可能ですか?" にもありますが、公式には、2016年7月29に終了していました。

もちろん一度でも無償アップグレード期間中にアップグレードすれば、その後一度、リカバリなどして Windows 8.1 などに戻しても、再度 Windows 10 にすることも可能ではありました。しかし実際、Microsoft コミュニティなどでも、Windows 8.1 の方が普通にアップグレードされているケースも見かけてましたので、本当? 何故? ってことになっていました。

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上記の Web 「Windows Ends Installation Path for Free Windows 7/8 Upgrade」によると、無償アップグレード終了後も実のところアップグレードはできていたからだったんですね....


【改めて正式に無償アップグレード終了のアナウンス】

Windows Ends Installation Path for Free Windows 7/8 Upgrade」によれば、結局のところ、2016年7月29日を過ぎても、Windows 8.1 などからの、Windows 10 への無償アップグレードはできていたようなのですが、今回改めて完全に終了したよ?というアナウンスが、今回のものになります。

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もっとも、アップグレード機関が1年間と当初から言われていたわけで、アップグレードできたとしても自己責任でやらないといけなかったわけですし、いつ終わっても何も言えるわけでもなかったわけです。

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もちろん、Windows 10 から Windows 11 へのアップグレードは現在も引き続き無料でできるようになっています。

2021年10月4日にリリースされた Windows 11 ではありますが、「Windows 11 無償アップグレード方法や条件を解説」の "4. アップグレード Q&A" にもありますが、"2022年10月5日より前になることはありません" とあるだけで、"対象となるシステムに対する無料アップグレードに特定の終了日は設けていません"  ということなので、当然ながら1年以上経過した現在も無償での Update は可能です。

Windows 10 自体は、そのライフサイクルでは 2025年10月14日 がサポート終了日。まだちょっとある感じではありますが、Windows 11 に更新できる方は、なるべく早めに Upgrade しておいた方がいいのかもしれませんね。

-- Ver.21H2 のサポート終了:

ライフサイクルついでにもう一つご紹介しておくと、Windows 11 Ver.21H2 のサポート終了日が1週間後となりました。

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Ver.21H2 の更新は今月も届いてはいますが、来週がサポート終了。まだアップグレードされていない場合には、Windows Update などが集中する時期を避けて、なるべく早めに Ver.22H2 へのアップグレードしておくことをお勧めいたします。


<参照>



やっぱり 15インチクラスは欲しい!
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