2023年09月19日

「メモ帳」に新たに加わった "自動保存" の機能

今月の初めに「Snipping Tool と メモ帳がアップデート 〜 メモ帳 編」の中で、メモ帳に "自動保存" の機能が搭載されることをご紹介いたしました。

しかし残念ながらあの段階では、まだ利用できるような環境にはなっていなかったため、具体的にご紹介することもできませんでしたが、今回、Snipping Tool でキャプチャーした画像をテキストに貼り付けようとしたら自動保存のポップアップが表示。この機能が利用できるようになったことが確認できましたので、改めてのご紹介となりました。

前回の段階での状況は....

20230905-3-2.jpg  20230905-3-3.jpg

といった状況でした。そして今回改めてご紹介するメモ帳は...

20230917-2-1.jpg 20230917-2-2.jpg

ご覧いただくとお分かりいただけると思いますが、

Ver.11.2307.22.0Ver.11.2307.25.0 とバージョンアップしてました。そして、新たに「メモ帳の起動時」というメニューが追加されております。

ここを開くと、
  1. 前のセッションからコンテンツを開く
  2. 新しいウィンドウを開く
が追加されていました。
つまりこれが自動保存と言われていた機能になるようです。デフォルトでは、「前のセッションからコンテンツを開く」が選択されていました。

ということからすると、「自動保存」というのは、自動的にファイルがドキュメントとして保存されるというというよりも、むしろメモ帳の起動時に、前回のセッションが復元されるということのようです。復元されるということですが、セッションの復元といっても、一回だけ復元されるというものでもないようで、前回のセッションが保存されているという感じのようです。

なのでファイルとして必要な場合には、やはりきちんと「名前を付けて保存」として保存する必要があります。

仮にこちらの設定を「新しいウィンドウを開く」とすれば、前回保存していなかったセッション情報は復元されないので、新たに開いたデータのみなわけですので従来通りな形ではあります。

20230917-2-3.jpg 20230917-2-4.jpg

しかし保存するか?しないか? メモ帳のアプリ本体の右上の閉じるボタンを押しても聞いてこないので、デフォルトの状態で、メモ帳を終了させると、次回 新規に起動した際にはタブがどんどん増えていくということになってしまいます。

それぞれのタブの閉じるボタンをクリックすれば、保存するかどうか聞いてきます。ファイル>名前を付けて保存 で保存してから各タブの閉じるボタンで終了すれば、次回起動時には「前のセッションからコンテンツを開く」が選択が選択されていても、きちんと新規の画面しか起動してこなくなるようです。


<参照>




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posted by クリック at 10:00| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | Windows11 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする