2023年09月07日

Snipping Tool と メモ帳がアップデート 〜 メモ帳 編

さて前回は、「Snipping Tool と メモ帳がアップデート 〜 Snipping Tool 編」として、Snipping Tool についてご紹介しました。
今回はもう一つの変更点である "メモ帳" についてご紹介します。

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前回同様に書きますが、今回追加された機能は、
  1. Snipping Tool
  2. メモ帳
の2製品にになります。


-- 対象製品:

Windows 11
Windows Insider Canary Channel & Dev Channel

ということは一緒です。


2) メモ帳(Ver.11.2307.22.0)

Windows 11 のメモ帳が大きく変わったのは先日もご紹介していますが「メモ帳のタブ表示機能が、Windows 11 通常版に展開!」にあるように、タブ表示機能が搭載されたことでしょう。現在は通常版でも利用できるようになっています。

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さてそんなメモ帳ですが、今回新たにセッションの自動保存の機能が追加されているようです。ブログの中では、「With this update, Notepad will start automatically saving your session state allowing you to close Notepad without any interrupting dialogs and then pick up where you left off when you return.」(「New Updates for Snipping Tool and Notepad for Windows Insiders」より引用)とあり、今回のアップデートにより、メモ帳のセッション状態が自動的に保存されるようになって、ダイアログを中断することなくメモ帳を閉じることができ、また戻ったときに中断したセッションを再開することができるようになっるようです。

ただしこちらの機能については、すべての Canarry Channel/Dev Channel ユーザーに一気に展開されるわけではなく、製品チームでは、フィードバックなどを監視しつつ、今後どう展開するのかを検討していくようです。


【現在の Canary Channelで確認】

では、手元の Canary Channel の Windows 11 で確認してみましょう。

20230905-3-2.jpg 20230905-3-3.jpg

当然ながら、Windows 10 と違って、タブ表示ができるようになり、どのデータの保存についても、"すべて保存" なんていう項目がついていることは、これまでにもご紹介してきたとおりです。

一応手元の Canary Channel のメモ帳は、Ver.11.2307.22.0 と該当のバージョンにはなっていますが、この機能は利用できるようにはなっていませんでした。

なぜか?というと、そのブログの中では、「You can turn this feature off in app settings if you would prefer to have a fresh start every time you open Notepad.」とあるように、アプリの設定でこの機能をオフにできるようですが、現時点でその設定を確認する限りではまだないようです。
こちらについては、この機能が確認できた段階で再度この記事に追記して、ご紹介したいと思います。

Windows のおまけのアプリということで言えば、つい先日も WordPad が非推奨の機能になったことに触れました。

20230905-4-1.jpg 20230905-4-2.jpg

メモ帳以上、Word 未満 なアプリでもある WordPad がなくなってしまうのを憂う声もありますが、メモ帳がいろいろできるように機能が強化されたりすると、WordPad の存在って微妙な立ち位置になるんでしょうね。





デル株式会社


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Microsoft 365 の各アプリが起動しない!

現在うちで検証用に使用している MacBook Air は、Early 2014 の古い製品。まぁとりあえず、現在 BigSur (Ver.11.7.9) にてかろうじて、Microsoft 365 for Mac, Office Insider Beta Channel にて運用し、Office Insider Beta Channel の更新情報を発信してまいりました。

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ご存知の通り、Beta Channel は、Office Insider でも、以前は Insider Fast といって、かなり先行して新しい機能が提供されるバージョン。バージョンも現在は、Ver.16.78.23083001となりました。


【間も無く登場、macOS Sonoma】

待ち通しい方も多いかと思いますが、2023年秋にリリースされると言われている新しい macOS Sonoma。
ひたひたと、この足音が近づいているようです。

Microsoft 365 のサポート対象となる macOS は、ご存知のように最新のものから数えて2つ前まで。一応まだ、macOS Sonoma はリリースはされていないので....

現時点では、
  • macOS BigSur(Ver.11.0)
  • macOS Monterey(Ver.12.0)
  • macOS Ventura(Ver.13.0)
までが対象です。

しかし、今後数ヶ月のうちと思われますが macOS Sonoma が正式にリリースされると、
  • macOS Monterey(Ver.12.0)
  • macOS Ventura(Ver.13.0)
  • macOS Sonoma(Ver.14.0)
と変わります。

つまり macOS BigSur は、サポート対象外になってしまうわけです。


-- Beta Channel は、通常版よりも先行している:

実は、8月ぐらいから macOS BigSur 上で、Beta Channel で更新されている Word などのアプリを起動すると、macOS の更新を促すメッセージが黄色いバーで表示されておりました。

まだまだ macOS Sonoma も出てないし大丈夫とたかを括っていたら、先日のアップデート以降はついに Word などのアプリが起動しなくなってしまいました。

20230906-10-1.png 20230906-10-2.png
Beta Channel なので、バージョンは通常版よりかなり先を行く関係上なんでしょうね.... すでに、macOS BigSur はサポート対象外の OS となってしまったようです。

Microsoft AutoUpdate を利用して更新をかけると、更新は到着しインストールできるもののアプリは動かない... もどかしいものです。

それにしても、サポート対象外になると随分あっさりと利用できなくなってしまうもんですね。もっとも、現在使用中の mac。ぼちぼち潮時かな?とは思っていたので、この mac では、Sonoma がリリースされるまで、通常版に入れ直して使ってみるぐらいしかなさそうです。

ちなみに、macOS Sonoma のサポート対象の主だった機種は、
  • iMac 2019以降
  • Mac Pro 2019以降
  • iMac Pro 2017
  • Mac Studio 2022以降
  • MacBook Air 2018以降
  • Mac mini 2018以降
  • MacBook Pro 2018以降
詳細は、「macOS Sonomaプレビュー」にて、ご確認ください。


<参照>





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