US 時間 8月31日に公開された Windows Blogs によると、Snipping Tool と メモ帳 に新たな機能が追加されたようです。
今回追加された機能は、
- Snipping Tool
- メモ帳
の2製品について。
-- 対象製品:
Windows 11
Windows Insider Canary Channel & Dev Channel
では具体的にその内容を確認してみましょう。
1) Snipping Tool(Ver.11.2307.44.0)
Snipping Tool は、Windows 10 でも利用可能な Windows に搭載された画面のキャプチャーツールです。ただし、Windows 11 向けの Snipping Tool には、録画機能などもあったりします。
さて、ブログによれば、今回変わったところはどこなのか?
現在、最新版の Windows 11 Ver.22H2(22621.2215)で、Snipping Tool を呼び出すと左の画像のような画面が表示されます。
- Windows キー + Shiftキー + "S"
- Windows キー + Shiftキー + "R"
- Print Screenキー
いずれの操作でも一緒です。
ちょっと前にも「スクリーンショットの撮り方が、Snipping Tool に統一される」でご紹介したように、設定を切り替えることは可能ですが、現在はデフォルトで Print Screen キーでも、Snipping Tool が起動するようになっています。
ただしこの操作では録画機能についてはありませんよね。録画機能が付いた Snipping Tool のツールバーを表示するには...
スタート>すべてのアプリ>Snipping Tool と起動したりしないと、その録画機能のついたツールバーは表示されません。
** ちなみに Windows キー + Shiftキー + "R" の利用は、Windows 10 では利用できません。
さてでは、手元の Canarry Channel の Windows 11 を見てみましょう。Windows Blogs にもありますが、US時間8月31日に更新されて「Announcing Windows 11 Insider Preview Build 25941 (Canary Channel) 」今回更新され、現在は、ビルド25941 となっています。
さてこの更新された Canary Channel で、上記に紹介したショートカットキーなどで、ツールを呼び出してみると、最初は現在既定のアプリとして決まったものがないためか?
こんな既定のアプリの選択画面が表示されました。ここで、"Snipping Tool" を選択すれば、今回追加された統合されたキャプチャーバーが表示されるようになります。"画面の領域の切り取り" を選択すれば従来の Snipping Tool のツールバーが表示されます。
この Snipping Tool のツールバーが統合されたキャプチャーバーです。スタート>すべてのアプリ>Snipping Tool とクリックなどして開く分には従来通りの Snipping Tool が表示されます。
どちらを既定値とするかは、設定>アプリ>既定のアプリ と開いて、"画面の領域の切り取り" のところから変更可能です。
既定のアプリを、"Snipping Tool" にしておけば、画面を静止画でキャプチャーするのか? 動画でキャプチャーするのか? が容易に切り替えられるようになります。
ちなみに、私は通常、画面のキャプチャーなどに以前にもご紹介したことがありますが "Snap Crab" なんていうツールを常駐させていたりしますが、こうしたツールを利用していたりすると Print Screen キー単独だとこの通りには機能しなくなります。こうしたツールにも ホットキー による操作の ON/OFF の設定があったりするので、ONになっていると、こちらのツールの方が、Windows 自身の既定の設定より優先されてしまうようですね。
さて "メモ帳" については、Part 2 にて。
<参照>