TechCommunity の Excel チームの Blog に 「Announcing Python in Excel: Combining the power of Python and the flexibility of Excel」が投稿されたのが、US時間 8月22日。
ブログで発表されて以来様々なメディアでも取り上げられました。
さてそんな Python の件ですが、Office Insider Blog でも紹介されるようになりました。
-- 対象製品:
現在、こちらが利用できる製品は以下のものになります。
・Excel for Windows Ver.2309(ビルド16818.20000)またはそれ以降
"Python in Excel is gradually rolling out to Beta Channel users running Version 2309 (Build 16818.20000) or later" ともあるように、順次展開されていきますので、Beta Channel の製品をご利用の方でも、すぐに利用可能になるわけではありません。
ちなみに、現在うちの Beta Channel の Excel は、ブログが公開された日本時間 8月23日に Ver.2309(ビルド16818.20000) となっていましたが、上記の画僧にあるように、Excel を開いたときに "Pythonの挿入" ボタンが表示されるようになったのは、本日からでした。
ということで、"Python in Excel is gradually rolling out to Beta Channel users" なので、Beta Channel を利用していてもまだ表示されないよ? という方は、今しばらくお待ちください。
-- "Python の挿入" ボタン:
初めて利用するとき、Python の挿入>Python in Excel をクリックします。
最初に上記のような開設の画面が表示されます。"プレビューを試す" をクリックすると 「Python in Excel へようこそ」の画面になり、"ツアーをスキップ" をクリックすればすぐに利用可能になります。"Python in Excel ツアー" をクリックすると、Excelのシート上に機能の説明が表示されます。
PY関数を利用してセルに直接スクリプトが書き込めるようになり、これがクラウド上で実行されて、その結果を Excel に戻してくれるという仕組み。データをより視覚的にするためのグラフ化や、機械学習やデータからの予測などの機能としても利用可能になるなど、Excel がこれまで以上にその力を発揮できるようになる...。
Beta Channel ユーザーへの展開が始まったばかりなので、最新チャンネルに展開されるまでにはもう数か月かかると思われますが、Python in Excel に期待する声の大きいことが、そのブログに書き込まれたコメントでもよくわかるところです。
<参照>