2023年08月29日

Mac 版 Office Insider Beta Channel 更新情報

次の更新プログラムが到着しております。さて、前回の更新後は、Big Sur 上だと、現時点ではサポート対象であるにもかかわらず、アプリを起動すると、macOS の更新を促すメッセージがでてましたが、今回の更新で、果たしてどうなるのか?

本日到着した更新プログラムは以下の通りです。

20230829-1-1.png
・Microsoft Excel 16.78.23082801
・Microsoft OneNote 16.78.23082801
・Microsoft Outlook 16.78.23082801
・Microsoft PowerPoint 16.78.23082801
・Microsoft Word 16.78.23082801

Office Insider Blog には、Python in Excel の話題が上がっていて、ここ連日メディアでも盛り上がっていますが、これはあくまでも Windows版 Office Insider Beta Channel 向けであって、Excel for Mac では利用できません。また、Office Insider 版であっても


また仮に Windows 版の Excel (Beta Channel) で作成されたものは、その他のプラットフォーム(Excel for Mac、Excel for Android、Excel for iOS、Excel on the web)でデータを開くことはできても、Python の設定されているセルはエラーになるとのことです。


今回の更新内容については、現時点で公開されている情報は特にございませんでした。

さて前回の更新から、Big Sur 上では、Word や Excel などのアプリを起動すると、macOS の更新を促す画面が上部に表示されるようになりました。一応まだ次の macOS が出ていないので、サポート範囲内と理解していますが、結果的には今回の更新では改善されておりませんでした。

引き続きフィードバックして様子を見ることにします。

というより、ぼちぼち mac も書い替え時かな?と思ってはいますが ......





“心に訴えるプレゼンを行う”


出張ビジネスパック びゅう



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2023年08月28日

Office 2013 向けにも更新プログラムがあるので、忘れずに更新を!

この4月にサポートが終了した Office 2013 ではありますが、実のところその後も更新プログラムが到着しております。
今回は、サポートが終了した2023年4月11日以降、8月までに提供されている更新プログラムについて、確認してみました。


【Office 2013 の更新状況】

まずは、手元の C2R版(クイック実行版)の記録から。通常2023年4月11日にサポートが終了した製品になるので、これ以降は更新プログラムが来ないのが通例です。手元の記録をみると....
  • 2023/04/11 Ver.15.0.5545.1000
  • 2023/05/09 Ver.15.0.5553.1000
  • 2023/07/12 Ver.15.0.5571.1000
と更新プログラムの提供がありました。つまり、5月、7月と、普通に、アップデートが提供されていました。ということで、現在の手元にあるC2R版は、Ver.15.0.5571.1000 が最新版(現時点では最終版)ということになります。

20230827-1-1.jpg 20230827-1-2.jpg 20230827-1-3.jpg

一応それ以降は、更新はないので、上記のようにアップデートを開いても、"最新の状態です" と表示されます。
つまりは、4/11以降も更新プログラムが提供されているわけですから、何らかの事情があってご利用の場合には、Update をしておく必要があるわけです。

さてWeb上で公開されている Office 2013 の更新履歴を確認してみましょう。

20230827-2-1.jpg 20230827-2-2.jpg

Office 2013 の更新履歴」によれば、上記にもあるようにさらに8月8日にも更新プログラムが提供されています。


-- MSI 版とC2R版:

Office 2013 には、その提供方式として、MSI版(従来からあるようなインストーラーを利用してインストール形式のもの)とC2R版(クイック実行版といって、ストリーミングおよび仮想化のテクノロジを利用して更新方式)があります。実際には、Office 2013 には、ARM版の Windows RT向けに提供されていた Office 2013RT といった製品もあったりします。

一応Web上では、「Office 2013 の更新プログラム (C2R)」の情報では、「最新バージョンの Office 2013 は、2023 年 8 月 8 日にリリースされた 15.0.5579.1001 です。」とはありますが、これは間違いで、8/8に提供されているセキュリティの更新プログラムは、C2R版は対象外になっているのでインストールできませんから、7/12に提供された "Ver.15.0.5571.1000" がクイック実行版の最後のバージョンになります。

仮に、8/8に提供されている更新プログラムである、”KB 5002091” という更新プログラムをダウンロードして、インストールしても、エラーにはなりませんが、このインストールによって影響の受けるプログラムはありませんとなってしまいます。当然ながら、バージョンも変わりません。


-- Office 2013 のライフサイクル:

Office 2013には、固定ライフサイクルポリシーが適用されています。

20230827-4-1.jpg 20230827-4-2.jpg

上記にもありますが、そのライフサイクルは一般コンシューマー向け製品の Home & Business などの製品同様、法人向けに展開されている Professional Plus や Standard も同様です。


【8月に提供されたセキュリティの更新プログラム】

では具体的に、US時間 8月8日 に提供された更新プログラムにはどんなものがあったのか? 以下の通りとなっています。

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  1. Excel 2013 のセキュリティ更新プログラムの説明: 2023 年 8 月 8 日 (KB5002451)
  2. Office 2013 のセキュリティ更新プログラムの説明: 2023 年 8 月 8 日 (KB5002439)
  3. OneNote 2013 のセキュリティ更新プログラムについて: 2023 年 8 月 8 日 (KB4022167)
  4. Outlook 2013 のセキュリティ更新プログラムの説明: 2023 年 8 月 8 日 (KB5002449)
  5. PowerPoint 2013 のセキュリティ更新プログラムの説明: 2023 年 8 月 8 日 (KB5002399)
  6. Publisher 2013 のセキュリティ更新プログラムの説明: 2023 年 8 月 8 日 (KB5002391)
  7. Word 2013 のセキュリティ更新プログラムの説明: 2023 年 8 月 8 日 (KB5002445)
ただし、上記のどのプログラムの説明を見ても....

20230827-3-2.jpg

上記のようにあるように「Microsoft ダウンロード センターの更新プログラムは、Microsoft インストーラー (.msi) ベース エディションの Office 2013 に適用される点に注意してください。 Microsoft Office 365 Home などの Office 2013 クイック実行エディションには適用されません。」と補足もあります。つまりは、C2R版は対象外ということになります。

とはいえ、Office 2013 Professional Plus などのボリュームライセンス版で MSI 版をご利用の場合にはこうしたセキュリティの更新プログラムは、8月にも提供されていますので、Windows Update、Microsoft Update カタログ、さらには、Microsoft ダウンロードセンターといったところから入手してインストールする必要がありますので、MSI 版をご利用の方はくれぐれもご注意ください。

また C2R 板には7月までは更新プログラムが来ていたのでご注意ください。

もっともよっぽど事情がない限り、サポートが終了した Office 2013 の使用はお勧めできませんので、ご注意ください。サポート終了が潮時とみて、Microsoft 365 などの最新バージョンに乗り換えることをお勧めいたします。


<参照>




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2023年08月26日

Office アドインがもっと探しやすくなりました

Office の各アプリの機能を拡張するための "アドイン"。Office のアドインとして現在も様々な機能が提供されています。

20230825-4-1.jpg 20230825-4-1-2.jpg

こうしたアドインをもっと探しやすくして、多くの皆さんに使ってもらおうと、ホーム タブに新しいボタンが追加され、Word、Excel、PowerPoint の Office アドインを簡単に検索、インストール、アクセスできるようになったようです。


【アドインの導入方法】

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  • ホームタブ>アドイン
  • ファイル>アドインを取得
とクリックすると、アドインの検索画面になります。

ちなみにこの挿入方法は、デスクトップ版のアプリはもとより、Office for the web でも同様です。

20230825-5-1.jpg 20230825-5-2.jpg 20230825-5-3.jpg

Word for the web や Excel for the web、PowerPoint for the web といった、Web 版でも利用可能なので、今回のこの機能はデスクトップ版では Windows 版のみになりますが、Mac ユーザーでも、Web版をご利用の場合には同様にご利用いただけます。


-- 対象製品:

Windows版 Ver.2301 (ビルド16026.20146) またはそれ以降

"This feature is available to all Word, Excel, and PowerPoint for web and for Windows users running:" とありますので、
Web 版も含まれているようです。

今回確認した限りでは、Windows 版も Web 版 も同様に利用できるようでした。


-- 更新されていない場合:

一応、現時点で、Windows 版の最新チャンネルだと、Ver.2308(ビルド16731.20094)になっているので、バージョン的にはすでにこの機能が適用されているケースの方が多いのかもしれませんが、うちの環境でも、バージョン的には同じものでも、ものによっては、以下にあるようにまだこの機能が適用されていないものもありました。

20230825-6-1.jpg 20230825-6-2.jpg 20230825-6-3.jpg

ということで、まだ今回ご紹介したように、ホームタブを開いてもアドインのボタンがないなどといったケースもあると思いますが、その場合には、この機能が展開されるまで今しばらくお待ちください。


さて本日付(US時間8/24付)で公開された、 Office Insider Blog では、


のように、PowerPoint の Cameo の機能強化についても紹介されております。こちらの記事も後日ご紹介したいと思います。


<参照>




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2023年08月25日

SnapCrab でキャプチャーした画像に余計な縁取りをつけない

「SnapCrab」は、画面をキャプチャーするためのフリーなソフトなんですが、ブログを書いた入りするときに重宝しているアプリの一つです。
そんなアプリ、ある時から指定のウィンドウをキャプチャーすると、5mmぐらいの枠が付くようになって気になってました。

20230825-2-1.jpg

とりあえず、一度キャプチャーしてから再度トリミングしてその縁取りを除去してたわけですが、何か、設定があるんだろうな?と思いつつ確認できていなかったわけですが、改めて備忘録として取り上げることとしました。


【"SnapCrab"とは?】

"SnapCrab" は、"Sleipnir" というブラウザなどを提供している Fenrir という会社が提供している画面キャプチャーソフトです。フリーで利用できて、さらにマウスカーソルなども一緒にキャプチャーできるので、重宝しています。

20230825-2-2-1.jpg 20230825-2-2-2.jpg 20230825-2-2-3.jpg

タブ式のブラウザは今では、一般的になりましたが、まだまだタブ式のブラウザが少ない時に、Sleipnirというブラウザも利用させていただいてましたが、最近ではこっちはすっかりご無沙汰になりました... まぁそんな中でも引き続き愛用しているアプリが "SnapCrab" というわけです。Webページ見ると、普段からお世話になっている TVer のアプリなんかもこの会社で作ってたんですね....


【キャプチャーした時の縁取り】

これまでは何の問題もなく使っていたものがあるときから、キャプチャーすると画像の周りに数ミリの縁取りが付くようになりました。

20230825-3-1-1.jpg 20230825-3-1-2.jpg

左の画像:縁取りがついているもの
右の画像:選択したウィンドウ以外余計なものがないもの

とりあえず、気にせずにキャプチャーして、そのあとに必要な部分だけ切り出して利用はしていましたが、何か?設定があるんだろう...と確認。やはりあったんですね。

20230825-3-1-3.jpg

上記画像にもあるように、設定(歯車のアイコン)をクリックすると表示されるメニューから、"ウィンドウの影を含める" の設定が
  • ON:縁取りが付く
  • OFF:縁取りが付かない
となるようでした。

こんなところに設定があったんですね。気が付きませんでした。


-- バージョンが古いとこの機能に不具合もあった:

でも、古くから利用しているPCだと、この設定がONになっていても、逆にOFFになっていても変わらないので気が付かなかったわけですが、バージョンを確認すると、Ver.1.1.2 とかなり古いものでした。2014年にリリースされたものを、2017年にインストールして以来そのまま利用していたわけですね。

20230825-3-2.jpg

どうもこのバージョンの不具合だったんでしょうね。特に詳細は上がってはいませんでしたが、今回 Ver.1.1.4 に入れなおすことで、この ON/OFF の機能がちゃんと機能しだすようになりました。

ということで、自分のための備忘録として取り上げてみました。


<参照>




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Mac 版 Office Insider Beta Channel 更新情報

前回の更新後、Word などの各アプリを起動するといきなりサポート対象外と macOS のアップデートを促す画面が出るようになった Beta Channel。

もっとも、macOS Big Sur もぼちぼち引退が近くなっているので仕方ないのかもしれませんが、さて本日の更新でこれがどうなったか?

本日到着した更新プログラムは以下の通りです。

20230825-1-1.png
・Microsoft Excel 16.77.23082302
・Microsoft OneNote 16.77.23082302
・Microsoft Outlook 16.77.23082302
・Microsoft PowerPoint 16.77.23082302
・Microsoft Word 16.77.23082302

今回の更新に関して、現時点で公開されている情報は特にございませんでした。前回の不具合などが改善しているのか?については、現在更新中ですので、更新完了後に改めてご報告させていただきます。

このあと別にご紹介しますが、Office Insider Blog では、Windows版 Office あるいは Web 版 Office におけるアドインのボタンがリニューアルされたことが紹介されています。


気になる方は、上記リンクをご参照ください。




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2023年08月24日

Microsoft Edge Ver.116.0.1938.54 の新たな機能

Microsoft Edge がバージョンアップしました。といっても、バージョンアップはちょくちょくあることなので特別不思議なことでもない。

20230824-1-1.jpg 20230824-1-2.jpg

今回のバージョンアップで加わった機能について取り上げてみました。

今回、Ver.116.0.1938.54 にアップデートして初めて起動してみるといつものように「Microsoft Edge の新機能」という機能紹介のページが表示されていたんですが、今回のバージョンアップで、新たな AI を利用した機能が追加されたようなので、取り上げてみました。
  1. 画面の分割
  2. テーマを使用したブラウザのパーソナライズ化
  3. AI による文書作成のサポート
こんな機能が新機能として追加されておりました。


1) 画面の分割

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1つのタブ内で分割して2つの画面を表示できるようになります。2つのWebサイトを比較したりするときには便利そうですね


2) テーマを使用したブラウザのパーソナライズ化

20230824-2-2.jpg 20230824-2-2-1.jpg

外観と操作性。こだわりたい人には徹底的にこだわってもらいましょう。「ブラウザをパーソナライズする」からもまた、Microsoft Edge のアドオン としても様々なテーマが提供されています。

誤って関係ないテーマをクリックくしてしまった....

そんな場合には、【...】> 設定 > 外観 と開いて、"表示のカスタマイズ" のところにある "テーマ" のところで、"既定" をクリックすれば元に戻すことも可能です。


3) AI による文書作成のサポート

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実は私が今回気になったのがこの機能。ブラウザを開いて、ブログなどにいざ文書作成となった時に AI がお手伝いしてくれる。
これについては、このあとおいおい実際に使ってみることにしましょう。詳細はまた改めてご紹介いたします。

こうした新たな機能が追加された Microsoft Edge。

ちょっと、わくわくしますね。

ということで、帰宅してブラウザを起動したらこんな新機能が紹介されていましたので取り上げてみました。


【2023/08/28更新】

今回ブラウザが更新されてもっと大きく変わったところをうっかりご紹介し忘れてましたので追加でご紹介いたします。
Techcommunity Blog では、すでに、7/11付の「Microsoft Edge for Business available in preview!」の中で紹介されているように、"Miicrosoft Edge for Business" がリリースされました。この段階ではまだプレビュー版でした。

そして、8/4付の「Microsoft Edge for Business FAQ」では、通常の Microsoft Edge と Microsoft Edge for Business の違いなどが紹介されておりましたが、実は今回の更新により、通常の Microsoft Edge も画面が変わりました。

20230828-1-1.jpg 20230828-1-2.jpg
左:従来の画面
右:新しい画面

新画面では、プロファイルの選択の部分が画面左上に移動しています。そして、新しい Microsoft Edge からは、お仕事用のプロファイルが切り替えられるようになりました。

20230828-1-3.jpg

ブラウザとしての基本的な使い勝手は、同じですが、仕事用、プライベート用できっちり使い分けができるようになったようです。また新たに Microsoft Defender によりセキュリティをより強化した "新しいApplication Guardウィンドウ" を開くといったメニューも追加されたようです。

いろいろなところで新たに変わったところがありそうなので、是非触って確認してみてください。


<参照>




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2023年08月23日

「Microsoft アカウントですべてをまとめる」という画面で、"続ける" がクリックできない

以前にも取り上げた「Microsoft アカウントですべてをまとめる」という画面。

20230822-2-2.jpg

通常は、以前にも「Word や、Excel、Outlook などの Office 製品を起動したら「Microsoft アカウントですべてをまとめる」という画面が表示された!」でご紹介した通りで、"続ける" をクリックすればよかっただけでしたが、今回ご紹介する例では、これがグレーに反転して押せないケースです。

そんな相談を受けた際、見せていただいた画面を見ると確かに "続ける" というボタンはあっても、グレーに反転してクリックできない状況でした。

そこで確認してみたのが、

・何か別画面が表示されていて、非アクティブになっていないか?
→ 特に Excel を起動したらすぐのこのポップアップ画面が表示されただけで、他の画面はなし

・プログラムの再起動ができるのか?
→ とりあえずExcelを再起動しようにも、このダイアログのバックにあるExcelの画面は非アクティブになっていて、このダイアログを閉じないと、Excel自体を閉じることもできません

・プログラムの強制終了と再起動
→ 通常の方法では終了もできないため、タスクマネージャーを開いて、Excelを終了し、改めて起動したものの、また同じ状況に

・PC(Windows11)自体も再起動
→ 再起動後も、Excelを起動するとまた同じ画面が...

Word などのほかのアプリを開いても同様で、つまりはどうやっても Word や Excel などのアプリが利用できるような状態にならない状況でした。


【回避策】

とりあえずこの画面さえクリアすれば、あとは普通に使えるはず。Microsoft アカウントでサインインしていると表示されるもののようでしたので...


上記の Office.com にアクセスしログイン。すると案の定、こちらでも同様の画面が表示され、ブラウザで開いたこちらからは、"続ける" がクリックできたので、こちらで "続ける" クリックして、いったんこのダイアログも終了。

その後、改めてローカルPCにインストールされた Excel を起動すると.... 先ほどまでしつこく出ていた「Microsoft アカウントですべてをまとめる」の画面は出てこなくなりました。

...ということで、仮に Word や Excel などのアプリを開いた際に、「Microsoft アカウントですべてをまとめる」という画面が表示されて "続ける" が押せない... そんな場合には、一度 Office.com にアクセスしてログインして、こちらから "続ける" をクリックしてみてください。


<参照>




デル株式会社


列車で行く花火大会

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2023年08月22日

Mac 版 Office Insider Beta Channel 更新情報

次の更新プログラムが到着しております。本日到着した更新プログラムは以下の通りです。

20230822-1-1.png
・Microsoft Excel 16.77.23082006
・Microsoft OneNote 16.77.23082006
・Microsoft Outlook 16.77.23082006
・Microsoft PowerPoint 16.77.23082006
・Microsoft Word 16.77.23082006

今回の更新内容に関して、現時点で公開されている情報は特にございませんでした。新たな情報が公開された折には、改めてご紹介させていただきます。

ところで Microsoft Outlook については、現在の Beta Channel においては、すでに新しいOutlook for Mac となっておりました。
Windows 版でも、Microsoft Outlookに、新しいOutlookもありと、いろいろな "Outlook" が登場してきていますが、Mac 向けにもいろいろな "Outlook" が登場してきています。先日もご紹介した無料で提供されるようになった Outlook for Mac もそうですね。

Windows 向けの、新しいOutlook は何度か取り上げましたが、Mac 向けの Outlook について、その違いも含めて改めてご紹介させていただく予定です。


【更新】

どうも今回の更新ですが、更新後、各アプリを起動してみると、 macOS BigSur 11.7.9 にて運用していますが、macOS がサポート外になるので、更新を促す画面が出てくるようです。

20230822-1-2.png

2023年6月に macOS Sonoma が発表されましたが、まだ正式にはリリースされておらずプレビューの段階なので、そうした意味からであれば、M365 は、macOS Big Sur、Monterey、Ventura の3つがサポート対象なはずなのですが、Big Sur が外れた形でポップアップメッセージが出てくるようです。




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数式バーの新機能.... 等幅フォントに変わる!

TechCommunity Blog に投稿された Excel チームのブログによると、Excel の数式バーで使用されるフォントが、今後、"等幅フォント" に変更されるようです。

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What's new in the formula bar?」("数式バーの新機能?" )と題されたブログによると、Excel を頻繁に利用する人にとって、数式は、あらゆるスプレッドシートのバックボーンでもあり、計算の実行、データの分析、ダイナミックなレポートの作成を可能にしてくれる大切なツールです。だからこそ、数式の作成と編集は、特に複雑な式やネストされた式を使用する場合には、その作業を行う上で、時に困難な場合があります。これまでと異なり、ここに "等幅フォント” を利用することで、数式が等間隔に配置され、読みやすく、デバッグしやすくなります。つまりは作業効率が上がるということになります。

** 等幅フォントとは、形状やスタイルに関係なく、各文字の幅が同じであるフォントの一種です。


-- 等幅フォントの利用によるメリット:

"Why monospaced font?" のところでは、そのメリットについて以下のポイントを紹介しています。

1) その配置と読みやすさ:

等幅フォントは、固定幅フォントやタイプライターフォントとしても知られたもの。コードの可読性を大幅に向上させてくれるとあります。各文字が水平方向に同じスペースを占めるので、インデントやきれいな構造の提示により、整理されたレイアウトを維持しやすくなります。

2) エラーの検出とビジュアルな解析:

等幅フォントは一貫した配置を提供するため、エラーやタイプミス、コードの不一致を素早く発見しやすくなります。この均一な間隔により、複雑な構造においても、視覚的な解析が強化され、ロジック内のパターン、ネストされたレベル、および関係の識別に役立とのことです。またこれは、複雑なネストされたステートメントや条件付きステートメントを理解し、作成プロセスの早い段階で間違いを見つける場合にも役立つと紹介されています。

3) クロスプラットフォームの一貫性:

フォーマットを維持し、さまざまなソースからのコードのコピーと貼り付けを合理化。また、さまざまなプラットフォームやエディターで均一な外観を保証し、一貫した読みやすさと構造を保証してくれるようになります。


実際にその一例がこのブログの中で紹介されていた Before & After が以下のような感じです。

20230819-1-3.jpg


【利用可能な製品】

さてこの新たな等幅フォントが利用できる製品は以下の通りです。

・Windows 版 Office Insider Beta Channel

現在、Office Insider Beta Channel については、8/15付でリリースされている Ver.2309(ビルド 16811.20004) が最新版です。一応最新バージョンではありますが、現時点ではうちの環境ではこの変更がまだ確認できませんでした。

今後、Windows向けの 通常版 Excel に展開されて、順次そのほかのプラットフォーム向けにもリリースされる予定のようです。

なお、Beta Channel でも一度にすべてのユーザーに展開されるものでもないので、うちのようにまだ自分の製品では未対応だよ?という場合には、展開されるまで今しばらくお待ちください。



<参照>




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2023年08月20日

TLS1.0/ 1.1 が既定で無効化

"Transport Layer Security" (TLS)は、インターネットで安全に情報をやり取りするための暗号化通信の規格になります。

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古くは、SSL(Secure Sockets Layer)2.0/3.0 などから始まって、TLS1.0/1.1/1.2/1.3 と変わってきています。今回、Windows の方でもやっと? 無効化しようとなったのが、TLS1.0/1.1。実はこのプロトコル、1999年にリリースされたもの。当然ながら古いわけです。

BEASTやPOODLEなどといった攻撃に対する脆弱性も確認されており、現在では、十分な安全性を確保した形での通信を保証できるものではなくなってきています。ブラウザ側ではすでに、TLS1.2へとシフトしています。

とはいえ実際にはまだまだこうした古いプロトコルが利用されているという現実問題もあります。

20230811-1-1.jpg

そんな中、つい先日、TechCommunity の Windows IT Pro Blog において、Windowsユーザーのセキュリティ体制を強化、最新のプロトコルの採用を促進すべく、TLS1.0と1.1について、2023年9月のWindows 11 Insider Previewビルドと今後のWindows OSリリースから、OSのデフォルトでまもなく無効になることが発表されました。またさらに、互換性を維持する必要があるユーザー向けには、TLS 1.0またはTLS 1.1を再度有効にするオプションも用意されるようです。


【TLSを使用するWindowsアプリケーションに影響?】

TechCommunity Blog「TLS 1.0 and TLS 1.1 soon to be disabled in Windows」 の中では、「Guidance for users and IT admins」のところでも紹介されていますが、"The impact of this change depends largely on the Windows applications using TLS. " とあるように、TLS を使用する Windows アプリケーションに今回の変更は影響します。

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ただし、Microsoft 365 などの主要な Microsoft 製品の場合、すでに無効化されていることもあり、さらに多くの新しいバージョンのアプリケーションでは、TLS 1.2 以上をサポートしていることもあるためこの影響は受けませんが、今回の変更後に、アプリケーションの動作に失敗するなど影響を受けるものがある場合には対処が必要になってきます。

上記にもありますが、代替手段がなくどうしても TLS 1.0またはTLS 1.1が必要な場合は、システム・レジストリ設定でプロトコルのバージョンを再度有効にすることができます。

システムのデフォルトを上書きして、(D)TLSまたはSSLプロトコルのバージョンを Enabled 状態にするには、対応するバージョン固有のサブキーの下に、「Enabled」というDWORD値のレジストリを作成し、エントリ値を「1」にするようです。

ということで、今後の Update で Windows 自体の TLS1.0/1.1 の既定での無効化が実施されるので、古いアプリなどでは影響が出てくる可能性もあるのでご注意ください。


<参照>




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2023年08月19日

Windows の基本操作 Vol.2023-08-2 メモ帳のヘルプって見たことありますか?

前回、Windowsの基本操作ということで、"メモ帳" について取り上げました。

20230815-10-1.jpg


単純なアプリではありますが、実際、"メモ帳" ってどこまで使い込んだことがあるのだろう? ということもあって、今回、Windowsの基本操作として再度 "メモ帳" にスポットを当ててみました。

【UIは、Windows11から変わった】

Windows10 までの "メモ帳" は冒頭の画像の通りで、画面の表示も一緒です。Windows11 の "メモ帳" が大幅に変わったのが、2023年3月のこと。通常版に、前回ご紹介したようなタブ表示機能が加わり、その見た目も変わりました。

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2023年1月19日の Windows Insider Blog にて Dev Channel に展開、その後、3月に通常版に展開されたものです。



【"メモ帳" のヘルプを見たことがありますか?】

さてそんな "メモ帳" ですが、皆さん、ヘルプメニューってみたことがありますか?

あまり複雑な機能があるわけではないので、あえてヘルプメニューを見ることも少ないかもしれませんね。
でも意外とヘルプメニューからはいろいろなことが見えてきます。

-- ヘルプからはヘルプサイトに移動しない:

Windows 10 の "メモ帳" の例ですが、通常のアプリであれば、そのヘルプをクリックすれば、専用のヘルプ画面が出たりするものですが、メモ帳については、Bingの検索結果が出てくるんですね。

20230815-10-2.jpg 20230815-10-3.jpg 20230815-10-3-1.jpg

もちろん検索結果には、「メモ帳に関するヘルプ」もでてくるので、ちゃんと Microsoftのサポートページにも行けるんですが、ダイレクトではいかないんですね。


-- 余計な書式情報を持たないテキストデータを扱うアプリ:

ご存じのように、メモ帳で扱うデータは、テキストデータのみです。一応、画面表示上の設定として、フォントや、フォントサイズなどは変更できますが、そうした情報は、利用するメモ帳のアプリ側で設定するもので、そこで扱うデータとして余計な書式情報は持ちません。

-- ヘッダーとフッター:

そんなメモ帳ですから、ヘッダーとフッターなんて、ワープロみたいな機能もあったんですが、それでもそうした機能はサポートページにもありますが、その情報は保持されないため、印刷の際に一時的に使用されるだけで、都度データを開いた際に、設定しなおす必要があります。

20230815-10-4-1.jpg

すなわちそうした情報はデータとしては保存されないんですね。

-- ログファイルとしての利用:

メモ帳で、最近よく紹介されているのがこの機能。ファイルを開くたびに、自動的にログデータとして、日付と時間を挿入できるようにするもの。これについては、日本語ページでは正しく翻訳していないので、USサイト「How to Use Notepad to Create a Log File」を参考にしてもらいたいんですが、メモ帳を開いて、「.LOG」とだけ入力して、いったんファイルを保存します。

20230815-10-5-1.jpg 20230815-10-5-2.jpg

その後、そのファイルを開くと、上記のように日付が自動的に挿入されます。


【情報としては保持されないけど利用する上では設定可能な機能】

先ほども、ヘッダー、フッターといった機能について、触れましたが、これ以外にも情報として保持されることはありませんが、メモ帳というアプリを利用するうえで設定可能な機能もあります。

ファイルメニューをクリックするとページ設定という項目があります。

20230815-6-1.jpg 20230815-6-2.jpg

余白や用紙サイズ、ヘッダーとフッターなどの情報が設定できます。

20230815-6-3.jpg

編集メニューにも、日付と時刻を自動挿入する機能があります。ただし、これはここをクリックした段階の情報がテキストデータとして挿入されるだけです。

そして、書式メニューから設定できるのがフォント。フォントの種類、フォントのサイズなどの情報です。

20230815-6-4.jpg 20230815-6-5.jpg

こうした情報は、データとして保持される情報ではなく、メモ帳でデータを開いて作業をするうえでより利用しやすいようにその環境を整えるための情報として、一時的にアプリであるメモ帳側に設定されるものです。フォントの種類やフォントサイズ、ヘッダーとフッターといった情報は、保持されるようです。

-- 文字コードの設定や拡張子の設定:

テキストデータとして保存はされますが、文字コード情報は保持されています。データ保存時に文字コードの設定が可能です。

20230815-10-7.jpg

またシンプルなテキストデータですから、「.TXT」という拡張子を「.BAT」とすれば、バッチファイルとしても保存することが可能です。カンマ区切りデータとして保存する場合には、拡張子を「.CSV」とします。

ちょっと前だったりすると、Windows Liveメールのアドレス帳データをCSVファイルとして書き出したのち、これを Microsoft Outlook で利用するためには、いったんメモ帳でファイルを開いて、文字コードを「ANSI」に変換しないと取り込めなかったりしてましたので、そんな使い方したな?と思い出された方も多いかと思います。

-- Windows 11 の "メモ帳" は?:

20230815-10-7-1.jpg 20230815-10-7-2.jpg 20230815-10-7-3.jpg

タブ表示ができるようになって、これに関連した機能は増えています。基本的な設定できる部分、ヘッダーやフッター、フォントやフォントサイズなどといったところは一緒です。
アプリのテーマが増えていますが、これも、メモ帳で保存するデータに依存するものではなく、あくまでもメモ帳のアプリ側の作業環境だけの問題になります。

設定メニューを開くと、ヘルプが用意されていますが、今回からはこのヘルプから、Microsoft の Support ページに直接リンクが貼ってあるようです。


メモ帳」は、そのシンプルな機能であるがゆえに、ヘルプを見ないと操作ができないというほどのものでもないし、軽いし、気軽に使えるアプリになっているわけですね。



<参照>




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2023年08月18日

Mac 版 Office Insider Beta Channel 更新情報

本日は、最初に、Microsoft AutoUpdate が来てからの、Office製品本体の Update となりました。

本日到着した更新プログラムは以下の通りです。

20230818-1-1.png 20230818-1-2.png
・Microsoft AutoUpdate 4.62.23081101
・Microsoft Excel 16.77.23081601
・Microsoft OneNote 16.77.23081601
・Microsoft Outlook 16.77.23081601
・Microsoft PowerPoint 16.77.23081601
・Microsoft Word 16.77.23081601

現在の時点で、今回の Microsoft Office for mac の各製品の更新内容に関して公開されている情報は特にございませんでした。今後情報が更新された折には改めてご紹介させていただきます。

-- Microsoft AutoUpdate の更新プログラムについて:

Microsoft AutoUpdate については、Office Insider 向けということではありませんが、今回の更新については、以下のような情報が公開されておりました。

機能強化:
macOS Sonoma 上でのアプリの再起動時間を短縮

バグ修正:
・Microsoft AutoUpdate が予期せず終了することがある問題を修正
・強制アップデートの警告ダイアログが予期しない動作をする問題を修正





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2023年08月16日

OneDrive が削除される?

以前に、Microsoft アカウントが削除される?というメールが届いたときのことを取り上げました。


この時には、「Microsoft アカウント アカウントが 2023/**/** に削除するように設定されました」という内容だったわけですが、ここが、Microosft アカウントではなくて、"OneDrive" というケースもあります。

20230815-2-1.jpg

これは、以前にもやはりこのブログの中で以下のような形でご紹介させていただきましたが、再度取り上げてみました。


「お使いの個人用アカウント ****@**** は、過去2年間未使用のため現在凍結されています。OneDrive.com にアクセスして再有効化しないと、ご使用の OneDrive が 〜年〜月〜日以降に削除されることになります」という内容のもの。

実はこれは、Microsoft アカウントとは別に、OneDrive にアクセスした履歴がない場合に送られてくるものです。実際に、このメールが届いたと相談のあった方で、Microsoft アカウントにアクセスしてみるとなんでもなく普通にアクセスできましたが、OneDrive にアクセスすると、再有効化を促すコメントが表示されておりました。

つまり、Microsoft アカウントでサインインしていても、OneDrive にアクセスした形跡がないとやはり削除されちゃうことがあるわけですね。

Microsoft を騙る Phishing メールもないわけじゃないので、こうしたメールが届いても警戒されて削除してしまうケースもあるようです。

でもくれぐれもご注意ください。Microsoft アカウントでサインインしているから大丈夫?と思っていると、実は OneDrive の方のデータがいつの間にか?削除されていた... なんてこともありうるわけです。


【他のサービスでも同様】

ところで前回の時には、Yahooからも似たようなメールが届いたことをご紹介しましたが、こうしたことは、Microsoft や、Yahoo に限らず、Google でも同様です。

20230815-2-2.jpg

やはり上記のようなメールが届くときがあります。

内容的には、Google アカウントへの不正アクセスを防止するため、セキュリティ保護機能により、Google アカウントの使用停止期間をすべての Google 製品およびサービスにおいて 2 年に更新しているというもの。2 年間ログインまたは使用されていないGoogle アカウントに適用されますとのこと。そしてそのアカウントのコンテンツは、2023年12月1日から削除の対象となりますというものでした。
20230815-2-3.jpg 20230815-2-4.jpg

メールの中のリンクをクリックすると、「無効な Google アカウントに関するポリシー」のページが表示されます。

こうした非アクティブなアカウントは、不正アクセスや不正使用などの被害にあう可能性も高いため、セキュリティ上どこもしっかり管理しているっていうことですね。


【こうしたメールが届いたらどうする?】

最後にこうしたメールが届いたらどうしたらいいのか?についても触れておきましょうね。


--引き続きアカウントを使用したい場合:

Microsoft アカウントの場合には、Microsoft アカウントに改めてサインインします。メールが届いても、ちょっとメールのリンクをクリックするのが心配という場合には、


に直接アクセスしてみてください。アカウントにロックがかかている場合には、画面の指示に従ってロックの解除の手続きをすることになります。

また、OneDrive についてこうしたメールが届いた場合には、Microsoft アカウントにサインインしただけではだめなので、OneDrive にアクセスします。


アクセスすると、"再有効化" を促す説明が表示されますので、引き続きご使用になりたい場合には、そのまま画面に従って手続きを進めてください。


--アカウントを今後使用する予定がない場合:

もちろんこうして忘れていたものですから、2年なりの間全くアクセスしていなかったわけですし、それで支障がないなら、そのサービスを使用しないという選択肢もあるわけです。

放置しておいても、期日が来れば、自動的に削除されたりするわけですが、その間放置しているということは、不正アクセス・不正使用などの被害にあいかねないことにもなります。なので、使用しないものであれば、あえてきちんと利用停止の手続きをすることをお勧めいたします。

詳細は、「Microsoft アカウントの使用を停止する方法」をご参照ください。


<参照>





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2023年08月15日

Mac 版 Office Insider Beta Channel 更新情報

次の更新プログラムが到着しております。

本日到着した更新プログラムは以下の通りです。

20230815-1-1.png
・Microsoft Excel 16.77.23081303
・Microsoft OneNote 16.77.23081303
・Microsoft Outlook 16.77.23081303
・Microsoft PowerPoint 16.77.23081303
・Microsoft Word 16.77.23081303

今回の更新内容に関して、現時点で公開されている情報は特にございませんでした。
今後何か新たな情報が公開された折には、改めてご紹介させていただきます。






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2023年08月13日

"手動計算モード" がちょっと変わる!

Excel では、表を作成し値を入力し、エンターすれば自動で、合計値などを算出してくれます。これは、"自動" 計算モードが有効になっているから、何気なく利用していても、勝手に計算してくれるわけです。まぁ、そんなもんだ... と思って使っている人も多いはず。

20230812-1-1.jpg 20230812-1-2.jpg

さて上記にもありますが、Excel のオプションダイアログを表示して、左ペインの "数式" をクリックし、右ペインの "計算方法の設定" のところにある "ブックの計算" のところで、「自動」なのか、「手動」なのかを設定していきます。
既定では、「自動」が有効になっていますので、普通に計算式を設定して、必要な値を入力さえすれば、自動で合計値などを計算してくれるわけです。

さて一方では、用途によっては、この計算するタイミングを「自動」ではなくて、あえて自分のタイミングで調整したいということで、「手動」としてご利用の方も多いかと思います。

今回、TechCommunity の Excel チームのブログでは、この「手動」による計算方法について、新たにテコ入れしたことが紹介されておりました。


【手動計算の歴史は44年も前になる】

20230812-2-1.jpg 20230812-2-2.jpg

ブログによれば、この "手動"計算の機能は、Excel が発売されるよりも6年も前の、1979年 "VisiCalc" というアプリで採用されたのがはじまりだったようです。そしてそれ以降、大きな変更もなく利用されていて、44年ぶりにこの機能が変わることになったということのようですね。

-- どのセルがまだ計算されていないのかが判別つかない:

現在、手動計算になっていると、数値を入力しても計算されないわけですから、値も変わらない。ということは、どこが計算された値で、どこがまだ計算されていない値なのか?の判別がつきません。

そこで今回の更新により、手動計算になっている場合、入力された値に対してまだ計算がされていないセルの値については、二重取り消し線でマークされるようになります。こうすることで、表示されている値が未計算なのかが、一目瞭然になるわけです。

-- コンテクスト・メニュー が表示される:

こうして未計算で、二重取り消し線のついた古くなった値を含むセルが選択されると、今後は警告アイコンが表示されるようになります。アイコンをクリックすると、計算のトリガーや自動計算モードへの切り替えなど、コンテクスト・アクションを含むメニューが表示されます。


【利用可能な環境】

今回提供がスタートした機能については、現在、Windows 版 Office Insider Beta Channel ユーザー のみに提供されています。今後、Windows以外のプラットフォームにも提供される予定のようです。

また、Office Inider Channel をご利用の場合でも、すぐにすべての Beta Channel ユーザーが利用できるように展開されるものでもありませんので、Beta Channel を使っているけどまだこの機能が反映されない... という場合には、しばらくお待ちください。

** ちなみに、うちの Beta Channel もまだ利用できないようなので、利用できるようになったら、画像をUpいたします。


<参照>




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2023年08月12日

Google Chrome を起動するとホームページが "Bing" に変わってしまった

Google Chrome を起動すると、今までと違う画面が... 普段なら、Google の画面が出るはずが、起動してみると "Bing" のトップ画面が出てくるようになった...

20230812-1-1-1.jpg 20230812-1-2.jpg

なら本来どうだったのか?というと、上記の右の画像のように、Google Chrome であれば、デフォルトの検索サービスは、Google だったはずな訳ですね。


【"検索サービス"の設定を見直す】

さてどうしていつのまにか?設定が変わったのかはよく確認できていませんが、設定が変わった場合には以下の設定を見直します。

-- 検索サービスの設定:

20230812-2-1-1.jpg 20230812-2-2.jpg 20230812-2-3.jpg

  1. 右上の【…】> 設定 > 検索エンジン と開きます
  2. "アドレスバーで使用する検索エンジンです" のところの脇が、おそらく "Bing" となっているはずなので、こちらを "Google" に変更します
  3. OKボタンなどはないので設定が変更出来たら、いったん Google Chrome を閉じて開きま押してみてください

-- 起動時の設定:

さてこの設定をしてもまだホームページの設定が変わっていない.... そんな場合には、さらに "起動時" の設定も確認してみましょう。うちで確認するかぎりでは、検索サービスの設定を変更しても、ここまで勝手に変更されることは確認できませんでしたが、実際にこの設定まで変更されているケースがありました。

20230812-3-1.jpg
  1. 右上の【…】> 設定 > 起動時 と開きます
  2. "起動時" のところが、"特定のページまたはページセットを開く" となっていて、上記の画像にもあるように、Bing の URL が登録されている場合には、【...】> 削除 とクリックします
  3. こうすると、起動時の設定は "新しいタブページを開く" になり、検索エンジンに応じた Web サイトに変更されます

-- もしそれでも改善しない場合:

もしそれでも変わらない...という場合には、次に確認するべき場所が、Google Chrome の拡張機能 の設定になります。

20230812-3-2.jpg 20230812-3-3.jpg

今回、chrome ウェブストアで確認する限りでは、何か? 検索エンジンやホームページの設定が Bing に変更されてしまうような拡張機能は確認できませんでしたが、今回のように、Google Chrome の設定がカスタマイズされてしまうという場合には、確認しておきたい場所です。


【選択できる検索エンジン】

さて、Google Chrome に限ったことではなく、同じ chromium エンジンを搭載している Microsoft Edge だとしても、この検索エンジンの部分の設定は一部一緒です。

20230812-2-3.jpg 20230812-3-4.jpg
  • Bing
  • Yahoo! Japan
  • Google
  • DuckDuckGo
  • 百度
が選択できるようになっています。これ自体は、Microsoft Edge でも一緒です。
Microsoft Edge の場合には、
  1. 【...】> 設定 > プライバシー、検索、サービス と開きます
  2. 右ペインの "サービス" の一番最後とのところに "アドレスバーと検索" がありますので、"" をクリックします
  3. こうすると、"アドレスバーで使用する検索エンジン" という項目が表示されます

【ダウンロードしたプログラムの表示位置も変わった】

Google Chrome もバージョンが上がって、昨今では、当初であれば、何かしらダウンロードした場合には、画面左下にダウンロードしたプログラム名などが表示されていましたが、こちらの設定が変更になり、現在では、アドレスバーのわきにダウンロードボタンが表示されるようになりました。

知らないうちにこうやって少しずつ変わっていくんですね....


<参照>




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2023年08月11日

Windows の基本操作 Vol.2023-08-1  "メモ帳" で、開いているタブを全部保存

"メモ帳" といえば、古くからある Windows の定番アプリ。ご利用の方も多いかと思います。

20230810-2-0.jpg

さてそんな "メモ帳" ですが、Windows 10 までのものと Windows 11 ではだいぶ様相が変わってきました。
先日も Windows 11 の "メモ帳" で、ついに通常版で、タブ表示が可能になったことはすでにご紹介いたしました。

20230810-2-1.png


さてこの "メモ帳"、このタブ機能がついたことで、保存メニューもちょっと変わりました。

20230810-2-2.png

ファイルメニューをクリックすると "すべて保存" というメニューが確認できますね。

20230810-2-3.jpg

ちなみに、Windows 10 までのメモ帳は上記のような感じです。

タブ表示が可能になったんだから、当然といえば当然ですが、"すべて保存" とすれば一度ですべてのデータが保存できる... これは便利ですね。

ファイル>すべて保存

とすると、タブごとにテキストデータとして保存するためのダイアログが順次表示されます。

もちろん複数のタブを開いて作業中の場合、現在表示しているタブのみを保存するには、そのまま ファイル>名前を付けて保存 とすれば、該当のページのみを保存することができるようになります。

今後さらにどうなるか?わかりませんが、タブ表示の形を維持したまま、グループ化された1つのファイルとしても保存できたりすると便利かもしませんけど、そこまいくと軽いのが特徴のメモ帳らしさはなくなってしまうのかもしれませんね。


<参照>





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2023年08月10日

Mac 版 Office Insider Beta Channel 更新情報

次の更新プログラムが到着しております。本日到着した更新プログラムは以下の通りです。

20230810-1-1.png
・Microsoft Excel 16.77.23080901
・Microsoft OneNote 16.77.23080901
・Microsoft Outlook 16.77.23080901
・Microsoft PowerPoint 16.77.23080901
・Microsoft Word 16.77.23080901

そして、前回もしばらく更新が来ていないな?と書いていた、Microsoft AutoUpdate にも 8/6付で更新されておりました。

・ Microsoft AutoUpdate 4.62(23080400)

今回提供された更新プログラムに関して、現時点で提供されている情報は特にございませんでした。今後情報が公開された折には随時ご紹介させていただきます。

さて、Outlook チームからは、7月17日、27日に提供された更新プログラムの内容について情報が公開されておりましたので、ご紹介させていただきます。

・7月17日 Ver.16.76 (23071603)
・7月27日 Ver.16.76 (23072603)

-- 修正内容:

アクセシビリティ:メッセージが削除された際、ナレーションが次のメッセージ情報をスキップし、最後に「Deleted」とアナウンスされる問題を修正
管理者設定:管理者設定のDisableExportを使用すると、エクスポートとインポートの両方のオプションが無効になってしまう問題を修正
メール:共有メールボックスのダイアログを開くと、プライマリアカウントと共にエイリアスが表示される問題を修正
メール:メールをPDFファイルとして保存した場合、内容が完全に表示されない問題を修正
メール:Outlook for Macでローカルフォルダ(マイコンピュータに移動したメッセージ)の感度ラベルが処理されない問題を修正
メール:メール転送時に添付ファイルが削除される問題を修正
メール:新しい Outlook for Mac が .eml 添付ファイルの会議アイテムを検出しない問題を修正
メール:コンピュータ上の連絡先から新しいメールを作成すると、添付ファイルが重複する問題を修正

7月の情報ではありますが、Outlook チームの場合には順次こうした形で情報が提供されていますので、参考にしてみてください。




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共同作業に欠かせない "タスク" の管理

PowerPoint に限ったことでもありませんが、複数の人で、一つのファイルなどを共同で作業し作成していく場合、誰が何をすべきか?そしてその作業はどんな状況なのか?といった、個々の作業状況の管理は、欠くことのできないものです。

20230808-5-1.jpg 20230808-5-2.jpg

今回 Office Insider Blog で紹介された PowerPoint の機能により、コンテンツの共有やプレゼンテーションの準備のために、スライド上で他のユーザーと共同作業する場合、整理された状態の維持、時間の節約、そして いつ、誰が、何をしなければならないかについての混乱を避けることができるようになります。様々なユーザーに割り振られたタスクをいかに管理するしていくかがポイントなわけです。


【"タスク"とは?】

"タスク" とは、文字通り直訳すれば "仕事" とか "課題" などといった意味ではありますが、今回いう "タスク" は、"仕事" をさらに細分化した一つ一つの "作業" という意味合いになります。

つまりは PowerPoint で、プレゼンテーションの資料を複数人で共同作業で作成していくにあたって、担当者一人一人に割り振られた作業という意味です。

20230808-5-3.jpg

そうしたタスクを管理するために、PowerPoint で利用できるのが "コメント" という機能。上記の画像は一例ですが、 "@yamada" のように、ユーザーを指定して作業をコメントで支持する。そんな時に利用できます。もちろんこの機能はすでに実装済みです。
共同作業を行う上で、複数の人にタスクを依頼した場合、こうして挿入されたコメントをいかに整理していくか? そんなことが次の段階として必要になってきたわけです。


【タスクの割り当てと管理】

20230808-5-2.jpg

現状では、まだ自分が使用している Beta Channel の PowerPoint でもこの機能がまだ有効ではなかったわけですが、 Office Insider Blog によれば、

  1. タスクを割り当てたい個人を@で指定、[割り当て先]チェックボックス(Office Insider Blog では、"Assing to" というチェックボックス)を選択。タスクが作成され、割り当て先に電子メール通知が送信されるようになります(現時点では、まだ "[割り当て先]チェックボックス" がありません)
  2. タスクを完了にするには、コメント欄の上部にある "タスクを解決する" ボタン("Assigned to〜")をクリックします


-- スレッドを解決する:

現在の時点では、コメントを挿入した場合、【...】> "スレッドを解決する" とすることで、"解決済み" として整理することもできます。

20230808-5-4.jpg 20230808-5-5.jpg

ただしやはり今回ご紹介したようにコメントボックスの左上にチェックマークがついた方が一目瞭然で分かりやすくなりますね。


【利用可能な製品】

現時点では、Office Insider 版が対象になっています。もちろん、うちのもそうですが、順次展開されている機能になるため、すぐにすべての Office Insider 版ご利用の方すべてに反映されるものではありませんので、まだ利用できない場合には、しばらくお待ちください。
  • Windows: Ver.2212 (ビルド16026.20084) またはそれ以降
  • Mac: Ver.16.69 (ビルド23010700) またはそれ以降



<参照>




心に訴えるプレゼンを行う 〜 Microsoft 365


列車で行く花火大会


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2023年08月09日

Microsoft 365 Personal と1か月間の無料お試し期間

Microsoft 365 Personal という一般ユーザー向けのサブスクリプション製品には、1か月間の無料お試し期間が含まれていることをご存知の方も多いはず。

Amazon や 家電量販店などで ダウンロード版や、POSAカード版などを購入(サブスクリプション契約)されている場合には、当然こうしたお試し期間はありませんが、Microsoft Store からダウンロード販売などで購入したものについては、Windows でご利用になる場合でも、また Mac でご利用になる場合であっても、当然ながら1か月間の無料お試し期間がついてきます。


【無料お試し期間があるのは、Microsoft Store のみではない】

お馴染みの "無料お試し期間"。Microsoft Store でサブスクリプションの契約をして購入したものについては当然ながら1か月の無料お試し期間がついてくることはご存知の方も多いかと思います。

20230808-2-1.jpg 20230808-2-2.jpg 20230808-2-3.jpg

もちろん当然ながら、この無料お試し期間というのは新規のユーザーが対象になるので、右の画像にもありますが再購入では利用できません。また無料のお試し期間があるのは、Microsoft 365 Personal のみになります。同じサブスクリプション製品ではあっても、Microsoft 365 Family にはございません。

-- App Store で購入した場合にもお試し期間はあります:

ところでこの無料お試し期間、海外での事情はわかりませんが、少なくとも日本では mac ユーザーが App Store を経由してダウンロード購入(サブスクリプション契約)した場合にも、1か月間のお試し期間があります。

20230908-3-1.png 20230808-3-2.png 20230808-3-3.png

Mac で、App Store アプリを起動して、"Microsoft 365" と入力すると、上記のような画面になります。うちの場合には当然ながら現在利用中なので、「購入済み」とはなっていますが、未導入の場合には、「入手」と表示されているかと思います。

さて2枚目の画像にもありますが、「Word、Excel、PowerPoint、Outlook には、正規の Microsoft サブスクリプションが必要です。Microsoft 365 の1か月間の無料試用版が各 Microsoft 365 のアプリ内購入に含まれています。」とあるように、App Store 経由で購入する場合にも、無料の試用期間がついてきます。

このブログでも以前に以下にあるように、App Store 経由での購入から、ライセンスの管理まで取り上げたことがありますので、詳細は以下の記事をご参照ください。



20230808-4-1.jpg 20230808-4-2.jpg 20230808-4-3.jpg

とインストールして利用するに至るまでの間に、何度も "初月無料" とか、"無料の月を開始する"、"今から1か月は無料です" といった文言が随所に出てくるので、 mac 版でも無料のお試し期間があることはご理解いただけると思います。


【ライセンスの管理方法については注意】

さてこうして導入した、Microsoft 365 のサブスクリプションですが、Windows 版とは異なり、Mac 版をご利用の場合には、ライセンスの管理方法には注意が必要です。

Windows 版の場合、Microsoft Store で購入しようと、Amazon や 大手家電量販店などの正規販売店で購入しようと、そのライセンスの管理は全て初回に紐付けされた Microsoft アカウントで行うことになります。

サブスクリプションの停止(自動更新のオフ)についても、Microsoft アカウントのサービスとサブスクリプションの画面にサインインして行います。

これに対して、App Store から購入した製品の場合、「Mac 版 Microsoft 365 Personal を導入する Part 2 〜 ライセンスの管理と更新」でもご紹介していますが、ライセンスの管理(サブスクリプションの契約の管理)は、すべて App Store (Apple のアプリストア)で行います。

初回導入時に、Microsoft アカウントとの紐付けは当然 App Store で購入したものをインストールして利用する際に行われますが、ライセンスの管理(自動更新の有効・無効)はあくまでも、App Store のサブスクリプションの管理画面から行う必要があります。

また App Store 経由で購入したものについては、基本的には自動更新が有効になっています。「Mac 版 Microsoft 365 Personal を導入する Part 2 〜 ライセンスの管理と更新」のなかでも「サブスクリプションの確認」のところで、

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と説明があるように、サブスクリプション期間終了 24時間前 には更新されてしまいます。"無料期間終了後" ではないのでご注意ください。
すなわち、1か月間の無料のお試し期間が過ぎれば自動的に課金されることになります。この点については、後で知らなかったではすみませんので、くれぐれもご注意ください。


【返品・返金について】

こちらも、どちらで購入したか?にもよることになるので、Microsoft Store で購入したものは、Microsoft Store へ、App Store(Apple アプリストア)で購入したものは、App Store にお問い合わせいただくことになります。App Store で購入したものを Microsoft に問い合わせても何もできません。

Amazon などで購入したものについては、Webを見る限りでは「この商品は返品を承っておりません」ともありますので、返品の受付はしていないようです。詳細は購入された店舗などにご確認ください。

Microsoft Storeへの問い合わせ:

App Store で購入した場合:


<参照>




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2023年08月08日

Mac 版 Office Insider Beta Channel 更新情報

8月に入って外は相変わらず記録的な暑さ。台風が2つになりそうな雰囲気で、朝から突然外が暗くなったな?と思ったら土砂降りの雨といったお天気が続いていますが、こんな時は、部屋にこもって色々ネタ集め。

ということで本日到着した、Office for mac の Beta Channel の更新情報です。本日到着した更新プログラムは以下の通りです。

20230808-1-1.png
・Microsoft Excel 16.77.23080701
・Microsoft OneNote 16.77.23080701
・Microsoft Outlook 16.77.23080701
・Microsoft PowerPoint 16.77.23080701
・Microsoft Word 16.77.23080701

そういえば、Microsoft AutoUpdate 自身の更新も、7/14以来ないので、一月近く更新がきていないことになりますが、ちょっと珍しいかな?
ぼちぼちきてもいい頃なんでしょう。

さて今回の更新プログラムについてですが、現時点では、更新内容について公開されている情報は特にございませんでした。今後、何かしら情報が公開された折には、改めてご紹介させていただきたいと思います。

なお、本日付で Office insider Blog には以下のような記事が上がっておりました。


PowerPoint を利用して共同作業を行う上で欠くことができない "タスク" についてのお話になります。その対象には、Office Insider 版 の PowerPoint for mac も含まれています。

共同作業をする上で、整理された状態を維持し、時間を節約。いつ、誰が、何をしなければならないかについての混乱を避けることに役立つ "タスク" の機能。後日改めて取り上げる予定ですが、ご興味のある方は上記リンクよりご確認ください。




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2023年08月05日

Word for the web に追加されている新しい機能

Office Insider Blog にて、Word for the web について追加された新機能がまとめて紹介されていたので、取り上げてみました。
今回紹介されていたのは、

20230803-2-1.jpg 20230803-2-2.jpg
となります。


【"個別のページ"表示の切り替え】

View your document across separate pages in Word for the web」で紹介されているのは、1つの文書をページごとに切り分けて表示する方法と、ページの区切りなく一括で表示させる方法が切り替えられるようになったよ? というもの。

すでに実装済みなので具体的に見てみましょう!

20230803-3-1.jpg 20230803-3-2.jpg

上記のものは、Word for the web で、サンプルテキストを入力したものです。1ページ目と2ページ目の区切りがきちんと表示されていますね。
この表示を、表示タブ>個別のページ(文章の表示グループ) とクリックして解除すると....

202308003-3-3.jpg 202308003-3-4.jpg

わかりやすくするために倍率を縮小していますが、右のように長〜いつなぎ目のない文書表示に切り替えることが可能になります。

-- 利用可能なブラウザ:

一応現時点では、Microsoft Edge、Google Chrome のみです。ただし、今後、Firefox、Safari にも対応する予定のようです。


【"段落オプション" の追加】

さてもう一つ追加された機能が、「Paragraph options in Word for the web」にありますが、「段落オプション」機能の追加になります。文書の上で右クリックし、"段落オプション" をクリックします。

20230803-4-1.jpg 20230803-4-2.jpg 20230803-4-3.jpg

選択した段落の、文字配置、インデントの設定、行間隔などの設定ができるようになります。"タブ位置のオプション" からは、タブとリーダーの設定が可能になります。

20230803-4-4.jpg

またこのオプションは、ホームタブの段落グループにあるダイアログボックス表示ボタンをクリックすることでも表示が可能です。


今回ご紹介した2つの新たな機能は、有料版・無料版を問わず、すべてのユーザーで利用可能になっており、さらにすでに実装済みです。デスクトップ版と比べればまだまだ機能的に見劣りはしますが、いろいろ機能が追加されてくるようで使いやすくなってくるようですね。


<参照>




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2023年08月04日

Microsoft Outlook の起動時に "アイテムを開いている間に Outlook が閉じられた" というエラーのダイアログが表示される

そう言えば、最近こうしたエラーをちょくちょく見かけるようになったな?と感じてましたが、自分のところでは特に発生していなかったのであまり気にしてませんでしたが、Office の既知の問題で紹介されていたため取り上げてみました。

20230804-2-1.jpg

前回までは、問題なく利用できてたのに、Microsoft Outlook を起動してみると、「アイテムを開いている間に Outlook が閉じられた」なんてダイアログが表示される。例えば、Outlook が起動している状態のまま、Windows Update などが完了して思わず "今すぐ再起動する" なんてクリックしてしまった... なんてことがあれば、そうしたことが要因なのかな?とも思いがちですが、どうも今回のトラブルはこうしたことに限ったものではないようです。


-- 発生要件:

現在確認中で、まだはっきりした要因はわかっていないようです。

20230804-2-2.jpg

ただし、「Ver.2306 (ビルド 16529.20154) 以降の Microsoft Office Professional Plusや Office Home and Business などの永続版にて発生しているもののようです。M365 などのサブスクリプション版の Microsoft Outlook の場合には、"Outlook のオプション" ダイアログから、「起動時の設定」のところで調整できるようですが、永続ライセンス版などではこの設定がないため調整ができないようです。


-- 回避策:

現時点で回避策として公開されているのは、レジストリによる回避方法のみになります。

20230804-2-3.jpg


今後、更新プログラムなどで修正されると思われますが、まだ時間がかかりそうです。


【2023/08/05 更新】

今回の、Microsoft Outlook の設定で、M365 のサブスクライバー向けに提供されるようになったものは...


このブログにて、Office Insider 向けに提供されるようになったことが紹介されております。

この中で、「Whether Outlook closed due to a crash, a system update, or when you explicitly closed it, you’ll now be asked if you want to reopen any windows that were previously open. Clicking Yes will restore email drafts, email windows, meetings, and appointment windows that were open.」とあるように、"Outlookがクラッシュ、システムアップデート、または明示的に閉じた時のいずれであっても、以前に開いていたウィンドウを再度開くかどうか尋ねられるようになりました" とのこと。M365 サブスクリプション向けの Microsoft Outlook ではこれを表示しないように設定できるものの、統合パッケージ版では、この設定自体がないので、現状ではレジストリで調整するしかないようです。


【2023/10/3更新】


20231003-3-1.jpg 20231003-3-2.jpg

Update history for Office 2016 C2R and Office 2019」にもありありますが、2023/9/28にリリースされた Ver. 2309 (ビルド 16827.20130) にて修正が入り、Microsoft 365 版の Microsoft Outlook 同様に調整できるようになりました。


<参照>




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まもなく終了する Office 2016/2019 の Microsoft 365 サービスへの接続

Office 2016 にしても、Office 2019 にしても、すでに皆様はご存じだと思いますが、サポートの終了は以下のようになっています。

20230804-1-3.jpg

・Office 2016 メインストーリーム:2020年10月13日  延長サポート:2025年10月14日
・Office 2019 メインストーリーム:2023年10月10日  延長サポート:2025年10月14日

Office 2016 はすでに延長ストリームに入っていますし、Office 2019 も間もなく延長サポートに入ります。モダンライフサイクルポリシーが適用されていて、常に最新の状態を維持してくれるサブスクリプション製品と異なり、こうした固定ライフサイクルポリシーが適用されている Office 製品では、メインストーリームが終了して、延長サポートに入るということは、今後は機能の修正などは行われず、セキュリティの更新のみしか提供されなくなります。詳細は、「ご存じですか? Office にはサポート期限があります」をご参照ください。

また Mac 版についていえば、

・Office 2016 サポート終了:2020年10月13日
・Office 2019 サポート終了:2023年10月10日

となっています。Mac 版 Office 2019 も、まもなくサポートが終了します。

20230804-1-2.jpg

Windows 版で言えば、Office 2016 はもとより、Office 2019 もメインストリームが終了するのにあたって、こうした製品が、「Microsoft 365 サービス」へのアクセスに制限がかかるようになります。(Mac 版はサポート自体が終了するので当然ながら接続制限がかかります)


【"Microsoft 365 サービス" とは?】

"Microsoft 365 サービス" は、Microsoft 365 Perosonal や 各種法人向けプランなどのサブスクリプションをご利用いただいている皆さん向けに提供されているクラウドサービスになります。ただし、OneDrive など一部の機能は、通常の統合パッケージ版からでも接続が可能になっています。

20230804-1-1.jpg

一般向けに提供されているもので、一番影響がありそうなのが、"OneDrive" ということになります。OneDrive アプリを常駐させて同期などしていなくても、Word や、Excel、PowerPoint などで、OneDrive に接続していて、OneDrive 上に保存されたデータを呼び出して使用しているというケースはあるかもしれませんね。法人ユーザーであれば、SharePoint などもこれに該当するでしょう。


ただし、「Office のバージョンと Microsoft 365 サービスへの接続」にもありますが、"古いバージョンの Office は引き続き Microsoft 365 サービスに接続できますが、その接続はサポートされていません" とのこと。これは、"これらの古いバージョンの Office では、Microsoft 365 サービスのすべての最新の機能と機能を使用できない可能性があることを意味します。 さらに、これらの古いバージョンでは、Microsoft 365 サービスの使用中に、他の予期しないパフォーマンスや信頼性の問題が発生する可能性があります。 これは、Microsoft 365 サービスを改善する際に、これらの古い Office バージョンを考慮したりテストしたりしていないためです" とある通りです。

サポートが終了する... ということはそういうことですね。

何かトラブルがあった場合には、自力で解決するか? あきらめて最新バージョンを購入するか? 

ご存じですか? Office にはサポート期限があります」にもありますが、当然ながら "サポート終了後のセキュリティ リスク" も大きくなります。IPAが発表した「情報セキュリティ白書2023」の中でも、そうしたことにも触れられております。

さらに言えば、こうした古いものが他のアプリやサービスなどにどんな影響を及ぼすかも配慮されませんので、十分ご注意ください。
"動くから問題ないか?" という安易な考えが、自分だけではなく、時に他の人に多大な迷惑をかけることにもなりかねません。


<参照>




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心に訴えるプレゼンを行う 〜 Microsoft 365


Dynabook Direct
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2023年08月03日

iOS 向け、Microsoft 365 app で、PDFファイルの結合が可能に....

US時間7月31日付に公開された Office Insider Blog 「Merge PDFs in the Microsoft 365 app for iOS」によると、ファイルを選択してタップするだけで、PDFファイルの結合が可能になるようです。

20230801-5-1.jpg

この機能は、iOS版 Microsoft 365 app で利用可能になる機能です。ブログによると、ファイルを選択して「+」(Merge)ボタンをタップするだけという非常に簡単な操作のようです。


-- 対象:
  • Office Insider で、Ver.2.76(Build 23062603)以降をご利用の方
  • Microosft 365 サブスクライーバー
この機能は、プレミアム機能になるため、Microsoft 365 のサブスクリプションを利用しているユーザーが対象になります。現在は、さらにOffice Insider が対象となっています。

今後この機能が正式にリリースされて、すべてのサブスクライバーが利用できるようになるまでにはまだ少し時間がかかるかと思います。しばらくお待ちください。


<参照>




PowerPoint で 心に訴えるプレゼンを行う − Microsoft 365


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Mac 版 Office Insider Beta Channel 更新情報

8月に入って一発目の更新になります。本日到着した更新プログラムは、以下の通りです。

20230803-1-1.png
・Microsoft Excel 16.77.23080201
・Microsoft OneNote 16.77.23080201
・Microsoft Outlook 16.77.23080201
・Microsoft PowerPoint 16.77.23080201
・MIcrosoft Word 16.77.23080201

バージョン的には、Ver.16.76 から Ver.16.77 へ更新されたことになります。今回の更新内容に関して、公開されている情報は現時点では特にございませんでした。

さて久々に、Outlook チームの Office Insider Beta Channel 向けの情報が更新されておりましたのでご紹介させていただきます。

・7月10日 Ver.16.76 (23071001)
・7月12日 Ver.16.76 (23071104)

の情報になります。

特に新しく追加された新機能はありませんでしたが、以下の箇所に修正が入っていたようです。

メール:ルールが現在選択されているアカウントではなく、デフォルトのアカウントを使用する問題を修正
メール:カレンダーモジュールの出席者への新しいメールで開かれるメール作成ウィンドウで署名が失われる問題を修正
メール:ウィンドウサイズを変更するとリアクションボタンが消える問題を修正
S/MIME:S/MIMEで暗号化されたメールにMIPラベルで返信すると、受信者がメールを読めなくなる問題を修正

別途ご紹介する予定ですが、Office Insider Blog では、Word for the web に加わった新機能も紹介されています。こちらは、Web版の Word ということで、Windows、Mac 関係なくご利用いただけるものですので、お急ぎの方は、Office Insider Blog 「Paragraph options in Word for the web」「View your document across separate pages in Word for the web」をご確認ください。

ところで、ここ半月、Microsoft AutoUpdate が全く更新されていませんが、更新しなくていいというは、いいことなんでしょうね。でもなんか?半月も何も来ないとこっちの方が心配になってきたりします...




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2023年08月02日

Microsoft 365 Copilot の利用と概要

Word や、Excel、PowerPoint などに搭載された AI が、要望を打ち込めば自動的に文書を作成してくれたり、プレゼンの資料を作成してくれたりするという "Microsoft 365 Copilot"。

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Microsoft が、chatGPT を開発した OpenAI との連携を強化し、これを Microsoft の各サービスにとり入れて展開しようとしているものの一つが "Microsoft 365 Copilot" になります。もちろん、これは Micrsoft 365 に展開するための一つにすぎず、他の分野での展開も進められています。

この発表があった時には、"へぇ〜、どんなものを作りたいか?を書けば勝手に文書を作成してくれるなんて、なんて便利なんだろう?" と思われた方も多いのではないでしょうか?

その後、Microsoft 365 Copilot はどこまで進んでいるのか? その進捗状況なども含め確認してみました。


【対象は法人ユーザー】

さてそんな "Microosft 365 Copilot" ではありますが、こうした AI の機能の導入には、"業務の効率化" という課題解決が目的にもなっていることもあり、強力な生産性ツールとして、先日 法人ユーザー向けに提供されることが発表されました。


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-- 対象ユーザー:
  • Microsoft 365 E3、E5プラン
  • Microsoft 365 Business Standard
  • Microsoft 365 Business Premium
-- 内容&料金:
  • Bing Chat Enterprise:当面、無料(ただし将来的には、1ユーザーあたり $5/月)
  • Microsoft 365 Copilot:1ユーザーあたり $30/月
-- その他のプランには?:

Microsoft 365 には、上記でご紹介した法人向けプラン以外にも、Microsoft 365 Personal/Microsoft 365 Family といった個人向けのプランや、学校教育機関向けのプランなど様々なプランがあります。

現時点で発表されている段階では、今回の Microsoft 365 Copilot については、最初にご紹介した一部の法人ユーザー向けのみになっていて、それ以外のプランについては未発表となっています。当面は法人向けのサービス、それも追加料金が必要な有料のサービスになります。

-- 具体的にどんなことが可能になるのか?:

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さて、Microsoft 365 Copilot とはいっても、では具体的に Word の中ではどんなことができるのか?、Excel や PowerPoint の中ではどんな使い方ができるのか? 具体的なイメージがわかない方も多いかと思います。そんな具体的な内容がちょこっとだけ、「Microsoft 365 Copilot をリリース – 仕事の新たな形を創造」にて紹介されていました。

--- Microsoft Word の場合:

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文章の作成、編集、要約、創作といった作業を担います。既存のドキュメントへの内容の追加、文章の要約、ドキュメントの一部または全体の書き換えて簡潔にするなどといったことが可能になるようです。

--- Microsoft Excel の場合:

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データの分析、探索を支援してくれます。「データに手を加えることなく、掘り下げた分析が可能になります」ともありますが、おそらく思い描いたようなデータを抽出するのには、それなりに使い方を把握しておかないと難しいのかもしれませんが。

--- Microsoft PowerPoint の場合:

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プレゼンのスライドづくりは、大幅に効率化するかもしれませんね。その一例として「Word ドキュメントを基に 5 枚のスライドを作成し、関連するストック画像を挿入して」とか、「このプレゼンテーションを 3 枚のスライドにまとめて」、「この 3 項目の箇条書きを 3 列のテキストに再編成し、それぞれに画像を付けて」といった形で指示してみてくださいなんて言う例がありますが、これで大まかのアイデアが形になってくるとなると便利でしょうね。

--- Microsoft Outlook の場合:

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メールの下書きをしてもらったり、大切なメールにフラグを付けてもらったり。「複数の人と長くやり取りして複雑になったメール スレッドを要約して、各自が書いたことの内容だけでなく、それぞれの違った視点や、まだ解決されていない問い合わせも把握することができます」などとありますが、何度もやり取りしていると、メールのスレッドが長くなって、最初から見直さないといけないなんてこともありますが、そうしたことをすっきり整理してくれたりするのは、便利かもしれませんね。

--- その他:

20230801-2-6.jpg

この他にも、Microsoft Teams、そして Teams の Business Chat、Microsoft Viva などといった方面での活用も紹介されています。

といったところで、まずは法人向けにスタートするわけですが、Microsoft 365 Personal などの一般向けサブスクリプションサービスにもまだまだ展開されそうな様子はなさそうですから、当然ながら、プレインストール版の、Office 製品や、統合パッケージ版の Office 製品には当面展開されそうにはないようです。


【Windows 自体にも搭載される "Windows Copilot"】

こうした Office 製品に搭載される Microsoft 365 Copilot ですが、これらとは別に Windows 自体にも搭載されることが発表されています。それが、"Windows Copilot" です。

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現在は、Windows Insider Dev Edition でのみ試験的に展開されているのみで、Windows Insider 向けの製品であっても他の Edition では利用できるようになっていません。

-- Windows Insider 向け Edition:
  • Canary Channel/かナリーチャンネル
  • Developer Channel/開発チャンネル
  • Beta Channel/ベータチャンネル
  • Release Preview Channel/リリースプレビューチャンネル
の4つの Channel があり、現在、Windows Copilot が利用できるのは、Developer Channel/開発チャンネル のみになります。

しかし Microsoft 365 Copilot と異なって、OS標準装備となると一般ユーザーでも利用できるようになるチャンスは多いんでしょうね。
Windows 10 の時に、音声アシスタントとして登場した "Cortana"。この "Cortana" さんが引退して、"Copilot" の登場となったわけです。OS標準搭載の Windows Copilot がどこまで利用できるようになるのか?楽しみですね。


【一般のコンシューマー向けには?】

今回の発表の中で、やはり法人向けには、「Bing Chat Enterprise」の提供が開始されています。こちらは当面無料。但しこちらもやはり法人ユーザー向けには、今後は有料に変わってくるようです。

-- Bng Chat Enterprise とは?:

「 仕事のための AI 支援チャット」と銘打った、"Bing Chat Enterprise"。利用する上で一番気になるところが外部への情報漏洩。AI が学習したデータが外部に漏れてしまったりしては大変なことになります。「Bing Chat Enterprise では、ユーザーと業務データは保護され、外部に漏洩することはありません。入力も出力も常に保護されます。チャットのデータは保存されず、マイクロソフトもアクセスできません」とのことで、こうした配慮がされている点は、通常の Bing Chat との大きな違いでもあります。

-- コンシューマー向け "Bing Chat":

20230801-4-1.jpg 20230801-4-2.png

ということで、Bing Chat にも法人向けが登場しているわけですが、一般コンシューマーが利用できるものには、「Bing Chat」 があります。Microsoft が chatGPT と連携して、真っ先にコンシューマーでも chatGPT の機能を試していただけるものとして提供がスタートしたのが、この「Bing Chat」。

Microsoft Edge を開くと右上に鎮座する "Bing" のアイコン。まさにあれですね。アイコンをクリックすると右サイドに作業ウィンドウが開いて「Bing Chat」が利用できるようになります。あるいは、Bing の Web サイトからでも利用ができます。

このほかにも、Microsoft Edge のサイドバーにある「Image Creator」も AI を利用して画像を生成する機能としてどなたでも利用可能です。

莫大なコストを投じて開発されるこうした最先端の技術が、誰でも無料で利用できるようになるのはまだまだ先ではありますが、少しずつ身近なところで利用されてきていることは確かです。


<参照>




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2023年08月01日

Microsoft Edge の フィッシング対策がさらに強化!

US時間7月6日に公開された Windows Blogs によれば、Microsoft Edge が、悪質なスパムサイトのポップアップ通知に対する対策が講じられたことが紹介されました。

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これまでにも、
  • Smart Screen によってフィッシングやマルウェアの Web サイトやアプリケーションからユーザーを保護、悪意があると考えられるファイルのダウンロードを防止。
  • タイプミスによるフィッシングサイトに誘導されたりするのを防止。
といった対策は施されていましたが、これに加えて今回はさらにポップアップで表示される通知に対する対策が講じられました。

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こうした通知は、Webサイトを見ていたら突然、ウィルスに感染しているといった表示がされて、PCがロックされてしまったりする、いわゆる "サポート詐欺サイト" などに誘導され、一度そのサイトが表示されたりすると、ブラウザに残ったキャッシュから、ブラウザの通知機能を悪用して表示されるもの。
  • ブラウザのキャッシュを削除する
  • 通知をオフにする
といった作業をすれば消すこともできますが、そのすべを知らない、あるいは気が付かないユーザーにとってみれば、ブラウザ側できちんと回避してくれるのは非常に助かることになります。

上記の3枚目の画像にもありますが、この機能自体は、
Starting in May, we took another important step to prevent misleading notifications before customers accept them. Our analysis found most misleading notifications come from unfamiliar sites. In Microsoft Edge 113 and above, the first notification request will be shown “quietly”, with a more subtle message in the address bar, when the notification comes from an unfamiliar site.(「Fighting notification spam in Microsoft Edge」より引用)
とあるように、5月より導入されており、Microsoft Edge Ver.113 からは、見慣れないサイトからの通知の場合、最初の通知リクエストは「静かに」表示され、アドレスバーにはより控えめなメッセージが表示されるようになっているようです。

* 現在の Microsoft Edge Stable版 Ver.115.0.1901.188 となっています

Ver.113 からとのことなので Microsoft Edge のリリースノートから、5月に提供されたセキュリティの更新プログラムをたどってみると、5月5日に提供されている「Microsoft Edge (Chrome ベース) のセキュリティ機能のバイパスの脆弱性」(CVE-2023-29354)に対応した更新プログラムあたりが該当するようですね。

確かに現場で対応していると、画面の右下などに、何でもない時に突然 McAfee や Microsoft を騙るポップアップが表示されていたことに関する相談は、以前ほどなくなってきたような気もします。

もっともこうしたものはイタチごっこでしょうから、今後、また新たな手法で表示させられるようになったりするのかもしれませんので、表示された場合には、その時々に応じた対処が要求されることには変わりないんでしょう。


<参照>




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