Microsoft Outlook のすべてのバージョンで発生しているトラブルについてご紹介いたします。
現在、Outlook の "テキスト予測" の機能が利用できなくなっています。
【"テキスト予測" 機能とは?】
「テキスト予測」の機能は、2020年9月23日付 Office Insider Blog でも紹介されている以下の機能になります。
すでに、最新チャンネルにもこの機能は提供されております。
簡単に言ってしまえば文字入力していると、途中まで入力したところで自動的に予測して文字の候補を表示してくれる機能になります。
上記のブログにもありますが、この機能は、Microsoft Word と Microsoft Outlook の両製品に提供されております。
【Outlook については、Office Insider 版でも同様に利用できない】
ちなみに、Word については、最新チャンネル Ver.2305(ビルド16501.20210) では、Word のオプションを開くと以下のようにきちんと項目が確認できます。
「テキスト予測が予期せず使用できなくなり、Outlook オプションに表示されない」によれば、本来であれば、
- 電子メール メッセージを書いている間に、[ File > オプション] に移動
- [チェック入力中にテキスト予測を表示する] ボックスをオンにします
とすることで設定できるようですが、該当項目自体がなくなっております。
【Microsoft Outlook for Microsoft 365のすべてのバージョンで発生中】
「最近の Office の問題に関する修正プログラムと解決策」のところでは、Otlook for Microsoft 365 とだけありますが、今回確認したかぎりでは、
- 最新チャンネル
現在の最新バージョン Ver.2305(ビルド16501.20210) - 最新チャンネル(プレビュー)
現在の最新バージョン Ver.2306(ビルド16529.20064) - ベータチャンネル
現在の最新バージョン Ver.2307(ビルド16602.20000)
と、Office Insider 向け製品を含めてすべての製品で発生しております。
現在、Outlook チームでは、この問題について調査中のようですので、今後また修正などされた折には、改めてご紹介させていただきます。
本日、最新チャンネル、最新チャンネル(プレビュー)、そしてベータチャンネルとすべての製品に更新プログラムが到着しておりましたが、今回の更新では修正されておりません。
<参照>