ある時 エクスプローラーを開いたら Cドライブが真っ赤!.... 何てこと、ありませんか?
何かの際にエラーのメッセージなどが表示されていたりしたら気が付いたのかもしれませんが、気が付かずに使い続けていたらこんなことに... PCを何年も使っていたりすると、いつの間にか?Cドライブの空き容量が減ってしまって慌てちゃうことって、あるあるな?出来事ではないでしょうか....
特に何かをした覚えもないのに、PCを使っていてデータを保存しようとしたら「ディスクの空き容量またはメモリが不足しています」というエラーメッセージが表示されたりすると、何をどうして空き容量を確保できるものなのか? 悩みますよね。
会社などであれば、クラウド化なども進んでいるのかもしれませんし、一般ユーザーの方でもデータをしっかり管理されている方であれば、外付けのドライブなどにデータをバックアップされてたりするケースも多いかと思います。
そこまで使うことなんてないな?何て思っていても、気が付いたらこんなことになっていた.... そんなケースも多々あることです。
さてそんなケース。もちろん物理的に空き容量を確保しないといけないわけなので、やることと言えば1つ。不要なファイルの削除や、データを外付けのドライブ、クラウドなどに移動して空き容量を確保することです。
【Windows の "ストレージセンサー"とは?】
Windows にはこうした緊急事態にならないように、ストレージ、つまりCドライブなどの空き領域を監視して快適に利用できるようにする機能があります。これが「ストレージセンサー」という機能になります。
この機能は、Windows 10 Ver.1809 以降に搭載されたもので、Windows 10、Windows 11 でご利用いただけます。
スタート > 設定 > システム > ストレージ 開くと表示されます。
左:Windows10 右:Windows11
-- 利用状況が把握できる:
上記の画像からもご理解いただけると思いますが、ストレージセンサーを開くと、現在のCドライブの利用状況が確認できます。Windows 10 の場合には "アプリと機能"、Windows 11 の場合には、"インストールされているアプリ" とあるところをクリックするとどんなアプリがどれだけの容量を占めているのかが表示されます。
不要なアプリがあれば、ここから削除することも可能です。
-- "ストレージセンサー" を実行する:
- Windows 10 の場合(左)には、ストレージセンサーを "オン" にして、"ストレージセンサを構成するか、今すぐ実行する"
- Windows 11 の場合(右)には、ストレージセンサーを "オン" にして、さらに、"ストレージセンサー" のところをクリックします
ストーレッジセンサーを実行するタイミング
一時ファイルの削除のタイミング
などがあらかじめ設定しておくことが可能になります。
ダウンロードフォルダについては、通常一時的にダウンロードされたファイルなどが保存される場所ですから、ここをファイルの保存場所として利用していることはやめましょう。必ずダウンロードしたもので、必要なものはちゃんと別の場所に移動して保存しているということを前提としていても、ダウンロードフォルダは、意外といろんなものが残ってたりしますので、こちらも定期的にお掃除する必要がある場所です。
ごみ箱についても、通常ここをデータの保存場所として利用することはないので、やはり定期的にお掃除する必要があります。14日間や、30日などに設定しておけば、自動的に指定した日数でファイルを削除してくれるようになります。
-- それでも空き容量が足らない?:
ごみ箱や、ダウンロードフォルダもお掃除した、さらに使っていないアプリも削除した.... にもかかわらず、空き領域はまだ真っ赤(空き容量不足)な状態... という場合には、旧来からある "ディスクのクリーンアップ" を実行することになります。
Windows 10 の場合:
- エクスプローラーを起動して、Cドライブを右クリックしてプロパティを開きます。
- "ディスクのクリーンアップ" をクリックすると画面が表示されます。
Windows 11 の場合:
- エクスプローラーを起動して、Cドライブを右クリックしてプロパティを開きます
- "詳細" をクリックすると、"ストレージの使用量" の画面が出てきます
- 続いて、"一時ファイル" をクリックすると、クリーンアップするファイルが選択できるようになります
こうした Windows の標準搭載機能を上手に利用して、不要なファイルも定期的にお掃除することは、快適に利用するための一つのとも言えます。
<参照>