2023年03月20日

ESET の影響で、Microsoft Edge がクラッシュする

ついひと月前にも以下のようにご紹介したトラブル。
一度は解消したんですが、どうもまた 3/16 以降、Microsoft Edge Ver.111 以降で発生しているようです。

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--現象:
  • Microsoft Edgeを開いても真っ白のままでページが表示されない
  • Microsoft Edge 自体がクラッシュして終了してしまう

--対象及び発生時期:

Microsoft Edge Ver.111 以降で、3/16以降発生しているようです。現在も継続中。
現時点では、今回は、Google Chrome については触れられてませんが、2月の時のようにGoogle Chrome でも発生する可能性もあるかもしれません。


--対象製品:
  • ESET インターネット セキュリティ
  • ESET スマート セキュリティ プレミアム 他
法人向け製品もその対象になっているものもあります。詳細は、「セキュアーブラウザー機能を利用時にMicrosoft Edgeが正常に利用できない現象について」を参照してください。

--回避策:

セキュアーブラウザ機能の「すべてのブラウザを保護」のところを無効にすることで改善することが確認されているようです。
とりあえず暫定的には、無効にする以外になさそうです。

--今後:

2月に発生していたのと同様、今後調査が進んで修正されるはずですので、「セキュアーブラウザー機能を利用時にMicrosoft Edgeが正常に利用できない現象について」を参照していただき、修正プログラムの提供がスタートしたら、更新してください。

<参照>




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ダウングレード権 〜 OS 編

Windows 10 の入っているPCを購入し、その後 Windows 11 にアップグレードしたけど、やっぱりもうしばらく Windows 10 で使おう... なんて時には、通常10日以内であれば元に戻すことも可能です。

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またインストールメディアを作成してリカバリをされるのであれば、Microsoft の Web サイト「Windows 10 のダウンロード」からツールをダウンロードしてインストールメディアを作成すれば、それを利用してリカバリすれば、当然 Windows 10 としても利用できます。さらに、一度 Windows 11 にしたことがある PC であれば、逆にいつでもまた「Windows 11 をダウンロードする 」からダウンロードしてアップグレードすれば Windows 11 としての利用は可能です。

これらのケースは、もともと Windows 10 だったわけですから、当然といえば当然です。

2015年7月に登場した Windows 10 も8年目を迎え、ぼちぼちサポートの終了もちらほら見えつつあるこの時期。Windows 10 を搭載して販売されている PC 自体がどんどん少なくなっていますので、中古であれば別ですが新規に購入しようとしても Windows 11  搭載 PC しかない... もうそんな時期も迎えつつあります。

そんな事情もあって、仕方なく Windows 11 の PC を購入したものの、どうしても Windows 10 でないと動作しないアプリなどがあって、Windows 10 にダウンロードしたい... そんなケースもあるのではないでしょうか?

そんな時に、Windows 11 から、Windows 10 にダウングレードできるかどうか?
今回はそんな話題を取り上げてみました。


【"ダウングレード権" とは?】

現在 Windows 11 の入っているPCを購入した際に、これを Windows 10 などにダウングレードして利用できる権利のことを "ダウングレード権" といいます。

当然、PCによってはこうしたダウンロード権付で販売されているものもあるので、はっきりそうして販売されているPCであれば問題ないわけです。ただし、そこまで謳われていない PC や、パッケージ版やダウンロード版の Windows 11 のライセンスを購入した場合にどうなるのか?気になるところですね。

-- Windows 11 Pro であればダウングレード権が付随する:


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とあるように「OEM 製品を通じて取得した Windows 11 Pro、もしくは Windows 10 Pro ライセンスの場合、サポート終了日を迎えていない Windows Pro/Professional であれば、どのバージョンにでもダウングレードすることができます」(「Windows 10 へのダウングレードについて」より引用)となっています。

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Windows 11 搭載の PC であっても、Windows 11 Pro であれば、Windows 10 Pro へのダウングレードが可能です。今回参照させていただいた DELL や Panasonic の Web ページにも紹介されているとおりです。

ただし、OEMとして提供されているOSが、Windows 11 Home の場合にはこの権利がありません。

ダウングレード権付きで販売されているものについては、メディアが付随いたりすることもあるようです。

ただし通常 OEM 版など Windows 11 Pro にはその権利があるというだけで、特別インストールメディアなどが付随するわけではないので、「Windows 10 のダウンロード」などからダウンロードしてインストールメディアを作成するなど各自で行う必要もあります。

ただし注意も必要です。

ダウングレード権付きで販売されているケースであれば、メーカーもその動作をある程度把握しているものと思われますが、そうでないものの場合、Windows 10 にダウングレードして正常にそのPCのすべて機能が動作するかどうか?は別のお話。なので自己責任ということになります。インストール自体に失敗することもないとも言い切れません。そのあたりは覚悟した上で行う必要があります。

次回は、Office 製品のダウングレード権について確認してみます。


<参照>



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