ESET セキュリティは、Canon IT ソリューションズが提供するセキュリティソフトですが、このソフトのセキュアーブラウザー機能の利用時にブラウザがクラッシュすることが確認されているようです。
--対象製品:
個人向け ESET インターネットセキュリティ ほか
--発生環境:
- Microsoft Edge Ver.110
- Google Chrome Vr.110
ともに先日リリースされたばかりのもので、Windows 10 以降がその対象となります。
--回避策:
現時点では、原因は調査中となっていますが、「セキュアブラウザを有効にする」機能を無効にしたうえで、OS自体を再起動すれば回避できることが公開されています。
その詳細な手順については、「セキュアーブラウザー機能を利用時にWebブラウザーがクラッシュして終了する」(Canon IT ソリューションズ)をご参照ください。
またその後の対応など情報はWeb上で公開されるようなので、ご利用の方は時々確認してみてください。
ちょうど先日リリースされた Ver.110 といえば、Microsoft Edge にしても、Google Chrome にしても、Windows 7/8.1 では利用できなくなった Windows 10 以降向けの製品。
個人向けの製品だけではなく、法人向けサーバー・クライアント製品もその対象になっているのでご注意ください。
【2023/02/16更新】
修正モジュールの提供がスタートしているようです。詳細は、以下のところでご確認ください。
ただし今回提供されている修正モジュールは、今回のトラブルを回避するためのもののためのようで、上記サイトにも「現象の回避を目的にした修正モジュールのため、オンラインバンキングのサイトへのアクセス時に、通常のブラウザーからセキュアブラウザーに切り替わる動作はおこなわれません」とあります。
<参照>