2023年02月06日

Mac 版 Office Insider Beta Channel 更新情報

久しぶりに更新プログラムが到着しました。その前にちょっとあった分も含めてご紹介いたします。

本日到着した更新プログラムは、以下の通りです。

20230206-1-1.png
・Microsoft Excel 16.71.23020100
・Microsoft OneNote 16.71.23020100
・Microsoft Outlook 16.71.23020100
・Microsoft PowerPoint 16.71.23020100
・Microsoft Word 16.71.23020100

さらに、

2月3日
・Microsoft AutoUpdate 4.56(23020100)

2月5日
・Microosft OneDrive 23020.0125

Microsoft AutoUpdate、OneDrive の更新も到着しております。Mac 版 Microsoft Edge については、Microsoft AutoUpdate ではなく単独で更新されますので、ご利用の方は時々起動して、更新をチェックしてみてください。

Mac 版の Office Insider 向けのリリースノートの提供がなくなって、なかなかご紹介できる記事も減って来ていますが、更新情報については随時ご紹介していきます。また都度その段階で紹介されている Blog などがあれば、機能についてもご紹介させていただきます。





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Windows 版 Word に追加される新たな機能「トランスクリプト」

US時間2月1日付 Office Insider Blog によると、Word for Windows に新たに「Transcribe」の機能が追加されることが明らかになりました。

20230201-1-1.jpg

Microsoft Teams などでは、Meeting の内容を "文字起こし" してくれる機能としてご存じの方も多いかと思いますが、この機能が Windows 版 Word に搭載されます。

20230201-1-2.jpg 20230201-1-3.jpg

実際のところ、「録音を文字起こしする」にもありますが、この機能 Word for the web では、サブスクライバー向けにすでに実装されている機能です。デスクトップ版では、ディクテーション(音声入力)の機能は実装されていましたが、録音されたデータを "文字起こし" してくれる機能はありませんでした。


【どのように利用するのか?】


【利用要件】
  • Microsoft Insider Beta Channel ユーザー Ver.2302 (ビルド16107.20000) 以降
  • Microsoft 365 サブスクライバー
  • インターネット接続環境

注意) GCC/GCC-H/DODのユーザーは利用できません。GCCなどについては、「Office 365 GCC」にもありますが、米国の政府機関などになりますので、日本でご利用の一般ユーザーは問題ありません。詳細はリンク先をご参照ください。


トランスクリプトの機能に追加される形で搭載されたトランスクリプト。手元の Beta Channel が、すでに Ver.2302(ビルド16124.20000) なので確認してみました。

20230201-2-1.jpg 20230201-2-2-1.jpg

といった感じで利用可能になっておりました。

Office Insider Blog の中では、「スピーチ、インタビュー、講義の録音、授業ノートの作成、プレゼンテーションの参加など」といった事例をあげて紹介しています。

ただし、Word for the web のケースでもそうですが、Word for Windows に搭載されたトランスクリプトの画面を表示させて、作業ウィンドウをスクロールすると、「0/300 今月のトランスクリプトのアップロードしよう時間(分)」の表示があります。"詳細情報" をクリックすると、Word for the web のトランスクリプトの機能について説明している「録音を文字起こしする」の記事に飛びます。

Word for the web もそうですが、サイトにも注意書きに "注: 1 か月あたり最大 300 分の音声コンテンツを文字起こしできます" とあるように、デスクトップ版でも現時点ではこのトランスクリプトの利用可能な時間は、300分/月 に限られるようです。

今後、Beta Channel ユーザーからにフィードバックを受けて、さらに洗練されて通常版に展開されるものと思われますが、通常版で利用できるようになるにはまだちょっと時間はかかるかもしれませんが、実際に利用できるようになった折には改めてご紹介させていただきます。


<参照>




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