US時間1月19日に公開された Windows Blog によると、Windows Insider Deve Channel 向けに新たに進化した "Notepad"、日本語名でいえば "メモ帳" が、リリースされたことが明らかになりました。ちょうど 1月19日には、Dev Channel 向けに、Build 25281 がリリースされています。
さて、現在のメモ帳のバージョン情報はというと...
- ヘルプ > バージョン情報
と辿っていくと、Windows のバージョン情報がでてきます。Windows 自体の更新に伴って更新していくものだからなんでしょうね。
ただし、プログラムの場所から、実行プログラムを右クリックして、プロパティ情報を開くと上記は、Windows 10 に搭載されているバージョンとしては、
- Ver.10.0.19041.1865
であることがお分かりいただけるかと思います。
【新たに "タブ表示" が可能になった】
"メモ帳" は、ちょっとした時に一時的に覚書みたいにメモっておくのに役立つソフトです。
1行目に ".LOG" なんていう一行を添えたファイルを作成しておくと、これを開くたびに自動的に日付挿入してくれる機能があるなど、ちょっと便利な機能もあったりするソフトです。
以前にも、「Windows の基本操作 Vol.2022-12-01 ”メモ帳” を使いこなしてますか?」でもご紹介していますので、ぜひこちらの記事も参考にしてみてください。
さてそんなメモ帳ですが、ちょっと不便なのは、ファイル>新規 とクリックすると、現在開いている画面が終了して新たな画面が表示されるという仕組み。新たなウィンドウが開くわけではないわけです。なので、現在開いているウィンドウは残して、もう一つメモ帳を開きたい場合には、改めてメモ帳のショートカットなどから開かないといけないというのが現状です。
そこで 今回 Windows Insider Dev Channel 向けにロールアウトされた新しい機能、メモ帳のタブ表示 となるわけです。
-- 対象バージョン:
Windows Insiders Dev Channel
メモ帳 (version 11.2212.33.0) for Windows 11
順次展開となっています。通常バージョンに反映されるまでにはまだ時間がかかると思いますが、通常バージョンご利用の方はもうしばらくお待ちください。Windows Insider 向けにリリースされて、様々なフィードバックをもとにさらにブラッシュアップして通常バージョンに展開されることになります。
実際の画面は以下のような感じです。
実はこの機能結構期待していた人も多かったと思います。
ブログで公開されたばかりの情報で、Dev Channel ユーザー向けに順次展開とあるようなので、Dev Channel であってもすべての方に反映されているとは限りません。まだこの機能が反映していないよ?という方は、今しばらくお待ちください。
なお Windows Insider Dev Channel 向けになるので、当然ながら Windows 11 がその対象になります。
先日も「動画録画も可能になった新しい "Snipping Tool" がついに登場」についてもご紹介しましtが、Dev Channel 向けには、Snipping Tool にも録画機能が搭載されて新たにリニューアルしてますが、こちらも待ち遠しい機能ですね。
<参照>