2023年01月14日

Microsoft Edge で PDFなどを読み込んで印刷しようとしても反応しない

PDFファイルを Microsoft Edge で読み込んでいざ印刷しようとすると、印刷画面に移行するのに、ぐるぐる回って待機中になるもののその後全く応答しなくなる... そんなトラブルが発生してました。

最近、だいぶ前に取り上げた「Microsoft Edge だけ印刷ができない」の記事へのアクセスが多かったので、もしかして今回のことも関係あるのかな?と思って念のため取り上げました。


【症状】

Microsoft Edge で、PDFファイルを読み込んで、印刷しようとすると、ぐるぐる回り出して待機中のままで、プレビューデータが読み込めないためか?印刷の画面にならず、印刷ができません。

【発生要件】

うちのブログのアクセス数からすると、1月13日と14日に集中してましたので、リリースノートから推測すると、1/12の Ver.109 がリリースされたあたりからのようです。

ちなみにうちのPCでは、

20230114-1-1.jpg 20230114-1-2.jpg
  • 更新前(左):Ver.108.0.1462.76
  • 更新後(右):Ver.109.0.1518.52
といった感じで、間が空いてますが更新前・更新後とも問題なくPDFファイルは開けてましたし、印刷の画面にも入れていました。

20230114-1-3.jpg 20230114-1-4.jpg

リリースノートからすると、
  • 1月5日 Ver.108.0.1462.76
  • 1月12日 Ver.109.0.1518.49
  • 1月13日 Ver.109.0.1518.52
と更新されており、"Ver.109.0.1518.49" あたりに問題があったのかな? と推測しています。現状手元の環境では、"Ver.109.0.1518.52" になっており問題なさそうなので、とりあえずまだこのバージョンに至ってない場合には、まずは更新を試してみてください。

あくまでも私見であり、推測にすぎませんが "Ver.109.0.1518.52" での修正内容も詳細は分かりませんが、リリースノートには、「Fixed various bugs and performance issues.」とあるのでもしかしたら、このバージョンで改善したのかもしれません。


【印刷できないときの回避策】

今回はPDFファイルなわけですので、Microsoft Edge で開いて印刷ができないのであれば....
  1. Adobe Acrobat Reader DC を使用する
  2. Google Chrome などの別のブラウザやアプリで印刷してみる
といった方法で回避もできます。

また以前にこのブログでもご紹介いたしましたが、「「Ctrl + Shift + P」などいざというときに役立つ Microsoft Edge のショートカットキー」の中で紹介しているように、"Ctrl + Shift + P" といったショートカットキーを使用して "システム ダイアログを使用して印刷する" といった方法でもいいわけです。

とりあえずはそうして回避しつつ、次の更新プログラムを待ってみましょう。


【2023/01/16更新】

こちらのブログをご覧いただきました皆様、コメントありがとうございます。Yokotaさんのコメントにもありますが、すでに MS コミュニティでも確認されていますが、プリンター名から日本語(全角文字)の部分を削除すれば、PDFファイルも Microsoft Edge にて 印刷できるようになったようです。

プリンター名の変更などこれまでの経緯は、以下のところで紹介しています。




<参照>




デル株式会社


ひとり旅特集 びゅう

posted by クリック at 21:55| 東京 ☀| Comment(7) | TrackBack(0) | Microsoft Edge | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

"OneDrive Standalone 100GB" から "Microsoft 365 Basic" へ

OneDrive の追加プランとして利用されてきた 「OneDrive Standalone 100GB」プラン。こちらが、1月30日から新たにサービス内容も増えて「Microsoft 365 Basic」として生まれ変わります。

20230113-5-0-1.jpg

新たに登場する "Microsoft 365 Basic" について確認してみました。


【OneDrive とは?】

"OneDrive" とは、Microsoft が提供するクラウドストーレッジのサービスです。Microsoftアカウントさえあれば利用ができる 「OneDrive Basic 5GB」プランだけでは容量が足らない人向けに追加として100GBまで利用できるようになる 「OneDrive Standalone 100GB」プランが現在 ¥2,244.-/年間(年間サブスクリプション) にて提供されています。 

20230113-5-1-1.jpg 20230113-5-1-2.jpg 20230113-5-1-3.jpg

さらに Microsoft 365 サービスの一員でもある OneDrive ですから、
  • Microsoft 365 Personal 1TB
  • Microsoft 365 Family 合計6TB(1契約当たり6人利用可能/一人当たり 1TB)
利用できるようになっています。


【"Microsoft 365 Basic" としてリニューアル】

これまでであれば単純にストーレッジのみのサービスだった OneDrive ですが、この度新たなサービスを追加して "Microsoft 365 Basic" としてリニューアルされることが発表されました。

20230113-5-2-1.jpg

-- 含まれるサービス:

今回発表された内容によれば、
  1. 100 ギガバイト (GB) のクラウド ストレージ
  2. Outlook を使用した広告なしの安全な電子メール
  3. Microsoft 365 と Windows 11 のサポート エキスパートへのアクセス など
といった特典を含んだサービスとなります。
さらに、2023年後半にはセキュリティが強化されて、ランサムウェアの回復やパスワードで保護された OneDrive の共有リンクなどの高度なセキュリティ機能が追加される予定のようです。


--OneDrive Standalone 100GBプランの人は、自動的に移行:

サービス自体が新しくなる関係上、これまで「OneDrive Standalone 100GB」プランをご利用の方は、1月30日以降自動的に「Microsoft 365 Basic」プランに移行されます。なので特に何かする必要はありません。
Microsoft 365 Basic」に関する FAQ については、"Microsoft 365 Basic をご紹介します" もご参照ください。


-- Microsoft 365 アプリもリリース!:

こうしたサービスを様々な環境から利用できるようにすべく "Microsoft 365アプリ" のリリースも予定されています。2023年1月後半 Windows および、Android(Google Play)、iOS(Apple App Store)で公開される予定です。


お値段は据え置き、そしてセキュリティやサポートなどのサービスが充実して新たに登場する「Microsoft 365 Basic」。

こうしてみると、Microsoft 365 Personal のサブスクリプションに含まれているわけですので、ここから、Microsoft 365 Basic のサービスを引くと、Word や Excel などのアプリの利用代金って年間で1万円ぐらいになるわけですね。Office Home and Business 2021などの統合パッケージ版と比べても非常にお得なことがよくわかります。

さらに商用利用は不可とはいえ、Microsoft 365 Family に至っては、6人が利用可能になるので、OneDrive にしても単純に言えば 6TB(一人当たり1TB)ってわけですので、家庭で使うには十分すぎるしお得なサブスクリプションであることが改めて認識させられます。


<参照>




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posted by クリック at 08:00| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | その他Office製品 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする