2023年一発目に、「2023年にサポートが終了する製品」をご紹介いたしましたが、もう一つだけ Part 2 として 2023年の注目すべきものをご紹介しておきたいと思います。
すでにこのブログの中でも以前 2022年10月31日 にご紹介いたしましたが、2023年6月には ついに Internet Explorer 11 が終了します。
【段階的に削除される】
Windows Blog によると、段階的に無効化され削除される予定になっています。
2023年2月14日 Windows 10 の特定バージョンにおいて完全に無効化
2023年5月23日 Cリリースにて、Windows日セキュリティプレビューを提供
2023年6月13日 Windows セキュリティ更新プログラム(Bリリース)により削除
これにより視覚的な参照情報は削除されるようです。
もちろん IEモードとして、Microsoft Edge 上では、Internet Explorer はしばらく存在続けるので、削除といっても起動できなくなるだけで、その存在自体がなくなってしまうわけではありません。IEモードとしては、2029年までサポートが継続されます。
【Windows 7 ESU/Windows 8.1について】
今年早々にサポートが終了する
- Windows 7 ESU
- Windows 8.1
この両製品についても、OS自体のサポートも終了するので、Internet Explorer は、製品のサポート終了と同時にこれらに搭載されている Internet Explorer 11 もサポートが終了します。
ちなみに Windows 7 は、コンシューマー向けにはすでにサポートが終了していますが、法人向けには有料で、Windows 7 ESU(Extended Security Updates) としてサポートが続いておりました。ただしこれらの製品も、2023年1月10日をもってサポートが終了いたします。これにともない、これらのOS向けに提供されている Microsoft Edge のサポートも終了することになります。
「Microsoft Edge でサポートされているオペレーティング システム」によれば、これらの OS 向けの Microsoft Edge の更新については、2023年1月12日の週にリリースされる予定の Microsoft Edge Ver.109 が最後のバージョンになるようです。
現在はまだ提供中ですが、今後はこれらのサポート終了を迎える OS向けへの Microsoft Edge の提供も終了することになるでしょう。
一般のユーザーだったりするとまだまだちらほら Internet Explorer 11 をご利用の方を見かけますが、今後は Windows 11 のように、Internet Explorer のアイコンをクリックしても自動的に Microsoft Edge が起動してくるってことになるんでしょうね。
これだけ年数かけて終了に向かって準備を進めていても、実際には Internet Explorer 11 が完全に無効化されて動かなくなると、またどうやったら起動できるか?なんて相談が寄せられたりするんでしょうね...。
【2023/01/04更新】
Windows 8.1 を使用していると、サポートが終了するといった紺色の画面になって注意が表示されることは以前からありましたが、Windows 8.1 で Microsoft Edge を利用していても、以下のようなバーが表示されるようになりました。
詳細をクリックすると、ここでも紹介したように次のバージョンの更新が最後だよ?という内容のページに。
こうやっていろんなところにメッセージが出るようになってくるんですね。
<参照>